JPH04158457A - 二重化システム - Google Patents

二重化システム

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JPH04158457A
JPH04158457A JP2283293A JP28329390A JPH04158457A JP H04158457 A JPH04158457 A JP H04158457A JP 2283293 A JP2283293 A JP 2283293A JP 28329390 A JP28329390 A JP 28329390A JP H04158457 A JPH04158457 A JP H04158457A
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JP
Japan
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control device
tracking
memory
data
tracking memory
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JP2283293A
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English (en)
Inventor
Yukitoshi Watabe
渡部 幸俊
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は同一演算処理機能を有した2台の制御装置から
なり、通常は一方の制御装置でもって演算処理を行い、
稼働側の制御装置に異常が生じた時には待機側の制御装
置で演算処理を行う二重化システムに関する。
(従来の技術) 重要なプラントを制御する制御装置においては、制御装
置自体が故障してプラントが無制御状態に陥るのを未然
に防止するために二重化システムを採用している。
この二重化システムは第8図に示すように同一構成の2
台の制御装置1a、lbで構成されている。さらに、各
制御装置1a、lbは一種のマイクロコンピュータから
なり、それぞれCPUモジュール2a、2bとメモリモ
ジュール3a、3bとで構成されている。各CPUモジ
ュール2a。
2b内においては、各種演算情報処理するCPU(中央
処理袋W)4a、4bがパスライン5a。
5bを介して、前記メモリモジュール3 a =  3
 b s制御対象となるプラントからの制御量やプラン
トへ送出する操作量等の各種データを入出力するための
入出カポ−トロa、6bs相手側の制御装置lb、la
へ転送する可変データを一時記憶するトラッキングバッ
ファ7a、7bs相手側の制御装置1b、laへトラッ
キングバッファ7a。
7bに記憶された可変データを転送するための伝送ボー
ト8a、8b等を制御する。
前記メモリモジュール3a、Bb内には、入出カポ−ト
ロa、  6bを介して入力される制御対象としてのプ
ラントから出力された制御量からなる人力データに対し
て所定の制御演算を実行するためのユーザプログラムを
記憶するプログラムメモリ9a、9bs前記入力データ
や前記入出カポ−トロa、6bを介してプラントへ送出
する計算結果データ等の各種可変データを一時記憶する
トラッキングメモリ10a、10b、等が収納されてい
る。なお、前記可変データは上記入力データや演算結果
データの他に、操作員からの指令データも含まれる。
そして、一方の制御装置flaの伝送ボート8aと他方
の制御装置1bの伝送ポート8bとは伝送ケーブル11
で互いに接続されている。
このような二重化システムでもって各入出カポ−トロa
、6bに共通に接続されたプラントを制御する場合、最
初にいずれか一方の制御装置la、lbを稼働側と指定
し、他方の制御装置lb、laを待機側と指定する。
第9図は稼働側に指定された制御装置が例えば1秒等の
規定期間毎に行う割込スキャン処理を示す流れ図である
。いま、制御装置1aが稼働側に指定されているとする
。流れ図が開始されると、Qlにて、入出カポ−トロa
を介して入力された制御量等の入力データを取込む一括
入出力処理を行う。次に、取込んだ入力データを演算し
やすいデータに加工してトラッキングメモリ10aに書
込む。そして、Q2にて、この加工された入力データを
トラッキングメモリ10aから読出して、読出した入力
データに対して前記ユーザプログラムを用いて所定の制
御演算処理を実行する。その演算結果データをトラッキ
ングメモリ10gに書込む。
演算結果データは入出力ボート16aを介して操作量と
して被制御対象としてのプラントへ送出する。しかるの
ちQ3にて、第10図に示すトラッキング処理を実行す
る。
第10図のトラッキング処理が開始されると、メモリモ
ジョール3aのトラッキングメモリ10aに記憶されて
