JPH0414819A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0414819A
JPH0414819A JP11840590A JP11840590A JPH0414819A JP H0414819 A JPH0414819 A JP H0414819A JP 11840590 A JP11840590 A JP 11840590A JP 11840590 A JP11840590 A JP 11840590A JP H0414819 A JPH0414819 A JP H0414819A
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JP
Japan
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film
diffusion layer
metal silicide
silicide film
gate electrode
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JP11840590A
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English (en)
Inventor
Keita Mamitsuka
狸塚 慶太
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体装置の製造方法に関し、 所望の特性のソース/ドレイン、ベース、エミッタ等の
拡散層を形成することができ、かつゲート電極を構成す
るメタルシリサイド膜の低抵抗化を制御性良(十分行う
ことができる半導体装置の製造方法を提供することを目
的とし、 ゲート絶縁膜上に形成されたポリシリコン膜と、該ポリ
シリコン膜上に形成されたメタルシリサイド膜とからな
るゲート電極を有するMIS)ランジスタを有する半導
体装置の製造方法において、該メタルシリサイド膜の低
抵抗化のための熱処理を、該メタルシリサイド膜成長後
で、かつソース/ドレイン拡散層形成のための熱処理前
に行うように構成し、又は、ゲート絶縁膜上に形成され
たポリシリコン膜と、該ポリシリコン膜上に形成された
メタルシリサイド膜とからなるゲート電極を有するMi
s)ランジスタとバイポーラトランジスタとからなるバ
イポーラ、Misデバイスを有する半導体装置の製造方
法において、該メタルシリサイド膜の低抵抗化のための
熱処理を、該メタルシリサイド膜成長後で、かつソース
/ドレイン拡散層、ベース拡散層及びエミッタ拡散層形
成のための熱処理前に行うように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、WSi等のメタルシリサイド膜とポリシリコ
ン膜とからなるゲート電極を有するMOSトランジスタ
、バイポーラ・CMOSデバイス等を有する半導体装置
の製造方法に関する。
近時、WSi等のメタルシリサイド膜とポリシリコン膜
とからなるゲート電極を有するMOS)ランジスタを有
する半導体装置の製造方法においては、所望の特性のソ
ース/ドレイン等の拡散層(バイポーラ・CMOSデバ
イスにおいては更にベース拡散層、エミッタ拡散層)を
形成することができ、かつゲート電極を構成するメタル
シリサイド膜の低抵抗化を制御性良(行うことができる
製造方法が要求されている。
〔従来の技術〕
第4図(a)〜(g)は従来の半導体装置の製造方法の
一例を説明する図である。図示例の製造方法はMOS)
ランジスタの製造方法に適用する場合である。
この図において、41はSi等からなる基板、42はS
iO□等からなるシリコン酸化膜、43は5izN4か
らなるシリコン窒化膜、44はシリコン窒化膜43に形
成された開口部、45はS i Oz等からなるフィー
ルド酸化膜、46はSiO□等からなるゲート酸化膜、
47はゲート電極形成用のポリシリコン膜、48はゲー
ト電極形成用のWSi等からなるメタルシリサイド膜、
49はレジスト膜、50はメタルシリサイド膜48及び
ポリシリコン膜47からなるゲート電極、51はソース
/ドレイン拡散層、52はPSG等からなる眉間絶縁膜
、53は層間絶縁膜52およびゲート酸化膜46に形成
