JPH04151216A - 積層板の製造方法 - Google Patents

積層板の製造方法

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JPH04151216A
JPH04151216A JP2277369A JP27736990A JPH04151216A JP H04151216 A JPH04151216 A JP H04151216A JP 2277369 A JP2277369 A JP 2277369A JP 27736990 A JP27736990 A JP 27736990A JP H04151216 A JPH04151216 A JP H04151216A
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JP2277369A
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Yasufumi Fukumoto
福本 恭文
Sadahisa Takaura
高浦 禎久
Shigeaki Kojima
小島 甚昭
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、金属箔を片面に積層した積層板の製造方法に
関するものである。
【従来の技術】
積層板はプリント配線板などに加工して使用されるが、
銅箔などの金属箔を両面に積層した両面金属箔張り積層
板の他に、金属箔を片面に積層した片面金属箔張り積層
板も用いられている。 このような片面金属箔張り積層板を製造するにあたって
、従来は例えば第4図に示すような方法でおこなわれて
いた。すなわち、複数枚のプリプレグ1を重ね合わせ、
このプリプレグ1の一方の片側に銅箔などの金属箔23
重ねると共にプリプレグ1の他方の片側に樹脂フィルム
で作成される離型シート8を重ね、さらに必要に応じて
この離型シート8の他面に、金属箔2を重ねたプリプレ
グ1を配設し、これを金属プレート6の間に挟んで加熱
加圧して積層成形をおこなうことによって、片面に金属
箔2を張った積層板を製造することができるものであり
、離型シート8は成形された積層板から剥がされる。
【発明が解決しようとする課題】
上記の離型シート8は成形される積層板の金属箔2と反
対側の面が金属プレート9や他の積層板に付着すること
を防止するために使用されるものであり、成形をおこな
った状態では積層板は一方の片側に金属箔2が、他方の
片側に離型シート8がそれぞれ積層された状態にある。 しかし、金属箔2と樹脂の離型シート8とは熱膨張率な
ど熱による伸縮挙動が全く異なるために、金属箔2と離
型シート8とが積層された積層板にはその両面において
異なる伸縮挙動が作用することになり、成形後に反りや
ねじれなどの変形が大きく発生し、プリント配線板加工
時にトラブルが多発するものであった。この変形は厚み
が0.3mm程度以下の薄い積層板において特に大きく
発生する。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、反りや
ねじれなどの変形が発生することを防止しつつ片面金属
箔張りの積層板を製造することができる方法を提供する
ことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る積層板の製造方法は、複数枚のアリプレグ
1を重ね合わせると共にこの重ね合わせたプリプレグ1
の一方の片側に金属箔2を重ね、金属箔3に離型材4を
付着させて形成した離型シト5を上記プリプレグ1の他
方の片側に離型材4がプリプレグ1側を向くように重ね
、これを加熱加圧成形することを特徴とするものである
。 以下、本発明の詳細な説明する。 プリプレグ1は、ガラス布等の基材にエポキシ樹脂やフ
ェノール樹脂、イミド樹脂等の熱硬化性樹脂のフェスを
含浸し、これを加熱乾燥することによって作成される。 また本発明において離型シート5は、銅箔やアルミニウ
ム箔などの金属箔3の片面もしくは両面に離型材4を付
着して形成したものが用いられる。離型材4としてはポ
リエチレンテレフタレートやトリアセテート、フッ素な
どの耐熱性の樹脂のフィルムを用いることができ、金属
箔3にこの樹脂フィルムを溶着して一体化することによ
って離型シート5を作成することができる。この離型シ
ート5の金属箔3は厚みが12〜105μ程度のものが
好ましく、特に、積層板に積層するために用いられる金
属箔2と同厚で且つ同種のものが最適である。さらに離
型シート5の離型材4としては必要に応じてマント処理
したものを使用することができる。 しかして所定寸法にカットされた上記プリプレグ1と両
面に離型材4を設けた離型シート5を用いて片面金属箔
張り積層板を製造するにあたつでは、複数枚のプリプレ
グ1を重ね合わせると共に−の重ね合わせたアリプレグ
1の片側に銅箔などの金属箔2を重ね、この金属W32
を重ねたプリプレグ1と二組用いて第1図に示す離型シ
ート5と介して重ねる。そしてこれを鏡面板として形成
される上下の金属プレート6間に挟み、これをプレス装
置の熱盤の間にセ・ノドして加熱しつつ加圧して積層成
