JPS6220421B2 - - Google Patents
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- JPS6220421B2 JPS6220421B2 JP57190362A JP19036282A JPS6220421B2 JP S6220421 B2 JPS6220421 B2 JP S6220421B2 JP 57190362 A JP57190362 A JP 57190362A JP 19036282 A JP19036282 A JP 19036282A JP S6220421 B2 JPS6220421 B2 JP S6220421B2
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- JP
- Japan
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- boot
- cell
- outside
- transmission shaft
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C19/00—Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
- G21C19/34—Apparatus or processes for dismantling nuclear fuel, e.g. before reprocessing ; Apparatus or processes for dismantling strings of spent fuel elements
- G21C19/36—Mechanical means only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/50—Sealings between relatively-movable members, by means of a sealing without relatively-moving surfaces, e.g. fluid-tight sealings for transmitting motion through a wall
- F16J15/52—Sealings between relatively-movable members, by means of a sealing without relatively-moving surfaces, e.g. fluid-tight sealings for transmitting motion through a wall by means of sealing bellows or diaphragms
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F7/00—Shielded cells or rooms
- G21F7/06—Structural combination with remotely-controlled apparatus, e.g. with manipulators
- G21F7/066—Remotely manipulated tools
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
本発明は、放射性物質を取扱うセル内と清浄な
セル外とを隔離するセル壁を貫通して設置され、
セル内の機器に動力を伝達するスラスト伝動軸を
軸封し、セル外への放射能汚染を防止するための
機構に関する。 放射性物質を取扱うセル内の機器を駆動する場
合、装置の保守や修理等の観点から、また装置の
運動量(例えばストロークや回転角等)、圧力等
の変更を簡便に行なえるようにするため、セル外
に動力源を設け、その動力を何らかの伝達機構に
よつてセル内の機器に伝達する構成を採るのが一
般的である。 例えば、使用済燃料集合体剪断機の場合もそう
である。この場合、セル内に位置する剪断刃台車
と、セル外に設置された油圧シリンダとをエクス
テンシヨンロツドで連結し作動させる。エクステ
ンシヨンロツドはセル壁を貫通しているため、該
ロツドの軸方向往復動によつてセル内の放射性物
質がエクステンシヨンロツドを伝播し、セル外の
シリンダや作動油を汚染させるといつた事態が発
生する。 そこで、かかる汚染の問題を解決するため、セ
ル壁の内側に袋状のブーツを取付け、このブーツ
を介してエクステンシヨンロツドと剪断刃車とを
連結させる構造のものも提案されている。しか
し、かかる構造のものは、袋状ブーツの設置場所
