JPH04166265A - 液圧による印刷模様層の形成方法 - Google Patents

液圧による印刷模様層の形成方法

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JPH04166265A
JPH04166265A JP29112190A JP29112190A JPH04166265A JP H04166265 A JPH04166265 A JP H04166265A JP 29112190 A JP29112190 A JP 29112190A JP 29112190 A JP29112190 A JP 29112190A JP H04166265 A JPH04166265 A JP H04166265A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、樹脂成形体の表面に対[7て、液圧を利用し
て転写印刷を行なう印刷横様層の形成方法に関する。
[往来の技術] 特に凹凸による立体面(三次元形状)や曲面等による複
鱈な表面形状を有する樹脂成形体の表面に、印刷横様層
による絵付けを施す手段として、表面に印刷横様層が形
成されている液圧転写用シートを、該転写用シート・に
おける印刷横様層面が上面になるようにして水面(液面
)に浮かべると共に、活性剤によって転写用シートの印
刷横様層を活性化した後、絵付けに伺される所定の樹脂
成形体(被転写体)を上方から押し入れ、被転写体たる
樹脂成形体の表面に転写用シートの印刷横様層を転写す
る方法が利用されている(特公昭52−41683号公
報、特開昭54−33115号公報)。
かかる液圧を利用する転写印刷方法において、例えば、
パール感や木目模様における照り感等が現出されている
印刷横様層を形成する方法として、パール顔料を含有す
る印刷インキによる印刷横様層を有する転写用シートが
利用されでいる。
また、樹脂成形体にパール感を持たせる方法どして、成
形体に対して、パール顔料を含有する塗料による塗装を
行なう方法が採られている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、前述のパール顔料を含有する印刷模様層を具
備する転写用シートによる転写印刷方法において、パー
ル感や木目模様における照り感等を強調させるために、
印刷横様層におけるパール顔料の含有量や印刷インキの
塗布量等を大量にすると、被転写体に対する転写用シー
トの付き回り性が悪化し、緻密な印刷横様層を得ること
ができない。
また、樹脂成形体に対して、パール顔料を含有する塗料
による塗装を行なったものは、塗装によって得られる厚
さが十分でなく、深みのあるパール感を現出させること
ができない。
これに対して、本発明の液圧を利用する転写印刷方法に
おいては、被転写体として利用する樹脂成形体中に予め
添加、混合されている光輝性顔料によるパール感と、被
転写体の被転写面に付されている凹凸エンボス模様とを
利用することによって、深みのあるパール感を呈する印
刷横様層を形成するものであって、被転写体に対する転
写用シートの付き回り性を犠牲にするようなことがな(
、精密な転写印刷横様層が得られる方法を提供する。
[課題を解決するための手段] 本発明の液圧による印刷横様層の形成方法は、表面に印
刷横様層を有する水溶性または水膨潤付支持体からなる
転写用シートを液面に浮かべると共に、該転写用シート
に喝ける印刷横様層を活性化させる前段工程、すなわち
、表面に印刷横様層を有する水溶性または水膨潤性支持
体からなる転写用シートを液面に浮かべた後に、前記印
刷横様層を活性剤によって活性化させるか、あるいは、
表面に印刷横様層を有する水溶性または水膨潤性支持体
からなる転写用シートの印刷横様層を活性剤によって活
性化させた後に、該転写用シートを液面に浮かべるかす
る前段工程と、樹脂成形体からなる被転写体を液面の上
方から前記転写用シート上に押圧することによって、転
写用シートにおける印刷横様層を樹脂成形体に転写する
工程からなる後段工程とによる液圧を利用する印刷横様
層の形成方法からなる。
水筒1の発明は、前記した前段工程と後段工程とによる
に液圧を利用する印刷横様層の形成方法において、被転
