JPS60206625A - 積層板の製造方法 - Google Patents

積層板の製造方法

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JPS60206625A
JPS60206625A JP59062648A JP6264884A JPS60206625A JP S60206625 A JPS60206625 A JP S60206625A JP 59062648 A JP59062648 A JP 59062648A JP 6264884 A JP6264884 A JP 6264884A JP S60206625 A JPS60206625 A JP S60206625A
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JP
Japan
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laminate
thickness
molding
prepregs
prepreg
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JP59062648A
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Inventor
Masahiro Kato
加藤 正廣
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Toshiba Chemical Products Co Ltd
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Products Co Ltd
Toshiba Chemical Corp
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は成形可能な厚さを越える厚さの積層板の製造方
法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 一般にプリント配線基板等に使用される熱硬化性樹脂積
層板は、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹
脂、ポリエステル樹脂あるいはメラミン樹脂等の熱硬化
性樹脂を紙、ガラス布、カラス不織布、綿布等に塗布、
含浸した後乾燥し、次いでこのようにして得られるプリ
プレグを複数枚目的の厚さとなるように重ね、これを離
型シートを介してステンレス板で挾み、さらにこの上下
にクッション材を配してプレス熱盤間に挿入し、加熱加
圧して一体化して製造されている。
しかして成形する積層板の板厚が厚くなると、成形中熱
放散が大きくなり、また厚さ方向への熱伝導が著しく遅
くなるために、厚さ方向の中心部と表面層のプレス熱盤
に近い側との温度差が大きくなり、従って成形物の昇温
が遅くなったり、目的成形温度に到達しなかったりして
成形が不十分となるという問題があった。
さらにプリプレグ面積に比べて厚さが厚すぎてバランス
が崩れ、ずれ出しが生じるため成形が困難になるという
欠点もあった。
[発明の目的] 本発明者らはこのような欠点を解消するため成形可能な
最大厚さを調べるとともに、成形可能な厚さを越える厚
さの積層板の成形方法岬ついて種々検討した結果、プリ
プレグ面積が0.25〜2■2のものについては厚さが
30關までの積層板は通常方法に準じて成形可能である
が、それを越える厚さのものについては30mm以下の
厚さの積層板の成形を繰り返することにより目的の厚さ
のものを製造することができることを見出した。
本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、成
形可能な厚さを゛越える厚い積層板を製造する方法を提
供することを目的とする。
し発明の概要] すなわち第1の発明方法は、プリプレグを積層して成形
可能な厚さを越える厚さの積層板を製造するにあたり、
まず成形可能な厚さ以下の積層板を加熱加圧成形し、次
いでこの積層板の両面のそれぞれに成形可能な厚さを越
えない厚さの半分の厚さに積層したプリプレグを重ねた
状態で再成形し、目的板厚までこの工程を繰り返づ−こ
とを特徴とし、第2の発明方法は、プリプレグを積層し
て成形可能な厚さを越える厚さの積層板を製造するにあ
たり、まず成形可能な厚さ以下の積層板をプリプレグと
の接着性を有する剥離シートを介して加熱加圧成形し、
次いでこの剥離シートを除去して剥離面に、それぞれ成
形可能な厚さを越えない厚さの半分の厚さに積層したプ
リプレグを重ねた状態で再成形し、目的板厚までこの工
程を繰り返すごとを特徴とするものである。
