JP2005163911A - アキュムレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスエンドカバーのような端部材を小型化できるとともに溶接長さを短くすることができ、しかも、シェルの肉厚を薄くすることができるアキュムレータを提供する。
【解決手段】シェル10は、開口部13を有している。端部材11は、開口部13を規定する周面13aと対向する対向面11cを有している。ベローズ3は、端部材11に固定される固定端3c及びシェル10の軸線S1方向に伸縮自在な自由端3dを有している。ベローズ3は、シェル10の内部に設けられている。端部材11は、開口部13の周面13aと端部材11の対向面11cとの間を接合させることで、シェル10に取付けられている。開口部13は、ベローズ3の外径R2よりも小さく形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体の圧力を蓄えたり流体の脈動を吸収したりする用途等に用いられるアキュムレータに関する。
アキュムレータとしては、ハウジングと、ベローズと、ベローズキャップとを備えたものが知られている。ハウジングは、圧縮ガスが封入されるガス室と油が満たされる液室とを有している。このハウジングは、略円筒状のシェルの両端部に、ガスエンドカバー及びオイルポートが各々溶接することで設けられている。ベローズは、ハウジングの内部に収容されて、ガス室と液室とを区分けしている。ベローズは、その一端部がガスエンドカバーに溶接されるとともに、その他端部がベローズキャップに溶接されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、アキュムレータとしては、両端が絞り加工された鋼タンク内に高分子製の仕切り膜(ブラダ)を設けたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−74503号公報(段落0013〜段落0015、図1) 特開平4−266602号公報(段落0006〜段落0009、図1)
特許文献2に記載のように高分子製の仕切り膜を備えるアキュムレータでは、タンクを縮径した後に、このタンク内に仕切り膜を設置することが可能である。しかしながら、金属製のベローズを備えるアキュムレータでは、タンクを縮径した後に、このタンク内にベローズを設置しようとすると、ベローズが変形してしまう。そのため、金属製のベローズを備えるアキュムレータでは、タンクを縮径した後に、このタンク内にベローズを設置するといった製造方法を採用することが困難である。
そのため、金属製のベローズを備えるアキュムレータでは、特許文献1に記載のように、ベローズの一端部をガスエンドカバーに溶接し、ガスエンドカバーに固定されたベローズをシェルの一端側の開口端からその内部に挿入し、ガスエンドカバーをシェルの一端側の開口端に溶接することで、アキュムレータをシェルの内部に収容させるとともに、ガスエンドカバーをシェルに取付けている。
そのため、シェルの一端側の開口端は、ベローズの外径よりも大きく形成しておく必要がある。したがって、ガスエンドカバーは、ベローズの外径よりも大きい開口端に対応する大きさに形成しなければならず、大形化し易いという問題がある。しかも、特許文献1に記載の技術では、ガスエンドカバーをベローズの外径よりも大きい開口端にて溶接する構造としなければならない。そのため、ガスエンドカバーとシェルとの間の溶接長さが長くなり、これに伴い、加工時間も長くなる。
しかも、特許文献1に記載のようなアキュムレータでは、シェルとガスエンドカバーとの溶接部分が他の領域と比べて大きな応力が加わり易いハウジングの角部に位置している。そのため、シェルとガスエンドカバーとの間の溶接部分は、大応力に耐えられるように溶接しておく必要がある。
シェルとガスエンドカバーとの間の溶接強度を高めるためには、シェルやガスエンドカバーを肉厚に形成し、シェルとガスエンドカバーとの溶接部分の面積を広くしなければならない。しかしながら、このようにすると、アキュムレータが大型化したり重量が増えたりするだけでなく、材料費が嵩み、高コストとなるという問題がある。
なお、圧力が分散してかかるようにハウジングの形状を複雑な形状とし、シェルとガスエンドカバーとの間の溶接部分にかかる応力を抑制することも可能であるが、このようにすると、加工コストが嵩むため好ましくない。
また、分割したシェルを用い、ベローズ端部材等の部品を分割シェル内に設置した後、シェルを接合する方法も知られているが、組立て作業が複雑になる。
この発明は、このような事情にもとづいてなされたものであり、ガスエンドカバーのような端部材を小型化できるとともに、溶接長さを短くすることができ、しかも、シェルの肉厚を薄くすることができるアキュムレータを提供することを目的とする。
第1の観点に基づく本発明のアキュムレータは、一端側に開口部を有し、胴部中間に接合部分のないシェルと、前記開口部を規定する周面と対向する対向面を有する端部材と、前記端部材に固定される固定端及び前記シェルの軸線方向に伸縮自在な自由端を有し、前記シェルの内部に設けられた金属製のベローズとを具備し、前記端部材は、前記周面と前記対向面との間を接合させることで、前記シェルに取付けられているとともに、前記開口部は、前記ベローズの外径よりも小さく形成されている。
本発明によれば、ガスエンドカバーのような端部材を小型化できるとともに、溶接長さを短くすることができ、しかも、シェルの肉厚を薄くすることができる。
以下、本発明の第1の実施形態を、図1乃至図3を参照して説明する。この実施形態では、ベローズ3の内面3a側にガス室G、ベローズ3の外面3b側に液室Lを有するアキュムレータ1を例にとって説明する。