写体として、光輝性顔料を含有し、しかも、印刷横様層
が転写される被転写面が凹凸エンボス面とされている樹
脂成形体を利用することによって、被転写体の表面に転
写された印刷横様層を通して、あるいは、転写された印
刷横様層同士の間隙を通して、被転写体中に含有されて
いる光輝性顔料に起因するパール感が現出される転写印
刷横様層を形成することからなる。
水筒2の発明の液圧による印刷横様層の形成方法は、水
筒1の発明の液圧による印刷横様層の形成方法において
、光輝性顔料を含有する透明〜半透明の樹脂成形体を被
転写体として利用することからなる。
水筒3の発明の液圧による印刷横様層の形成方法は、水
筒1の発明あるいは水筒2の発明の液圧による印刷横様
層の形成方法において、印刷横様層が転写される被転写
体の被転写面が、精密エンボスによる凹凸エンボス面と
されている樹脂成形体を被転写体として利用することか
らなる。
前記構成からなる本発明方法において、転写用の印刷横
様層を形成するための水溶性または水膨潤性支持体とし
ては、例えば、特公昭52−41683号公報や特開昭
54−33115号公報等に説明されている支持体、す
なわち、ポリビニルアルコール樹脂。
デキストリン、ゼラチン、にかわ、カゼイン、セラック
、アラビアゴム、澱粉、蛋白質、ポリアクリル酸アミド
、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルメチルエーテル、
メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重合体、
酢酸ビニルとイタコン酸との共重合体。
ポリビニルピロリドン、アセチルセルロース、アセチル
ブチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチ
ルセルロース、ヒドロキ゛ジエチルセルロース、アルギ
ン酸ソーダ等による厚さ10〜100μ程度のフィルム
が利用され、従来の液圧を利用する転写印刷横様層の形
成方法で使用される転写用シートにおける水溶性または
水膨潤性支持体と同種のものが利用される。
水溶性または水膨潤性支持体の表面の印刷模様層は、液
圧転写によって被転写体の表面に転写された印刷横様層
を通して、あるいは、転写された印刷横様層同士の間隙
を通して、被転写体中に混在している光輝性顔料の光輝
性が透視し得るようにされるものであるから、透明ある
いは半透明の印刷横様層として形成されか、あるいは、
隠蔽印刷横様層の場合には、印刷!II様層同層同士に
間隔を有するようにして形成される。
印刷横様層におけるバインダー用樹脂は、転写用シート
に適用される活性剤によって活性化されるものであり、
印刷横様層に利用されているバインダー用樹脂の種類に
応じて活性剤が選択される。
なお、印刷横様層の形成に利用される印刷インキ中には
、染料または顔料等の着色剤を初め、分散剤、可塑剤2
体質顔料等が必要に応じて含有されることは勿論である
水溶性または水膨潤性支持体に対する印刷模様層は、例
えば、凹版印刷方式、平版印刷方式、凸版印刷方式、ス
クリーン印刷方式。
刷毛塗り、へら塗り、吹き付は塗り等によって、所望の
絵柄3図形1文字、記号等の印刷横様層として形成され
る。
被転写体として利用される樹脂成形体には、例えば、ポ
リスチレン樹脂、 ABS樹脂。
ポリカーボネート樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂
、尿素樹脂、繊維素樹脂等による成形体が利用され、特
に制限されるものではない。
透明性のある樹脂形成体を被転写体として使用する場合
には、本発明の液圧による印刷横様層の形成方法によっ
て得られる成形体のパール感や凹凸感に、より一層の深
みが得られる。
被転写体として利用される樹脂成形体中に含有される光
輝性顔料としては、例えば、アルミニウム粉、銅粉、真
鍮粉等の金属粉や金属箔片、さらには、金属蒸着樹脂フ
ィルムの裁断片等の金属光沢を有する顔料、二酸化チタ
ン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマス等の真珠光沢や干
渉光沢を有する顔料が利用され、樹脂100重量部に対
して、0.25〜2.0重量部程度の光輝性顔料が使用
