JPH04168784A - 半導体ホール素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体ホール素子およびその製造方法

Info

Publication number
JPH04168784A
JPH04168784A JP2293593A JP29359390A JPH04168784A JP H04168784 A JPH04168784 A JP H04168784A JP 2293593 A JP2293593 A JP 2293593A JP 29359390 A JP29359390 A JP 29359390A JP H04168784 A JPH04168784 A JP H04168784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hall element
active layer
substrate
semiconductor
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2293593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Shibata
邦彦 柴田
Tetsuo Ishii
哲夫 石井
Tatsuro Mitani
三谷 達郎
Yutaka Kakishima
柿嶋 裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2293593A priority Critical patent/JPH04168784A/ja
Publication of JPH04168784A publication Critical patent/JPH04168784A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、磁気検出に使用される半導体ホール素子、特
に半導体基板表面の傾斜面部に磁電変換部が形成された
半導体ホール素子およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 半導体ホール素子は、一般に、■■族の半導体単結晶基
板(通常は、GaAs単結晶基板)上に形成されており
、例えば第5図(a)に示すような平面パターンを有し
、そのB−B線に沿う断面構造を第5図(b)に示して
いる。即ち、このホール素子は、GaAs単結晶基板表
面5oの水平面部に上に磁電変換部(活性層)51、電
流入力あるいは電圧出力のための電極52・・・が形成
された後に方形のチップに分割されている。なお、53
は絶縁膜である。
このような構成のホール素子は、基板表面に垂直な磁束
に対しては十分な感度を有するものの、基板表面に平行
な磁束に対しぞは殆んど感度を有さない。
ここで、ホール素子の感度について、第6図を参照しな
がら数式を用いて説明する。第6図に示すように、ホー
ル素子の長さをρ、厚さを61幅をw1入力端子をIc
、磁束の強さをBm、よく知られているように、出力電
圧VHは次式で表わされる。
VHI=KH−IC拳Bms1nθ −=(1)ここで
、 θ ・磁束Bmの方向か素子の基板表面となす角度 RH、ホール係数 fH:形状因子 上式において、磁束Bmが一様であると仮定すれば、θ
=90° (基板表面に垂直な磁束)の場合に出力電圧
VHは最大になり、θ−o0 (基板表面に水平な磁束
)の場合に出力電圧vHは最小になる。
そこで、従来のホール素子を使用する際には、検出すべ
き磁束に対して基板表面が極力垂直に向かうように実装
上の工夫をこらしていた。
しかし、最近は、ホール素子を使用する機器の小型化、
薄型化の傾向が強く、前記したようなホール素子の実装
上の制約を受けて上記したような工夫をこらすことが困
難になることが多くなり、ホール素子の信頼性が低下し
、最悪の場合にはホール素子を使用することが不可能に
なる。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来のホール素子は、基板表面に平行な
磁束に対しては殆んど感度を有さないので、その使用に
際して、検出すべき磁束に対して基板表面が極力垂直に
向かうように実装上の工夫をこらすことが困難になるこ
とが多くなると、ホール素子の信頼性が低下し、最悪の
場合にはホール素子を使用することが不可能になるとい
う問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、基板表面に垂直な磁束だけでなく、基板表面
に平行な磁束に対しても十分な感度を有し、その使用に
際して実装上の工夫をこらす必要をなくし、信頼性が高
く、用途を拡大し得る半導体ホール素子を提供すること
にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の半導体ホール素子は、半導体基板と、この半導
体基板表面の傾斜面部に形成された磁電変換用活性層と
、この活性層の端部に接続された一対の電流入力電極お
よび一対の電圧出力電極とを具備することを特徴とする
(作 用) 半導体基板表面の傾斜面部に磁電変換用活性層が形成さ
れているので、基板表面に垂直な磁束だけでなく、基板
表面に平行な磁束に対しても十分な感度を有し、その使