本発明方法においては、第1の発明方法により成形可能
な厚さを越える厚さの積層板を製造することができるが
、最初成形された積層板と追加した層との界面の接着を
より強度にする目的のため、プリプレグとの接着性を有
する剥離シートを介して加熱加圧成形し、この剥離シー
トを除去して積層板の表面を荒れた而にしてこの荒れた
面にプリプレグを積層させ゛て加熱加圧成形する第2の
方法が望ましい。
剥離シートどしては除去した後の積層板表面が適当な濡
れ性を持つような粗さ、接着性を持っにうなものであれ
ばよい。このようなものに、例えばマット仕上げのプラ
スチックフィルムあるいは電解11箔等の金属箔があげ
られる。あるいは最初に成形した積層板の表面層に位置
するプリプレグを剥離シートとして使用することもでき
る。
〔発明の実施例] 次に実施例について説明する。
実施例1.2 ポリイミドワニスを厚さ0.18mmのガラスクロス(
旭シュニーベルAs〜7628/処理309)に連続塗
布含浸した後、乾燥して1040mmX10104Oの
大きさのプリプレグを得た。このプリプレグの樹脂mは
40%、ゲルタイムは180秒(MrL−P−1394
9F4.8.2.3法)であった。このプリプレグを1
60枚重ね、この積層したプリプレグの両面に厚さ40
μの2軸延伸ポリプロピレンフイルムからなるmat型
フィルムを介してステンレス鏡面板を当て、さらにその
上下にクッション材を当ててプレス熱盤間に挿入した。
プレス熱盤渇度190℃、圧力40kg/cI11の条
件で150分間加熱加圧成形し、その後論)JI L 
7ζ(成形1)。
このようにして得られた形成量を取り出し、この両面に
(実施例1)、あるいは表裏のプリプレグ層を1枚づつ
剥ぎ取ってその面に(実施例2)、前述したプリプレグ
を60枚ずつ重ね、前記成形−1と同様に成形した(成
形2)。この場合加熱時間を180分間とした。
さらにまIc 1この成形品を取り出してこの両面に(
実施例1)、あるいは表裏のプリプレグ層を1枚づつ剥
ぎ取ってその面に(実施例2)、前記前述したプリプレ
グを60枚ずつ重ね、前記成形−1と同様に成形した(
成形3)。この場合離型フィルムとしてマット仕上げで
はない通常の2軸延伸ポリプロピレンフイルムを用い、
加熱時間を270分とした。
こうして得られたガラス布WIJポリイミド積層板の特
性を第1表、成形時のが温カーブを第1図に示す。
従来例1 実lAl1例1で使用したプリプレグを400枚重ね、
成形1と同様に加熱加圧成形した(成形4)が、成形途
中(130分、製品内部内部温度120℃)でずれ出し
が生じ、成形不rlhとなっIC。なお成形時の昇温カ
ーブを第1図に示す。
参考例1 実施例1.2で使用したプリプレグを176枚重ね、成
形]と同様に成形を行なった。その特性を第1表に示す
(以下余白) (以下余白) *1 成形1または成形4で得た積層板の1/2の厚さ
の位置で測定 *2 成形2で追加したf#Ffa板との界面で測定−
4<3 成形3で追加した積層板との界面で測定第1図
からもわかる通り、成形1〜3では積層板の表面層と中
央部で温度差がほとんど見られないが、従来例では表面
層と中央部で温度差が著しい。
このように一部にすでに成形した積層板を使用すること
により温度差が少なくなって昇温が速くなり、成形性が
よくなる。まICずれ出しを起こさなくなることで成形
困難な厚さの積層板であっても成形可能どなり、特性に
関しても第1表に示す通り参考例と遜色なく特に問題は
ない。
実施例3 1050m++X1050陥の難燃性エポキシ樹脂プリ
プレグ(使用基材厚さ0.18刊m1旭シュニーベルA
s−7628/処1!I!309ガラスクロス、樹脂金
9m40%、ゲルタイム100秒〉を160枚重ね、そ
の両面にl1llt型フイルムとして片面マット仕上げ
2軸延伸ポリプロピレンフイルムをマット而がプリプレ
グに当たるJ:うにして当て、これをステンレス鏡面板
で挾み、さらにこの上下にクッション材を当ててプレス
熱盤間に挿入した。
プレス熱器温度170℃、圧力40 kg / cIl
lの条件で120分間加熱加圧成形し、イの後冷却を行
なった(成形1)。
成形品を取り出し、この両面の離型フィルムを剥ぎ取っ
てその面にそれぞれ前述したプリプレグを60枚づつi
12ね、前記成形−1と同様に成形を行なった(成形2
)。この場合加熱時間を150分間どした。
成形品を取り出し、この両面の離型フィルムを剥ぎ取っ
てその面に前)ボしたプリプレグを60枚づつ手ね前記
成形−1と同様に成形を行なった(成形3)。この場合
離型フィルムとしてマット仕上げではない通常の2軸延
伸ポリプロピレンフイルムを用い、加熱時間は240分
間とした。
このようにして得られたガラス布基材難燃性エポキシ樹
脂積層板の特性を第2表、成形時の昇温カーブを第2図
に示す。
