JP2006204211A - 苗植え機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の長円状の環状軌道を備えた苗供給装置4と複数条の苗植付装置3を設ける構成でありながら、左右バランスが良く、かつ機体全体をコンパクトな構成にした苗植え機を提供すること。
【解決手段】圃場に苗を植え付ける苗植付体25に苗を供給する苗供給装置4は、苗を収容する複数の苗収容体29が機体平面視で前後方向に二つ設けた縦軸21周りに機体前後方向に長い長円状軌跡で周回移動する構成を備えているので、より多くの苗収容体29を設けることができるため、作業者の苗供給作業の能率が向上する。また、苗供給装置4と苗植付体25は機体平面視で後輪6,6の左右内側にあって、走行車体の左右略中央を機体前後方向に延びる機体フレーム2bの左右両外側方に設けたので、機体の左右バランスの良い状態で複数条の苗の植え付けが可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、畑作用の苗植え機に関する。
苗供給装置に設けられた多数の苗収納カップにそれぞれ収納した苗を苗植付体に移した後、該苗植付体を圃場に差し込みながら苗を植え付ける苗植え機が用いられている。
特開平9−252613号公報には苗植え機の前進方向(縦方向)に長円状の環状軌道を周回する苗収容カップを連接した苗供給装置を設けた苗植え機が開示されており、前記苗植付け体は機体平面視で周回軌跡の半ばから前側に一条分備えている。
そして、圃場上での苗植え付け位置は機体の左右中央に位置している構成である。
特開平9−252613号公報
上記特許文献記載の苗植え機の長円状の環状軌道を備えた苗供給装置は、円形の環状軌道を備えた苗供給装置に比べ、多くの苗収容カップを備えることができ、従って苗供給装置には比較的多くの苗を供給できるので作業者の苗供給作業の能率が良いという長所がある。しかしながら、前記苗植え機の苗供給装置は、全体の大きさが円形の環状軌道を備えた苗供給装置に比べて大きくなるため、特に複数条の苗を同時に植え付ける構成にする場合には、複数の苗供給装置を搭載するのは困難になる。
本発明の課題は、複数の長円状の環状軌道を備えた苗供給装置と複数条の苗植付装置を設ける構成でありながら、左右バランスが良く、かつ機体全体をコンパクトな構成にした苗植え機を提供することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、回転自在の左右一対の前輪(7,7)と該前輪(7,7)の後ろ側で上下動可能な左右一対の駆動車輪(6,6)とを備えた走行車体と、該走行車体の左右略中央で機体前後方向に延びる機体フレーム(2b)と、該機体フレーム(2b)の後部に設けた操縦ハンドル(2)と、圃場に苗を植え付ける苗植付体(25)と、該苗植付体(25)に苗を供給する苗供給装置(4)とを備えた苗植え機において、前記苗供給装置(4)は苗を収容する複数の苗収容体(29)が機体平面視で前後方向に二つ設けた縦軸(21)周りに長い長円状軌跡で周回移動する構成とし、該周回軌跡の後ろ側で前記苗植付体(25)に苗収容体(29)内の苗を上方から落下供給する構成とし、前記苗供給装置(4)及び苗植付体(25)は、機体平面視で前記駆動車輪(6,6)の左右内側にあって、かつ、前記機体フレーム(2b)の左右両外側方に設けた苗植え機である。
請求項2記載の発明は、前記苗収容体(29)の周回軌跡の前端部は前記駆動車輪(6,6)の前側に位置すると共に、苗収容体(29)の周回軌跡の後端部は前記駆動車輪(6,6)の後ろ側に位置した請求項1記載の苗植え機である。
請求項3記載の発明は、前記苗植付体(25)は前記縦軸(21)を挟んで左右両側にそれぞれ一条の苗植付け分ずつ設けた請求項1又は2記載の苗植え機である。