されたコンタクトホール、54はAffi等からなる配
線層である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第4図(a)に示すように、例えば熱酸化により
基板41を酸化して基板41上に初期酸化膜としてのシ
リコン酸化膜42を形成した後、例えばCVD法により
シリコン酸化膜42上にSi3N4を堆積してシリコン
窒化膜43を形成する。
次に、第4図(b)に示すように、例えばRrEにより
シリコン窒化膜43を素子領域のみに残るように選択的
にエンチングしてフィールド酸化膜形成用の開口部44
を形成する。この時、開口部44内にシリコン酸化膜4
2が露出される。
次に、第4図(C)に示すように、LOGO3によりシ
リコン窒化膜43をマスクとして、開口部44を介して
基板41を選択的に酸化することによりフィールド酸化
膜45を形成する。
次に、第4図(d)に示すように、例えばウェットエツ
チングによりシリコン窒化膜43およびシリコン酸化膜
42を除去して基板41を露出させる。
この時、素子領域が形成される。
次に、第4図(e)に示すように、例えば熱酸化により
基板41を酸化して基板41上にゲート酸化膜46を形
成し、例えばCVD法によりゲート酸化膜46を覆うよ
うにポリSi、WSiを成長してゲート電極形成用のポ
リシリコン膜47及びメタルシリサイド膜48を順次形
成した後、例えばPのイオン注入によりメタルシリサイ
ド膜48をスルーさせてポリシリコン膜47にPoをド
ーピングしてPo型にする。次いで、メタルシリサイド
膜48上にレジストを塗布してレジスト膜49を形成し
た後、露光・現像によりレジスト膜49をゲート電極に
対応するメタルシリサイド膜48上の領域のみに残るよ
うにパターニングする。
次に、第4図(f)に示すように、例えばRIEにより
レジスト膜49をマスクとしてメタルシリサイド膜48
及びポリシリコン膜47を選択的にエツチングしてメタ
ルシリサイド膜48及びポリシリコン膜47からなるゲ
ート電極50を形成し、レジスト膜49を除去した後、
例えばイオン注入によりゲート電極50をマスクとして
基板41に不純物を導入し、アニール処理することによ
りソース/ドレイン拡散層51を形成する。次いで、ゲ
ート電極50を構成するメタルシリサイド膜48を低抵
抗化するための熱処理を行う。
そして、全面にPSGからなる眉間絶縁膜52を形成し
、眉間絶縁膜52及びゲート酸化膜46にコンタクトホ
ール53を形成した後、コンタクトホール53を介して
ソース/ドレイン拡散層51及びゲート電極50とコン
タクトを取るように配線層54を形成することにより、
第4図(g)に示すような半導体装置を得ることができ
る。
上記したMOS)ランジスタでは、ゲート電極50をポ
リシリコン膜47及びメタルシリサイド膜48で構成し
ている場合であるが、ゲート電極50をポリシリコン膜
47及びメタルシリサイド膜48で構成するものとして
はバイポーラ・CMOSデバイスが挙げられる。以下、
具体的に図面を用いてその製造方法について説明する。
第5図(a)〜(e)は従来の半導体装置の製造方法の
他の一例を説明する図である。図示例の製造方法はバイ
ポーラ・CMOSデバイスの製造方法に適用する場合で
ある。
この図において、61はSi等からなる基板、62は例
えばn゛型の埋没層、63は単結晶Si等からなる半導
体層、64は例えばn゛型のコレクタ拡散層、65は例
えばPo型の素子分離拡散層、66はSiO2等からな
るフィールド酸化膜、67aはSiO2等からなるゲー
ト酸化膜、67bは5in2等からなるシリコン酸化膜
、68はゲート電極形成用のポリシリコン膜、69はゲ
ート電極形成用のWSi等からなるメタルシリサイド膜
、70はレジスト膜49.71はメタルシリサイド膜6
9及びポリシリコン膜68からなるゲート電極、72は
ソース/ドレイン拡散層、73は内部ベース及び外部ベ
ースとなるベース拡散層、74は5i02等からなるシ
リコン酸化膜、75はエミッタ開口部、76はポリSt
等からなるエミッタ電極、77はエミッタ拡散層、78
はSin、等からなる眉間絶縁膜、79はコンタクトホ
ール、80はAIl等からなる配線層である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第5図(a)に示すように、例えばsbのイオン