図1に示すように、アキュムレータ1は、圧力容器2、仕切り膜としての金属製のベローズ3、及び作動部材4等を備えている。シェル10、第1の端部材11、及び第2の端部材12により、圧力容器2が構成されている。
シェル10は、略円筒状のシェル主部(胴部)10aと、このシェル主部10aの一端部(図1において上端部)を内側(シェル10の軸線S1側)に向けて湾曲させてなる第1の湾曲部10bと、シェル主部10aの他端部(図1において下端部)を内側に向けて湾曲させてなる第2の湾曲部10cとを有している。すなわち、このシェル10は、一端側と他端側とに、シェル主部10aの外径よりも小さい径R1を有する略円形状の第1及び第2の開口部13,14を有している。また、シェル主部10aは、その胴部中間に接合部分を有していない。
第1の端部材11は、圧力容器2の内部を規定する内端面11a、この内端面11aと対向する外端面11b、及び、内端面11aと外端面11bとを繋ぐ外周面11dを有している。外周面11dは、第1の開口部13を規定する周面13aと対向する対向面11cを有している。
内端面11aの径は外端面11bの径よりも大きく設定されている。すなわち、第1の端部材11は、内端面11aと略同径の大径部と、外端面11bの径と略同径の小径部とを有している。また、第1の端部材11は、シェル10の内部とシェル10の外部とを連通させる第1のポート15を有している。この第1の端部材11は、前記周面13aと前記対向面11cとの間を溶接等により接合させることで、シェル10の一端部に取付けられている。
第2の端部材12は、圧力容器2の内部を規定する内端面12aと、この内端面12aと対向する外端面12bと、内端面12aと外端面12bとを繋ぐ外周面12dとを有している。外周面12dは、第2の開口部14を規定する周面14aと対向する対向面12cを有している。
内端面12aの径は外端面12bの径よりも大きく設定されている。すなわち、第2の端部材12は、内端面12aと略同径の大径部と、外端面12bの径と略同径の小径部とを有している。小径部には、雄ねじ部17が設けられている。また、第2の端部材12は、シェル10の内部とシェル10の外部とを連通させる第2のポート18を有している。この第2の端部材12は、前記周面14aと前記対向面12cとの間を溶接等により接合させることで、シェル10の他端部に取付けられている。
ところで、シェル10は、第1の湾曲部10bを有していることから、第1の開口部13を規定する周面13aがシェル主部10aの内面よりもシェル10の軸線S1側に寄っている。つまり、シェル10と第1の端部材11との接合部分(溶接部分)16が、圧力容器2のコーナー部(シェル主部10aと第1及び第2の湾曲部10b,10cとの境界付近)よりもシェル10の軸線S1側に寄っている。
圧力容器2のコーナー部には、他の領域と比べて大きな応力が加わり易いが、このアキュムレータ1では、上述のように、上記接合部分16が上記コーナー部よりも軸線S1側に寄っているので、円筒状のシェルを有する従来のアキュムレータと比べて、シェル10と第1の端部材11との接合部分(溶接部分)16に応力がかかり難い。
同様に、シェル10は、第2の湾曲部10cを有していることから、第2の開口部14を規定する周面14aがシェル主部10aの内面よりもシェル10の軸線S1側に寄っている。したがって、このアキュムレータ1では、円筒状のシェルを有する従来のアキュムレータと比べて、シェル10と第2の端部材12との接合部分(溶接部分)19に応力がかかり難い。
圧力容器2は、内部にガス室Gと液室Lとを有している。円筒状のベローズ3は、ステンレス等の金属製の薄板からなる。このベローズ3は、ガス室Gと液室Lとを隔離するものであり、圧力容器2の内部に設けられている。詳しくは、ベローズ3は、シェル10の内径よりも小さく、且つ、第1及び第2の開口部13,14の径R1よりも大きい外径R2を有している。また、ベローズ3の外径R2は、第1の端部材11の内端面11aの径とは略同径である。なお、本実施形態及び以下の実施形態で言うベローズ3の外径R2とは、図1等に示すように、ベローズ3の最突出部分の外面3b間の差し渡し長さである。ベローズ3は、その外面3bをシェル10の内面と対向させた姿勢で、圧力容器2を構成するシェル10の内部に設けられている。
また、このベローズ3は、圧力容器2に固定される固定端3cと、シェル10の軸線S1方向に伸縮自在な自由端3dを有している。ベローズ3の固定端3cは、溶接等によって第1の端部材11に接合されている。また、ベローズ3の自由端3dには、作動部材4が接合されている。
作動部材4は、ベローズキャップ20、ガイド部材21、及びシール部材22等を備えている。ベローズキャップ20は、円板状に形成されている。このベローズキャップ20は、ベローズ3の外径R2と略同径となるように形成されている。ガイド部材21は、ベローズ3の伸縮移動をガイドするものであって、ベローズキャップ20の周縁に沿って取付けられている。このガイド部材21の第1の端部材11側の端部(図1において上端部)は、ベローズキャップ20の第1の端部材11側となる一方の面(図1において上面)の周縁を覆うように内側に折り曲げられている。
ベローズキャップ20の他方の面(図1において下面)には、シール部材22が貼り付けられている。シール部材22は、NBR、EPDM或いはウレタンエラストマ等のようなゴム状弾性体により形成されている。シール部材22は、ベローズキャップ20の径よりも小さい径を有する円板部22aと、この円板部22aから第2の端部材12側に向かって張り出すリング状の張り出し部22bとを有している。張り出し部22bは、ベローズ3が伸長した時に、第2のポート18の内側(圧力容器2側)の開口端を取り囲むように形成されている。つまり、ベローズ3が伸長すると、第2のポート18の内側の開口端がシール部材22により閉塞される。