請求項1記載の発明によれば、機体前後方向に長い苗供給装置(4)にすることで、より多くの苗収容体(29)を設けることができるため、作業者の苗供給作業の能率が向上し、しかも、機体の左右バランスを保ったまま複数条の苗の植え付けが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果を奏するものでありながら、さらに、駆動車輪(6)の前後にわたって苗供給装置(4)を設けることで、機体の前後バランスが良く、かつ機体の前後方向を短くすることができるので機体全体をよりコンパクトに構成することができる。
請求項3記載の発明においては、請求項1の効果を奏するものでありながら、さらに、機体の左右にバランス良く4条分の苗植付体(25)を設けることができる。
本発明の実施例を図面とともに説明する。
本実施例の苗植え機は、走行装置1と操縦ハンドル2を備えた機体に昇降駆動する上下動機構26と連結して昇降動作する開閉可能なくちばし状の苗植付体25を備えた構成としている。なお、以下の各実施例についての説明では苗植え機の前進方向に向かって前側と後側をそれぞれ前と後といい、前進方向に向かって右と左をそれぞれ右と左という。
図1に本発明の実施例の苗植え機の側面図を、図2に平面図を示し、図3に苗供給装置の下方部の苗植え機の平面図を示す。
苗植え機の走行装置1は、転動自在に支持した左右一対の前輪7,7とエンジン5の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の後輪6,6とを備えたものとしている。
エンジン5の後部にはミッションケース8を配置するが、そのミッションケース8は、その左側部からエンジン5の左側方に延びるケース部分を有し、これがエンジン5の左側部と連結している。このケース部分にエンジン5の出力軸が入り込んでミッションケース8内の伝動機構に動力が伝達される構成となっている。ミッションケース8の左右両側部に車輪駆動軸が収納された第一伝動ケース9a,9aを回動自在に取り付け、この第一伝動ケース9a,9aからの動力を伝達する第二伝動ケース9b,9bが設けられている。そして、走行用の動力は第二伝動ケース9b,9b内の伝動機構を介して、機体後方側に延びてその後端側側方に突出する車軸10,10に伝動し、後輪6,6が駆動回転するようになっている。
また、第一伝動ケース9a,9aのミッションケース8への取付部には、上方に延びるアーム11,11を一体的に取り付けている。左側のアーム11は機体の傾斜に応じて伸縮作動可能な左右水平制御用油圧シリンダ15の基部に回動自在に連結し、右側のアーム11はロット13の一端に回動自在に連結している。前記左右水平制御用油圧シリンダ15の先端とロッド13の先端はそれぞれ連結体14の左右両側部と連結している。そして連結体14の中央部にはミッションケース8に固定された昇降用油圧シリンダ12のピストンロッド先端が取り付けられている。
昇降用油圧シリンダ12が作動して、そのピストンロッドが機体後方に突出すると、左右の前記アーム11,11は後方に回動し、これに伴い第二伝動ケース9b,9bが下方に回動して機体が上昇する。反対に昇降用油圧シリンダ12のピストンロッドが機体前方に移動してシリンダ12内に引っ込むと、左右の前記アーム11,11は前方に回動し、これに伴い第二伝動ケース9b,9bが上方に回動して、機体が下降する。この昇降用油圧シリンダ12は、機体に対する畝Uの高さを検出するセンサー20の検出結果に基いて機体を畝Uの高さに対して設定高さになるよう作動する構成を備えており、また、操縦ハンドル2近傍に配置した操作具Lの人為操作によって機体を上昇又は下降させるよう作動する構成ともしている。
また、前記左右水平制御用油圧シリンダ15が伸縮作動すると、その左右水平制御用油圧シリンダ15と連結する左側のアーム11が回動して、左側の後輪6と右側の後輪6を互いに異なる高さにし、機体を左右に傾斜させる。この左右水平制御用油圧シリンダ15は、左右水平に対する機体の左右傾斜を検出するセンサ(図示せず)の検出結果に基づいて機体を左右水平になるように作動するよう構成している。