形をおこなうことによって、第3図に示すような片面に
金!EN2を張17′:積層板Aを得ることができる。 そして成形したこの積層板Aから離型ノート5を1sI
IKすることによって使用に供することができる。 このようにしてアリプレグ1の一方の片側に金属箔2を
、他方の片側に離型シート5を重ねて積層板Aを製造す
るにあたって、離型シート5は金属箔3に離型材4を付
着させたものであるために、金属箔2と離型ノート5と
は熱膨張率なビ熱による伸縮挙動が近似しており、積層
板Aの両面に作用する伸縮挙動はほぼ等しくなって、積
層板Aに反りねじれなどの変形が発生することを防ぐこ
とができるものである。 第1図の例では離型シート5として金属箔3の両面に離
型材4を設けて形成したものを用いたが、金属箔3の片
面に離型材4を設けて形成した離型シート5を用いて成
形をおこなうこともできる、第2図はその一例を示すも
のであり一複数枚のアリプレグ1を重ね合わせ、この重
ね合わせたプリプレグ1の片側に@箔などの金Ijc箔
2を重ねると共にプリプレグ1の他方の片側に離型ノー
ト5を重ね、これを上下の金属プレート6間に挟んでプ
レス装置の熱盤の間にセットして加熱加圧して積層成形
をおこなうことによって、同様にして片面に金属箔2を
張った積層板A g:得ることができる。
【実施例】
次に、本発明を実81例によって例証する。 X隻■」 プリプレグとしてガラス布にエポキシ樹脂を含浸乾燥し
て得られたものを用い、また離型シートとして厚み18
μの銅箔の片面に厚み25μめポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを融着したものを用いた。そして第2図の
ように、プリプレグを6枚重ね合わせると共にその上側
に厚み18μの銅箔を、その下側に離型シートを重ね、
これを上下の金属プレート間に挟んで加熱加圧成形をお
こない、厚み0.8mmの片面銅張り積層板を得た。 火1引2 離型シートとして厚み35μの銅箔の片面に厚み25μ
のポリエチレンテレフタレートフィルムを融着したもの
を用いるようにした他は、実施例1と同様にして、片面
鋼張り積層板を得た。 火1輿ユ 離型シートとして厚み12μのアルミニウム箔の片面に
厚み25μのポリエチレンテレフタレートフィルムを融
着したものを用いるようにした他は、実施例1と同様に
して、片面銅張り積層板を得た。 地紋3 離型シートとして厚み50μのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを用いるようにした他は、実施例1と同様
にして、片面鋼張り積層板を得た上記のようにして得ら
れた101000xlOO0の寸法の各積層板について
、最大反りねじれ寸法を測定した。結果を次表に示す。 表の結果にみられるように、各実施例のものは反りねじ
れ量が小さく、変形を抑えることができることが確認さ
れる。
【発明の効果】
上述のように本発明にあっては、プリプレグの一方の片
側に金属箔を重ね、金属箔に離型材を付着させて形成し
た離型シートを上記プリプレグの他方の片側に離型材が
プリプレグ側を向くように重ね、これを加熱加圧成形す
るようにしたので、離型シートは金属箔に離型材を付着
させたものであって積層板に張る金属箔と熱膨張率など
熱による伸縮挙動が近似しており、積層板の両面に作用
する伸縮挙動がほぼ等しくなって、積層板に反りねじれ
などの変形が発生することを防ぐことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の方法を示す概略分解図、第
3図は片面金属箔張り積層板の正面図、第4図は従来の
方法を示す概略分解図である。 1はプリプレグ、2は金属箔、3は金属箔、4は離型材
、5は離型シートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数枚のプリプレグを重ね合わせると共にこの重
    ね合わせたプリプレグの一方の片側に金属箔を重ね、金
    属箔に離型材を付着させて形成した離型シートを上記プ
    リプレグの他方の片側に離型材がプリプレグ側を向くよ
    うに重ね、これを加熱加圧成形することを特徴とする積
    層板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068005A (ja) * 2009-12-22 2010-03-25 Hitachi Chem Co Ltd 多層プリント配線板の製造方法
JP2010251690A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 基板製造用キャリア部材及びこれを用いた基板製造方法

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JP2010251690A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 基板製造用キャリア部材及びこれを用いた基板製造方法
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