JPH04153949A - ディスク装置のテスト方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ディスクサフ゛システム（ディスク装置十ディスク制御
装置）内に記録されたトレース情報からコマンド実行時
の回転数、および、ディスク回転待ちによるコマンド実
行待ち時の回転数等の確認を行うディスク装置のテスト
方式に関し、ディスク装置の障害の検出と、障害箇所、
及び、障害原因の切り分けとを、高速に行うことを目的
とし、 ディスク装置を制御するディスク制御装置内に、ホスト
計算機が実行するテストプログラムから発行されたコマ
ンドを検出して、該コマンドの実行前／後の該ディスク
装置のディスク上の絶対アドレスを検出する回転位置検
出部と、該回転位置検出部からの上北絶対アドレスに基
づいて、上記コマントの実行前と、実行後の相対アドレ
ス→相対回転位置を計算し、該コマンド種別情報と共に
、トレース情報■として、上記ホスト計算機に通知する
トレース記録部とを設けて、上記ホスト計算機上で実行
される上記テストプログラムにおいて、上記トレース記
録部から通知されたトレース情報■に基づいて、コマン
ド実行時、又は、コマンド実行待ち時の、上記ディスク
の回転数、又は、該ディスクの相対アドレス、或いは、
相対回転位置をテストするように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ディスクサブシステム（ディスク装置＋ディ
スク制御装置）内に記録されたトレース情報からコマン
ド実行時の回転数、および、ディスク回転待ちによるコ
マンド実行待ち時の回転数等の確認を行うディスク装置
のテスト方式に関する。

近年のコンピュータシステムのデータ処理の高速化に伴
い、ディスク装置に対する高速アクセスが要求されてい
るため、ディスク装置に対するアクセスについては、デ
ィスク回転待ちによるむだな時間を少な（するように、
コマンドの組み合わせを最適化したコマンド列をコマン
ドチエインの形で形成し、該形成されたコマンド列を実
行することで、該高速アクセスを実現している。

このため、該最適化されたコマンド列が正常に動作して
いるかを、効果的にテストできるテスト方式が必要とさ
れる。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕第３図は
従来のディスク装置のテスト方式を説明する図である。

従来のディスク装置のテスト方式においては、最適化さ
れたコマンド列の総実行時間を測定することにより、正
常に動作しているかの確認を行っていた。

具体的には、図示されている如くに、ホスト計算機３が
テストプログラム３０ａを実行し、前述の最適化された
コマンド列を発行する。

該コマンド列は、コマンドチエインされているので、該
コマンド列をディスク制御装置２０制御部２０が全て実
行した時点で、完了通知をホスト計算機３に通知する。

テストプログラム３０ａでは、該コマンド列を発行して
から、上記完了通知が到達する迄の時間を計数し、予め
、計算しである期待値と比較することで、上記コマンド
列の正常動作を確認する。

ところが、ディスク装置に設計障害等があった場合には
、期待するコマンド列の総実行時間と実行した結果の総
実行時間とに差がでることになるが、上記従来方式にお
いては、どのコマンドで差がでたかという情報を得るこ
とができない。

従って、ディスク装置の障害箇所を切り分けるには、該
コマンド列の各コマンドを１つ宛、又は、種々のコマン
ド列の組み合わせを発行する等して、該障害コマンドを
検出する必要があり、長時間を要するという問題を生し
ていた。

本発明は上記従来の欠点に鑑み、ディスク装置の障害に
対し、ディスクサブシステム内に記録されたトレース情
報からコマンドの実行時の回転数。

および、ディスク回転待ちによるコマンドの実行待ち時
の回転数等の確認を行うことで、該ディスク装置の障害
の検出と１ｗｉ害箇所および障害原因の切り分けとが直
ちにおこなえるようなディスク装置のテスト方式を提供
することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図である。