前記左右前輪7,7は、エンジン5の下方の左右中央位置で前後方向の軸心周りに回動自在に取り付けた前輪支持フレーム16の左右両側部の下方に延びるアーム部分の下端部側方に固定した車軸17,17に回転自在に取り付けている。従って、左右前輪7,7は、機体の左右中央の前後方向の軸心周りにローリング動自在となっている。
前記操縦ハンドル2は、ミッションケース8に前端部を固定した機体フレーム2bの後端部に取り付けている。機体フレーム2bは、機体の左右中央部で前後方向に沿って配置され、また、その前後中間部から斜め後上方に延びる構成としている。操縦ハンドル2は、機体フレーム2bの後端部から左右に後方に延びてその各後端部を操縦ハンドル2のグリップ部2a,2aとしている。操縦ハンドル2の左右のグリップ部2a,2aは、作業者がそのグリップ部2a,2aを楽に手で握れるように適宜高さに設定する。なお、図例ではグリップ部2a,2aを左右に分かれた構成としているが、操縦ハンドル2の左右の後端部を互いに左右に連結してその連結部分をグリップ部としても良い。
また、上記走行装置1は、接地して駆動回転する走行駆動部を、前後輪7,6を備えた四輪式の走行駆動部の構成としたものであるが、クローラ式の走行駆動部の構成とすることもできる。
苗移植装置3は、後輪6の後方に配置され、先端が下方に向かうくちばし状の苗植付体25と、該苗植付体25の下端部が畝Uより上方となる位置と畝Uより下方となる位置とに苗植付体25を上下動させる上下動機構26と、くちばし状の苗植付体25の下端部が閉じて上方から苗を受け入れて内側に苗を収容可能にする閉状態と苗植付体25の下端部が前後に開いて内側に収容した苗を下方に放出可能にする開状態とに苗植付体25を開閉する開閉機構(図示せず)とを備えている。
苗植付体25…は、機体フレーム2bに下部を固定した取付部材27の上部に装着した伝動ケース28の左右両側部に設けた上下動機構26の上下の昇降リンク26a,26bの各先端部に二体づつ、合計4体装着されている。
詳細は省略するが、前記昇降リンク26a,26bが伝動ケース28の左右側部に設けた回動中心を回転軸として上下動して、左右の苗植付体25…が上下動する。この上下動の上昇位置では苗植付体25の下端部が圃場面より上方に位置し、下降位置では苗植付体25の下端部が圃場面より下方に位置する。
苗供給装置4から落下した苗を収納した苗植付体25は上下動機構26によって、側面視で上下に長い略三日月形状の軌跡Tに従って下降しながらくちばし状の苗植付体25が開くと、苗が畝Uに植え付けられ、その後に苗植付体25が上昇しながら閉じる。
また、苗植付体25が畝Uに苗を植え付けた後に上昇すると各苗植付体25の後方にある一対の鎮圧輪36,36が苗植え付け後の畝面を整地する。鎮圧輪36の前には苗植付体25で苗を圃場に植える前に植え付け箇所をならす前鎮圧輪(接地輪)35が設けられている。
また、苗供給装置4は、機体平面視で機体フレーム2bの右側及び左側に一対が並列配置され、かつ機体平面視で機体前後方向に長い長円形状の周回軌跡で周回する構成とした苗供給装置4R,4Lからなり、ともに苗を上方から受け入れて内側に苗を収容する複数の苗収容体29と、詳細な説明は省略するが、該苗収容体29を苗植付体25の上方を通過するように周回移動させる移動機構と、苗植付体25の上方位置で苗収容体29の底部を開放して内側に収容した苗を落下させて苗植付体25に苗を供給する開放機構を備えている。