がセル内であるため、剪断片等によリブーツの破
損やブーツとセル壁との固定部の破損は避けられ
ず、補修が極めて困難であるといつた欠点があつ
た。 本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、セル外への放射能汚染を防止するとと
もに、ブーツの破損が生じにくく、ブーツの破損
の有無を外部からチエツクでき、しかもその補修
も容易に行なえるようなセル内外スラスト伝動軸
の軸封機構を提供することにある。 すなわち本発明は、内外を隔離するセル壁を貫
通して設置され、軸方向へ移動自在の伝動軸と; セル外に位置し、前記伝動軸が貫通する固定端
板と; 該固定端板とセル壁との間で前記伝動軸を外囲
するロツドチユーブと; 該ロツドチユーブの内側で前記固定端板と伝動
軸外周のブーツ取付部間に取付けられた伸縮可能
な蛇腹状ブーツと; 該ブーツの内側と外側にそれぞれ清浄なガスを
供給し、前記ブーツの伸縮に応答してブーツ内側
が外側に対して負圧になることなく、かつ供給し
たガスをセル内に排気する清浄ガス給排気機構
と; を備えていることを特徴とするセル内外スラスト
伝動軸の軸封機構である。 次に、図面に基づき本発明について詳述する。
以下に述べる実施例は使用済核燃料集合体の剪断
機の場合の例であるが、本発明はそれ以外のもの
にも適用できることは無論である。 さて、第1図は本発明を適用した使用済核燃料
集合体剪断機の一例を示す平面図、第2図はその
詳細並びに清浄ガス給排気機構の説明図である。
セル壁18によつて清浄なセル外19と放射性物
質を取扱うセル内20とが隔離される。セル内2
0には剪断機ハウジング17が設けられ、該剪断
機ハウジング17内には、使用済核燃料集合体1
5を固定刃12に押えて固定する燃料固定台車1
3及び使用済燃料集合体15を剪断する剪断刃1
1aを具備した剪断刃台車11が設置される。セ
ル外19には、前記燃料固定台車13を往復動さ
せる燃料固定台車用シリンダ14、及び剪断刃台
車11を往復動させる剪断刃台車用シリンダ2が
それぞれ設置される。また、各シリンダ2,14
と各台車11,13間の伝動軸として、それぞれ
剪断刃台車エクステンシヨンロツド3と燃料固定
台車エクステンシヨンロツド22が設置される。
本発明は、上記のような基本構成において、各エ
クステンシヨンロツド3,22を軸封する機構で
ある。尚、燃料固定台車関連部分と剪断刃台車関
連部分とは同類の構造であるため、以下、剪断刃
台車関連部分についてのみ述べるが、燃料固定台
車関連部分も同様の構成となつている。 さて、セル壁18を貫通して配設されるエクス
テンシヨンロツド3は、連結棒6によつて剪断刃
台車11及び剪断刃台車用シリンダ2のピストン
ロツド1と連結される。なお、その際、ピストン
ロツド1とエクステンシヨンロツド3とは、調芯
用の連結管4を介して結合される。 セル外19には伝動軸(この実施例ではピスト
ンロツド1及び連結管4)が貫通する孔を有する
固定端板8が位置し、該固定端板8とセル壁18
の間に前記エクステンシヨンロツド3を外囲する
如くロツドチユーブ7が取付けられる。該ロツド
チユーブ7のセル壁側内端には軸受21が装着さ
れ、それによつてエクステンシヨンロツド3は摺
動自在に支承される。更に、前記ロツトチユーブ
7の内側で前記固定端板8と連結管4の外周に環
状に突出する如く形成したブーツ取付部4bとの
間に伸縮可能な蛇腹状ブーツ5がブーツ固定バン
ド5aによつて取付けられる。 なお、部材の適宜個所にはシール用のOリング
4a,7a,7b,8aが組込まれ、セル内外の
気密を確保する。なお、符号9,10は作動油の
出入口、16は剪断片落下口である。 さて、ブーツ5は、剪断刃台車用シリンダ2の
ピストンロツド1の前進動時に連結管4が前方に
動かされるため伸長した状態(第2図仮想線で示
す)となるし、逆に後退時には元の位置(第2図
実線で示す)に戻るため収縮する。このような前
進後退運動に伴い、ブーツ5の内側および外側
(ブーツ外壁面とロツドチユーブで囲まれた領
域)の体積は、前進時は内側が増、外側が減とな
り、後退時は逆、即ち内側が減、外側が増となる
ため、ブーツ5は伸縮のたびにブーツ内側の圧力
がブーツ外側に対して負圧、正圧と交互に変動
し、そのままではブーツの耐久性が著しく損わ
セル外とを隔離するセル壁を貫通して設置され、
セル内の機器に動力を伝達するスラスト伝動軸を
軸封し、セル外への放射能汚染を防止するための
機構に関する。 放射性物質を取扱うセル内の機器を駆動する場
合、装置の保守や修理等の観点から、また装置の
運動量(例えばストロークや回転角等)、圧力等
の変更を簡便に行なえるようにするため、セル外
