JPH04147124A

JPH04147124A - 反射鏡付光源

Info

Publication number: JPH04147124A
Application number: JP2271585A
Authority: JP
Inventors: Hiromichi Kawashima; 弘道川島; Kazuo Honda; 本田　和雄; Mamoru Furuya; 古谷　守
Original assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Current assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date: 1990-10-09
Filing date: 1990-10-09
Publication date: 1992-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、例えばプロジェクタ装置などのような画像投
影装置に適用される反射鏡付光源に関する。

（従来の技術）例えば文字、図形等の画像を拡大して表示面に投影する
手段として、映写機等が多用されているが、最近では、
プロジェクタ装置が使用されている。

この画像投影装置の基本原理は、第３図に示すように、
光源Ａと、この光源Ａから放射された光を反射して集光
させる反射鏡Ｂと、この反射鏡Ｂで集光された光をスク
リーンＣなどの投影面に投射する光学系レンズＤなどか
らなる投影装置とで構成されており、例えば液晶プロジ
ェクタ装置の場合は、液晶表示画面Ｅに表示された画像
が上記スクリーンＣに拡大して投影されるようになって
いる。

このような画像投影装置の光源装置としては反射鏡付の
ハロゲン電球等を使用したものが従来採用されていたが
、最近では放射光量の増大が要求され始めたため、例え
ばメタルハライドランプ等の高圧放電灯をこれら光源装
置に利用したものが開発されている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、この種の光源は、通常、反射鏡の端部（
底部）に設けられた円筒状の開口に光源の端部が挿入さ
れた状態で接着剤によって反射鏡に固定されているため
、輸送中の振動や光源点灯による熱によって、固着した
接着剤に亀裂が発生したり、ひび割れが生じて、光源が
反射鏡から脱落してしまうという問題があった。

本発明はこのような事情に基づきなされたもので、開口
の内径、光源端部の寸法、および接着剤の充填長さを適
正化することによって、光源の脱落を防止できる反射鏡
付光源を提供しようとするものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）上記課題を解決するために本発明の反射鏡付光源は、円
筒状の開口が形成された反射鏡と、この開口に一端が挿
入された状態で接着剤が充填されて反射鏡に固着される
光源とを備えたものであって、開口に挿入される光源の
端部の外径をＡ　（＋ａｍ）、開口の内径をＢ（ＩＩＩ
Ｉ）、接着剤の充填長さをＬ（＋ｇｍ）　、！：したと
き、Ｂ／　（ＬｘＡ）≦０，１なる関係を有するもので
ある。

（作用）本発明においては、開口の内径、光源端部の寸法、およ
び接着剤の充填長さを適正化したため、光源の脱落を防
止できる反射鏡付光源を提供できる。

（実施例）以下に本発明の反射鏡付光源に係る一実施例を図面を参
照して詳細に説明する。

第１図に本発明の実施例を図示するように、光源である
メタルハライドランプ１は、例えば電極間距離が４〜１
０■謹に設定されたランプ電力が２２０Ｗタイプのもの
であり、その両端には圧潰封止部２が形成されている。

この封止部２には、電極と、この電極と各々接続するモ
リブデン等の金属箔と、この金属箔を介して電極と接続
する例えばモリブデン線等からなる電気導入体が封着さ
れている。

ここで電極は、例えば線径０．８■のタングステンＷか
らなる電極軸と、線径０．６＋ｍのタングステンＷを３
〜４回巻回して形成される電極コイル部とで構成されて
いる。

尚、このランプ１内には、緩衝金属としての水鍜と、金
属ハロゲン化物、およびアルゴンなどの希ガスが所定量
封入されている。

本実施例の場合、金属ハロゲン化物は希土類の金属ハロ
ゲン化物とされており、沃素と臭素のノ＼ロゲンに、希
土類金属であるジスプロシウムＤ）ｌ、ホルミウムロ０
１ツリウムＴｍが一緒に封入されている。