注入とアニール処理により5板61にn゛型の埋没層6
2を形成し、例えばCVD法(エピタキシャル成長法)
により埋没層62を覆うように単結晶Siを堆積して半
導体層63を形成した後、例えばCVD法(熱酸化でも
よい)により半導体層63上にSiO□膜を形成する。
次いで、例えばPのイオン注入によりn゛型のコレクタ
拡散層64を形成するとともに、例えばBのイオン注入
とアニール処理により素子分離のためのp゛型の素子分
離拡散層65を形成し、例えばCVD法により半導体層
63上のSiO□膜上にSi、N4膜を形成した後、例
えばRIHによりSi3N、膜を素子領域のみに残るよ
うにエツチングする。次いで、Locos法によりSi
、N、膜をマスクとして半導体層63を選択的に酸化し
て素子分M領域としてのフィールド酸化膜66を形成し
た後、マスクとして用いたSi3N、膜及びその下のS
in、膜を除去することにより素子領域となるMOSト
ランジスタ領域及びバイポーラトランジスタ領域を形成
する。
次に、第5図(b)に示すように、例えば熱酸化により
半導体層63を酸化することによりMOSトランジスタ
領域の半導体層63上にゲート酸化膜67aを形成する
とともに、バイポーラトランジスタ領域の半導体層63
上にシリコン酸化膜67bを形成し、例えばCVD法に
よりゲート酸化膜67aを覆うようにポリSi、WSi
を成長してゲート電極形成用のポリシリコンIg68及
びメタルシリサイド膜69を順次形成した後、例えばP
のイオン注入によりメタルシリサイド膜69をスルーさ
せてポリシリコン膜68にP゛をドーピングしてp゛型
にする0次いで、メタルシリサイド膜69上にレジスト
を塗布してレジスト膜70を形成した後、露光・現像に
よりレジスト膜70をゲート電極に対応するメタルシリ
サイド11169上の領域のみに残るようにノぐターニ
ングする。
次に、第5図(c)に示すように、例えばRIEにより
レジスト膜70をマスクとしてメタルシリサイド膜69
及びポリシリコン膜68を選択的に工・ノチングしてM
OS)ランジスタ領域にメタルシリサイド膜69及びポ
リシリコン膜68からなるゲート電極71を形成し、レ
ジスト膜70を除去した後、例えばBのイオン注入によ
りゲート電極71をマスクとしてMOS)ランジスタ領
域の半導体層63にB゛を導入してソース/ドレイン拡
散層72を形成した後、例えばBのイオン注入によりバ
イポーラトランジスタ領域の半導体層63にB゛を導入
して内部ベース及び外部ベースとなるベース拡散層73
を形成する。
次に、第5図(d)に示すように、例えばCVD法によ
り全面にStagを堆積してシリコン酸化膜74を形成
した後、例えばRIEによりバイポーラトランジスタ領
域のシリコン酸化膜74.67bを選択的にエツチング
してエミッタ開口部75を形成する。
次に、第5図(e)に示すように、例えばCVD法によ
りエミッタ開口部75内を覆うようにポリSiを堆積し
、例えばAsのイオン注入によりバイポーラトランジス
タ領域のポリSiにAs”を導入した後、例えばRIE
によりポリSiを選択的にエツチングしてエミッタ開口
部75内にエミッタ電極76を形成し、例えばCVD法
により全面にSin、を堆積して眉間絶縁膜78を形成
し、次いで、アニール処理することにより、予めエミッ
タ電極76に導入したAs”を拡散させてエミッタ拡散
層77を形成するとともに、ソース/ドレイン拡散層7
2及びベース拡散層73に導入したB゛を活性化させた
後、ゲート電極71を構成するメタルシリサイド膜69
を低抵抗化するための熱処理を行い、次いで、例えばR
IEにより眉間絶縁膜78及びシリコン酸化膜74.6
7bを選択的にエツチングしてコンタクトホール79を
形成した後、例えばPVD法によりソース/ドレイン拡
散層72、エミッタ電極76、ベース拡散層73及びコ
レクタ拡散層64と各々コンタクトを取るようにAlか
らなる配線層80を形成することにより、半導体装置を
得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した第4図に示す従来の半導体装置の製造方法は、
ゲート電極50を構成するメタルシリサイド膜48の低
抵抗化のための熱処理を行っているため、この低抵抗化