用に際して実装上の工夫をこらす必要がなくなり、信頼
性が高く、用途を拡大し得る半導体ホール素子が得られ
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(a)は、第1実施例に係る半導体ホール素子1
1をウェハ状態で上面からみたパターンを示しており、
図中BmB線に沿う断面構造を第1図(’b)に示して
いる。このホール素子2は、例えば(100)表面を有
するGaAs単結晶基板10上に形成された後に方形の
チップに分割されるものであり、12は基板表面に化学
的なエツチングあるいは機械的な切削により形成された
傾斜面部、13はこの傾斜面部12にイオン注入あるい
はエピタキシャル成長により形成された平面十字形状の
磁電変換用活性層(N−層)、14・・・はこの活性層
13の十字形の一方の一対の端部にコンタクトするよう
に形成された一対の電流入力電極(ポンディングパッド
)、15・・・は上記活性層13の十字形の他方の一対
の端部にコンタクトするように形成された一対の電圧出
力電極(ポンディングパッド)である。なお、16はホ
ール素子11をチップに分割する際のダイシングライン
を示している。
次に、上記ホール素子11の製造方法の一例について、
第2図(a)乃至(C)を参照しながら説明する。
まず、第2図(a)に示すように、半絶縁性のGaAs
単結晶基板10の(100)表面上にPEP (光蝕刻
)工程によりフォトレジストマスク21を形成し、例え
ばB r2 CH30H(臭化メチル)により基板表面
を100μm程度異方的にエツチングする。1これによ
り、基板表面の一部に54°44′の方位で(111)
、(111)の順メサ面からなる傾斜面部12が現われ
る。
次に、第2図(b)に示すように、前記フォトレジスト
マスク21を除去した後、前記(111)面、(111
)面のうちの例えば(1〒1)面に対して、通常の方法
により平面十字形状の活性層(N−層)13を形成する
。例えば上記(111)面およびその周辺の基板表面に
平面十字形状の活性層形成予定領域を残してそれ以外の
基板表面を覆うようにPEP工程によりフォトレジスト
マスク22を形成し、シリコンイオンSt+を例えば加
速電圧300keV、 ドーズ量5.OXIO12Cm
””で注入し、さらに、上記フォトレジストマスク22
を除去し、Ar雰囲気中で900’C。
30分前後のアニールを行う。
次に、第2図(c)に示すように、電極形成予定領域を
残してそれ以外の基板表面を覆うようにフォトレジスト
マスク23を形成した後、全面に蒸着法により金属膜(
例えば下層膜が厚さ500人のAuGe、上層膜が厚さ
2500人のAu)24を形成し、フォトレジスト23
をリフトオフし、400℃、2分の熱処理を行う。これ
により、オーミックにコンタクトした電極が第1図(a
)、(b)中に14・・・、15・・・で示すように得
られる。
なお、活性層1Bの形成に際して、上記のようなイオン
注入法によらず、エピタキシャル成長法を用いてもよい
また、活性層13の形成に際して、端部(電極接続予定
領域)をN−層よりも不純物濃度の高いN層として形成
してもよい。
また、活性層13の形成に際して、前記(111)面、
(1,11)面の両面にそれぞれ平面十字形状の活性層
(N″層)13を形成し、この各傾斜面部の活性層にそ
れぞれ対応して電極を接続するようにしてもよい。
また、電極14・・・、15・・・の形成に際して、上
記のようなフォトレジスト23のリフトオフ法によらず
、CVD (気相成長)法により基板上に5i02膜を
堆積した後、フォトリソグラフィとエツチングによって
SiO2膜にコンタクトホールを開口し、さらに、全面
に蒸着法により金属膜を形成した後にフォトリングラフ
ィとエツチングによって電極をパターニングするように
してもよい。
上記したようなホール素子によれば、半導体基板表面の
傾斜面部に磁電変換用活性層が形成されているので、基
板表面に垂直な磁束だけでなく、基板表面に平行な磁束
に対しても十分な感度を有するようになる。従って、そ
の使用に際して実装上の工夫をこらす必要がなくなり、
信頼性が高く、用途を拡大することが可能になる。
ここで、基板表面に垂直な磁束だけでなく、基板表面に
平行な磁束に対しても十分な感度を有することについて
、第6図および前式(1)を参照しながら説明する。
即ち、本実施例のように、半導体基板表面のほぼ54°
の傾斜面部に磁電変換用活性層が形成されていると、式
(1)において、θ−90° (基板表面に垂直な磁束
)の場合に実際に磁束Bmの方向が活性層表面となす角
度は366となり、また、θ−06(基板表面に水平な
磁束)の場合に実際に磁束Bmの方向が活性層表面とな
す角度は54°となるので、それぞれ十分な感度を有す
ることになる。
−10= また、上記したようなホール素子の製造方法によれば、
基板表面上にフォトレジストマスクを形成して異方性エ
ツチングを行うことにより、傾斜面部を安定、正確、容
易に得ることができる。この場合、基板の(100)表
面から異方性エツチングを行うことにより、傾斜面部の
角度として、基板表面に垂直な磁束あるいは基板表面に
平行な磁束に対してほぼ等しい感度を有する45°に近
い54°44′を得ることかできるが、エツチング面な
どの選択を行うことにより様々な傾斜角度を容易に得る