に動力源を設け、その動力を何らかの伝達機構に
よつてセル内の機器に伝達する構成を採るのが一
般的である。 例えば、使用済燃料集合体剪断機の場合もそう
である。この場合、セル内に位置する剪断刃台車
と、セル外に設置された油圧シリンダとをエクス
テンシヨンロツドで連結し作動させる。エクステ
ンシヨンロツドはセル壁を貫通しているため、該
ロツドの軸方向往復動によつてセル内の放射性物
質がエクステンシヨンロツドを伝播し、セル外の
シリンダや作動油を汚染させるといつた事態が発
生する。 そこで、かかる汚染の問題を解決するため、セ
ル壁の内側に袋状のブーツを取付け、このブーツ
を介してエクステンシヨンロツドと剪断刃車とを
連結させる構造のものも提案されている。しか
し、かかる構造のものは、袋状ブーツの設置場所
がセル内であるため、剪断片等によリブーツの破
損やブーツとセル壁との固定部の破損は避けられ
ず、補修が極めて困難であるといつた欠点があつ
た。 本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、セル外への放射能汚染を防止するとと
もに、ブーツの破損が生じにくく、ブーツの破損
の有無を外部からチエツクでき、しかもその補修
も容易に行なえるようなセル内外スラスト伝動軸
の軸封機構を提供することにある。 すなわち本発明は、内外を隔離するセル壁を貫
通して設置され、軸方向へ移動自在の伝動軸と; セル外に位置し、前記伝動軸が貫通する固定端
板と; 該固定端板とセル壁との間で前記伝動軸を外囲
するロツドチユーブと; 該ロツドチユーブの内側で前記固定端板と伝動
軸外周のブーツ取付部間に取付けられた伸縮可能
な蛇腹状ブーツと; 該ブーツの内側と外側にそれぞれ清浄なガスを
供給し、前記ブーツの伸縮に応答してブーツ内側
が外側に対して負圧になることなく、かつ供給し
たガスをセル内に排気する清浄ガス給排気機構
と; を備えていることを特徴とするセル内外スラスト
伝動軸の軸封機構である。 次に、図面に基づき本発明について詳述する。
以下に述べる実施例は使用済核燃料集合体の剪断
機の場合の例であるが、本発明はそれ以外のもの
にも適用できることは無論である。 さて、第1図は本発明を適用した使用済核燃料
集合体剪断機の一例を示す平面図、第2図はその
詳細並びに清浄ガス給排気機構の説明図である。
セル壁18によつて清浄なセル外19と放射性物
質を取扱うセル内20とが隔離される。セル内2
0には剪断機ハウジング17が設けられ、該剪断
機ハウジング17内には、使用済核燃料集合体1
5を固定刃12に押えて固定する燃料固定台車1
3及び使用済燃料集合体15を剪断する剪断刃1
1aを具備した剪断刃台車11が設置される。セ
ル外19には、前記燃料固定台車13を往復動さ
せる燃料固定台車用シリンダ14、及び剪断刃台
車11を往復動させる剪断刃台車用シリンダ2が
それぞれ設置される。また、各シリンダ2,14
と各台車11,13間の伝動軸として、それぞれ
剪断刃台車エクステンシヨンロツド3と燃料固定
台車エクステンシヨンロツド22が設置される。
本発明は、上記のような基本構成において、各エ
クステンシヨンロツド3,22を軸封する機構で
ある。尚、燃料固定台車関連部分と剪断刃台車関
連部分とは同類の構造であるため、以下、剪断刃
台車関連部分についてのみ述べるが、燃料固定台
車関連部分も同様の構成となつている。 さて、セル壁18を貫通して配設されるエクス
テンシヨンロツド3は、連結棒6によつて剪断刃
台車11及び剪断刃台車用シリンダ2のピストン
ロツド1と連結される。なお、その際、ピストン
ロツド1とエクステンシヨンロツド3とは、調芯
用の連結管4を介して結合される。 セル外19には伝動軸(この実施例ではピスト
ンロツド1及び連結管4)が貫通する孔を有する
固定端板8が位置し、該固定端板8とセル壁18
の間に前記エクステンシヨンロツド3を外囲する
如くロツドチユーブ7が取付けられる。該ロツド
チユーブ7のセル壁側内端には軸受21が装着さ
れ、それによつてエクステンシヨンロツド3は摺
動自在に支承される。更に、前記ロツトチユーブ
7の内側で前記固定端板8と連結管4の外周に環
状に突出する如く形成したブーツ取付部4bとの
間に伸縮可能な蛇腹状ブーツ5がブーツ固定バン
ド5aによつて取付けられる。 なお、部材の適宜個所にはシール用のOリング
4a,7a,7b,8aが組込まれ、セル内外の
気密を確保する。なお、符号9,10は作動油の
出入口、16は剪断片落下口である。 さて、ブーツ5は、剪断刃台車用シリンダ2の
ピストンロツド1の前進動時に連結管4が前方に
動かされるため伸長した状態(第2図仮想線で示
す)となるし、逆に後退時には元の位置(第2図