なお、図1では、張り出し部22bの断面形状を略台形状としているが、張り出し部22bの断面形状は略台形状に限定されるものではなく、ベローズ3が伸長したときに、第2のポート18の内側の開口端を閉塞可能な形状であればよい。
したがって、圧力容器2の内部は、ベローズ3によって、ベローズ3の内面3aと第1の端部材11とベローズキャップ20とによって囲まれる第1の領域と、シェル10の内面とベローズ3の外面3bと第2の端部材12とシール部材22とによって囲まれる第2の領域とに分離されている。
このアキュムレータ1では、第1の領域をガスが封入されるガス室G、第2の領域を液体が満たされる液室Lとしている。したがって、第1のポート15は、ガス室Gと圧力容器2の外部とを連通するポートとして機能し、第2のポート18は、液室Lと圧力容器2の外部とを連通するポートとして機能する。
ガス室G内には、窒素ガスや不活性ガス等が所定の圧力で封入されている。第1のポート15の外部側の開口端は、ガス封止栓5により閉塞されている。ガス封止栓5は、溶接等により第1の端部材11に固定されている。
上述のように、第2の端部材12の小径部には雄ねじ部17が設けられている。この雄ねじ部17を液圧システム側の圧力配管(図示せず)等と連結させることにより、第2のポート18を介して液室L内に液体が導入される。
したがって、アキュムレータ1の使用時において、液圧システム側の液圧が上昇した場合には、第2のポート18を介して、液室Lの内部に液体が流入する。すると、ガス室G内のガス圧と液室L内の液圧とが均衡するようにベローズ3が収縮し、流体の圧力を蓄えたり流体の脈動を吸収したりする。また、液圧システム側の液圧が下降した場合には、ガス室G内のガス圧と液室L内の液圧とが均衡するようにベローズ3が伸長し、第2のポート18を介して、液室Lの内部から液体が流出する。これにより、流体の脈動が吸収される。なお、液圧システム側の液圧が極端に下降し、ベローズ3が所定のストロークまで伸長すると、シール部材22が第2の端部材12の内端面12aに当接し、第2のポート18の内側の開口端がこのシール部材22により閉塞される。
次に、アキュムレータ1の製造方法を、図2及び図3を参照して説明する。
まず、シェル10を形成するシェル原形体としての円筒体30、第1の端部材11、第2の端部材12、ベローズ3、作動部材4を用意する。円筒体30は、形成するシェル10のシェル主部10aと同径に形成された円筒部材であり、一端側に第1の開口端31を有しているとともに、他端側に第2の開口端(図示せず)を有している。したがって、開口端31は、ベローズ3の外径R2よりも大きい。
ベローズ3は、第2の端部材12及び作動部材4とともにユニット化させておく。すなわち、ベローズ3の固定端3cと第1の端部材11とを溶接等により接合させるとともに、ベローズ3の自由端3dと作動部材4とを溶接等により接合させる。以下、ベローズ3、第2の端部材12、及び作動部材4をユニット化させたものをベローズユニット33という。
円筒体30を図示しない固定部材で固定し、円筒体30の他端側を縮径(縮管)させる。これにより、第2の湾曲部10cが形成されるとともに、第2の開口端がベローズ3の外径R2よりも小さい第2の開口部14となる。円筒体30の他端側は、例えば、縮径加工用の内型を用いて縮径させたり、或いは、後述する円筒体30の一端側と同様にスピニングを用いて縮径させたりすることで実現できる。
第2の端部材12の対向面12cを第2の開口部14を規定する周面14aと対向させ、前記対向面12cと前記周面14aとの間を溶接等により接合させることで、第2の端部材12を円筒体30に取付ける。
図2に示すように、作動部材4、ベローズ3、及び第1の端部材11の一部を第1の開口端31から円筒体30の内部に挿入する。ところで、第1の端部材11は、ベローズ3の外径R2と略同径の大径部を有しているため、この大径部が第1の開口端31の近傍にあると、円筒体30の一端側を縮径させる際の邪魔になり易い。よって、本実施形態では、第1の端部材11の大径部が完全に円筒体30に内部に収まるまで、ベローズユニット33を円筒体30の内部に挿入している。なお、少なくともベローズ3が円筒体30の内部に挿入されていればよく、したがって、円筒体30の一端側を縮径させる際の邪魔にならないような場合には、第1の端部材11は必ずしも円筒体30の内部に挿入する必要はない。
次に、円筒体30の一端側を縮径させる。第1の開口端31の縮径は、円筒体30の内部にベローズ3等を挿入した状態で行うため、縮径加工用の内型を用いる縮径加工は困難である。また、ベローズユニット33は、円筒体30よりも耐熱性の低いシール部材22やベローズ3を有しているため、過度な加熱は好ましくない。そのため、円筒体30の一端側は、例えば、冷間におけるスピニングを用いて縮径させるのが好ましい。なお、円筒体30の一端側の縮径加工は、シール部材22やベローズ3に著しい負荷をかけない程度であれば、円筒体30を加熱した状態で行ってもよい。