上記の問題点は下記の如くに構成されたディスク装置の
テスト方式によって解決される。

ディスク装Ｗ１を制御するディスク制御装置２内に、ホ
スト計算機３が実行するテストプログラム３０から発行
されたコマンドを検出して、該コマンドの実行前／後の
該ディスク装！１のディスク上の絶対アドレスを検出す
る回転位置検出部２１と、該回転位置検出部２１からの
上記絶対アドレスに基づいて、上記コマンドの実行前と
、実行後の相対アドレス、又は、相対回転位置を計算し
、該コマンド種別情報と共に、トレース情報■として、
上記ホスト計算機３に通知するトレース記録部２２とを
設けて、 上記ホスト計算ＩＩｓ上で実行される上記テストプログ
ラム３０において、上記トレース記録部２２から通知さ
れたトレース情報■に基づいて、コマンド実行時、又は
、コマンド実行待ち時の、上記ディスクの回転数、又は
、該ディスクの相対アドレス、或いは、相対回転位置を
テストするように構成する。

〔作用〕

即ち、本発明によれば、ディスク装置１と、ディスク制
御装置２とから構成されているディスクサブシステムに
おいて、制御部２０は、ホスト側から送られてくるコマ
ンド列を受取り、ディスク装置１に対し、該コマンドを
実行するとともに、回転位置検出部２１に対しコマンド
実行前／後のディスクの回転位置を検出するよう指示す
る。

又、トレース記録部２２は、該回転位置検出部２１にて
検出された回転位置くディスク上の絶対アドレス）から
、コマンド実行の前／後の、該ディスクの回転位置（上
記絶対アドレスから相対アドレス噂回転位置に変換した
もの）、および、実行したコマンドをトレース情報■と
して記録する。

ホスト計算機３が実行するテストプログラム３０は、上
記ディスクサブシステム内に発行したコマンドと、得ら
れたトレース情報■とから、コマンド実行時、或いは、
コマンド実行待ち時のディスクの、例えば、回転数を計
算し、予め、主記憶装置上に設定しである期待値との比
較を行う。

その結果よりディスク装置の障害の検出と、障害箇所お
よび障害原因の切り分けとを行うようにしたものである
。

従って、コマンド毎に、該コマンド実行時のディスクの
回転数、及び、一つ前のコマンドの終了時点から次のコ
マンドを実行する迄の、所謂、コマンド待ち時のディス
クの回転数を、前原て、計算されている期待値と比較す
ることができる為、不一致の検出された位置（各コマン
ド実行中、実行待ちの位置）を障害箇所とすることがで
き、ディスク装置の障害の検出と、障害箇所、及び、障
害原因の切り分けとを、高速に行うことができる効果が
ある。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

前述の第１図は本発明の原理説明図であり、第２図は本
発明の一実施例を示した図であり、（ａ）はシステムの
構成例を示し、（ｂ）はテストプログラムの構成例を示
している。

本発明においては、ホスト計算機３で実行されているテ
ストプログラム３０から発行されたコマンド列の各コマ
ンドを、ディスクサブシステムが検出する毎に、そのコ
マンドの実行前／後において、回転位置検出部２１に指
示して、ディスク装置１のディスクの絶対アドレスを検
出し、トレース記録部２２で、その検出された絶対アド
レスをコマンド実行前／後の相対アドレス悼相対回転位
置に変換し、上記コマンド情報と共に、トレース情報■
として、ホスト計算機３に通知し、ホスト計算機３上で
実行されているテストプログラム３０においては、該通
知されたトレース情報■に基づいて、コマンド実行時と
、コマンド実行待ち時のディスクの、例えば、回転数を
求め、予め、算出しである期待値（テストデータ■）と
比較する手段が、本発明を実施するのに必要な手段であ
る。

尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。

以下、第１図を参照しながら、第２図によって、本発明
のディスク装置のテスト方式の構成と動作を説明する。

通常、ディスクサブシステム（ディスク装置十ディスク
制御装置）の制御部２０では、入出力インタフェースを
介して、サーチコマンドを受信すると、ディスク上の絶
対アドレスを読み取り、サーチアドレスと比較する機構
があることに着目して、本発明においては、ホスト計算
機３からのコマンドを検出する毎に、そのコマンドの実
行前／後において、回転位置検出部２１に、ディスク上
の絶対アドレスを読み取ることを指示する。