のための熱処理を行わないものよりも低抵抗なゲート電
極50を得ることができ、高速化に有利であるという利
点がある。しかしながら、メタルシリサイド膜48の低
抵抗化のための熱処理をソース/ドレイン拡散層51形
成のための熱処理後に行っていたため、折角所望の特性
のソース/ドレイン拡散層51を形成しても更にソース
/ドレイン拡散層51が拡がり過ぎてしまい、所望の特
性のソース/ドレイン拡散層51を得ることが困難であ
るという問題があった。これは微細化される程顕著にな
り、最悪の場合はソース拡散層とドレイン拡散層がつな
がってしまう。
また、ソース/ドレイン拡散層51形成のための熱処理
と同時にメタルシリサイド膜48の低抵抗化を行うこと
も考えられるが、ソース/ドレイン拡散層51の拡がり
方の制約上メタルシリサイド膜48の低抵抗化を制御性
良く十分行うことが困難であるという問題があった。
また、上記した第5図に示す従来の半導体装置の製造方
法は、ゲート電極71を構成するメタルシリサイド膜6
9の低抵抗化のための熱処理を行っているため、第4図
に示す従来の製造方法の場合と同様低抵抗化のための熱
処理を行わないものよりも低抵抗なゲート電極71を得
ることができ、高速化に有利であるという利点があるが
、ソース/ドレイン拡散層72、ベース拡散層73及び
エミッタ拡散層77形成のための熱処理後に行っていた
ため、折角所望のソース/ドレイン拡散層72、ベース
拡散層73及びエミッタ拡散層77を形成しても更にソ
ース/ドレイン拡散Jii72、ベース拡散層73及び
エミッタ拡散層77が拡がり過ぎてしまい、所望のソー
ス/ドレイン拡散層72、ベース拡散層73及びエミッ
タ拡散層77を得ることが困難であるという問題があっ
た。これは微細化される程顕著になる傾向があった。
また、ソース/ドレイン拡散層72、ベース拡散層73
及びエミッタ拡散層77形成のための熱処理と同時にメ
タルシリサイド膜69の低抵抗化を行うことも考えられ
るが、ソース/ドレイン拡散層72、ベース拡散層73
及びエミッタ拡散層77の拡がり方の制約上、メタルシ
リサイド膜69の低抵抗化を制御性良く十分行うことが
困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、所望のソース/ドレイン、ベース、
エミッタ等の拡散層を形成することができ、かつゲート
電極を構成するメタルシリサイド膜の低抵抗化を制御性
良く十分行うことができる半導体装置の製造方法を提供
することを目的としている。
(課題を解決するための手段〕 第1の発明による半導体装置の製造方法は、上記目的達
成のため、ゲート絶縁膜上に形成されたポリシリコン膜
と、該ポリシリコン膜上に形成されたメタルシリサイド
膜とからなるゲート電極を有するMTS)ランジスタを
有する半導体装置の製造方法において、該メタルシリサ
イド膜の低抵抗化のための熱処理を、該メタルシリサイ
ド膜成長後で、かつソース/ドレイン拡散層形成のため
の熱処理前に行うように構成する。
また、第2の発明による半導体装置の製造方法は上記目
的達成のため、ゲート絶縁膜上に形成されたポリシリコ
ン膜と、該ポリシリコン膜上に形成されたメタルシリサ
イド膜とからなるゲート電極を有するMTSトランジス
タとバイポーラトランジスタとからなるバイポーラ、M
ISデバイスを有する半導体装置の製造方法において、
該メタルシリサイド膜の低抵抗化のための熱処理を、該
メタルシリサイド膜成長後で、かつソース/ドレイン拡
散層、ベース拡散層及びエミッタ拡散層形成のための熱
処理前に行うものである。
なお、本発明(第1、第2)においては、第3図に示す
ように、メタルシリサイド膜の低抵抗化のための熱処理
をポリシリコン膜を導電性化するためのイオン注入前(
本発明4.5.6)に行う場合であっても、イオン注入
後(本発明1.2.3)に行う場合であってもよく、こ
れらの場合従来の低抵抗化のための熱処理をしない場合
よりも各々メタルシリサイド膜のシート抵抗を下げるこ
とができる。そして、イオン注入後に低抵抗化のための
熱処理を行う場合(本発明1.2.3)の方がイオン注
入前に低抵抗化のための熱処理を行う場合よりもメタル
シリサイド膜のシート抵抗を更に下げることができ好ま
しく、熱処理温度としては1ooo℃−1100℃→1
