JPH04165168A - オイルシール - Google Patents

オイルシール

Info

Publication number
JPH04165168A
JPH04165168A JP2290015A JP29001590A JPH04165168A JP H04165168 A JPH04165168 A JP H04165168A JP 2290015 A JP2290015 A JP 2290015A JP 29001590 A JP29001590 A JP 29001590A JP H04165168 A JPH04165168 A JP H04165168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal lip
diameter
auxiliary
oil
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2290015A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Wakashima
若島 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2290015A priority Critical patent/JPH04165168A/ja
Publication of JPH04165168A publication Critical patent/JPH04165168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ロットの往復動に伴って内圧が変化するシ
リンダと」上記ロッドとの間の密封に用いられるオイル
シールに関する。
〈従来の技術〉 近年、はとんどの自動車に、ステアリングを操作する力
を油圧によって補助する動力舵取装置(パワーステアリ
ング)が装着されている。
通常、この動力舵取装置においては、パワーシリンダ内
を貫通したラック軸の中央部にピストンを取付け、この
ピストンによってパワーシリンダ内を一対の油室に仕切
っており、ポンプによる油圧をコントロールバルブによ
って制御して、配管を介して何れか一方の油室に選択的
に供給することにより、上記ピストンを移動させ、ピス
トンの作動力によって、ステアリングの操作力を補助し
ている。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところで、パワーシリンダ内は、ラック軸が油側に移動
する際に80〜l00kg/clTrと高圧どなり、こ
の高圧時に、パワーシリンダの端部のオイルシールのシ
ールリップは、ラック軸に対して強く押し付けられる。
このとき、パワーシリンダ内に混入した異物がラック軸
に付着していると、この異物によって、シールリップに
、軸方向に沿う傷(以下、縦傷という)か生じる。その
後、ラック軸が空気側に移動してソリンダ内か低圧とな
り、シールリップのラック軸に対する締め付IJ力か弱
まった際に、上記の縦傷を通して油か空気側へ漏れ出し
、密封性能か低下するという問題かあった。
この発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、シ
ールリップに傷付を生じたとしても、良好な密封性を確
保することかてきるオイルシールを提供することを目的
とする。
く課題を解決するための手段〉 上記問題を解決するためのこの発明のオイルシールは、
ロッドの往復動に伴って内圧か変化する油圧シリンダと
、」上記ロッドとの間の密封に使用され、ロッドに摺接
される断面くさび状の環状のシールリップを備えたオイ
ルシールにおいて、上記シールリップよりも油側に、断
面くさび状の環状の補助シールリップを設け、 上記シールリップよりも空気側に、油圧シリンダ内の高
圧を受けて縮径し、この縮径力によってソールリップを
支点として補助シールリップを拡径させるモーメントを
生じさせる受圧部を設けていることを牛、Y徴とするも
のである。
〈作 用〉 」上記の構成のオイルシールによれば、油圧シリンダ内
の高圧時に、この高圧を受けて受圧部か縮径し7、この
縮径力が、シールリップを支点として補助シールリップ
を拡径させるモーメントを生じさせることにより、補助
シールリップのロットに対する接触力を弱めることがで
きる。したかって、この高圧時に、ロッドに付着した異
物か補助シールリップを通過したとしても、補助シール
リップの傷付きが抑制される。そして、この高圧時には
、シールリップが傷イ・1きを生じていたとしても、当
該シールリップは、非常に強くロッドに押し付けられて
いるので、油漏れは生じない。
−・方、油漏れを生じやすい油圧シリンダ内の低圧時に
は、受圧部か元の状態に戻り、」上記傷付きが抑制され
た補助シールリップの拡径が解除されて、当該補助シー
ルリップがロッドに対して強く接することになるので、
良好な密封性を確保することができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面に基づいて説明する。
第3図は、この発明の一実施例のオイルシールか配設さ
れた、ラックアンドピニオン式の動力舵取装置Aの概略
構成を示している。同図を参照して、この動力舵取装置
Aは、油圧シリンダとしてのパワーシリンダ10内を、
ロッドとしてのラック軸11に固定したリング状のピス
トン12によって、一対の油室13a、13bに仕切っ
ており、パワーシリンダ10の軸方向の各端部と、ラッ
ク軸11との間は、それぞれオイルシールBによって密
封されている。
この動力舵取装置Aは、公知のものであり、ハンドル軸
20により回動される入力軸21によってコントロール
バルブ22を制御し、ポンプ23による圧油を、配管2
4.25に選択的に供給することにより、ピストン12
を、ラック軸11と共に図において左右に移動させ、こ