図3に示すように、1以上のスピニングロール、例えば2つのスピニングロール34,34を備えたスピニング装置を用意する。これらスピニングロール34,34は、例えば、同一面上に位置するように配置されている。スピニングロール34,34は、軸35,35を中心として図3に矢印Xで示す方向に回転可能とされている。軸35,35は、これら軸35,35と互いに平行であって、且つ、これら軸35,35の中間に位置する直線S2を中心として図3に矢印Yで示す方向に回転自由である。また、これら軸35,35は、直線S2を中心とする半径距離を変化させる方向(図3において左右方向)に移動可能であるとともに、直線S2と平行なZ方向(図3において上下方向)に移動可能である。これら軸35,35の動作は、予めコンピュータ等に入力されている加工曲線に基づいて制御される。
円筒体30の軸線S1が上記直線S2と一致するように、円筒体30を図示しない固定部材で固定する。円筒体30の内部に挿入されたベローズユニット33を固定部材36で固定する、または、第2の端部材12に固定部材36にて押し付け固定する。スピニングロール34を第1の開口端31に押し付け、スピニングにより、円筒体30の一端側を縮径(縮管)させる。これにより、第1の湾曲部10bを形成されるとともに、第1の開口端31がベローズ3の外径R2よりも小さい第1の開口部13となり、シェル10が形成される。
ところで、シェル主部10aの内径に対する第1の開口部13の径の割合(以下、開口比という)が著しく小さくなると、第1の湾曲部10bの肉厚が薄くなり過ぎて、圧力容器2に要求される強度を保てなくなるおそれがある。したがって、冷間におけるスピニングを用いる場合、圧力容器2に要求される強度を保つためには、第1の開口端31を開口比75%以上で縮径して、第1の開口部13を形成するのが好ましい。
第1の端部材11の対向面11cを第1の開口部13を規定する周面13aと対向させ、前記対向面11cと前記周面13aとの間を溶接等により接合させることで、第1の端部材11をシェル10に取付ける。第1のポート15を介してガス室Gにガスを所定の圧力となるように封入し、第1のポート15の外側の開口端にガス封止栓5を溶接する。以上により、アキュムレータ1が製造される。
このように製造されたアキュムレータ1は、シェル10と第2の端部材12との接合部分(溶接部分)19が圧力容器2のコーナー部よりもシェル10の軸線S1側に寄っているだけでなく、シェル10と第1の端部材11との接合部分(溶接部分)16もまた、前記コーナー部よりもシェル10の軸線S1側に寄っている。したがって、本実施形態のアキュムレータ1が備える圧力容器2は、従来のアキュムレータが備える圧力容器と比べて接合部分16,19に応力がかかり難い。
実験の結果、シェル10の肉厚を従来のシェルの肉厚と比べて25%強薄肉化させても、従来のアキュムレータが備える圧力容器と同等の強度を有する圧力容器2が得られることがわかった。
さらに、シェル10の第1の開口部13を、従来のアキュムレータが備える円筒状のシェルが有する開口部(円筒体30の第1の開口端31に相当)と比べて小さくすることができる。したがって、第1の開口部13に対応する大きさに形成される第1の端部材11を、従来のアキュムレーが備えるガスエンドカバーと比べて小さく形成することができる。
実験の結果、シェル10の薄肉化及び第1の端部材11の小型化により、アキュムレータ1を従来のアキュムレータと比べて約30%軽量化させることができることがわかった。
また、シェル10の第1の開口部13を従来よりも小さくすることができるため、これに伴い、シェル10と第1の端部材11との間の接合部分16の溶接長さを従来よりも短くすることができる。したがって、加工時間が短縮することができる。しかも、アキュムレータ1の軽量化に伴い、圧力容器2の材料費を低減させることができる。このような材料費の低減及び加工時間の短縮により、製造コストを大幅に抑制することができる。
以上のように、本実施形態のアキュムレータ1によれば、第1の開口部13がベローズ3の外径R2よりも小さく形成されているため、ガスエンドカバーのような端部材(第1の端部材11)を小型化できるとともに、溶接長さを短くすることができ、しかも、シェル10の肉厚を薄くすることができる。
また、本実施形態のアキュムレータ1の製造方法によれば、第1の端部材11と、ベローズ3と、一端側にベローズ3の外径R2よりも大きい第1の開口端31を有する円筒体30とを用意する工程と、ベローズ3の一端(固定端3c)を第1の端部材11に固定する工程と、少なくともベローズ3を円筒体30の第1の開口端31からその内部に挿入した状態で第1の開口端31をベローズ3の外径R2よりも小さくなるように縮径することで、内部にベローズ3を収容し、且つ、一端側にベローズ3の外径R2よりも小さい第1の開口部13を有するシェル10を形成する工程と、第1の開口部13を規定する周面13aに第1の端部材11を接合することで、第1の端部材11をシェル10に取付ける工程と、を含んでいる。したがって、ガスエンドカバーのような端部材(第1の端部材11)を小型化できるとともに、溶接長さを短くすることができ、しかも、シェル10の肉厚を薄くすることができるアキュムレータ1が得られる。
さらに、円筒体30の第1の開口端31をベローズ3の外径R2よりも小さくなるように縮径する工程は、スピニングを用いて第1の開口端31をベローズ3の外径R2よりも小さくなるように縮径する工程であるため、円筒体30の内部にベローズ3を収容した状態で、第1の開口端31を容易に縮径することができる。また、スピニングを用いる場合、ベローズユニット33を含む円筒体30全体を加熱しなくても第1の開口端31を縮径することができる。したがって、円筒体30よりも耐熱性の低いシール部材22やベローズ3に負荷をかけることなく、第1の開口端31を縮径することができる。
以下、本発明の第2の実施形態を、図4乃至図5を参照して説明する。この実施形態では、ベローズ3の内面3a側に液室L、ベローズ3の外面3b側にガス室Gを有するアキュムレータ1を例にとって説明する。
