JPH04169110A - 苗植機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、田植機の苗送り装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来１前後一方側を上位とし他方側を上位として斜設し
た苗載台の下位側に苗の底面に作用して苗移送する苗送
り具を設け、該苗送り具は田植作業時にあっては苗載台
の下位側を苗送り方向として作動する苗送り装置があっ
た。

［発明が解決しようとする課題］ 田植機で田植作業を進めていくと、しばしば、苗載台に
載置されて苗分割口まで送られている苗を苗載台の上位
側に引き上げることがある０例えば、畦際での植付にお
いて、田植機に装備された植付装置の条数分より少ない
条数で植え付ける場合、即ち、植付作業が終！した時に
苗載台に残った苗を引き上げて取り出すことが必要であ
り、画分割口付近に移植具で取り損じた苗や夾雑物など
が詰ったりしたときにはそれを取り除くために１０〜２
０ｃｍ程度、苗を引き上げる必要があった。

また、端数条植材する場合に、植付をさせない条の苗を
苗分割口から引き上げて必要な条数分の植付けを行なう
ことがあった。

そこで、従来の苗送り装置は、苗載台の上位側に送り作
動させることができないため、苗の引き上げには１作業
者が手で直接苗を掴んで行なっていた。しかし、このと
き苗の一部を掴むため、苗がバラバラにちぎれてしまっ
てうまく引き上げられなくなったりしていた、苗がちぎ
れてしまえば。

その苗は再び８（植機に載置して使用することができな
くなる。また、施肥装置が苗載台の後方に各条ごと配設
されているものでは、その施肥装置が邪魔になって苗載
台の後方から正対して画分割口付近の苗を取り出すこと
が困離となり、苗の引き上げがしずらくなっていた。特
に、中央東側の苗には左右両側からも手が届きにくくそ
の条の苗の引き上げには支障をきたしていた。

［問題点を解決するための手段］ 上述の課題を解決するために、この発明は、前液一方側
を上位とし他方側を下位として斜設した苗載台１２の下
位側に苗の底面に作用して苗移送する苗送り具２６…を
設け、該苗送り具２６…は田植作業時にあっては苗載台
１２の下位側を苗送り方向として作動し、作業停止時に
あっては苗載台１２の上位側を苗送り方向として作動操
作できるように設けた田植機の苗送り装置とした。

［作用及び発明の効果］ 苗送り装置１２５…の苗送り具２６…を、田植作業時は
苗載台１２のド端に設けられた苗分割口２１ａ…側を苗
送り方向として作動し１作業停止時は苗載台１２の上位
側を苗送り方向として作動操作できるように設けたので
、苗分割口２１ａ…側にある苗を引き上げるときは苗送
り具２６…を反転作動させて苗載台１２の上位側に送る
ことがでる。このため、苗を引きちぎることがなく引き
上げることができる。また、苗載台１２の後側に施肥装
置１７などを配設して苗分割口２１ａ…付近に手が届き
にくくなっていても、各条とも苗を容易に引きだすこと
が出来る。よって、苗分割口２１ａ…付近のメンテナン
スや植付作業終了時に残った苗の取りだし、また、畦際
での端数条植えの際の操作が容易に行なうことが出来る
ようになった。

た。

［実施例コ この発明の一実施例である乗用型田植機を詳細に図面に
基づき説明する。

１は走行車体で、左右一対の操舵用の駆動前輪２．２と
左右一対の駆動後輪３．３とを有する車体４の上部前側
に操縦枠５が立設され、その上部にハンドル６が設けら
れ、この操縦枠５の後側に操縦席７が設けられ、前記操
縦枠５の回り、及び操縦席７の回り全面に一体状のステ
ップ８が張設されている。Ｅは走行車体１の走行駆動源
となるエンジンである。

