JP2923347B2 - 積層板の製造方法 - Google Patents
積層板の製造方法Info
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- JP2923347B2 JP2923347B2 JP28543890A JP28543890A JP2923347B2 JP 2923347 B2 JP2923347 B2 JP 2923347B2 JP 28543890 A JP28543890 A JP 28543890A JP 28543890 A JP28543890 A JP 28543890A JP 2923347 B2 JP2923347 B2 JP 2923347B2
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- Japan
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- manufacturing
- laminated board
- plate
- top plate
- laminate
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント配線板などに供される積層板の製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
積層板を製造する方法として基材に樹脂を含浸し、乾
燥させて得られるプリプレグを出来上がり積層板の厚み
に応じ１枚以上用い、各積層板の間隔に離型フィルムま
たは、必要に応じて銅箔のような金属箔を挿入して積層
物を構成しその外側にプレートを、さらに最外層に、ク
ッション材を介在し、トッププレートを上側に、キャリ
アプレートを下側に組み合わせた後、この組み合わせた
物をプレスの熱盤間に挿入し加熱加圧成形して複数の積
層板を同時に製造する方法が知られている。
燥させて得られるプリプレグを出来上がり積層板の厚み
に応じ１枚以上用い、各積層板の間隔に離型フィルムま
たは、必要に応じて銅箔のような金属箔を挿入して積層
物を構成しその外側にプレートを、さらに最外層に、ク
ッション材を介在し、トッププレートを上側に、キャリ
アプレートを下側に組み合わせた後、この組み合わせた
物をプレスの熱盤間に挿入し加熱加圧成形して複数の積
層板を同時に製造する方法が知られている。
しかし、従来用いられているクッション材の、クラフ
ト紙、不織布では、高温高圧成形による劣化が著しく、
また、これらのクッション材はビルドアップ工程で組み
込まれるために、特に，トッププレートの下のクッショ
ン材による粉塵が銅箔上に付き易く、銅箔表面に凹み、
異物付着などの外観不良を生じる問題を有していた。
ト紙、不織布では、高温高圧成形による劣化が著しく、
また、これらのクッション材はビルドアップ工程で組み
込まれるために、特に，トッププレートの下のクッショ
ン材による粉塵が銅箔上に付き易く、銅箔表面に凹み、
異物付着などの外観不良を生じる問題を有していた。
本発明は、銅箔表面の品質に優れた積層板の製造方法
を提供することにある。
を提供することにある。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、基
材に樹脂を含浸し、乾燥させて得られるプリプレグを１
枚以上重ねた積層物をキャリアプレートに搭載し、この
キャリアプレートをプレスの熱盤間に挿入し加熱加圧成
形して積層板を製造する方法において、ポリアミド系繊
維布のクッション材が固定アングルにより側面からビス
止めにより固定されたトッププレートによって成形する
ことを特徴とする積層板の製造方法を提供することにあ
る。
材に樹脂を含浸し、乾燥させて得られるプリプレグを１
枚以上重ねた積層物をキャリアプレートに搭載し、この
キャリアプレートをプレスの熱盤間に挿入し加熱加圧成
形して積層板を製造する方法において、ポリアミド系繊
維布のクッション材が固定アングルにより側面からビス
止めにより固定されたトッププレートによって成形する
ことを特徴とする積層板の製造方法を提供することにあ
る。
以下に、本発明を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の一実施例の断面図であり、熱盤間の
段内構成図を示す。
段内構成図を示す。
本発明による積層板の製造方法は次のような工程から
なる。基材に樹脂を含浸し、乾燥させて得られるプリプ
レグ３を１枚以上重ね、その外側表面に金属箔４を重ね
合わせたもので１枚の積層板となる構成の積層物５を複
数組、プレート６を介してその端面を揃えて組み合わせ
たものを、クッション材２の配設されたトッププレート
１と、クッション材２を介して組み合わされたキャリア
プレート７の間に積層搭載する。この後、熱盤８の間で
加熱加圧成形し、複数の積層板を同時に製造する。
なる。基材に樹脂を含浸し、乾燥させて得られるプリプ
レグ３を１枚以上重ね、その外側表面に金属箔４を重ね
合わせたもので１枚の積層板となる構成の積層物５を複
数組、プレート６を介してその端面を揃えて組み合わせ
たものを、クッション材２の配設されたトッププレート
１と、クッション材２を介して組み合わされたキャリア
プレート７の間に積層搭載する。この後、熱盤８の間で
加熱加圧成形し、複数の積層板を同時に製造する。
前記の金属箔を用いる代わりにプリプレグとプリプレ
グの間に離型性を有するポリエステルフィルム、フッ素
含有樹脂フィルムなどを用いることもできる。
グの間に離型性を有するポリエステルフィルム、フッ素
含有樹脂フィルムなどを用いることもできる。
一般に前記積層物５は、出来上がり積層板の厚みによ
って、プリプレグ３の使用枚数が決められ一般的には１
〜15枚用いられ、必要に応じてこのプリプレグの両表面
に前記の金属箔４、通常は12〜70μｍの銅箔を両面に配
置した構成のものを一組とし、１〜20組、好ましくは６
〜12組でなる。
って、プリプレグ３の使用枚数が決められ一般的には１
〜15枚用いられ、必要に応じてこのプリプレグの両表面
に前記の金属箔４、通常は12〜70μｍの銅箔を両面に配
置した構成のものを一組とし、１〜20組、好ましくは６
〜12組でなる。
トッププレート１に配設されたクッション材２の一実
施例の断面図を第２図に示す。
施例の断面図を第２図に示す。