の移動したラック軸11によってタイロッド(図示せず
)を介して左右輪の操舵を補助する。なお、26は、両
配管24.25を直接結ぶ油路に介在した流量制御弁で
ある。
」上記オイルシールBは、第1図及び第2図を参照して
、芯金1と弾性部材2どか加硫接着されてなる環状とさ
れ、該弾性部材2の内周シール部2aの内周面には、シ
ールリップ3と、このシールリップ3よりも油側8に形
成された補助シールリップ4とか形成されている。また
、内周シール部2aの内周面のシールリップ3よりも空
気側9部分には、バックアップリング5が取付けられて
いる。
内周シール部2aの外周面において、シールリップ3と
補助シールリップ4との中間部には、シールリップ3及
び補助シールリップ4の軸への締め(=Jけ力を補助す
るための環状のコイルばね6か取付けられている。
また、内周シール部2aの外周面の、シールリップ3よ
りも空気側の部分には、パワーシリンダIO内の高圧を
受けて縮径し、この縮径力によって、シールリップ3を
支点として補助シールリップ4を拡径させるモーメント
を生じさせる受圧部7が形成されている。この受圧部7
は、高圧時の」上記縮径によって、補助シールリップ4
のラック軸11に対する接触力を弱めるか或いは第1図
に示すようにラック軸11から略離反させる。
シールリップ3は、ラック軸11の外周面に摺接してラ
ック軸11との間を密封するもので、互いに反対方向に
傾斜した、空気側傾斜面3aと油側傾斜面3bを有する
断面くさび状に形成されている。補助シールリップ4も
同様に空気側傾斜面4aと油側傾斜面4bとを有する断
面くさび状に形成されている。
この実施例によれば、パワーシリンダIO内の高圧時に
、この高圧を受けた受圧部7か縮径し、当該受圧部7は
、この縮径力によって、シールリップ3を支点として補
助シールリ・ツブ4を拡径させるモーメントを生じさせ
る。これにより、補助シールリップ4をラック軸11か
ら略離反させることかでき(第1図参照)、この高圧時
に、う・ツク軸11に付着した異物か補助シールリ・ツ
ブ4を通過したとしても、補助シールリップ4の傷付き
を抑制することができる。そして、この高圧時には、た
とえシールリップ3か傷付いていたとしても、当該シー
ルリップ3は、非常に強くう・ツク軸11に押し付けら
れているので、油漏れは生じない。
一方、油漏れを生じやすいパワーシリンダIO内の低圧
時には、受圧部7が元の状態に戻って、」上記傷付きか
抑制された補助シールリップ4の拡径か解除され、当該
補助シールリップ4は、う・ツク軸11に対して強く接
することになり(第2図参照)、この補助シールリップ
4によって、良好な密封性を確保することかできる。
なお、シールリップ3、補助シールリップ4及びコイル
はね6の相対位置関係や、弾性部材2の硬度、受圧部7
の受圧面積等を所望に設定することにより、高圧時に補
助シールリップ4のう・ツク軸2に対する締め付は力を
どの程度に弱めるかを設定することができる。
また、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更
を施すことかてきる。
〈発明の効果〉 この発明によれば、シリンダ内の高圧時に、受圧部か縮
径し、この縮径力かシールリ・ツブを支点として補助シ
ールリップを拡径させるモーメンI・を生じさせること
により、補助シールリップのロッドに対する接触力を弱
めて、高圧時の補助シールリップの傷付きを抑制するこ
とかできる。そして、油漏れを生じやすい低圧時には、
受圧部の縮径か解除されて上記傷付きか抑制された補助
シールリップかロッドに対して強く接するので、たとえ
ソールリップに傷付きが生していたとしても、1記補助
シールリップによって良好な密封性を確保することかで
き、油漏れを防止することかてきるという特有の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のオイルシールの高圧時の
要部断面図、 第2図は低圧時のオイルシールの要部断面図、第3図は
オイルシールか組み込まれた動力舵取装置の概略構成図
である。 3・・・シールリップ、4・・・補助シールリップ、7
・・受圧部、10・・・パワーシリンダ(油圧シリンダ
)、  11・・・ラック軸(ロッド)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロッドの往復動に伴って内圧が変化する油圧シリン
    ダと、上記ロッドとの間の密封に使用され、ロッドに摺
    接される断面くさび状の環状のシールリップを備えたオ
    イルシールにおいて、 上記シールリップよりも油側に、断面くさび状の環状の
    補助シールリップを設け、 上記シールリップよりも空気側に、油圧シリンダ内の高
    圧を受けて縮径し、この縮径力によってシールリップを
    支点として補助シールリップを拡径させるモーメントを
    生じさせる受圧部を設けていることを特徴とするオイル
    シール。
JP2290015A 1990-10-25 1990-10-25 オイルシール Pending JPH04165168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2290015A JPH04165168A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 オイルシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2290015A JPH04165168A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 オイルシール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04165168A true JPH04165168A (ja) 1992-06-10