図4に示すように、アキュムレータ1は、圧力容器2、仕切り膜としての金属製のベローズ3、隔壁、及び作動部材4等を備えている。シェル40及び端部材41により、圧力容器2が構成されている。
シェル40は、略円筒状のシェル主部(胴部)40aと、このシェル主部40aの一端部(図4において下端部)を内側(シェル40の軸線S1側)に向けて湾曲させてなる湾曲部40bと、シェル主部40aの他端部(図4において上端部)に設けられた底部40cとを有して有底円筒状に形成されている。すなわち、このシェル40は、一端側に、シェル主部40aの外周よりも小さい径を有する略円形状の開口部42を有している。また、シェル40の底部40cには、圧力容器2の内部にガスを封入するためのガス導入口43が設けられている。なお、シェル主部40aは、その胴部中間に接合部分を有していない。
端部材41は、圧力容器2の内部を規定する内端面41aと、この内端面41aと対向する外端面41bと、開口部42を規定する周面42aと対向する対向面41cを有する外周面41dとを有している。内端面41aの径は外端面41bの径よりも大きく設定されている。すなわち、端部材41は、内端面41aと略同径の大径部と、外端面41bの径と略同径の小径部とを有している。小径部には、雄ねじ部44が設けられている。また、端部材41は、シェル40の内部とシェル40の外部とを連通させるポート45を有している。この端部材41は、前記周面42aと前記対向面41cとの間を溶接等により接合させることで、シェル40の一端部に取付けられている。
ところで、シェル40と端部材41との接合部分(溶接部分)46は、圧力容器2のコーナー部(シェル主部40aと湾曲部40bとの境界付近)よりもシェル40の軸線S1側に寄っている。したがって、このアキュムレータ1では、円筒状のシェルを有する従来のアキュムレータと比べて、シェル40と端部材41との接合部分(溶接部分)46に応力がかかり難い。
圧力容器2は、内部にガス室Gと液室Lとを有している。円筒状のベローズ3は、ガス室Gと液室Lとを隔離するものであり、圧力容器2の内部に設けられている。詳しくは、ベローズ3は、シェル40の内径よりも小さく、且つ、前記開口部42の径R1よりも大きい外径R2を有している。また、ベローズ3の外径R2は、端部材41の内端面41aの径とは略同径である。ベローズ3は、その外面3bをシェル40の内面と対向させた姿勢で、圧力容器2を構成するシェル40の内部に設けられている。
また、このベローズ3は、圧力容器2に固定される固定端3cと、シェル40の軸線S1方向に伸縮自在な自由端3dを有している。ベローズ3の固定端3cは、溶接等によって端部材41に接合されているとともに、ベローズ3の自由端3dには、作動部材4が接合されている。
作動部材4は、ベローズキャップ50、ガイド部材51、及びシール部材52等を備えている。ベローズキャップ50は、高さの低い偏平な有底円筒部50aと、この円筒部50aの開放端から外方に向かって水平方向に張り出す鍔部50bとを有している。ベローズキャップ50には、シール部材52をこのベローズキャップ50に納めた状態にて、シール部材押え50cがかぶせられている。シール部材押え50cは、鍔部50bに溶接されている。ベローズ3の自由端3dは、溶接等により、鍔部50bの端部材41側の面に接合されている。ベローズ3の伸縮移動をガイドするガイド部材51は、ベローズキャップ50の周縁に沿って取付けられている。
ベローズキャップ50内には、シール部材52が設けられている。シール部材52は、例えば、金属板53をゴム状弾性体54により被覆してなるものを用いることができる。シール部材52のポート45側の端面からは、ゴム状弾性体54からなるリング状の張り出し部54aがポート45側に向かって張り出している。張り出し部54aは、ベローズ3が所定のストロークまで収縮した時に、後述する隔壁55に当接し、後述する流通口56を取り囲むように形成されている。つまり、ベローズ3が所定のストロークまで収縮すると、後述する流通口56はシール部材52により閉塞される。なお、図4及び図5では、張り出し部54aの断面形状を略台形状としているが、張り出し部54aの断面形状は略台形状に限定されるものではなく、ベローズ3が収縮したときに、流通口56を閉塞可能な形状であればよい。
したがって、圧力容器2の内部は、ベローズ3によって、ベローズ3の内面3aと端部材41と作動部材4とによって囲まれる第1の領域と、シェル40の内面とベローズ3の外面3bと作動部材4とによって囲まれる第2の領域とに分離されている。
このアキュムレータ1では、第1の領域を液体が満たされる液室L、第2の領域をガスが封入されるガス室Gとしている。したがって、上記ポート45は、液室Lと圧力容器2の外部とを連通するポートとして機能する。また、上記ガス導入口43は、ガス室Gと圧力容器2の外部とを連通している。
また、端部材41の内端面41aには、隔壁55が溶接等により接合されている。隔壁55は、ベローズキャップ50と略平行な円板状の端壁55aと、この端壁55aの周縁から端部材41側に向かって延びる円筒状の周壁55bとを有している。この隔壁55により、液室L(第1の領域)は、ポート45を介して圧力容器2の外部と連続している第3の領域と、ベローズ3の内面3aと隔壁55と作動部材4とによって囲まれる第4の領域とに隔てられている。
また、隔壁55の端壁55aは、ベローズ3が伸縮した時に、上記第3の領域と上記第4の領域との間で液室L内の液体を出入りさせる流通口56を有している。