実施例4 実施例3ど同様の手順で1.2回目の成形の際、離型フ
ィルムの代りに厚さ18μの印刷回路用電解銅箔を処理
面がプリプレグ側になるように当てて成形を行ない、成
形後エツチング液(市販の塩化第2鉄エツチング液)で
銅箔をすべて除去し、2回目および3回目の成形を行な
った。
プリプレグの使用枚数および成形方法は実施例2とまっ
たく同様に行なった。
このようにして得られた積層板の特性を第2表に示す。
従来例2 実施例3および4で使用したプリプレグを400枚重ね
、成形1と同様に加熱加圧成形した(成形4)。しかし
成形途中(120分、製品内部温Im 106℃)でず
れ出しが生じ、成形不能となった。
参考例2 実施例3および4で使用したプリプレグを176枚重ね
、成形1と同様の成形を行なった。その特性を第2表に
示づ。
(以下余白) 〈以下余白) :1;1 成形1または成形4で得た積層板の1/2の
厚さの位置で測定 *2 成形2で追加したvIE板との界面で測定*3 
成形3で追加した積層板との界面で測定実施例3 a3
よび4の槓m根は参考例2と同等の特性を有している3
゜ [発明の効果] 以上説明したように本発明方法によれば、成形可能な厚
さを越える厚さの厚い積層板であっても製造することが
でき、また得られる積層板の特性は厚さの薄いものと遜
色ない。
また本発明方法は実施例にあげた基材樹脂に限定される
訳ではなく、むしろ基材として紙や不織イIJ等の強度
の小ざい基材やフェノール樹脂、メラミン樹脂等の縮合
タイプの樹脂等の成形性の余り良好でない場合に特に有
効な方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は積層板の成形時の昇温カーブを示
すグラフである。 代理人弁理士 須 山 佐 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)プリプレグを積層して成形可能な厚さを越える厚
    さの積層板を製造するにあたり、まず成形可能な厚さ以
    下の積層板を加熱加圧成形し、次いでこの積層板の両面
    のそれぞれに成形可能な厚さを越えない厚さの半分の厚
    さに積層したプリプレグを重ねた状態で再成形し、目的
    板厚までこの工程を繰り返すことを特徴どする積層板の
    製造方法。 (2)プリプレグを積層して成形可能な厚さを越える厚
    さの積層板を製造するにあたり、まず成形可能な厚さ以
    下の積層板をプリプレグとの接着性を有する剥離シート
    を介して加熱加圧成形し、次いでこの剥離シートを除去
    して剥離面に、それぞれ成形可能な厚さを越えない厚さ
    の半分の厚さに積層したプリプレグを重ねた状態で再成
    形し、目的板厚までこの工程を緑り返ずことを特徴とす
    る積層板のlli造方決方 法3)剥離シー1〜はプリプレグである特許請求の範囲
    第2項記載の積層板の製造方法。 (4)剥離シートはマット仕上げのプラスチックフィル
    ムである特許請求の範囲第2項記載の積層板の製造方法
    。 (5)剥離シートは表面状態が粗面の金属へである特許
    請求の範囲第2項記載の積層板の製造方法。
JP59062648A 1984-03-30 1984-03-30 積層板の製造方法 Granted JPS60206625A (ja)

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JPH0410847B2 JPH0410847B2 (ja) 1992-02-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105034491A (zh) * 2015-07-01 2015-11-11 杭州华聚复合材料有限公司 聚丙烯玻纤复合材料及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101459A (ja) * 1972-04-03 1973-12-20
JPS5660221A (en) * 1979-10-22 1981-05-25 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd Manufacture of laminate board

Patent Citations (2)

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CN105034491A (zh) * 2015-07-01 2015-11-11 杭州华聚复合材料有限公司 聚丙烯玻纤复合材料及其制备方法

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