される。
被転写体の被転写面における凹凸エンボスは、転写され
る印刷横様層の意匠に応じて適宜選定されるもので、例
えば、照りを有する木目柄、大理石の石目柄、絹布のよ
うな光沢のある布目柄等の外観を再現させるのに好適な
凹凸エンボス形状が選択される。
前記凹凸エンボスが、精密万緑版による凹凸エンボス、
すなわち、第2図に示されるように、閉曲線領域の中に
、平行な直線群または曲線群を形成するような凹凸溝を
含んだ凹凸形状の集合体からなり、任意の2領域の境界
を介して隣接する直線群または曲線群の方向をなす角度
が総て異なる形状をなすエンボスの場合には、各閉領域
が異なった艶を現出するように視認され、また、視差に
よって各閉領域の光沢が変化して見える。
なお、特に、前記精密万線版による凹凸エンボスにおい
て、平行な直線群または曲線群を、光沢が相違する模様
として識別し得るためには、第3図(1)〜第3図(3
)において、線の深さ及び幅が、0.1〜100μ、隣
接する直線群または曲線群の方向のなす各度が5度以上
あることが望まい6また。任意の2閉領域に境界を介し
て隣接する線群同士の角度を総て異なるようにするため
には、位相幾何学の4色問題の定理から、4種類の角度
の種類を有していることが必要である。
また、特に、一般の木目材の照りを再現するためには、
第3図及び第4図に示されるように、閉領域を含まない
平行直線部または曲線部を利用するのが好都合である。
なお、所謂杢調の木目横様の再現については、第2図に
示されるような、閉領域で区画されたものを利用するの
が良好である。
被転写面が凹凸エンボス面とされている樹脂成形体は、
印刷によって賦形されているポリエチレンテレフタレー
トフィルムをインサートした射出成形用金型、あるいは
、金型の所定の内周面がエンボス賦形されている射出成
形用金型等による射出成形によって、容易に得られる。
転写用シートに形成される印刷横様層と、被転写体の被
転写面における凹凸エンボスとの組み合わせ例を挙げる
と、 転写用シートにおける印刷横様層 ・・・・・・・・木目柄 被転写面の凹凸エンボス形状 凹部及び凸部の幅と深さとが、0.1〜100μの波状
微細万線状溝からなり、正弦曲線、楕円関数曲線、ベッ
セル関数曲線等を平行移動した曲線許状の溝からなるも
ので、第4図(1)で表示される光輝性顔料を含有する
樹脂成形体の表面に対して、特に、第4図(2)に示さ
れるX方向に向かう木目と、第4図(3)に示されるY
方向に走るエンボスの曲線とが直交するようにして組み
合わされ、第4図(4)に示されるような意匠特性を現
出させるものが好ましい 得られる意匠特性 視線の方向及び照明の方向に従って、光沢の強1弱及び
方向性が変化する、すなわち、板材の照りが良好に再現
される 絹ヨ市n布    の    の  含転写用シートに
おける印刷横様層 ・・・・・・・・布目柄 被転写面の凹凸エンボス形状 布目のテクスチャーを型取りしたエンボス形状 得られる意匠特性 絹布等の布目の持つ光沢、テクスチャーが良好に再現さ
れる 等である。
本発明の液圧による印刷横様層の形成方法によって得ら
れた転写印刷横様層には、さらに、必要に応じて、ウレ
タン系、アミノアルキッド系、ポリエステル系等による
公知の上塗り塗装が例えばスプレー法等によって施され
、印刷横様層の保護作用と、内部での光沢の変化による
一層の深みとが得られる。
すなわち、第1図において、上塗り塗装が施されている
絵付は成形体1は、光輝性顔料を含有し、しかも、被転
写面が凹凸エンボス面とされている樹脂成形体2に対し
て、転写印刷横様層3が転写され、該転写印刷横様層3
面が上塗り塗装層4で被覆された状態となり、上塗り塗
装層4の下方においてエンボスによる光沢の変化が現出
される。
[実施例] 以下、本発明の液圧による印刷横様層の形成方法の具体
的な構成を実施例を以って説明する。
実施例1 m−、シートのJ 厚さ40μのポリビニルアルコール樹脂フィルム[日令
フィルム (株):ハイ七口二ノコの表面に、下記のイ
ンキ組成[1]の印刷用インキ[諸星インキ (株):
KLCF]によるグラビア印刷によって、抽象柄の印刷
横様層を形成し、乾燥後にロールで巻き取り、転写用シ
ートの巻き取りロールを得た。