ガス室G内には、窒素ガスや不活性ガス等が所定の圧力で封入されている。ガス導入口43は、ガス封止栓5により閉塞されている。ガス封止栓5は、溶接等によりシェル40に固定されている。ガス封止栓5は、ねじ込み付け用の六角形状のヘッド7で覆われている。六角形状のヘッド7は、溶接等によりシェル40に固定されている。
上述のように、端部材41の小径部には雄ねじ部44が設けられている。この雄ねじ部44を液圧システム側の圧力配管(図示せず)等と連結させることにより、ポート45を介して液室L内に液体が導入される。
したがって、このアキュムレータ1は、以下のように作用する。
すなわち、アキュムレータ1の使用時において、液圧システム側の液圧が上昇した場合には、ポート45を介して、液室Lの内部に液体が流入する。すると、ガス室G内のガス圧と液室L内の液圧とが均衡するようにベローズ3が伸長し、流体の圧力を蓄えたり流体の脈動を吸収したりする。また、液圧システム側の液圧が下降した場合には、ガス室G内のガス圧と液室L内の液圧とが均衡するようにベローズ3が収縮し、流通口56及びポート45を介して、液室Lの内部から液体が流出する。これにより、流体の脈動が吸収される。なお、液圧システム側の液圧が極端に下降し、ベローズ3が所定のストロークまで収縮すると、シール部材52が隔壁55に当接して流通口56を閉塞させる。流通口56が閉塞されると、ベローズ3と隔壁55との間に液体が閉じ込められ、液室L内の圧力とガス室G内の圧力とが平衡状態となる。したがって、液圧システム側の液圧がさらに下降しても、ベローズ3に局所的に無理な力が加わらない。
次に、アキュムレータ1の製造方法を、図5を参照して説明する。
まず、シェル40を形成するシェル原形体としてのプレスシェル60、端部材41、ベローズ3、作動部材4を用意する。プレスシェル60は、金属材料を有底円筒状にプレスすることで形成されたものである。プレスシェル60は、一端側にベローズ3の外径R2よりも大きく形成された開口端61を有しているとともに、底部にガス導入口43を有している。
ベローズ3は、端部材41及び作動部材4とともにユニット化させておく。すなわち、ベローズ3の固定端3cと端部材41とを溶接等により接合させるとともに、ベローズ3の自由端3dと作動部材4とを溶接等により接合させる。以下、ベローズ3、端部材41、及び作動部材4をユニット化させたものをベローズユニット62という。
1以上のスピニングロール、例えば1つのスピニングロール34を備えたスピニング装置を用意する。スピニングロール34は、軸35を中心として図5に矢印X2で示す方向に回転可能とし、軸35は、この軸35に対して所定の角度で傾斜する直線S2に対して、Y,Z方向制御可能か、スピニングロール34の形状を湾曲部40bに対応する形状としている。また、スピニング装置は、プレスシェル60を直線S2を中心として回転させる。
開口端61を上方に向け、且つ、プレスシェル60の軸線S1を前記直線S2と一致させるようにプレスシェル60を配置し、図示しない固定部材で固定する。これにより、スピニングロール34は、プレスシェル60の軸線S1に対し、上方に向かって拡開するように傾斜して配置されることとなる。作動部材4、ベローズ3、及び端部材41の一部を開口端61からプレスシェル60の内部に挿入する。そして、ベローズユニット62を固定部材36で固定するか、回転可能とした固定部材36でベローズユニット62をシェル40の底部40cに押し付けるかした状態で、プレスシェル60の軸線S1をスピニング装置の軸線に一致させてプレスシェル60を回転させる。スピニングロール34を開口端61に押し付け、スピニングにより、プレスシェル60の一端側を縮径(縮管)させる。これにより、湾曲部40bを形成されるとともに、開口端61がベローズ3の外径R2よりも小さい径R1を有する開口部42となり、シェル40が形成される。
端部材41の対向面41cと開口部42を規定する周面42aと対向させ、前記対向面41cと前記周面42aとの間を溶接等により接合させることで、端部材41をシェル40に取付ける。ガス導入口43を介してガス室Gにガスを所定の圧力となるように封入する。なお、このとき、以下のようにしてもよい。
すなわち、ガス室G内にガスを封入する際には、その封入に先立って、液室Lに液圧システム等からポート45を介して液体を供給しておく。液体の圧力で、ベローズ3は伸長し、シール部材52が隔壁55から離間する。これにより、流通口56が開放状態となる。このようにしてから、ガス室G内にガスを供給する。
ガスの供給に伴い、供給されたガスの圧力でベローズ3は次第に収縮する。ガス室G内の圧力がさらに上昇すると、ついには、シール部材52が隔壁55に当接する。これにより、流通口56は閉塞状態となる。流通口56が閉塞状態となると、ベローズ3と隔壁55とで囲まれる状態が密閉されるため、ベローズ3と隔壁55との間に液体が閉じ込められる。液体は実質的に非圧縮性であるから、ガス室G内の圧力がさらに上昇しても、その圧力はベローズ3と隔壁55との間に閉じ込められた液体によって受け止められる。そのため、ベローズ3に局所的に無理な力を与えることなく、ガス室G内にガスを供給できる。最後に、ガス導入口43をガス封止栓5によって閉塞させる。以上により、アキュムレータ1が製造される。
ところで、溶接により生じるコンタミネーションが液室L中の液体に混入すると、シール部材52と隔壁55との間のシール部分から液体が漏れるおそれがある。そのため、このアキュムレータ1では、ガス室Gをベローズ3の外面3b側、液室Lをベローズ3の内面3a側に設けている。すなわち、このアキュムレータ1では、前記対向面41cと前記周面42aとの間の溶接をガス室G側で行うことができるため、溶接により生じるコンタミネーションが液室L中の液体に混入し難い。