Family

ID=17750682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2290015A Pending JPH04165168A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 オイルシール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04165168A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346230A (en) * 1992-03-31 1994-09-13 Firma Carl Freudenberg Seal for a reciprocating rod
JP2000346203A (ja) * 1999-06-09 2000-12-15 Nok Corp 密封装置
JP2010019325A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Honda Motor Co Ltd シール装置
DE10232443B4 (de) * 2001-07-17 2012-03-29 Trelleborg Sealing Solutions U.S., Inc. Hochdruck-Dichtung für hohe Drehzahlen
WO2015018536A1 (de) * 2013-08-05 2015-02-12 Dr. Walter Hunger Beteiligungs GmbH & Co. Besitz KG Dichtungssatz sowie dichtungsanordnung mit zumindest einem dichtungssatz
CN105240531A (zh) * 2015-10-22 2016-01-13 芜湖恒隆汽车转向系统有限公司 一种齿轮齿条式转向器密封结构

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346230A (en) * 1992-03-31 1994-09-13 Firma Carl Freudenberg Seal for a reciprocating rod
JP2000346203A (ja) * 1999-06-09 2000-12-15 Nok Corp 密封装置
DE10232443B4 (de) * 2001-07-17 2012-03-29 Trelleborg Sealing Solutions U.S., Inc. Hochdruck-Dichtung für hohe Drehzahlen
JP2010019325A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Honda Motor Co Ltd シール装置
WO2015018536A1 (de) * 2013-08-05 2015-02-12 Dr. Walter Hunger Beteiligungs GmbH & Co. Besitz KG Dichtungssatz sowie dichtungsanordnung mit zumindest einem dichtungssatz
CN105473911A (zh) * 2013-08-05 2016-04-06 瓦尔特泓格博士股份有限两合公司 密封组件以及具有至少一个密封组件的密封结构
US10088045B2 (en) 2013-08-05 2018-10-02 Dr. Walter Hunger Beteiligungs GmbH & Co. Besitz KG Seal set and sealing arrangement comprising at least one seal set
CN105240531A (zh) * 2015-10-22 2016-01-13 芜湖恒隆汽车转向系统有限公司 一种齿轮齿条式转向器密封结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59205069A (ja) ダンパ−等の多機能液体シ−ル
JPH08170733A (ja) 往復動用密封装置
JP2009127833A (ja) リップタイプシール
JP2011163523A (ja) 流体圧シリンダ
JPH04165168A (ja) オイルシール
JP2000081146A (ja) 密封装置
JP2002323134A (ja) シリンダにおけるピストン構造
JP2005163911A (ja) アキュムレータ
JP2001336502A (ja) アキュムレータ
JPH0526326Y2 (ja)
JP2001173797A (ja) 往復動軸用オイルシール
JPH07301273A (ja) フリーピストンにおけるシールリング構造
JPS5925720Y2 (ja) マスタシリンダ用ピストン
JP2009006354A (ja) 金属製管継手の製造方法、金型装置及び金属製管継手
JP2626908B2 (ja) 動力舵取装置用オイルシール構造
JP3042243U (ja) 流体圧制御弁
TW201634842A (zh) 密封構件
JPH02241952A (ja) エンジンのシリンダブロック
JP2600562Y2 (ja) シリンダ装置
JP2006009858A (ja) 油圧緩衝器
JP2596049Y2 (ja) シリンダ装置の軸封構造
JPH08268305A (ja) シリンダ端部のブッシュ取付け構造
JPS6220421B2 (ja)
JP4249598B2 (ja) 油圧緩衝器
JPH07293763A (ja) 管体の接続構造