JPH04157275A - 細径配管固定用クランプ体 - Google Patents

細径配管固定用クランプ体

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JPH04157275A
JPH04157275A JP2280446A JP28044690A JPH04157275A JP H04157275 A JPH04157275 A JP H04157275A JP 2280446 A JP2280446 A JP 2280446A JP 28044690 A JP28044690 A JP 28044690A JP H04157275 A JPH04157275 A JP H04157275A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は一般に自動車或いは各種の機械、設備装置等に
燃料、その他給油、給気等の供給路として配設される管
径２０ｍ／Ｉｎ程度以下の比較的細径からなる金属管に
よる配管の固定用クランプ体に関するものである。
（従来の技術） 従来、この種の固定用クランプ体としては、−般に帯材
の長手方向の一端側をボルト孔を設けた取付は壁となし
、他端側に欠円状の把持壁を有してクランプ体を構成せ
しめ、該把持壁をもって配管側の適所の直管部分を挾持
して固定したり、又は、該把持壁の内周面と配管の外周
面とを鑞着して固定するように構成されていた。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のクランプ体にあって、
前者では、前記挟持に伴う配管の直管部分での固定によ
るため、配設状態下での車体或いは機械、設備装置の振
動に起因して、配管側にその長さ方向及び周方向の位置
ずれ或いは該位置ずれによる擦れ傷を生ぜしめ、強いて
は亀裂、破損を招き、また配管の外周面に施したメツキ
或いは塗装等による耐食性被膜を剥離せしめ、又後者で
は位置ずれの問題は略解消されるものの鑞着後に製品全
体への鍍金等による耐食被膜処理を余儀なくされ、更に
鑞着の際の加熱により熱劣化を起して亀裂や破損等が発
生する等の問題を有するもの、　　であった。
本発明は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
のであり、加振状態下にあっても把持壁部での配管側に
生ずる位置ずれ或いは擦れ傷の憂いを全くなくして効果
的に係着、固定することができ、また予め耐食性被膜を
施した配管やクランプ体が使用でき、更に配管の外周面
での耐食性被膜を充分に保護することのできると共に、
鑞着等の加熱処理の必要のない細径配管固定用クランプ
体を提案することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため、板材の長手方向の略
中央部附近を相手基体への取付は壁となして所定の角度
をもって屈曲した両側端部に、配管側の弯曲もしくは屈
曲した曲げ部に跨ってその両側直管部分を包持状に係着
、固定する把持壁を有して構成した細径配管固定用クラ
ンプ体を要旨とするものであり、更に前記取付は壁を配
管の係着、固定した状態にあって、該配管の曲げ平面と
略平行、略直角或いは傾斜方向に位置して構成したりす
るものであり、また前記板材の長手方向の略中央部附近
を折り返して二重重合壁を形成してこれを取付は壁とし
て構成したり、前記取付は壁を配管の曲げ部を外側に位
置せしめ、更に前記把持壁の内周面又は配管の外周面に
カラー、割ブツシュ、バンド或いはチューブ等からなる
弾性部材を挿着又は接着して構成したものである。
（作用） 本発明はこのように構成されているため、配管側の曲げ
部に跨ってその両側の直管部分を包持状に係着、固定す
る把持壁を有するクランプ体の構成により、その方向を
異にする該把持壁によって配設状態等での加振下にあっ
て一方の把持壁に長さ方向又は周方向の外力が作用した
場合でも、他方の把持壁の壁面でこれを受けて充分な反
力を発生するため、きわめて剛性の高い固定がなされる
と共に、長期に亘って配管側での長さ方向及び周方向へ
の位置ずれ或いは該位置ずれによる擦れ傷の発生を極め
て効果的に防止して確実に係着、固定することができ、
また配管の外周面及びクランプ体の構面に予め施した耐
食性被膜を充分に保護することとなる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
１図は本発明の細径配管固定用クランプ体の配管の係着
、固定状態での正面図、第２図（イ）は第１図の上面図
、第２図（ロ）は第１図の矢印Ａ方向の図、第３図は他
の実施例を示す同上第１図相当図、第４図は第３図の上
面図、第５図は更に他の実施例の第１図相当図、第６図
は第５図の上面図、第７図は更に別の実施例の第１図相
当図、第８図は第７図の上面図であって、（１）は相手
基体（図示せず）に取付けられるクランプ体であり、板
材の長手方向の略中央部附近を円孔又は長孔からなる取
付はボルト孔（２°）を設けた平坦な取付は壁（２）と
なして所定の角度をもって屈曲して形成せしめ、且つそ
の両側端部にカール状の把持壁（３，３°）を有して構
成したものである。そして把持壁（３，３’）部をもっ
て前記管径程度以下の比較的細径からなる金属管による
配管（Ｐ）側の弯曲もしくは屈曲した曲げ部（Ｐｏ）に
跨ってその両側直管部分を包持状に係着、固定するもの
であり、前記取付は壁（２）を配管（Ｐ）の曲げ平面に
略直角方向に位置（第１図及び第２図）したり、略平行
方向に位置（第３図及び第４図）しなり、傾斜した方向
（第５図及び第６図）に位置して構成する。
尚（４）は必要に応じて把持壁（３，３’）の内周面又
は配管（Ｐ）の外周面に挿着又は接着したカラー、割ブ
ツシュ、バンド或いはチューブ状からなる樹脂或いはゴ
ム等製の弾性部材（第１図及び第２図）であり、又、第
７図及び第８図のように板材の長手方向の略中央部附近
を折り返して二重重合壁として形成すると共に、重合壁
部の剛性を高めるためにカール部（２”）により掛止し
て構成し、これを取付は壁（２）とすることもできる。
更に、第９図及び第１０図のように配管（Ｐ）の曲げ部
（Ｐｏ）を路間−平面に形成すると、クランプ体の剛性
は一層向上する。この際取付は壁（２）を前記曲げ部（
Ｐｏ）の外方に位置することもできる。
（発明の効果） 以上説明したように本発明による細径配管固定用クラン
プ体は、その方向を異にする前記把持壁（３，３°）で
の配管（Ｐ）側の曲げ部（Ｐｏ）に跨ってその両側直管
部分を包持状に係着、固定するように構成されるため、
長期配設状態等での加振下にあっても外力を少くとも一
方把持壁（３，３’）の壁面で受けるため配管（Ｐ）の
長さ方向及び周方向の位置ずれを効果的に防止すると共
に、剛性の高い固定が可能となり、従って係着、固定部
での該配管側の擦れ傷或いは、特に加熱処理の不要とも
相まって亀裂、破損の憂いをなくして確実に係着、固定
することができ、同時に配管（Ｐ）の外周面やクランプ
体の表面に予め耐食性被膜を施したものを使用できると
共に、該耐食性被膜を充分に保護することができる等、
極めて有用な細径配管固定用クランプ体である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を示す細径配管固定用クラン
プ体の配管の係着、固定状態での正面図、第２図（イ）
は第１図の上面図、第２図（ロ）は第１図の矢印Ａ方向
の図、第３図は他の実施例を示す同上第１図相当図、第
４図は第３図の上面図、第５図は更に他の実施例の第１
図相当図、第６図は第５図の上面図、第７図は更に別の
実施例の第１図相当図、第８図は第７図の上面図、第９
図は更に別の実施例の第１図相当図、第１０図は第９図
の上面図である。 （２）・・・取付は壁、（３，３’）・・・把持壁、（
４）・・・円筒片、（Ｐ）・・・配管、（Ｐｏ）・・・
曲げ部。 特許出願人　　臼井国際産業株式会社 第５図 第６図 Ｐ′ 第７図 第８図 第９図 国