実線で示す)に戻るため収縮する。このような前
進後退運動に伴い、ブーツ5の内側および外側
(ブーツ外壁面とロツドチユーブで囲まれた領
域)の体積は、前進時は内側が増、外側が減とな
り、後退時は逆、即ち内側が減、外側が増となる
ため、ブーツ5は伸縮のたびにブーツ内側の圧力
がブーツ外側に対して負圧、正圧と交互に変動
し、そのままではブーツの耐久性が著しく損わ
【表】
上表の記載からも判るように、前述のごとくブ
ーツの内側及び外側には常時清浄なガスが供給さ
れ、排気はセル内に排気される。即ち、停止時は
全てのソレノイドバルブが「開」であるためブー
ツ5の内側及び外側とも常に清浄なガスが流れ
る。前進時は、ソレノイドバルブ35が「開」で
バルブ36が「閉」であるからブーツ5の内側は
負圧になることなく、清浄なガスが送り込まれ、
またブーツ5の外側はソレノイドバルブ37が
「閉」、バルブ38が「開」であるため、ガスの流
入は遮断され、排気のみ行なわれるためブーツ5
が破裂することはない。後退時は前進時とは全く
逆の動作がなされる。 以上の如く、ブーツ5の内側は完全に汚染物質
から防護されており、また汚染される可能性のあ
るブーツの外側に対しても清浄なガスの供給によ
り汚染物質の伝播を軽減でき、しかもセル外19
に設置されるガスラインはフイルタ34,39,
40により汚染を防止できるのである。 上記説明は全て剪断刃台車用エクステンシヨン
ロツド3の周辺の機構に関してであつたが、本発
明は前述の如く、燃料固定台車用エクステンシヨ
ンロツド22の周辺の軸封についても同様の構成
をとることができるし、それ以外でもスラスト伝
動軸を軸封したい場合に適用できるものである。 第3図、第4図は他の実施例を示す説明図であ
る。第3図の場合はシリンダのピストンロツドと
エクステンシヨンロツドとが一体となつた長いロ
ツド50を用い、該ロツド50の外周に一体的に
ブーツ取付部51を設けた構成であり、第4図の
場合は、エクステンシヨンロツド52にブーツ取
付部51を一体的に設け、ネジ53等によりピス
トンロツド54に連結する構成である。 その他、記載は省略するが、本発明の範囲内で
種々変更できることは言うまでもない。 本発明は上記のように、放射性物質で汚染され
たセルと該セル壁を貫通する伝動軸間を、ブーツ
とロツドチユーブの二重構造と清浄なガスの供給
の組合せによつて完全に遮断しているため、セル
外に位置するシリンダ及び伝動油の汚染を完全に
防ぐことができ、また前記ガスの供給によつてブ
ーツが伸縮してもブーツの内側及び外側には無理
な圧力が加わらず、そのためブーツの耐久性が著
しく向上し、ブーツ外側の汚染が軽減されるため
万一ブーツが破損した場合でも修理は非常に容易
であるなどのすぐれた効果を奏しうる。その上、
本発明によれば、清浄ガス給排気機構の差圧、流
量等のチエツクにより、ブーツの健全性(破損の
有無)を容易にチエツクでき、保守等の迅速な対
応ができ、安全性の観点からも極めてすぐれた効
果を奏しうるものである。
ーツの内側及び外側には常時清浄なガスが供給さ
れ、排気はセル内に排気される。即ち、停止時は
全てのソレノイドバルブが「開」であるためブー
ツ5の内側及び外側とも常に清浄なガスが流れ
る。前進時は、ソレノイドバルブ35が「開」で
バルブ36が「閉」であるからブーツ5の内側は
負圧になることなく、清浄なガスが送り込まれ、
またブーツ5の外側はソレノイドバルブ37が
「閉」、バルブ38が「開」であるため、ガスの流
入は遮断され、排気のみ行なわれるためブーツ5
が破裂することはない。後退時は前進時とは全く
逆の動作がなされる。 以上の如く、ブーツ5の内側は完全に汚染物質
から防護されており、また汚染される可能性のあ
るブーツの外側に対しても清浄なガスの供給によ
り汚染物質の伝播を軽減でき、しかもセル外19
に設置されるガスラインはフイルタ34,39,
40により汚染を防止できるのである。 上記説明は全て剪断刃台車用エクステンシヨン
ロツド3の周辺の機構に関してであつたが、本発
明は前述の如く、燃料固定台車用エクステンシヨ
ンロツド22の周辺の軸封についても同様の構成
をとることができるし、それ以外でもスラスト伝
動軸を軸封したい場合に適用できるものである。 第3図、第4図は他の実施例を示す説明図であ
る。第3図の場合はシリンダのピストンロツドと
エクステンシヨンロツドとが一体となつた長いロ
ツド50を用い、該ロツド50の外周に一体的に
ブーツ取付部51を設けた構成であり、第4図の
場合は、エクステンシヨンロツド52にブーツ取
付部51を一体的に設け、ネジ53等によりピス
トンロツド54に連結する構成である。 その他、記載は省略するが、本発明の範囲内で