該回転位置検出部２１では、該検出したディスクの絶対
アドレスをトレース記録部２２に送信する。

トレース記録部２２においては、該制御部２０カラのコ
マンドに、コマンドチエインが指示されていることを検
出すると、上記回転位置検出部２１から送られてくる、
コマンド実行前、実行後のディスクの絶対アドレスに基
づいて、最初のコマンドの実行前のディスクの回転位置
を０′として、各絶対アドレスを相対アドレスに変換し
、更に、相対回転位置（−周を１回転とした回転位置）
に変換し、制御部２０から送出されてくるコマンド情報
と共に、第２図（ｂ）に示した如きトレース情報■を生
成し、入出力インタフェースのデータアウト線を介して
、ホスト計算機３に送出する。

ホスト計算機３において実行されるテストプログラム３
０はテストデータ■の、チエインされたコマンド列（例
えば、シーク、サーチ、リード。

サーチ、リード）をディスクサブシステムの制御部２０
に発行し、そのコマンドを実行した結果として得られる
上記トレース情報■を読み出す。

テストプログラム３０は、上記トレース情報■の実行前
／後の、相対回転位置（以下、単に、回転位置という）
から各コマンドの実行時の回転数および、実行待ち時の
、例えば、回転数を求め、テストデータ■の期待値と比
較する。（第２図（ｂ）参照） 各コマンドの実行時の回転数、および、実行待ち時の回
転数を求める計算式は、それぞれ、（該コマンドの実行
前の回転位置−該コマントの実行後の回転位置） （該コマンドの１つ前のコマンドの実行後の回転位置−
該コマントの実行前の回転位置）である。

即ち、コマンドの実行前／後の回転位置の差が実行時の
回転数となり、１つ前のコマンドの実行後の回転位置と
該コマンドの実行前の回転位置との差がコマンド実行待
ち時の回転数となる。

第２図（ｂ）に示した例で、具体的に説明すると以下の
ようになる。

先ず、テストデータ■において、左側の各欄に示されて
いる数値は、最適化されたコマンド列、シーク、サーチ
、リード、サーチ、リードを実行した時、ディスクがど
の（らい回転するかを示している。例えば、シークでは
、０．５回転、最初のサーチでは、少なくとも、１．０
回転以下１次のリードでは、０．１回転（以下、同じ）
であることを示している。

同様にして、シークから最初のサーチ迄のコマンド実行
待ち時に、ディスクは０回転、即ち、待ち時間無しでサ
ーチできることを示し、該サーチからリード迄は、０．
１回転（以下、同じ）で済むことを示している。

上記のテストデータ■は、ディスクの回転待ちが最小限
になるように最適化されたコマンド列を生成したときの
、該コマンド実行時、或いは、コマンド実行待ち時のデ
ィスクの回転数の期待値である。

本発明は、各コマンド実行時、或いは、コマンド実行待
ち時のディスクの回転数を、コマンド実行前／後のディ
スクの相対アドレスから求めて、該期待値と比較するこ
とで、どのコマンドで、或いは、どのコマンド実行待ち
で、障害が発生したかを検出しようとするものである。

今、ディスクサブシステムから通知されたトレース情報
■が、第２図（ｂ）に示されたものであったとする。

本トレース情報■において、左側の数値は、各コマンド
を実行する前のディスクの回転位置を示し、右側の数値
は、各コマンドの実行後のディスクの回転位置（但し、
前述のように、該コマンド列の最初のシークを受信した
時点でのディスクの位置を０′とした相対的な回転位置
）を示している。

従って、上記の計算式から、シークの実行時の回転数は
、ｒＯ，５−０＝０．５　Ｊとなり、該シークからサー
チ迄のコマンド実行待ち時の回転数は「０．５０．５・
０」となり、該サーチの実行時の回転数はｒｌ、３−０
．５＝０．８　＜１．ＯＪ　　（以下、同様）となり、
前述の期待値と比較すると、本テストデータ■の実行結
果は、該期待値を全て満足しており、正常な動作をした
ことが分かる。