苗供給装置4の移動機構は、右側及び左側の苗供給装置4R,4Lともに、それぞれ無端チェーンのように互いに連結する苗収容体29…;29…を左右に設けたスプロケット(図示せず)の外周の円弧状切欠部に係合させて巻き掛け、この左右のスプロケットを伝動ケース28内から取り出した動力で駆動回転することにより、右側及び左側の苗供給装置4R,4Lの各苗収容体29…;29…を周回動させる構成としている。前記スプロケットを駆動回転可能に取付ける回動軸(縦軸)21,21;21,21は、伝動ケース28の上部で支持した支持フレーム22に回動可能に取付け、伝動ケース28の上部から上方に突出させた左右の回転軸(図示せず)からスプロケットとチェンを介して各回動軸21,21;21,21に伝動する構成としている。
また、苗移植装置3は、苗植付体25を左右に設定間隔で複数体並べて配備した複数条植の構成としている。本例では、苗植付体25を左右に設定間隔で四体並べて配備した4条植えの構成としている。そして、苗植付体25を苗供給装置4の機体前後方向の後部の下部に設け、かつ苗収容体29の周回軌跡の前端部は駆動車輪6の前側に位置すると共に、該周回軌跡の後端部は駆動車輪6の後ろ側に位置するように配置することで、機体全体の前後バランスを良好にし、同時に機体の前後方向を短くすることができる。
さらに、機体の左右略中央を通過する機体フレーム2bの右側及び左側に二体ずつの苗植付体25を左右対称位置にそれぞれ配置することで、機体左右バランスを良好にしている。
本実施例の苗植え機の上記構成では、機体の前後方向に長い長円状軌跡で周回移動する苗収容体29を備えた苗供給装置4R,4Lにより、従来の苗植え機より多くの苗収容体29を苗供給装置4R、4Lに設けることができるため、作業者の苗供給作業の能率が従来に比べて向上する。また苗供給装置4R,4Lと苗植付体25が機体平面視で駆動車輪6の左右内側にあって、かつ機体フレーム2bの左右両外側方に配置されているため、機体の左右のバランスを良好に保った状態で複数条の苗の植え付けが可能となる。
また、苗植付体25は縦軸である回転軸21を挟んで左右両側にそれぞれ一条分ずつ備えているので、さらに、機体左右バランスが良い4条分の苗植付体25を設けることができる。
また、本発明の他の実施例の苗植え機は、図4の側面図と図5の平面図と図6の背面図に示すように苗植え機のほぼ中央部の左右側部に作業者用の一対のステップ30付きの座席31を設けている。上記一対の座席31,31は苗供給装置4R,4Lの苗収容体29,・・・に苗を供給する作業及び苗収容体29,・・・の周回動作の監視などを行う作業者が座るためのものであり、作業者は座席31,31に座って苗植え機の苗植付作業の動作の補助と監視ができるので、作業能率が良くなる。
また、苗植え機をトラック荷台などに載せる場合には、ステップ30,30を図6の一点鎖線位置に移動させ、次に左右の座席31,31を中央寄りにスライドさせて苗植え機の左右横幅を狭くすることができる構成とする。
本実施例では第一伝動ケース9a,9aが伸縮可能に形成されていることで、第二伝動ケース9b,9bに取り付けている左右の座席31,31を中央よりにスライドさせる構成としている。そして、前輪7を支持する支持軸17も伸縮する構成で、前輪7を中央寄りにスライドできる構成としている。なお座席31は後輪6の車軸10に取り付けても良い。
また苗供給装置4の下方に補助苗載台33をその支持部材34とともに配置している。該補助苗載台33は図5の平面図に示すように左右一対配置することで補助苗載台33に載せている苗を座席31に着席している作業者が苗収容体29に自在に補給できる。また図示しないが、苗供給装置4に補助苗載台33を取り付けても良い。