いる前記入力データや演算結果データや操作者の指令デ
ータ等の可変データを読出してトラッキングバッファ7
aへ格納する。
次に、伝送ボート8aを介して待機側に指定されている
他方の制御量!fibの伝送ボート8bヘデータ送信の
予告を行って、他方の制御装置1biとの間でトラッキ
ングデータ(可変データ)の送信開始の同期処理を行う
。しかるのち、トラッキングバッファ7aに記憶されて
いる可変データを伝送ボート8aを介して待機側の制御
装置1bの伝送ポート8bへ転送する。
稼働側の制御装置1aから可変データを受信した待機側
の制御装置1bは、受信した可変データを自己のメモリ
モジュール3bのトラッキングメモリ10bへ書込む。
稼働側の制御量Wlaは、トラッキングバッファ7aの
全部の可変データの送信処理が終了すると、再度待機側
の制御装置1bとの間で交信を行って、データ転送終了
の同期処理を実施する。
以上でトラッキングメモリ10aの可変データを待機側
の制御装置]bのトラッキングメモリ10bへ転送する
トラッキング処理が終了したので、第9図の規定期間毎
の割込スキャン処理を終了する。
このように、稼働側の制御装置1aはプラントから出力
される制御量を規定周期で読取って、制御演算処理を行
い、演算結果データを操作量としてプラントへ送aする
。同時にトラッキングメモリ10aの可変データを待機
側のトラッキングメモリ10bへ転送する。よって、各
トラ、ッキングメモリ10a、10bには常時同一の可
変データが記憶されている。
したがって、稼働側の制御装置flaに何等かの異常か
発生すると、待機側の制御装置1bが稼働側の制御装置
’laに代ってプラントに対する制御動作を継続するこ
とが可能となる。すなわち、今度は待機側の制御装置1
bが稼働側の制御装置1bとなり、稼働側の制御装置1
aは異常原因が除去された時点で、待機側の制御装置1
aとなる。
しかしながら、第8図に示す二重化システムにおいても
、まだ解消すべき次のような問題があった。
すなわち、稼働側に指定された制御装置のCPUモジュ
ールは規定期間経過する毎に第9図に示した、Qlから
Q2までの入力データに対する通常のデータ処理の他に
、トラッキングメモリの可変データを待機側の制御装置
のトラッキングメモリへ転送するQ3のトラッキング処
理を実行する必要がある。
このトラッキング処理に要する時間は、二重化システム
で取扱うデータ種類数やデータ量に応じて変化するが、
第9図に示した、規定期間毎の割込スキャン処理に要す
る時間のうちのかなりの時間を占める。したがって、こ
の規定期間をかなり長い時間に設定する必要がある。そ
の結果、プラント制御における制御量の読取間隔および
操作量の出力間隔が長くなり、プラントに対する制御精
度が低下する。
また、トラッキング処理時間に多大の時間が必要となる
ので、割込スキャン処理以外の他のデータ処理の処理能
率が低下する問題もある。
ちなみに、二重化しない通常の制御装置においては、上
述したトラッキング処理が必要でないので、割込スキャ
ン処理に要する時間は短くでき、プラントに対する制御
精度は二重化システムより高く設定できる。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来の二重化システムにおいては、二重化
しない通常の制御装置に比較して、割込スキャン処理の
時間間隔を長く設定する必要があったので、システム全
体の処理能率が低下し、ひいてはプラントに対する制御
精度が低下する問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
一対の制御装置のトラッキングメモリどうしをメモリバ
スで互い接続することにより、−方のCPUモジュール
が自己のトラッキングメモリの他に他方の制御装置のト
ラッキングメモリに同時に可変データを書込むことが可
能となり、別途トラッキング処理を実施する必要がなく
、割込スキャン処理時間を短縮でき、もってシステム全
体の処理能率を向上でき、プラントに対する制御精度を
向上できる二重化システムを提供することを目的とする
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記課題を解消するために本発明は、それぞれ各種情報
処理を実行するCPUモジュールと入力データや演算結
果データ等の可変データを記憶するトラッキングメモリ
とを有した一対の制御装置からなり、この一対の制御装
置のうちの稼働側に指定された制御装置のCPUモジュ
ールによって外部から入力されるデータを規定周期で読
込んで所定の演算処理を実行すると共に、トラッキング
メモリの記憶内容を待機側に指定された制御装置のトラ
ッキングメモリに転送し、稼働側に指定された制御装置
に異常が生じた場合に、入力データに対する処理を待a
l側に指定された1i−IJ all装置で行う二重化
システムにおいて、 各制御装置のトラッキングメモリをデュアルポートメモ
