JPH0473113A - 積層板成形用型板の製造方法 - Google Patents

積層板成形用型板の製造方法

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JPH0473113A
JPH0473113A JP2187581A JP18758190A JPH0473113A JP H0473113 A JPH0473113 A JP H0473113A JP 2187581 A JP2187581 A JP 2187581A JP 18758190 A JP18758190 A JP 18758190A JP H0473113 A JPH0473113 A JP H0473113A
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JP
Japan
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prepreg
surface layer
template
resin
forming material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2187581A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kamiya
隆志 神谷
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Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は1、市電防止性の優れた積層板成形用型板の製
造方法に関する。
〈従来技術と問題点〉 メラミン樹脂化粧板やジアリルフタレート樹脂化粧板を
製造する際に、意匠性、耐傷性、耐熱性の向上を目的に
表面にエンボスを付与する方法としては、A)エツチン
グ板や電鋳板等の表面エンボス加工金属板に、化粧板用
含浸紙を直接熱圧させる方法。B)紙、ポリエチレンフ
タレート、金属箔などのシート状基材に樹脂などにより
凹凸を付加した二ンボス加工フィルムを同時積層する方
法。
C)クラフト紙などの多孔質基材に、フェノール樹脂な
どの熱硬化性樹脂を含浸乾燥したプリプレグf積層して
、前記A) 、 B)で使用するエンボス加工金属板や
フィルム、または天然素材などと、直接あるいはポリプ
ロピレンやポリエステル等のフィルム、アルミ箔等の離
型性を有するシート状素材を介在させてエンボス付与材
料に#圧成形して、エンボスを型取りした成形用型板を
使用する方法があった。
しかし、前記A)については型板の重量が重かっ九り、
作業中に傷が付き易いという欠点がある。
また前記B)については、使い捨てとなるので製品のコ
スト高となシ易い。また前記C)については重量は軽い
が、作業中に表面に塵やほこり等の異物が付着し易く、
耐久性を低下させたシ、型板の保守管理に手間が要した
〈発明の目的〉 本発明は、軽量で取扱い易く、表面に塵やほこり等の異
物が付着し難く、型板の保守管理が簡単で耐久性の侵れ
た積層板成形用型板の製造方法を提供する。
〈発明の開示〉 本発明は、熱硬化性樹脂を多孔質基材に含浸、乾燥した
プリプレグを積層して、エンボス付与材料に熱圧成形し
て積層板成形用型板を製造するに際して、該型板の少な
くとも表面層に導電性物質が添加されている層を設ける
ことを特徴とする積層板成形用型板の製造方法である。
次に、図面と共に詳細に説明する。
第1図は構成断面図を示す。
本発明での熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
ジアリルフタレート樹脂など化粧板ないしは積層板用と
して使用されている公知の熱硬化性樹脂が適用される。
多孔質基材としては、クラフト紙、リンター紙、a−セ
ルロース紙などの紙類、ポリエステル繊維、ナイロン繊
維、レーヨン繊維、ビニロン繊維などの合成1!!維、
天然繊維、ガラス繊維、アルミナ繊維などのファイノく
からなる不敵布や1i#、布など&層板用の繊維質基材
として使用されていb公知の多孔質基材が適用される。
プリプレグの製法としては、上記樹脂を上記多孔質基材
だ公知の方法で、含浸して乾燥することにより得られる
が、そのうちでも、生産性とコストの点から、フェノー
ル樹脂かメラミン樹脂を米坪100〜250g/dのク
ラフト紙に含浸乾燥したプリプレグを内層用グリプレグ
(1)とし1使用し、表面層用プリプレグ(21として
は、米坪20〜150f/ゴのα−セルロース紙に含浸
乾燥したプリプレグの使用が良い。4邂注物質は成形用
型板の製造IK−積層さfる表面層を含む全層に添加さ
れていても構わない25:、コストとその効果の点から
、表面層用プリプレグ(2)のみに添加されている型板
でよい。導電性物質としては、導電性を有する物質であ
れば制限はないが、本発明では、酸化スズ、亜鉛華など
の粉体、カーボンファイノ(、ステンレス繊維などの繊
維状素材が適する0導電性吻質の添加方法としては、フ
ェノール樹脂やメラミン樹脂などの含浸用樹脂に1粒子