クッション材２はトッププレート１の側面に固定アン
グル９とビス10で固定されている。なお、クッション２
材は、１回以上、出来れば１〜３回空成形した後固定す
るのが、使用によるクッション材の弛みを阻止する上
で、好ましい。側面からのビス止めのため、熱盤を損傷
する恐れも回避できる。
グル９とビス10で固定されている。なお、クッション２
材は、１回以上、出来れば１〜３回空成形した後固定す
るのが、使用によるクッション材の弛みを阻止する上
で、好ましい。側面からのビス止めのため、熱盤を損傷
する恐れも回避できる。
本発明に用いることができるクッション材２は、ポリ
アミド系繊維布であることが必要で、耐熱性、耐久性に
優れ、保守や交換の手間が大幅に省力できるのである。
３〜５重織りのポリアミド系繊維布が、クッション材と
して特に好ましい。
アミド系繊維布であることが必要で、耐熱性、耐久性に
優れ、保守や交換の手間が大幅に省力できるのである。
３〜５重織りのポリアミド系繊維布が、クッション材と
して特に好ましい。
トッププレート、キャリアプレートなどのプレート
は、鉄、銅、アルミニウムなど、および、これらを主材
とする合金で作られた板状体、箱体などで用いることが
できる。
は、鉄、銅、アルミニウムなど、および、これらを主材
とする合金で作られた板状体、箱体などで用いることが
できる。
トッププレートにクッション材が配設されたことによ
って、剛性のないクッション材の取扱い性がよくなり、
かつクッション材付きトッププレートをビルドアップ工
程後に組み込むことによってクッション材による粉塵が
銅箔上に付くことがなくなり、銅箔表面に凹み、異物付
着などの外観不良を生じる問題が解決できるのである。
って、剛性のないクッション材の取扱い性がよくなり、
かつクッション材付きトッププレートをビルドアップ工
程後に組み込むことによってクッション材による粉塵が
銅箔上に付くことがなくなり、銅箔表面に凹み、異物付
着などの外観不良を生じる問題が解決できるのである。
本発明の積層板の製造方法によって、銅箔表面の品質
に優れた積層板が得られるのである。
に優れた積層板が得られるのである。
第１図は本発明の一実施例の断面図、 第２図は部分詳細の断面図をそれぞれ示す。 １……トッププレート ２……クッション材 ３……プリプレグ ４……金属箔 ５……積層物 ６……プレート ７……キャリアプレート ８……熱盤 ９……固定アングル 10……ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−234698（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−140990（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H05K 3/00 B29C 43/20 B29C 43/32
Claims (1)
- 【請求項１】基材に樹脂を含浸し、乾燥させて得られる
プリプレグを１枚以上重ねた積層物をキャリアプレート
に搭載し、このキャリアプレートをプレスの熱盤間に挿
入し加熱加圧成形して積層板を製造する方法において、 ポリアミド系繊維布のクッション材が固定アングルによ
り側面からビス止めにより固定されたトッププレートに
よって成形することを特徴とする積層板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28543890A JP2923347B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28543890A JP2923347B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 積層板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04158593A JPH04158593A (ja) | 1992-06-01 |
| JP2923347B2 true JP2923347B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=17691527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28543890A Expired - Fee Related JP2923347B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | 積層板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2923347B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011088438A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-05-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 金属箔積層体の製造方法 |
| WO2011037138A1 (ja) * | 2009-09-25 | 2011-03-31 | 住友化学株式会社 | 金属箔積層体の製造方法 |
| JP6900138B1 (ja) * | 2020-09-18 | 2021-07-07 | 株式会社日本製鋼所 | 積層成形プレス装置、積層成形システム、および積層成形方法 |
| CN113959808B (zh) * | 2021-10-28 | 2022-09-13 | 同济大学 | 一种膨润土防水毯双杠杆高压无扰水化箱 |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP28543890A patent/JP2923347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04158593A (ja) | 1992-06-01 |
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Legal Events
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