インキ組成[1] (1)@色剤 ジスアゾイエロー モノアゾ炭カル ジアニンブルー カーボンブラック ・・・・6〜40重量部 (2)バインダー成分 ニトロセルロース ・・・・5〜・15重量部 アルキッド樹脂 ・・・・1〜5重量部 (3)溶剤 トルエン ・・・・50〜80重量部 11五凹11 下記の混合組成[2]による活性剤[諸星インキ (株
1:cFブライマー]を準備した。
混合組成[2] (11アルキッド樹脂 ・・・・・・ 8重量部(2)
ニトロセルロース・・・・・・ 2重量部(3)硫酸バ
リウム  ・・・・・・15重量部(41DBP   
   ・・・・・・15重量部(5)ブチルセロソルブ
・・・・・・30重量部(6)ブチルカルピトールアセ
テート ・・・・・・30重量部 111盗工五形 パール顔料1重量部を含有するABS樹脂を、表面に微
細なエンボスを有する金型を利用して射出成形し、被転
写体たる化粧品用コンパクトケースを成形した。
による  El 前述の転写用シートの印刷横様層面に、前記混合組成[
2]による活性剤を13g/m”の割合にコーティング
し、さらに、水温30℃の水面に、前記活性剤が塗布さ
れている印刷横様層面が上面となるようにして浮かべ、
70秒経過後に、前述の被転写体たるABS樹脂成形体
を上方から押し入れ、該成形体の表面に転写用シートを
延展、密着させた。
次いで、表面に転写用シートが延展、密着しているAB
S樹脂樹脂成形体を水中から引き出し、40℃の温水で
シャワーし、転写用シートにおけるポリビニルアルコー
ル樹脂フィルムを除去した後、乾燥し、さらに、ウレタ
ン系塗料による塗装工程に付すことにより、液圧による
転写印刷横様層が付与されているABS樹脂成形体から
なる化粧品用コンパクトケースな得た。
得られた絵付は成形体には、該成形体中に混在している
光輝性顔料による光輝性と、被転写体の表面のエンボス
の凹凸とが、転写された印刷横様層を通して視認され、
深みのあるパール感が発現された。
実施例2 底上]L体ぶり変形 印刷による賦形がなされているポリエチレンテレフタレ
ートフィルムをインサートした射出成形用金型を利用し
て、パール顔料1重量部を含有するABS樹脂を射出成
形し、乗用車用のパネルを成形した。
゛ による− E届1 前記実施例1で利用した転写用シートと活性剤とそれぞ
れ同一のものを利用し、先のABS樹脂成形体からなる
被転写体に対して、実施例1における対応する手順と同
一の方法により、液圧による転写印刷様層が付与されて
いるABS樹脂成形体からなる乗用車用のパネルを得た
得られた絵付は成形体には、該成形体中に混在している
光輝性顔料による光輝性と、被転写体の表面のエンボス
の凹凸とが、転写された印刷横様層を通して視認され、
また、被転写体の透明性によって、より一層の深みのあ
るパール感が発現された。
実施例3 1藍亙迷二五ヱ 印刷による精密エンボス模様が表面に付されているポリ
エチレンテレフタレートフィルムを得た後、該フィルム
を射出成形用金型内にインサートし、この金型を利用し
て、パール顔料1重量部を含有するアクリル樹脂を射出
成形することにより、化粧品用のコンパクトケースを成
形した。
圧による一實E届1 前記実施例1で利用した転写用シートと活性剤と同一の
ものを利用し、先のアクリル樹脂成形体からなる被転写
体に対して、実施例1における対応する手順と同一の方
法により、液圧による転写印刷様層が付与されているア
クリル系樹脂成形体からなる化粧品用のコンパクトケー
スを得た。
得られた絵付は成形体は、被転写体であるアクリル樹脂
成形体の表面に倒されでいる精密エンボス中の万線のな
す角度の相違により、見る角度によって光沢が変化し、
被転写体中に含有されているパール顔料によるパール感
が引き立てられ、絵付(プ成形体の表面のパール感及び
凹凸感が解明になった。
「発明の作用、効果] 本発明の液圧による転写印刷横様層の形成力法は、表面
に印刷横様層を有する水溶性または水膨潤性支持体から
なる転写用シー]−を液面目こ浮かべると共に、前記印
刷横様層を活性剤によって活性化さセ、さらに、樹脂成
形体からなる被転写体を液面の上方から前記転写用ソー
ト上に押圧することによって、転写用シートにおける印
刷横様層を樹脂成形体に転写するものであり、印刷横様