ことができる 第3図(a)乃至(C)は、基板表面に化学的なエツチ
ングにより傾斜面部を形成する方法の他の例を示してい
る。即ち、 まず、第3図(a)に示すように、半絶縁性のGaAs
単結晶基板30の(100)表面上にCVD法により3
50℃で8102膜31を5000人程度堆積し、さら
に、PEP工程によりフォトレジストマスク32を形成
した後にフッ化アンモン溶液によりエツチングする。こ
れ= 11− により、フォトレジストマスク32の開口下のSiO2
膜部にサイドエツチング部33が形成される。
次に、第3図(b)に示すように、前記フォトレジスト
マスク32を除去し、Arイオンミリング法により5i
02膜31を削る。
この5i02膜31を削り取ると、第3図(C)に示す
ように、5102膜のサイドエツチング部33の傾斜面
部に対応して基板10表面に傾斜面部34が形成される
なお、基板表面に傾斜面部を形成する方法は、上記した
ような化学的なエツチングに限らず、半導体圧力センサ
の製造に際して用いられている機械的な切削を採用して
もよい。この場合には、傾斜面部の傾斜角度を比較的に
自由に設定できる。
また、方形のチップ上におけるパターンレイアウト上の
デッドスペースを小さくしてチップサイズを小さくする
ため、あるいは、パターンレイアウトを容易化するため
に、傾斜面部における電極14・・・、15・・のパタ
ーンや配置などを変更してもよい。例えば第4図に示す
ように、複数の電極14・・・、15・のうちの少なく
とも一部が基板10表面の水平面部上に位置するように
、電極14・・・あるいは15・・・と一体向な同一の
金属膜17・・・により活性層端部と電極とを接続すれ
ば、従来と同様に、基板表面の水平面部上の電極に対し
てワイヤーボンディングを行うことができる。
[発明の効果コ 上述したように本発明の半導体ホール素子によれば、基
板表面に垂直な磁束だけでなく、基板表面に平行な磁束
に対しても十分な感度を有し、その使用に際して実装上
の工夫をこらす必要をなくし、信頼性が高く、用途(電
流検出センサ、位置検出センサ、回転検出センサ、近接
スイッチなど)を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例に係る半導体ホール素
子のウェハ状態を示す上面図、第1図(b)は同図(a
)中のB−B線に沿う断面構造を示す図、第2図(a)
乃至(C)は第1図中の半導体ホール素子の製造方法の
一例における各工程での断面構造を示す図、第3図(a
)乃至(C)は基板表面に化学的なエツチングにより傾
斜面部を形成する方法の他の例を示す断面図、第4図は
本発明の他の実施例に係る半導体ホール素子のウェハ状
態を示す上面図、第5図(a)および(b)は従来の半
導体ホール素子を示す上面図およびB−B線に沿う断面
図、第6図は半導体ホール素子の入出力特性を説明する
ために素子の各要素を示す図である。 10.30・・・GaAs単結晶基板、11・・半導体
ホール素子、12.34・・・傾斜面部、13・・・磁
電変換用活性層、14.15・・・電極、17・・・金
属膜、21.22.23.32・・・フォトレジストマ
スク、31・・・SiO2膜、33・・・サイドエツチ
ング部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板と、 この半導体基板表面の傾斜面部に形成された磁電変換用
    活性層と、 この活性層の端部に接続された一対の電流入力電極およ
    び一対の電圧出力電極と を具備することを特徴とする半導体ホール素子。
  2. (2)請求項1記載の半導体ホール素子において、前記
    複数の電極の少なくとも一部は半導体基板表面の水平面
    部上に配置されており、この水平面部上の電極と前記活
    性層の端部とは上記電極と一体的な同一の金属により接
    続されていることを特徴とする半導体ホール素子。
  3. (3)半導体基板の表面上にフォトレジストマスクを形
    成し、基板表面を異方的にエッチングして基板表面の一
    部に傾斜面部を形成する工程と、この傾斜面部に磁電変
    換用活性層を形成する工程と、 この活性層の端部に接続するように一対の電流入力電極
    および一対の電圧出力電極を形成する工程と を具備することを特徴とする半導体ホール素子の製造方
    法。
JP2293593A 1990-11-01 1990-11-01 半導体ホール素子およびその製造方法 Pending JPH04168784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2293593A JPH04168784A (ja) 1990-11-01 1990-11-01 半導体ホール素子およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2293593A JPH04168784A (ja) 1990-11-01 1990-11-01 半導体ホール素子およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04168784A true JPH04168784A (ja) 1992-06-16

Family