また、図4の側面図に示すように2組の苗植付体25,25;25,25の中の各組の一対の苗植付体25,25の下端部を前向きと後向きになるように予め一対の苗植付体25,25の鉛直方向の中心線(芯)に対してずらせて、苗植付体25、25を傾斜状に配置した構成にしても良い。この場合には図7(a)の苗を植え付けた畝Uの断面図と図7(b)の畝Uの平面図に示すように、右側の一対の苗植付体25,25がそれぞれ(1)、(1)位置に苗を植え付け、左側の一対の苗植付体25,25がそれぞれ(2)、(2)位置に苗を植え付ける。次に苗植え機が前進して、右側の一対の植付体25,25がそれぞれ(3)、(3)位置に苗を植え付け、左側の一対の植付体25,25がそれぞれ(4)、(4)位置に苗を植え付ける。この苗の植え付けの繰り返しで、4条の苗を図7(b)に示すように千鳥植えすることができる。
4条の苗を千鳥状に畝面に植え付けると各苗同士の間隔が並行植えに比べて大きくなり、苗の生育が並行植えに比べて良くなる。
さらに、図4の側面図に示すようにミッションケース8と苗移植装置3の伝動ケース28との間に減速伝動ケース37を設けても良い。該減速伝動ケース37と苗移植装置3とを伝動軸38で連結し、動力を伝達する。この構成により簡単な構成でミッションケース8からの動力を苗移植装置3の伝動ケース28に減速して伝動できる。
本発明の苗植え機は、野菜苗に限らず、その他の苗を植え付ける苗植え機として利用可能性がある。また、本発明の苗植え機は歩行型、自動走行車型のいずれにも適用可能である。
本発明の一実施例の苗植え機の側面図である。 図1の苗植え機の平面図である。 図1の苗植え機の苗供給装置の下方の平面図である。 本発明の一実施例の苗植え機の側面図である。 図4の苗植え機の平面図である。 図4の苗植え機の背面図である。 図4の苗植え機を用いて千鳥植えを行った畝面の断面図(図7(a))と平面図(図7(b))である。
符号の説明
1 走行装置 2 操縦ハンドル
2a グリップ部 2b 機体フレーム
3 苗移植装置 4(4R,4L)苗供給装置
5 エンジン 6 後輪
7 前輪 8 ミッションケース
9a 第一伝動ケース 9b 第二伝動ケース
10 車軸 11 アーム
12 昇降用油圧シリンダ 13 ロッド
14 連結体 15 水平制御用油圧シリンダ
16 前輪支持フレーム 17 車軸
18 座席 19 乗降用ステップ
20 センサ 21 回動軸
22 支持フレーム 25 苗植付体
26 上下動機構 27 取付部材
28 伝動ケース 29 苗収容体
30 ステップ 31 補助座席
33 補助苗載台 34 補助苗載台支持部材
35 前鎮圧輪 36 鎮圧輪
37 減速伝動ケース 38 伝動軸
L 操作具 T 軌跡
U 畝

Claims (3)

  1. 回転自在の左右一対の前輪(7,7)と該前輪(7,7)の後ろ側で上下動可能な左右一対の駆動車輪(6,6)とを備えた走行車体と、該走行車体の左右略中央で機体前後方向に延びる機体フレーム(2b)と、該機体フレーム(2b)の後部に設けた操縦ハンドル(2)と、圃場に苗を植え付ける苗植付体(25)と、該苗植付体(25)に苗を供給する苗供給装置(4)とを備えた苗植え機において、
    前記苗供給装置(4)は苗を収容する複数の苗収容体(29)が機体平面視で前後方向に二つ設けた縦軸(21)周りに長い長円状軌跡で周回移動する構成とし、該周回軌跡の後ろ側で前記苗植付体(25)に苗収容体(29)内の苗を上方から落下供給する構成とし、前記苗供給装置(4)及び苗植付体(25)は、機体平面視で前記駆動車輪(6,6)の左右内側にあって、かつ、前記機体フレーム(2b)の左右両外側方に設けたことを特徴とする苗植え機。
  2. 前記苗収容体(29)の周回軌跡の前端部は前記駆動車輪(6,6)の前側に位置すると共に、苗収容体(29)の周回軌跡の後端部は前記駆動車輪(6,6)の後ろ側に位置したことを特徴とする請求項1記載の苗植え機。
  3. 前記苗植付体(25)は前記縦軸(21)を挟んで左右両側にそれぞれ一条の苗植付け分ずつ設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の苗植え機。
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