リで構成し、かつこの各デュアルポートメモリどうしを
メモリバスで接続し、稼働側に指定されたCPUモジュ
ールが可変データを自己のトラッキングメモリおよび待
機側に指定された制御装置のトラッキングメモリに同時
に書込むようにしたものである。
(作 用) このように構成された二重化システムによれば、各トラ
ッキングメモリはデュアルポートメモリで構成され、か
つ互いにメモリバスで接続されている。なお、メモリバ
スは、一般的に、アドレス信号線、データ信号線、書込
制御線、読出制御線を含み、CPUモジュールからこの
メモリバスを介して該当メモリに対するデータアクセス
を実行可能である。よって、各トラッキングメモリは両
方の制御装置のCPUモジュールからデータの書込みが
可能となる。
したがって、稼働側に指定された制御装置のCPモジョ
ールは、例えばプラントからの入力データを規定期間毎
に読取って所定の演算処理を行う過程において、CPU
モジュールが自己のトラッキングメモリにデータを書込
むと、自動的に待機側の制御装置のトラッキングメモリ
に同一データが書込まれる。
よって、CPUモジュールとしては、別途自己のトラッ
キングメモリの可変データを他方の制御装置のトラッキ
ングメモリに転送するトラッキング処理を実行する必要
がない。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例の二重化システムの概略構成を示すブロ
ック図である。この二重化システムは同一構成の2台の
制御装置12a、12bで構成されている。さらに、各
制御装置12a、12bは、それぞれCPUモジュール
13a、13bとメモリモジュール14a、14bとで
構成されている。
各CPUモジュール13a、1.3b内においては、C
PU15a、15bがパスライン16a。
16bを介して、メモリモジュール14a。
14b1制御対象となるプラントからの制御量やプラン
トへ送出する操作量等の各種データを入出力するための
入出力ポート17a、17b、相手側の制御装置12b
、12aと間で各種情報交換を行うための伝送ボー)1
8a、18b等を制御する。各伝送ポート18a、18
bは伝送ケーブル1つで接続されている。
前記メモリモジュール14g、14b内には、入出カポ
−)17a、17bを介して入力されるた制御対象とし
てのプラントから出力された制御量からなる入力データ
に対して所定の制御演算を実行するためのユーザプログ
ラムを記憶するプログラムメモリ20a、20bが設け
られている。
また、一方の制御装置12gのメモリモジュール14a
内には2(11のトラッキングメモリ22A。
22Cが設けられており、他方の制御装置12bのメモ
リモジュール14b内にも2個のトラッキングメモリ2
2B、22Dが設けられてている。
そして、これら4個のトラッキングメモリ22A〜22
Dは全て同一構成のテユアルボートメモリで構成されて
いる。また、各トラッキングメモリ22A〜22Dには
同一アドレスが付しである。
そして、制御量ff112aのトラッキングメモリ22
Aのパスライン16aが接続された第1の端子はメモリ
バス23aを介して制御装置12bのトラッキングメモ
リ22Bの第2の端子に接続されている。トラッキング
メモリ22Cのパスライン16aが接続された第1の端
子はメモリバス23cを介してトラッキングメモリ22
Dの第2の端子に接続されている。
また、制御装置12bのトラッキングメモリ22Dのパ
スライン16bが接続された第1の端子はメモリバス2
3dを介して制御装置12aのトラッキングメモリ22
Cの第2の端子に接続されている。トラッキングメモリ
22Bのパスライン16bが接続された第1の端子はメ
モリバス23bを介してトラッキングメモリ22Aの第
2の端子に接続されている。
第2図は各トラッキングメモリ22A〜22D相互間の
詳細接続図である。前述したように、各メモリバス23
a〜23dは、アドレス信号線。
データ信号線、書込制御線、読出制御線で構成されてい
る。そして、各CPUモジュール13a。
13bのパスライン16a、16bと各トラツキングメ
モリ22A〜22Dおよび各メモリバス23a〜23d
との間にはそれぞれセレクタ回路24a、24bが介挿
されている。
すなわち、各CPU15a、15bはパスライン16a
、16bを介して各セレクタ回路24a。
24bヘメモリ選択信号を出力して、4個のトラッキン
グメモリ22A〜22Dの内から任意のトラッキングメ
モリを指定してデータアクセスが可能である。なお、デ
ータの書込動作時には第4図(a)又は同図(b)に示
すように複数のトラッキングメモリ22A〜22Dを指
定可能である。
しかし、データの読出動作時には読出されたデータがパ
スライン上で競合するので、第5図(a)又は同図(b
)に示すように1個のトラッキングメモリのみ指定可能
である。さらに、実施例システムにおいては、読出時に