ID=17796731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2293593A Pending JPH04168784A (ja) 1990-11-01 1990-11-01 半導体ホール素子およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04168784A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005116828A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Denso Corp 磁気センサおよびその製造方法
DE102005008772A1 (de) * 2005-02-25 2006-09-07 Infineon Technologies Ag Chip mit einem Bauelement mit einer veränderten Stressabhängigkeit
JP2008028412A (ja) * 2004-11-12 2008-02-07 Denso Corp 縦型ホール素子およびそのオフセット電圧調整方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005116828A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Denso Corp 磁気センサおよびその製造方法
JP4525045B2 (ja) * 2003-10-08 2010-08-18 株式会社デンソー 磁気センサの製造方法
JP2008028412A (ja) * 2004-11-12 2008-02-07 Denso Corp 縦型ホール素子およびそのオフセット電圧調整方法
DE102005008772A1 (de) * 2005-02-25 2006-09-07 Infineon Technologies Ag Chip mit einem Bauelement mit einer veränderten Stressabhängigkeit
DE102005008772B4 (de) * 2005-02-25 2011-11-10 Infineon Technologies Ag Chip mit einem Bauelement in einem schrägen Bereich mit einer verringerten Stressabhängigkeit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2555775B2 (ja) 荷電粒子ビーム偏向装置およびその製造方法
US20160322561A1 (en) Magnetic sensor and method of fabricating the same
EP0303248A2 (en) Method of forming a mask pattern and recessed-gate MESFET
TW201639160A (zh) 位於半導體基底中含有有源晶胞區和端接區的半導體功率元件及其製備方法
JP2616130B2 (ja) 超伝導素子の製造方法
JPH04168784A (ja) 半導体ホール素子およびその製造方法
JPH07111966B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH065736B2 (ja) ショットキー・ダイオード
JPS59113669A (ja) 半導体素子
US20240071944A1 (en) Chip fabrication method and product
JPS63273363A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS58184764A (ja) 集積回路装置
EP0262830A2 (en) Method of ensuring contact in a deposited layer
JPH1126835A (ja) 半導体ホール素子及びその製造方法
JP2022108040A (ja) 炭化珪素半導体ウェハおよび炭化珪素半導体装置の製造方法
JP3107681B2 (ja) リセス構造fetのエッチング制御方法
JPS6122671A (ja) シヨツトキ障壁ゲ−ト型電解効果トランジスタの製造方法
JP3652272B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JPS59126676A (ja) 電界効果型トランジスタ
JP2915963B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS5843903B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH01125975A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2504245B2 (ja) 半導体装置用電極およびその形成方法
JPH01166573A (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
JPS63198372A (ja) 半導体装置