したがって、ランプ内には、沃化ジスプロシウムＤｙ！
　　沃化ホルミウムＨｏ　Ｉ　３、沃化ツリラムＴｍｌ
　　と臭化ジスプロシウムＤ　ｙ　Ｂ　ｒ　３、臭化ホ
ルミウムＨｏＢｒ３、臭化ツー功ムＴｍＢｒ３が封入さ
れている。

また、上記希土類金属ハロゲン化物の全体の封入量は２
．０票ｇ／ｃｃとしてあり、これら封入物は沃化希土類
金属と臭化希土類金属との重量比を１：０．５にしであ
る。

また反射鏡３は、例えば外径がφ９０〜φ１３０龍のガ
ラス構体の内面にアルミニウム等の光反射性の優れた金
属を蒸着して形成された回転２次曲面の凹面反射鏡であ
り、その中央部には、長さが１５１、内径（図中Ｂで示
す）２０關の円筒状の開口４が形成されている。

そして、前述のメタルハライドランプ１は、方の封止部
２が反射鏡の開口４に挿入された状態で外径（図中Ａで
示す）が約１３龍の筒状の口金５が装着され、例えばシ
リカとアルミナを主体きしたスミセラム（商品名：朝日
化学工業■製）等のペースト状の耐熱性接着剤６を充填
することによって反射鏡３に固着固定されている。

また、この反射鏡３の前面には、この反射鏡３を閉塞す
るように前面ガラス７がガラスフリットを介して取着さ
れている。

以上のような反射鏡付光源について、反射鏡の開口内径
、口金の外径、および反射鏡の開口の軸方向の接着剤充
填長さ（図中して示す）を各々変化させた反射鏡付光源
を多数作製し、光源の点滅を繰り返すことによって熱歪
みを加えたところ、第２図に示すような光源の脱落状況
の結果が得られた。

すなわち、上記実験によれば、Ｂ／　（ＬｘＡ）≦０．
１なる関係を満たせば、光源の脱落は防止できる。

これは、反射鏡の開口内径（Ｂ）が大きく、また口金の
外径（Ａ）が小さい場合には、開口内面と口金間の間隙
に充填される接着剤に亀裂等が発生し易く、また、接着
剤充填長さ（Ｌ）が小さい場合には、光源を固着する接
着力が小さいことが原因して上記のような結果が得られ
るものと推察される。

尚、上記実施例においては、接着剤として、シリカとア
ルミナを主体としたペースト状のものを使用した場合に
ついて説明しているが、接着剤を他のものに変えた場合
においても、上記と同様の結果が得られた。

また、光源の端部に口金を装着したものについて実施例
中説明しているが、口金を装着しないものにあっては、
その反射鏡の開口に挿入される光源の端部が上記の関係
を満たせば、その脱落が防止できる。

さらに、上記実施例においては、光源としてメタルハラ
イドランプを用いたものについて説明しているが、他の
種類の光源であっても、上記実施例と同様の効果が得ら
れる。

［発明の効果］本発明の反射鏡付光源によれば、反射鏡の開口径、この
開口に挿入される光源端部の寸法、および接着剤の充填
長さを適正な関係に規定したため、光源の脱落を防止で
きる反射鏡付光源を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る反射鏡付光源を示す概
略図、第２図は光源の脱落不良率を示す実験結果、第３
図は画像投影装置の基本原理を示す構成図である。１・・・メタルハライドランプ（光源）２・・・封止部３・・・反射鏡４・・・開口５・・・口金６・・・接着剤７・−・前面ガラス

Claims

【特許請求の範囲】円筒状の開口が形成された反射鏡と、前記開口に一端が
挿入された状態で接着剤が充填されて前記反射鏡に固着
される光源とを備えた反射鏡付光源であって、前記開口
に挿入される光源の端部の外径をＡ（ｍｍ）、前記開口
の内径をＢ（ｍｍ）、前記接着剤の充填長さをＬ（ｍｍ
）としたとき、Ｂ／（Ｌ×Ａ）≦０．１を満足することを特徴とする反射鏡付光源。