径0.1〜200.j、好ましくtil〜50il(D
EN性Ws質を1〜80ti−添加混合しておき、基材
に含浸時付着させる方法。または、含浸基材t−製造す
る際VC1例えば、α−セルロースを主成分とする紙を
抄造する際に、導電性を有する粉体や繊維など(D4を
性物質をバルブ原料中に混合分散させておき、パルプと
導電性物質の混抄紙として導電性物質を紙中に混在させ
た混抄紙、導電性物質を酢酸セルロースなどのビヒクル
に混合分散させた印刷インクを紙忙コーティングし、含
浸基材として、通常の7エノール樹i旨やメラミン樹脂
を会没する方法がある。プリプレグ(1)(21中の樹
脂含浸率としては、20〜40(1,好〕しくけ40〜
30〇−でよい。エンボス付与材料(4)としては、エ
ツチング板や電鋳板等の表面エンボス加工金属板、エン
ボス加工フィルム、天然木などの天然素材などをそのま
ま及びこれを母型に転写した世などの表面がエンボス加
工された賦型が使[K供せられる。
次に熱圧成形するKFi、エンボス付与材料(4)と表
面層用プリプレグ(2)との間に離型フィルム(3)を
介在させるのが通常であり、表面層用グリプレグ(2)
と内層用プリプレグ(1)とが一体となって、エンボス
付与材料(41とマツチして、エンボス面を転写すると
同時に硬化成形するに要する温度及び圧締圧力が必要で
あり、例えばフェノール樹脂含浸クラフト紙からなるプ
リプレグを熱圧成形するには、130〜160°C95
0〜100 #/dで、ホット−コールド条件で成形し
て、プレス装置から取り出して、型板は必要なサイズに
カットされ、積層板成形用型板として使用される。
〈発明の作用効果〉 本発明で得られる積層板成形用型板は、従来の型板に比
較して、表面層に導電性物質が添加されているので、型
板の表面抵抗値が低く、静電気が発生し難いために、塵
やほこりなどの異物が付着し難く、型板の保守、管理が
著しく優れている。
よって、型板の補修の必要回数が減ると共に使用回数が
多くなり、エンボス化粧板の製品コストの低減をもたら
す。
次に実施例により説明する。
実施例1 1 s s f/Mのクラフト紙にフェノール樹脂を含
浸率60チに含浸乾燥して内層用プリプレグとした。ま
た、径8μ、長さ3■のカーボンファイバーを紙中に重
量で4チとなるようにパルプと混抄して、坪量1009
/dの表面層用基材として、メラミン樹脂を含浸率15
0sとなるように含浸乾燥して表面層用プリプレグとし
た。次に内層用プリプレグ14枚とその表、裏に表面層
用プリプレグを各1枚積層し、50μのポリプロピレン
フィルムからなる離型フィルムを介在させ、木目模様の
エンボスを施した金属エツチング板をエンボス付与材料
として、表面と裏面に載置して、更に成形用クツション
として、185 f/111のクラフト紙10枚をエン
ボス付与材料の外側に載置して150℃、 80 by
/d 、 30分間熱圧後、15分間冷却して、厚さ3
swの積層板成形用型板を得た。
比較例1 実施例1において、表面層用基材にカーボンファイバー
を含まないパルプのみの100 f/dの紙て、メラミ
ン樹脂を含浸率150チとなるように含浸乾燥して表面
層用プリプレグとして積層する以外は同様にして積層成
形用型板を得た。
次に実施例1及び比較例1で得た型板の表面抵抗率(Ω
)をJIS K 6911 r熱硬化性樹脂化粧板試験
方法」により測定し、摩擦帯電圧(μc/m)をJIS
 L 1094 r織物及び編物の帯電性試験方法」に
より測定し、使用回数による異物付着数(個/Wl)と
補修必要判断の使用回数(回)をそれぞれ目視により測
定してそれらの結果を第1表に示す。
第1表 第1図
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る構成断面図を示す。 1・・・内層用プリプレグ 2・・・表面層プリプレグ
3・・・離型フィルム   4・・・エンボス付与材料
特許出願人   アイカニ業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化性樹脂を多孔質基材に含浸、乾燥したプリプレグ
    を積層して、エンボス付与材料に熱圧成形して積層板成
    形用型板を製造するに際して、該型板の少なくとも表面
    層に導電性物質が添加されている層を設けることを特徴
    とする積層板成形用型板の製造方法。
JP2187581A 1990-07-16 1990-07-16 積層板成形用型板の製造方法 Pending JPH0473113A (ja)

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Cited By (3)

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WO2014083662A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 国立大学法人岐阜大学 成形用治具の製造方法

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