200℃というように高くする程メタルシリサイド膜の
シート抵抗を下げることができ好ましい。
〔作用〕
第1の発明は、ゲート電極を構成するメタルシリサイド
膜の低抵抗化のための熱処理を適宜十分行った後に、ソ
ース/ドレイン拡散層形成のための熱処理を行うように
しているため、メタルシリサイド膜の低抵抗化を制御性
良く十分行うことができるようになり、かつソース/ド
レイン拡散層を拡げ過ぎることなく所望の特性のソース
/ドレイン拡散層11を得ることができるようになる。
第2の発明は、ゲート電極を構成するメタルシリサイド
膜の低抵抗化のための熱処理を適宜十分行った後に、ソ
ース/ドレイン拡散層、ベース拡散層及びエミッタ拡散
層形成のための熱処理を行うようにしたため、メタルシ
リサイド膜の低抵抗化を制御性段(十分行うことができ
るようになり、かつソース/ドレイン拡散層、ベース拡
散層及びエミッタ拡散層を拡げ過ぎることなく所望の特
性のソース/ドレイン拡散層、ベース拡散層及びエミッ
タ拡散層を得ることができるようになる。
〔実施例〕− 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図(a)〜(h)は第1の発明に係る半導体装置の
製造方法の一実施例を説明する図である。
図示例の製造方法はMOSトランジスタの製造方法に適
用する場合である。
これらの図において、1はSi等からなる基板、2は5
iOz等からなるシリコン酸化膜、3は5isNaから
なるシリコン窒化膜、4はシリコン窒化膜3に形成され
た開口部、5はSing等からなるフィールド酸化膜、
6はSin、等からなるゲート酸化膜、7はゲート電極
形成用のポリシリコン膜、8はゲート電極形成用のWS
i等からなるメタルシリサイド膜、9はレジスト膜、1
0はメタルシリサイド膜8及びポリシリコン膜7からな
るゲート電極、11はソース/ドレイン拡散層、12は
PSG等からなる眉間絶縁膜、13はコンタクトホール
、14はAI!、等からなる配線層である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第1図(a)に示すように、例えば熱酸化により
基板1を酸化して基板1上に初期酸化膜としての膜厚が
例えば300人のシリコン酸化膜2を形成した後、例え
ばCVD法によりシリコン酸化膜2上にSi3N、を堆
積して膜厚が例えば1500人のシリコン窒化膜3を形
成する。
次に、第1図(b)に示すように、例えばRIEにより
シリコン窒化膜3を素子領域のみに残るように選択的に
エツチングしてフィールド酸化膜形成用の開口部4を形
成する。この時、開口部4内にシリコン酸化y2が露出
される。
次に、第1図(c)に示すように、LOGOSによりシ
リコン窒化膜3をマスクとして、開口部4を介して基板
1を選択的に酸化することにより膜厚が例えば6000
人のフィールド酸化膜5を形成する。
次に、第1図(d)に示すように、例えばウェットエン
チングによりシリコン窒化膜3及びシリコン酸化WI2
を除去して基板1を露出させる。この時、素子領域が形
成される。
次に、第1図(e)に示すように、例えば熱酸化により
基板1を酸化して基板1上に膜厚が例えば200人のゲ
ート酸化膜6を形成した後、例えばCVD法によりゲー
ト酸化膜6を覆うようにポリSi、WSiを成長してゲ
ート電極形成用の膜厚が例えば1200人のポリシリコ
ン膜7及び膜厚が例えば1800人のメタルシリサイド
膜8を順次形成した後、例えばP、70KeV、4.0
XIO”01−”のイオン注入によりメタルシリサイド
膜8をスルーさせてポリシリコン膜7にP゛をドーピン
グしてp1型にする。次いで、ゲート電極を構成するメ
タルシリサイド膜9の低抵抗化のために、例えば110
0℃、30秒の熱処理を行う。
次に、第1図(f)に示すように、メタルシリサイド膜
8上にレジストを塗布してレジスト膜9を形成した後、
露光・現像によりレジスト膜9をゲート電極に対応する
メタルシリサイド膜8上の領域のみに残るようにバター
ニングする。
次に、第1図(g)に示すように、例えばRIEにより
レジスト膜9をマスクとしてメタルシリサイド膜8及び
ポリシリコン膜7を選択的にエツチングしてメタルシリ
サイド膜8及びポリシリコン膜7からなるゲート電極1
0を形成し、レジスト膜9を除去した後、例えばA s