９は田植作業機で、前記走行車体１の後部に昇降リンク
機構１０を介して装着されている。この作業機９は、そ
の機枠を植付伝動ケース１１が兼ねている。また、その
植付伝動ケース１１の上部に前側が上位に傾斜する苗載
せ台１２を左右往後移動するように設けられている。更
に、４ｉ！付伝動ケース１１の後部には後方に向けて延
設された３つの伝動ケースｌｌａ…が一体に設けられて
、その伝動ケースｌｌａ…の各後端部両側に駆動軸１３
…が突出し、その駆動軸１３…に前記苗載せ台１２から
苗を分割して移植する移植装！１４が装着されて６条植
え梼成となっている。３つの伝動ケースｌｌａ…の下部
には、中央整地フロート１５ａと左右整地フロート１５
ｂ、１５ｂが装着されている。また、前記伝動ケースｌ
ｌａ…の後部にステー１６を介して側条施肥装置１７が
装着されている。この施肥装置１７は、肥料タンク１８
と繰畠装置１９とを植付条数に合わせて６条分備えてお
り、ステー１６が固着するフレーム２０によって支持さ
れている。

よって支持されている。

さて、前記苗載台１２は、各条の移植装置１４…に対応
して各条ごとに左右を仕切るを部１２ａ…が形成されて
いて、それによって仕切られた各条ごとの苗載ｒＭ１２
ｂ…上に苗が載置される。苗載台１２の支持は、苗載面
１２ｂ…の裏側で左右摺動自在に支持されている。即ち
、苗載台１２の下部側では、苗載血１２ｂ…の裏側上端
部に固着の摺接部材２１ａが植付伝動ケース１１に固着
の上部支持レール２１に左右摺動自在に係合し、上部側
では、植付伝動ケース１１に基部が固着された苗載台支
持フレーム２２の先端部に設けられたローラー２２ａが
苗載面１２ｂ…の裏側上端部に固着の上部支持レール２
３に左右摺動自在に係合して、苗載台１２が左右摺動自
在に支持されてぃる、そして、植付伝動ケース１１内の
左右往復移動機構によって左右に往復移動する移動棒２
４と苗載台１２が連結部材２４ａで連結して、苗載台１
２が左右往復移動する。

ド部支持レール２１には、移植装置１１４…の苗分離具
１４ａ…が載置された苗を一株分ずつ分離保持して通過
するための苗分割口２１ａ・−・が設けられている。

また、苗載台１２の各条の苗載面１２ｂ…の下部側には
四角形の孔が開けられていて、その孔を埋めるように苗
送り装置２５…が取付けられている。苗送り装置２５…
は、突起２６ａ…が外周面に多数設けられた無端ベルト
の形態の苗送り具２６・−・が、苗載Ｉｏ１２…の裏側
で軸支された苗送りローラー２７ａ…、２７ｂ…に張設
されて構成されている。苗送りローラー２７ａ、２７ｂ
は、苗載面１２ｂ…の裏側に固着の軸支持部材に支持さ
れた苗送り軸２８．２９にそれぞれ嵌合し、ビン２８ａ
、２９ａによって空回りしないように止められている。

−上側の苗送り軸２８には、所定の左右２カ所にラチェ
ットギヤ３０ａ、３０ａが一体回転するように取付けら
れ、それと並んでラチェットアーム３０ｂ、３０ｂが摺
動同転自在に取付けられている。ラチェットアーム３０
ｂ、３０ｂは、苗載台１２の左右往復移動とともに移動
し、 苗載台１２が左右に移動方向が切り替わる最端位置に移
動してきたときに、植付伝動ケースｌｌ内から左右に突
出して回転する苗送り駆動軸３１の先端に固着の苗送り
駆動アーム３１ａ、３１ａに接当して回動する。ラチェ
ットアーム３０ｂ、３０ｂの回動により、そのアームに
固設のラチェツト爪３０ｃ…を介してラチェットギヤ３
０ａ、３０ａが回動し、それとともに苗送り軸２８が所
定量回動する。よって、下側の苗送りローラー２７ａ…
が回転して苗送り具２６…が作動し、その苗送り具２６
…上に載った苗が苗分割口２１ａ…側に移送される。

に移送される。

以上のように苗送り具２６…が苗分割口２１ａ…側を苗
送り方向として作動するのは、移植装置１４…もともに
連動して田植作業しているときに作動する。一方、作業
停止時においては、その作動は停止する。また、このと
きに苗送り具２６…を苗載台１２の上位側を苗送り方向
として作動させることができ、それによって苗載台１２
のド端まで送られている苗を引き上げることが出来る。

苗送り具２６…を苗載台１２の上位側を苗送り方向とし
て作動させるため、上側の苗送り軸２９を手動で回転さ
せることができるハンドル３２を軸端部に着脱自在に設
けている。また、苗送り具２６…が配設されている位置
より上側の苗載面１２ｂ…にスターホイル３３…を複数
配設している。