また、このアキュムレータ1では、シール部材52として、特許文献1に記載のようなリップタイプのシール部材ではなく、パッキングタイプのシール部材を用いている。これは、リップタイプのシール部材を用いると、液室L内の液体にコンタミネーションが混入した場合に、上記シール部分から液体の漏れを生じさせることがあるためである。これに対し、パッキングタイプのシール部材52は、液室L内の液体にコンタミネーションが混入した場合であっても、上記シール部分から液体の漏れが生じ難い。
以上のように、本実施形態のアキュムレータ1及びその形成方法によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態のアキュムレータ1は、ガス室Gをベローズ3の外面3b側、液室Lをベローズ3の内面3a側に設けているため、前記対向面41cと前記周面42aとの間の溶接をガス室G側で行うことができる。したがって、前記対向面41cと前記周面42aとの間の溶接により生じるコンタミネーションが液室L中の液体に混入し難い。しかも、本実施形態のアキュムレータ1は、シール部材52として、パッキングタイプのシール部材52を用いているため、液室L内の液体にコンタミネーションが混入した場合であっても、シール部分から液体が漏れ難い。
さらに、本実施形態のアキュムレータ1の製造方法では、一端側にベローズ3の外径R2よりも大きく形成された開口端61を有する有底円筒状のプレスシェル60からシェル40を形成しているため、シェル40の端部を閉塞する端部材41は1つでよい。したがって、第1の実施形態と比べて圧力容器2の構成部品を少なくすることができる。
以下、本発明の第3の実施形態を、図6を参照して説明する。この実施形態では、ベローズ3の内面3a側にガス室G、ベローズ3の外面3b側に液室Lを有するアキュムレータ1を例にとって説明する。
アキュムレータ1は、圧力容器2、仕切り膜としての金属製のベローズ3、及び作動部材4等を備えている。シェル70及び端部材71により、圧力容器2が構成されている。
シェル70は、略円筒状のシェル主部70aと、このシェル主部70aの一端部(図6において上端部)を内側に向けて湾曲させてなる湾曲部70bと、シェル主部70aの他端部(図6において下端部)に設けられた底部70cとを有して有底円筒状に形成されている。すなわち、このシェル70は、一端側に、シェル主部70aの外周よりも小さい径を有する略円形状の開口部72を有している。また、底部70cは、雄ねじ部73を有しているとともに、シェル70の内部とシェル70の外部とを連通させる第1のポート75を有している。第1のポート75は、雄ねじ部73を貫通するように設けられている。
端部材71は、圧力容器2の内部を規定する内端面71aと、この内端面71aと対向する外端面71bと、開口部72を規定する周面72aと対向する対向面71cを有する外周面71dとを有している。内端面71aの径は外端面71bの径よりも大きく設定されている。すなわち、端部材71は、内端面71aと略同径の大径部と、外端面71bの径と略同径の小径部とを有している。また、端部材71は、シェル70の内部とシェル70の外部とを連通させる第2のポート74を有している。この端部材71は、前記周面72aと前記対向面71cとの間を溶接等により接合させることで、シェル70の一端部に取付けられている。
ところで、シェル70と端部材71との接合部分(溶接部分)76は、圧力容器2のコーナー部(シェル主部70aと湾曲部70bとの境界付近)よりもシェル70の軸線S1側に寄っている。したがって、このアキュムレータ1では、円筒状のシェルを有する従来のアキュムレータと比べて、シェル70と端部材71との接合部分(溶接部分)76に応力がかかり難い。
圧力容器2は、内部にガス室Gと液室Lとを有している。円筒状のベローズ3は、ガス室Gと液室Lとを隔離するものであり、圧力容器2の内部に設けられている。詳しくは、ベローズ3は、シェル70の内径よりも小さく、且つ、開口部72の径R1よりも大きい外径R2を有している。また、ベローズ3の外径R2は、端部材71の内端面71aの径と略同径である。このベローズ3は、その外面3bをシェル70の内面と対向させた姿勢で、圧力容器2を構成するシェル70の内部に設けられている。
また、このベローズ3は、圧力容器2に固定される固定端3cと、シェル70の軸線S1方向に伸縮自在な自由端3dを有している。ベローズ3の固定端3cは、溶接等によって端部材71に接合されているとともに、ベローズ3の自由端3dには、作動部材4が接合されている。
作動部材4は、ベローズキャップ50、ガイド部材51、及びシール部材52等を備えている。作動部材4は、第2の実施形態と同様であるので、重複する説明は図に同符号を付して省略する。この作動部材4は、シール部材52が底部70cの内面と対向するように設けられている。ベローズ3の自由端3dは、ベローズキャップ50にシール部材52を納めた状態にて、シール部材押え50cを鍔部50bに溶接した後、溶接等により、ベローズキャップ50の鍔部50bの端部材71側の面に接合させている。したがって、シール部材52の張り出し部54aは、ベローズ3が伸長した時に、第1のポート75の内側(圧力容器2側)の開口端61を取り囲むように形成されている。つまり、ベローズ3が伸長すると、第1のポート75の内側の開口端がシール部材52により閉塞される。
このように、圧力容器2の内部は、ベローズ3によって、ベローズ3の内面3aと端部材71と作動部材4とによって囲まれる第1の領域と、シェル70の内面とベローズ3の外面3bと作動部材4とよって囲まれる第2の領域とに分離されている。