層が形成されるところの被転写体として、光輝性顔料を
含有し、しかも、印刷横様層が転写される被転写面が凹
凸エンボス面とされている樹脂成形体を利用することか
らなる。
前記構成による本発明方法によって得られた転写印刷横
様層を有4′る樹脂成形体においでは、被転写体中に混
在している光輝性顔料の光輝性が、転写された印刷横様
層を通して、あるいは、転写された印刷横様層同士の間
隙を通して、被転写体中に含有さねている光輝性顔料に
起因するパール感が現出される。
前記構成による本発明方法においでは、転写用シートに
お&ツる印刷横様層の形成に、パール顔料を大皿に含有
する印刷インキを利用する必要がないので、水圧によっ
て被転写体の表面に転写用シートを密着させる工程にお
いて、被転写体に対する転写用シートの付き回り性が低
下するというようなことがな(、良好が密接性が得られ
る、 また、本発明の液圧を利用する転写印刷方法においては
、被転写体として利用する樹脂成形体中に予め添加、混
合されている光輝性顔料によるパール感と、被転写体の
被転写面に(−1されている凹凸エンボス模様による深
みとが兼備されている転写印刷横様層が得られるもので
あって、しかも、被転写体に対する転写用シートの付き
回り性を犠牲にするようなことがなく、精密な転写印刷
横様層が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液圧による印刷横様層の形成方法に
よって得られた絵付は成形体の要部を示す断面図、第2
図は、被転写体の被転写面に付される凹凸エンボスの形
状の1例を示す平面図、第3図(1)は、被転写体の被
転写面に付される凹凸エンボスの形状の別の例を示す平
面図、第3図(2)は、第3図(1)の1部の拡大図、
第3図(3)は、第3図(2)のA−A線断面図、第4
図(1)は、被転写体の表面に凹凸エンボスが付される
前の状態を説明する平面図、第4図(2)は、第4図(
1)の被転写体の被転写面に付される凹凸エンボスの形
状の】1例を示す平面図、第4図(3)は、被転写体の
被転写面に付される転写印刷横様層の形状を説明する平
面図、第4図(4)は、被転写体の被転写面に付された
印刷横様層の1例を示す平面図である。 1・・・本発明方法によって得られた絵付は成形体、 2・・・・被転写体、 3・・・・転写された印刷横様層、 4・・・・上塗り塗装層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に印刷模様層を有する水溶性または水膨潤性
    支持体からなる転写用シートを液面に浮かべた後に、前
    記印刷模様層を活性剤によって活性化させるか、あるい
    は、表面に印刷模様層を有する水溶性または水膨潤性支
    持体からなる転写用シートの印刷模様層を活性剤によっ
    て活性化させた後に、該転写用シートを液面に浮かべる
    かする工程と、樹脂成形体からなる被転写体を液面の上
    方から転写用シート上に押圧することによって、転写用
    シートにおける印刷模様層を樹脂成形体に転写する工程
    とからなる液圧による印刷模様層の形成方法において、
    前記被転写体として、光輝性顔料を含有し、しかも、印
    刷模様層が転写される被転写面が凹凸エンボス面とされ
    ている樹脂成形体を利用し、転写された印刷模様層を通
    して、あるいは、転写された印刷模様層同士の間隙を通
    して、被転写体中に含有されている光輝性顔料に起因す
    るパール感が現出される転写印刷模様層を形成すること
    を特徴とする液圧による印刷模様層の形成方法。
  2. (2)被転写体が、光輝性顔料を含有する透明〜半透明
    の樹脂成形体からなる特許請求の範囲第1項記載の液圧
    による印刷模様層の形成方法。
  3. (3)印刷模様層が転写される被転写体の被転写面が、
    精密エンボスによる凹凸エンボス面とされている特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の液圧による印刷横様
    層の形成方法。
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