 、70KeV、4.0×IQ”am−2のイオン注入
によりゲート電極10をマスクとして基板1に不純物を
導入し、例えば900℃、30分の熱処理することによ
りソース/ドレイン拡散層11を形成する。
そして、全面にPSGからなる眉間絶縁膜12を形成し
、眉間絶縁膜12及びゲート酸化膜6にコンタクトホー
ル13を形成した後、コンタクトホール13を介してソ
ース/ドレイン拡散層11及びゲート電極10とコンタ
クトを取るようにAI!等からなる配線層14を形成す
ることにより、第1図(h)に示すような半導体装置を
得ることができる。
すなわち、上記実施例では、ゲート電極10を構成する
メタルシリサイド膜8の低抵抗化のための熱処理を適宜
十分行った後に、ソース/ドレイン拡散層11形成のた
めの熱処理を行うようにしている。このため、メタルシ
リサイド膜8の低抵抗化を制御性良く十分行うことがで
きるうえ、従来のようにソース/ドレイン拡散層11形
成後に低抵抗化のための熱処理が入らないので、ソース
/ドレイン拡散層11を拡げ過ぎることなく所望の特性
のソース/ドレイン拡散層11を得ることができる。
また、ソース/ドレイン拡散層11形成のための熱処理
の際、メタルシリサイド膜8の抵抗を更に下げることが
でき、高速性能に優れた素子を得ることができる。
なお、本発明は、バイポーラ・CMOSデバイスの製造
方法にも適用することができる。以下、具体的に図面を
用いて説明する。
第2図(a)〜(e)は第2の発明による半導体装置の
製造方法の一実施例を説明する図である。
この図において、20はSi等からなる基板、21は例
えばn゛型の埋没層、22は単結晶Si等からなる半導
体層、23は例えばn゛型のコレクタ拡散層、24は例
えばP゛型の素子分離拡散層、25はSi0.等からな
るフィールド酸化膜、26a!!SiO□等からなるゲ
ート酸化膜、26bはSiO□等からなるシリコン酸化
膜、27はゲート電極形成用のポリシリコン膜、28は
ゲート電極形成用のWsi等からなるメタルシリサイド
膜、29はレジスト膜、30はメタルシリサイド膜28
及びポリシリコン膜27からなるゲート電極、31はソ
ース/ドレイン拡散層、32は内部ベース及び外部ベー
スとなるベース拡散層、33はSin、等からなるシリ
コン酸化膜、34はエミッタ開口部、35はポリSi等
からなるエミッタ電極、36はエミッタ拡散層、37は
SiO□等からなる層間絶縁膜、38はコンタクトホー
ル、39はAf等からなる配線層である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第2図(a)に示すように、例えばsb、70K
eν、3.0X10”elm−2のイオン注入と例えば
1250℃、50分のアニール処理によりp型(100
)基板2゜にn゛型の埋没層21を形成し、例えばCV
D法(エピタキシャル成長法)により埋没層21を覆う
ように単結晶Siを堆積して半導体層22を形成した後
、例えばCVD法(熱酸化でもよい)により半導体層2
2上に膜厚が例えば300人のSiO□膜を形成する。
次いで、例えばP、70KeV、7.0×IQ14cm
−2のイオン注入によりn°型のコレクタ拡散層23を
形成するとともに、例えばB、160KeV、7.0X
10”01l−”のイオン注入とアニール処理により素
子分離のためのp゛型の素子分離拡散層24を形成し、
例えばCVD法により半導体層22上のSiO□膜上に
膜厚が例えば1500人のSi、N4膜を形成した後、
例えばRIBによりS 13 Nm膜を素子領域のみに
残るようにエツチングする。
次いで、LOCO3法によりSt、N、膜をマスクとし
て半導体層22を選択的に酸化して素子分離領域として
の膜厚が例えば6000人のフィールド酸化膜25を形
成した後、マスクとして用いたSi3N4膜及びその下
のSi0g膜を除去することにより素子領域となるMO
3I−ランジスタ領域及びバイポーラトランジスタ領域
を形成する。
次に、第2図(b)に示すように、例えば熱酸化により
半導体層22を酸化することによりMOSトランジスタ
領域の半導体層22上に膜厚が例えば200人のゲート
酸化膜26aを形成するとともに、バイポーラトランジ
スタ領域の半導体層22上に膜厚がゲート酸化膜26a
と同じシリコン酸化膜26bを形成し、例えばCVD法