種々変更できることは言うまでもない。 本発明は上記のように、放射性物質で汚染され
たセルと該セル壁を貫通する伝動軸間を、ブーツ
とロツドチユーブの二重構造と清浄なガスの供給
の組合せによつて完全に遮断しているため、セル
外に位置するシリンダ及び伝動油の汚染を完全に
防ぐことができ、また前記ガスの供給によつてブ
ーツが伸縮してもブーツの内側及び外側には無理
な圧力が加わらず、そのためブーツの耐久性が著
しく向上し、ブーツ外側の汚染が軽減されるため
万一ブーツが破損した場合でも修理は非常に容易
であるなどのすぐれた効果を奏しうる。その上、
本発明によれば、清浄ガス給排気機構の差圧、流
量等のチエツクにより、ブーツの健全性(破損の
有無)を容易にチエツクでき、保守等の迅速な対
応ができ、安全性の観点からも極めてすぐれた効
果を奏しうるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2
図はその部分拡大説明図、第3図は他の実施例を
示す説明図、第4図は更に他の実施例を示す説明
図である。 1……剪断刃台車用ピストンロツド、2……剪
断刃台車用シリンダ、3……剪断刃台車用エクス
テンシヨンロツド、4……連結管、5……ブー
ツ、7……ロツドチユーブ、8……固定端板、1
1……剪断刃台車。
図はその部分拡大説明図、第3図は他の実施例を
示す説明図、第4図は更に他の実施例を示す説明
図である。 1……剪断刃台車用ピストンロツド、2……剪
断刃台車用シリンダ、3……剪断刃台車用エクス
テンシヨンロツド、4……連結管、5……ブー
ツ、7……ロツドチユーブ、8……固定端板、1
1……剪断刃台車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内外を隔離するセル壁を貫通して設置され、
軸方向へ移動自在の伝動軸と; セル外に位置し、前記伝動軸が貫通する固定端
板と; 該固定端板とセル壁との間で前記伝動軸を外囲
するロツドチユーブと; 該ロツドチユーブの内側で前記固定端板と伝動
軸外周のブーツ取付部間に取付けられた伸縮可能
な蛇腹状ブーツと; 該ブーツの内側と外側にそれぞれ清浄なガスを
供給し、前記ブーツの伸縮に応答してブーツ内側
が外側に対して負圧になることなく、かつ供給し
たガスをセル内に排気する清浄ガス給排気機構
と; を備えていることを特徴とするセル内外スラスト
伝動軸の軸封機構。 2 スラスト伝動軸が、使用済核燃料集合体剪断
機の剪断台車駆動用のロツドである特許請求の範
囲第1項記載の軸封機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190362A JPS5980570A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | セル内外スラスト伝動軸の軸封機構 |
FR8317178A FR2535431B1 (fr) | 1982-10-29 | 1983-10-27 | Structure pour etancher une tige de transmission de poussee mobile vers l'interieur et vers l'exterieur d'une cellule |
DE19833339206 DE3339206A1 (de) | 1982-10-29 | 1983-10-28 | Vorrichtung zum abdichten einer sich in eine und aus einer strahlenschutzkammer bewegenden druckuebertragungswelle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190362A JPS5980570A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | セル内外スラスト伝動軸の軸封機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980570A JPS5980570A (ja) | 1984-05-10 |
JPS6220421B2 true JPS6220421B2 (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=16256916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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