このアキュムレータ1では、第1の領域をガスが封入されるガス室G、第2の領域を液体がみたされる液室Lとしている。したがって、第2ポート74は、ガス室Gと圧力容器2の外部とを連通するポートとして機能し、第1のポート75は、液室Lと圧力容器2の外部とを連通するポートして機能する。
ガス室G内には、窒素ガスや不活性ガス等が所定の圧力で封入されている。第2のポート74の外部側の開口端は、ガス封止栓5により閉塞されている。ガス封止栓5は、溶接等により端部材71に固定されている。また、上述のように、雄ねじ部73に液圧システム側の圧力配管(図示せず)等を連結させることにより、第1のポート75を介して液室L内に液体が導入される。これにより、このアキュムレータ1は、第1の実施形態のアキュムレータ1と同様に作用する。
次に、アキュムレータ1の製造方法を説明する。本実施形態のアキュムレータ1は、第2の実施形態のアキュムレータと略同様にして形成することができる。
すなわち、シェル70を形成するシェル原形体としてのプレスシェル(図示せず)、端部材71、ベローズ3、作動部材4を用意する。プレスシェルは、金属材料を有底円筒状にプレスすることで形成されたものである。プレスシェルは、一端側にベローズ3の外径R2よりも大きく形成された開口端を有しているとともに、底部に雄ねじ部73及び第1のポート75を有している。
ベローズ3は、端部材71及び作動部材4とともにユニット化させておく。すなわち、ベローズ3の固定端3cと端部材71とを溶接等により接合させるとともに、ベローズ3の自由端3dと作動部材4とを溶接等により接合させる。以下、ベローズ3、端部材71、及び作動部材4をユニット化させたものをベローズユニット(図示せず)という
作動部材4、ベローズ3、及び端部材71の一部を開口端からプレスシェルの内部に挿入した姿勢で、プレスシェル及びベローズユニットを固定する。スピニングにより、プレスシェル一端側を縮径(縮管)させる。これにより、湾曲部70bを形成されるとともに、開口端がベローズ3の外径R2よりも小さい径R1を有する開口部72となり、シェル70が形成される。
端部材71の対向面71cと開口部72を規定する周面72aと対向させ、前記対向面71cと前記周面72aとの間を溶接等により接合させることで、端部材71をシェル70に取付ける。第2のポート74を介してガス室Gにガスを所定の圧力となるように封入する。以上により、アキュムレータ1が完成する。
本実施形態のアキュムレータ1でも、第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、液体中へのコンタミネーションの混入に対する要求レベルがさほどではない場合、本実施形態のアキュムレータ1のように、ガス室Gをベローズ3の内面3a側、液室Lをベローズ3の外面3b側に設けることが可能である。
なお、本発明は、上記第1〜第3の実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々のアキュムレータに適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るアキュムレータを示す断面図。 図1のアキュムレータの製造工程の前半部分を説明するための断面図。 図1のアキュムレータの製造工程の後半部分を説明するための断面図。 本発明の第2の実施形態に係るアキュムレータを示す断面図。 図4のアキュムレータの製造工程を説明するための断面図。 本発明の第3の実施形態に係るアキュムレータを示す断面図。
符号の説明
1…アキュムレータ、 3…ベローズ、3c…ベローズの固定端、 3d…ベローズの自由端 10,40,70…シェル、 11,41,71…端部材、 11c,41c,71c…対向面、 13,42,72…開口部、 13a,42a,72a…周面、 30…円筒体(シェル原形体)、 31…開口端、 60…プレスシェル(シェル原形体)、 61…開口端、 L1…シェルの軸線、 R1…開口部の径、 R2…ベローズの外径、

Claims (3)

  1. 一端側に開口部を有し、胴部中間に接合部分のないシェルと、
    前記開口部を規定する周面と対向する対向面を有する端部材と、
    前記端部材に固定される固定端及び前記シェルの軸線方向に伸縮自在な自由端を有し、前記シェルの内部に設けられた金属製のベローズとを具備し、
    前記端部材は、前記周面と前記対向面との間を接合させることで、前記シェルに取付けられているとともに、前記開口部は、前記ベローズの外径よりも小さく形成されていることを特徴とするアキュムレータ。
  2. 一端側に前記ベローズの外径よりも大きい開口端を有するシェル原形体を用意し、前記ベローズを前記端部材に固定し、少なくとも前記ベローズを前記シェル原形体の開口端からその内部に挿入した状態で前記開口端を前記ベローズの外径よりも小さくなるように縮径することで前記シェル原形体から前記シェルを形成し、前記開口部を規定する周面と前記端部材の対向面との間を接合することで、前記ベローズが前記シェルの内部に設けられているとともに、前記端部材が前記シェルに取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のアキュムレータ。
  3. 前記シェルの開口部は、スピニングを用いて前記開口端を前記ベローズの外径よりも小さくなるように縮径することで形成されていることを特徴とする請求項2に記載のアキュムレータ。
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