によりゲート酸化膜26aを覆うようにポリS 1% 
W S Iを成長してゲート電極形成用の膜厚が例えば
1200人のポリシリコン膜27及び膜厚が例えば18
00人のメタルシリサイド[28を順次形成した後、例
えばP、70KeV、4.OXIOI5cm−”のイオ
ン注入によりメタルシリサイド膜28をスルーさせてポ
リシリコン膜27にP゛をドーピングしてp゛型にする
。次いで、ゲート電極を構成するメタルシリサイド膜2
8の低抵抗化のために、例えば1100℃、60秒の熱
処理を行う。次いで、メタルシリサイド膜28上にレジ
ストを塗布してレジスト膜29を形成した後、露光・現
像によりレジスト膜29をゲート電極に対応するメタル
シリサイド1lli28上の領域のみに残るようにパタ
ーニングする。
次に、第2図(c)に示すように、例えばRIEにより
レジスト膜29をマスクとしてメタルシリサイド膜28
及びポリシリコン膜27を選択的に工・ノチングしてM
OS)ランジスタ領域にメタルシリサイド膜28及びポ
リシリコン膜27からなるゲート電極30を形成し、レ
ジスト膜29を除去した後、例えばB、60Keν、1
.5XIQ”am−”のイオン注入によりゲート電極3
0をマスクとしてMOS)ランジスタ領域にソース/ド
レイン拡散層31を形成した後、例えばB、10にeV
、5.0xlO”am−”のイオン注入によりバイポー
ラトランジスタ領域に内部ベース及び外部ベースとなる
ベース拡散層32を形成する。
次に、第2図(d)に示すように、例えばCVD法によ
り全面に5iOzを堆積して膜厚が例えば1000人の
シリコン酸化膜33を形成した後、例えばRIEにより
バイポーラトランジスタ領域のシリコン酸化膜33.2
6bを選択的にエツチングしてエミフタ開口部34を形
成する。
次に、第2図(e)に示すように、例えばCVD法によ
りエミッタ開口部34内を覆うようにポリSiを堆積し
、例えばA s 、4QKeV 、  1.OXIO1
6cm −”のイオン注入によりバイポーラトランジス
タ領域のポリSiにAs−を導入した後、例えばRIE
によりポリSiを選択的にエツチングしてエミッタ開口
部34内にエミッタ電極35を形成し、例えばCVD法
により全面にSiO□を堆積して膜厚が例えば3000
人の眉間絶縁膜37を形成した後、例えば1050°C
130秒の熱処理することにより予めエミッタ電極35
に導入した後As”を拡散させてエミッタ拡散層36を
形成するとともに、ソース/ドレイン拡散層31及びベ
ース拡散層32に導入したB゛を活性化させる。そして
、例えばRIEにより眉間絶縁膜37及びシリコン酸化
膜33.26bを選択的にエツチングしてコンタクトホ
ール38を形成した後、例えばPVD法によりソース/
ドレイン拡散層31、エミッタ電極35、ベース拡散層
32及びコレクタ拡散層23と各々コンタクトを取るよ
うにAIからなる配線層39を形成することにより半導
体装置を得ることができる。
すなわち、上記実施例では、ゲート電極30を構成する
メタルシリサイド膜28の低抵抗化の熱処理を適宜十分
行った後に、ソース/トレイン拡散層31、ベース拡散
層32及びエミッタ拡散層36形成のための熱処理を行
うようにしている。このため、従来のようにソース/ド
レイン拡散層31、ベース拡散層32及びエミッタ拡散
層36形成後に低抵抗化のための熱処理が入らないので
、メタルシリサイド膜28の低抵抗化を制御性良く十分
行うことができるうえ、ソース/ドレイン拡散層31、
ベース拡散層32及びエミッタ拡散層36を拡げること
なく所望の特性のソース/ドレイン拡散層31、ベース
拡散層32及びエミッタ拡散層36を得ることができる
また、ソース/ドレイン拡散層31、ベース拡散層32
及びエミッタ拡散層3G形成のための熱処理の際、メタ
ルシリサイド膜28の抵抗を更に下げることができ、高
速性能に優れた素子を得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、所望のソース/ドレイン、ベース、エ
ミフタ等の拡散層を形成することができ、かつゲート電
極を構成するメタルシリサイド膜の低抵抗化を制御性良
く十分行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の半導体装置の製造方法の一実施例