、自己が属する制御装置内のトラッキングメモリのいず
れか一方のみが指定可能である。
このような二重化システムにおいて、第8図の二重化シ
ステムの場合と同様に、各入出力ボート17a、17b
に共通に接続されたプラントを制御する場合、最初にい
ずれか一方の制御装置12a、12bを稼働側と指定し
、他方の制御装置12b、12aを待機側と指定する。
そして、いま仮に、制御装置12gが稼働側に指定され
ているとする。
第3図は稼働側に指定された制御装置12aが例えば1
秒等の規定期間毎に行う割込スキャン処理を示す流れ図
である。流れ図が開始されると、Plにて、入出力ボー
ト17aを介して入力された制御量等の入力データを取
込む一括入出力処理を行う。次に、P2にて、取込んだ
入力データを演算しやすいデータに加工して、第4図(
a)に示すように、自己のトラッキングメモリ22A。
22Cの他にメモリバス23aを介して待機側のトラッ
キングメモリ22Bに書込む。
そして、P3にて、この加工された入力データを、第5
図(a)に示すように、自己のトラッキングメモリ22
Aから読出して、読出した入力データに対してプログラ
ムメモリ20aのユーザプログラムを用いて所定の制御
演算処理を実行する。
その演算結果データを、前記各トラッキングメモリ22
A、22C,22Bへ書込む。そして、この演算結果デ
ータを操作量として入出力ボート17gを介して被制御
対象としてのプラントへ送出する。
P4にて、伝送ポート18gを介して待機側の制御装置
12bへ割込スキャン終了信号を送出する。以上で規定
期間毎の割込スキャン処理を終了する。
このように、稼働側の制御装置12aのCPU15aに
とっては、自己のトラッキングメモリ22A、22Cに
、入力データや演算結果データや操作者が入力した指令
データ等の可変データを書込む時に、待機側の制御装置
12bのトラッキングメモリ22Bを指定するのみで、
待機側のトラッキングメモリ22Bの可変データが自動
的に最新の可変データに更新される。
すなわち、稼働側のCPU15aがPl乃至P4の割込
スキャン処理を実行すると、第3図の右側に示すように
、このスキャン処理の動作と並行してトラッキング処理
が自動的に実行される。
そして、規定期間が経過すると、再度第3図に示す割込
スキャン処理を実行するが、今度は、CPUI 5gは
可変データを自己のトラッキングメモリ22A、22C
の他に、第4図(b)に示すように、待機側の制御装置
12bのトラッキングメモリ22Dへ書込む。すなわち
、稼働側の制御装置12aのCPU15aは規定期間経
過する毎に待機側の制御装置12bの2個のトラッキン
グメモリ22B、22Dに対して交互に可変データを書
込んでいく。
第6図は、規定期間経過する毎に稼働側のCPUが可変
データをどのトラッキングメモリ22A〜22Dに書込
むかを示した模式図である。
最初に制御装置12gが稼働側に指定され、制御装置1
2bが待機側に指定されたとする。第1スキヤン処理に
おいては、待機側の制御装置12bのトラッキングメモ
リBの可変データが最新の可変データに更新される。第
2スキヤン処理においてはトラッキングメモリDの可変
データが最新可変データに更新される。そして、′1s
3スキャン処理においてトラッキングメモリBが最新可
変データに更新される。すなわち、待機側の各トラッキ
ングメモリ22B、22Dは常時最新の可変データと一
つ前の可変データとが記憶されている。
そして、第3スキヤン処理動作中に稼働側の制御装置1
2aに異常が発生すると、待機側の制御装置12bが稼
働側の制御装置となる。そして、稼働側に指定された制
御装置t12bは、トラッキングメモリ22Bの可変デ
ータの正確さが保証できないので、第2スキヤン処理に
おいてトラッキングメモリ22Dに書込まれた可変デー
タを用いて制御演算処理を実行する。すなわち、それぞ
れ2個のトラッキングメモリを備えて、待機時には交互
に可変データを書込むことにより、異常発生時には、稼
働側に切換えられた待機側の制御装置がプラントに対す
る制御処理を円滑に受は継いで継続できる。
そして、第4スキヤン処理以降において、可動側の制御
装置12bは異常発生した制御装置12aのトラッキン
グメモリに対して可変データを書込むことはない。
しかして、制御装置12aの異常原因が除去されると、
制御装置12aは待機側の制御装置として復旧する。待
機側の制御装置12aが復旧した次の周期である第nス
キャン処理以降、稼働側の制御装置12bは待機側の制
御装置12aのトラッキングメモリ22C,22A対し
て交互に最新の可変データを書込んでいく。
このように構成された二重化システムであれば、前述し
たように、稼働側のCPUが第3図に示す割込スキャン
処理を実行すると、このスキャン処理の動作と並行して
待機側のトラッキングメモリに対するトラッキング処理
が自動的に実行される。
第7図は従来システムと実施例システムとの割込スキャ