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）板材の長手方向の略中央部附近を相手基体への取
    付け壁（２）となして所定の角度をもって屈曲した両側
    端部に、配管（Ｐ）側の弯曲もしくは屈曲した曲げ部（
    Ｐ’）に跨ってその両側直管部分を包持状に係着、固定
    する把持壁（３、３’）を有して構成したことを特徴と
    する細径配管固定用クランプ体。
  2. （２）請求項１記載において、前記取付け壁（２）を配
    管（Ｐ）の係着、固定した状態にあって、該配管の曲げ
    平面と略平行、略直角或いは傾斜方向に位置して構成し
    たことを特徴とする細径配管固定用クランプ体。
  3. （３）請求項１記載において、前記板材の長手方向の略
    中央部附近を折り返して二重重合壁を形成してこれを取
    付け壁（２）として構成したことを特徴とする細径配管
    固定用クランプ体。
  4. （４）請求項１記載において、前記取付け壁（２）を曲
    げ部（Ｐ’）の外側に位置せしめたことを特徴とする細
    径配管固定用クランプ体。
  5. （５）請求項１記載において、前記把持壁（３、３’）
    の内周面又は配管（Ｐ）の外周面にカラー、割ブッシュ
    、バンド或いはチューブ等からなる弾性部材（４）を挿
    着又は接着して構成したことを特徴とする細径配管固定
    用クランプ体。
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