上記期待値の何れかで、実行結果との間で異常が検出さ
れたとすると、その部分で、障害が発生したものと特定
することができる。

尚、上記の実施例では、テストデータ■として、コマン
ドの実行前／実行後のディスクの回転数を、予め、計算
しておき、実際のディスクの回転数をトレース情報■か
ら求め、上記テストデータ■と比較する例で説明したが
、該比較対象は、ディスクの回転数に限定されるもので
はなく、コマンド列が検出された時点からの相対アドレ
ス、或いは、相対回転位置であってもよいことはいう迄
もないことである。

このように、本発明は、ホスト計算機３で実行されてい
るテストプログラム３０から発行されたコマンド列の各
コマンドを、ディスクサブシステムの制御部が検出する
毎に、回転位置検出部２１に指示して、ディスク装置１
のディスクの上記各コマンドの実行前／後の絶対アドレ
スを検出し、トレース記録部２２で、その検出された絶
対アドレスをコマンド実行前／後の相対アドレス→相対
回転位置に変換し、上記コマンド情報と共に、トレース
情報■として、ホスト計算機３に通知し、ホスト計算機
３上で実行されているテストプログラム３０においては
、該通知されたトレース情報■に基づいて、コマンド実
行時と、コマンド実行待ち時のディスクの、例えば、回
転数を求め、予め、算出しである期待値（テストデータ
■）と比較して、ディスク装置の動作をテストするよう
にした所に特徴がある。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したように、本発明のディスク装置の
テスト方式は、最適化されたコマンド列の動作をテスト
するのに、ディスク装置を制御するディスク制御装置内
に、ホスト計算機が実行するテストプログラムから発行
されたコマンドを検出して、該コマンドの実行前／後の
該ディスク装置のディスク上の絶対アドレスを検出する
回転位置検出部と、該回転位置検出部からの上記絶対ア
ドレスに基づいて、上記コマンドの実行前と、実行後の
相対アドレス→相対回転位置を計算し、該コマンド種別
情報と共に、トレース情報■として、上記ホスト計算機
に通知するトレース記録部とを設けて、上記ホスト計算
機上で実行される上記テストプログラムにおいて、上記
トレース記録部から通知されたトレース情報■に基づい
て、コマンド実行時、又は、コマンド実行待ち時の、上
記ディスクの回転数、又は、該ディスクの相対アドレス
、或いは、回転位置をテストするようにしたものである
ので、コマンド単位に実行時の回転数。

および、実行待ち時の、例えば、回転数を求めて期待値
と比較することで、直ちに障害箇所および障害原因の切
り分けが可能となる効果を奏し、ディスク装置の信転性
の向上に寄与するところが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図。 第２図は本発明の一実施例を示した図。 第３図は従来のディスク装置のテスト方式を説明する図
。 である。 図面において、 ｌはディスク装置。 ２１は回転位置検出部。 ３はホスト計算機。 ３０．３０ａはテストプログラム。 ■はテストデータ、　　■は をそれぞれ示す。 ２０は制御部。 ２２はトレース記録部。 トレース情報。 第 図 第 図 （その１） 第 図 （その２） 従来のディスク装置のテスト方式を説明する同第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスク装置（１）を制御するディスク制御装置（２）
   内に、ホスト計算機（３）が実行するテストプログラム
   （３０）から発行されたコマンドを検出して、該コマン
   ドの実行前／後の該ディスク装置（１）のディスク上の
   絶対アドレスを検出する回転位置検出部（２１）と、該
   回転位置検出部（２１）からの上記絶対アドレスに基づ
   いて、上記コマンドの実行前と、実行後の相対アドレス
   、又は、相対回転位置を計算し、該コマンド種別情報と
   共に、トレース情報（〔２〕）として、上記ホスト計算
   機（３）に通知するトレース記録部（２２）とを設けて
   、 上記ホスト計算機（３）上で実行される上記テストプロ
   グラム（３０）において、上記トレース記録部（２２）
   から通知されたトレース情報（〔２〕）に基づいて、コ
   マンド実行時、又は、コマンド実行待ち時の、上記ディ
   スクの回転数、又は、該ディスクの相対アドレス、或い
   は、相対回転位置をテストすることを特徴とするディス
   ク装置のテスト方式。