ン処理に要する時間の比較を示す図である。この図でも
明らかなように、実施例システムにおいては、トラッキ
ング処理のために別途特別の処理時間は必要ないので、
第9図および第10図に示した従来システムにおける割
込スキャン処理時間を大幅に短縮できる。
したがって、割込スキャン処理に必要な規定期間を、二
重化しない1個の制御装置でプラントを制御する場合に
比較して、同期化処理のための時間が付加されるのみで
あるので、大幅に増加する必要はない。
また、稼働側のCPUの処理負担が大幅に軽減されるの
で、システム全体の処理能率を向上できる。
よりて、プラントに対する高い制御精度を維持したまで
、制御装置の異常発生にも十分対処できる二重化システ
ムとしての長所を発揮できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の二重化システムによれば、
一対の制御装置のトラッキングメモリどうしをメモリバ
スで互い接続し、一方のCPUモジュールが自己のトラ
ッキングメモリの他に他方の114m装置のトラッキン
グメモリに同時に可変データを書込むようにしている。
したがって、別途トラッキング処理を実施する必要がな
く、割込スキャン処理時間を短縮でき、もってシステム
全体の処理能率を向上でき、プラントに対する制御精度
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例に係わる二重化シ
ステムを示すものであり、第1図は全体構成を示すブロ
ック図、第2図は要部を取出して示す詳細回路図、第3
図は動作を示す流れ図、第4図および第5図はトラッキ
ングメモリに対するデータ書込み及び読出状態を示す模
式図、第6図は異常発生時の稼働側と待機側の切換え状
態を示す模式図、第7図は従来システムとの対比で実施
例システムの効果を示す図であり、第8図は従来の二重
化システムの概略構成を示すブロック図、第9図及び第
10図は同従来システムの動作を示す流れ図である。 12a、12b−制御装置、13a、13b−・・CP
Uモジュール、14a、14b・・・メモリモジュール
、15a、15b・CPU、16a。 16b・・・パスライン、17a、17b・・・入出力
ボート、18a、18b・=伝送ボート、22A。 22B、22C,22D・・・トラッキングメモリ、2
3 a 、  23 b 、 、23 c 、  23
 d−−−メモリバス、24a、24b・・・セレクタ
回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 (a)            (b)第4図 第5図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それぞれ各種情報処理を実行するCPUモジュールと入
    力データや演算結果データ等の可変データを記憶するト
    ラッキングメモリとを有した一対の制御装置からなり、
    この一対の制御装置のうちの稼働側に指定された制御装
    置のCPUモジュールによって外部から入力されるデー
    タを規定周期で読込んで所定の演算処理を実行すると共
    に、前記トラッキングメモリの記憶内容を待機側に指定
    された制御装置のトラッキングメモリに転送し、稼働側
    に指定された制御装置に異常が生じた場合に、前記入力
    データに対する処理を待機側に指定された制御装置で行
    う二重化システムにおいて、 前記各制御装置のトラッキングメモリをデュアルポート
    メモリで構成し、かつこの各デュアルポートメモリどう
    しをメモリバスで接続し、前記稼働側に指定されたCP
    Uモジュールが前記可変データを自己のトラッキングメ
    モリおよび待機側に指定された制御装置のトラッキング
    メモリに同時に書込むことを特徴とする二重化システム
JP2283293A 1990-10-23 1990-10-23 二重化システム Pending JPH04158457A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008250936A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Toshiba Corp 二重化制御装置、及びそのトラッキング方法
JP2008299470A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Ihi Corp 二重化冗長系システムとそのデータ共有方法
JP2009251622A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Yokogawa Electric Corp 二重化制御システム

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