このスターホイル３３…は、回転自在に支持された２つ
の回動軸３４ａ、３４ｂにそれぞれ一体回転するように
取付けられている。そして、上側の回動軸３４ａの軸端
部には、スプロケット３５が一体回転するように取付け
られている。一方、苗送り装Ｗ２５…側の上側の苗送り
軸２９の軸端部側にもスプロケット３６が一体的に取付
けられていて、前記スターホイル３３…側のスプロケッ
ト３５とチェノ３７を介して連動回転可能に連結されて
いる。よって、ハンドル３２で、苗を引き上げる方向に
回転させれば、苗送り装置２５…の苗送り具２６…は苗
の引き上げ方向に回動し、それと共に上段に設けられた
スターホイル３３…も連動して同方向に回転し、苗載台
１２のド端まで送られていた苗を容易に引き上げること
ができる。

尚、スターホイル３３…は、画引上げ時以外は苗載面１
２ｂのトに引っ込み、苗引き上げ時に苗載ｍ１２ｂから
突呂するように切替できるように構成してもよい。

３８は各条植付クラッチレバ−であり、左側２条、右側
２条、中央２条と２条単位づつ植付装置１４…の駆動を
断続する各条植付クラッチを入り切り操作するレバーで
ある。このレバー３８で、植付クラッチを切り操作する
と、ワイヤー３９を介してそれに対応した苗送り装！２
５…の作動が制止されるようになっている。

４０は苗押え棒で、苗載台１２の下側で苗が浮き上がる
のを防止するものである。苗載台１２に支持されていて
、開閉回動できる構成となっている。

ところで、第６図に示されるように、苗送り装Ｗ１２５
の苗送り具２６をベルト式にし、その苗送り装置２５よ
り上側の苗載ｔｍ１２ｂに別のベルト式補助苗送り装置
Ｆ４１を設けて、田植作業時は連結ギヤ４２が離脱して
苗送り装Ｎ２５のベルト２６のみ駆動回転して補助苗送
り装置４１は遊転し。

画引上げ時は連結ギヤ４２が噛み合って下側の苗送り装
置２５と上側の補助苗送り装置４１が連動するように構
成したものであっても良い。

以上のようにこの発明の一実施例を構成したので、以上
の効果が生じた。

即ち、苗送り装置２５…の苗送り具２６…を、田植作業
時は苗載台１２のド端に設けられた苗分割口２１ａ…側
を苗送り方向として作動し１作業停止時は苗載台１２の
上位側を苗送り方向として作動操作できるように設けた
ので、苗分割口２１ａ−・・側にある苗を引き上げると
きは苗送り具２６…を反転作動させて苗載台１２の上位
側に送ることがでる。このため、苗を引きちぎることが
なく引き上げることができる。また、苗載台１２の後側
に施肥装Ｎ１７などを配設して苗分割口２１ａ…付近に
手が届きにくくなっていても、各条とも苗を容易に引き
だすことが出来る。よって、苗分割口２１ａ…付近のメ
ンテナンスや植付作業終了時に残った苗の取りだし、ま
た、畦際での端数条植えの際の操作が容易に行なうこと
が出来るようになった。

になった。

【図面の簡単な説明】

以上に図面の簡単な説明する。 第１１ｇ：乗用８（植機の側ｍ１図 第２図二乗用田植機の一部の乎血図 第３図：田植作業機の一部断面側面図 第４図：苗送り装置を示す一部断面側面図第４図：苗送
り装置の一部を示す側面図第６図：苗送り装置の別の実
施例を示す側面図図中の符号を説明する。 １：走行車体　　　　　９：田植作業機１２：苗載台　
　　　　２５：苗送り装置２６：苗送り具 代表者水田栄久 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）前後一方側を上位とし他方側を下位として斜設し
   た苗載台１２の下位側に苗の底面に作用して苗移送する
   苗送り具２６…を設け、該苗送り具２６…は田植作業時
   にあっては苗載台１２の下位側を苗送り方向として作動
   し、作業停止時にあっては苗載台１２の上位側を苗送り
   方向として作動操作できるように設けた田植機の苗送り
   装置。