の製造方法を説明する図、 第2図は第2の発明の半導体装置の製造方法の一実施例
の製造方法を説明する図、 第3図は本発明の詳細な説明する図、 第4図は従来例の一例の製造方法を説明する図、第5図
は従来例の他の一例の製造方法を説明する図である。 6・・−・・・ゲート酸化膜、 7・・・・・・ポリシリコン膜、 8・・・・・・メタルシリサイド膜、 10・・・・・・ゲート電極、 11・−・・・・ソース/ドレイン拡散層、26a・・
・・・・ゲート酸化膜、 27・・−・・・ポリシリコン膜、 28・・・・・・メタルシリサイド膜、30−・・・・
・ゲート電極、 31・・・・・・ソース/ドレイン拡散層、32・・・
・・・ベース拡散層、 36・−・・・・エミッタ拡散層。 第1の発明の一実施例の製造方法を説明する図第1図 本発明の詳細な説明する図 第 図 第 図 第 図 従来例の他の一例の製造方法を説明する間第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲート絶縁膜(6)上に形成されたポリシリコン
    膜(7)と、該ポリシリコン膜(7)上に形成されたメ
    タルシリサイド膜(8)とからなるゲート電極(10)
    を有するMISトランジスタを有する半導体装置の製造
    方法において、該メタルシリサイド膜(8)の低抵抗化
    のための熱処理を、該メタルシリサイド膜(8)成長後
    で、かつソース/ドレイン拡散層(11)形成のための
    熱処理前に行うことを特徴とする半導体装置の製造方法
  2. (2)前記メタルシリサイド膜(8)の低抵抗化のため
    の熱処理を、前記メタルシリサイド膜(8)成長後の前
    記ポリシリコン膜(7)を導電性化するためのイオン注
    入後に行うことを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. (3)ゲート絶縁膜(26a)上に形成されたポリシリ
    コン膜(27)と、該ポリシリコン膜(27)上に形成
    されたメタルシリサイド膜(28)とからなるゲート電
    極(30)を有するMISトランジスタとバイポーラト
    ランジスタとからなるバイポーラ・MISデバイスを有
    する半導体装置の製造方法において、 該メタルシリサイド膜(28)の低抵抗化のための熱処
    理を、該メタルシリサイド膜(28)成長後で、かつソ
    ース/ドレイン拡散層(31)、ベース拡散層(32)
    及びエミッタ拡散層(36)形成のための熱処理前に行
    うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. (4)前記メタルシリサイド膜(28)の低抵抗化のた
    めの熱処理を、前記メタルシリサイド膜(28)成長後
    の前記ポリシリコン膜(27)を導電性化するためのイ
    オン注入後に行うことを特徴とする請求項3記載の半導
    体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043392A1 (ja) 2010-09-27 2012-04-05 日本精工株式会社 シェル型ラジアルニードル軸受用外輪およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043392A1 (ja) 2010-09-27 2012-04-05 日本精工株式会社 シェル型ラジアルニードル軸受用外輪およびその製造方法
US8834034B2 (en) 2010-09-27 2014-09-16 Nsk Ltd. Outer ring for a shell-type radial needle bearing and manufacturing method thereof
USRE47828E1 (en) 2010-09-27 2020-01-28 Nsk Ltd. Outer ring for a shell-type radial needle bearing and manufacturing method thereof

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