JPH04145641A - Icデバイスのロード機構 - Google Patents

Icデバイスのロード機構

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Publication number
JPH04145641A
JPH04145641A JP2268491A JP26849190A JPH04145641A JP H04145641 A JPH04145641 A JP H04145641A JP 2268491 A JP2268491 A JP 2268491A JP 26849190 A JP26849190 A JP 26849190A JP H04145641 A JPH04145641 A JP H04145641A
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JP
Japan
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magazine
container
magazines
plate
pitch
Prior art date
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Pending
Application number
JP2268491A
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English (en)
Inventor
Toshio Unoki
鵜木 敏夫
Hideo Hirokawa
広川 英夫
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、ICデバイス(集積回路素子)の試験・測定
を行うための装置において、ICテスタにICデバイス
を供給するためのICデバイスのロード機構に関するも
のである。
[従来の技術I ICデバイスの試験・測定装置は、周知の如く、ICテ
スタとICハンドラとから大略構成されるものであって
、このICハンドラはICデバイスをICテスタに供給
するためのロード機構を備えている。試験・測定される
べきICデバイスは、その取り扱いを容易にするために
、スティック状に形成したマガジン内に多数収納させた
状態でICハンドラに装架するようにしている。そして
、マガジンの設置作業の頻度を少なくするた占に、可及
的に多数のマガジンをロード部にセラ1することができ
るのが好ましい。このために、省来ハ、ロード部に1乃
至複数のマガジンポストi設置し、このマガジンポスト
に多数のマガジン4積み上げるようにして装架し、該マ
ガジンポストの下方にマガジン分離手段を設けて、マガ
ジンる1本ずつ分離するようにしている。このようにし
て分離したマガジンは、マガジン搬送手段にょ=て所定
の位置まで運ばれ、当該位置において該1ガジンを傾斜
させることによって、内部に収納したデバイスを自重で
シュートに向けて送り込むJうにしている。
ここで、前述したマガジンポストは、通常、装置の上部
に設けられており、このために該マガジンポストにマガ
ジンをセットする作業は著しく画側であると共に、スペ
ース等の関係から、ロード部に装着されるマガジンポス
トの数には限度が凌る。特に、近年においては、デバイ
スの試験・測定作業が高速化、効率化される傾向にあり
、これに伴って、さらに多数のマガジンをセットするこ
とができる機構の開発が望まれている。
以上の点から、マガジンを多列かつ多段に収納させるこ
とができるコンテナが近年開発されている。このコンテ
ナを用いれば、極めて多数のマガジンを容易にセットす
ることができるようになることから、ロード作業の効率
化を図る上で有利である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述したコンテナを用いたロード機構として
は、このコンテナから1個ずつまたは1列ずつ分離して
クランプして取り出し、コンベアその他のマガジン搬送
手段に移載するためのマガジン移載手段を設ける必要が
あり、またこのマガジン移載手段をコンテナの位置とマ
ガジン搬送手段の位置との間に往復動させる機構を設け
なければならないことから、ロード機構の構成が極めて
複雑かつ大型化するという問題点がある。
また、マガジン移載手段を上下動作させる機構として構
造が簡単なシリンダを用いるようにした場合には、コン
テナからマガジンを取り出す位置と、搬送手段の位置と
をほぼ同じ高さ位置に配設する必要がある。そして、搬
送手段の高さ位置はICデバイスの送り出し位置等装置
全体の構成により制約されるものであって、このデバイ
スはシュートを自重滑降することから、ローダ部は比較
的高所に配設されている。従って、コンテナも高い位置
に置かなければならず、多数のマガジンを収容したコン
テナはかなり重量物となることから、該コンテナを装置
に設置する作業は極めて困難になるという欠点もある。
本発明は、斜上の点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは、コンテナを用いてロード機構を
行うものであって、そのロード機構の構成を極めて簡単
かつコンパクトに形成することができ、しかもコンテナ
の設置位置を定価させることができ、もってコンテナの
設置を容易ならしめるICデバイスのロード機構を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本発明は、底部上に受
板を昇降可能に装着してなり、該受板上に多数のICデ
バイスを収納するマガジンを多列かつ多段に収容するコ
ンテナと、該コンテナの下部に設けられ、前記受板をマ
ガジンの1本の高さ分ずつ押し上げるマガジン押上手段
と、前記コンテナの最上段の全マガジンを同時にクラン
プして持ち上げるマガジン移載手段と、前記コンテナの
上部に配置され、相互に近接・離間する方向に変位可能
な一対のベルトからなるマガジン搬送手段と、該マガジ
ン搬送手段における搬送経路の途中位置に設けられ、マ
ガジンを1本ずつ分離するマガジン分離手段と、分離さ
れたマガジンをロード位置に向けてピッチ送りするマガ
ジンピッチ送り手段と、前記ロード位置に配設され、マ
ガジンからICデバイスを排出させるためのデバイス排
出手段とから構成したことをその特徴とするものである
[作用 1 コンテナ内に多数のマガジンを多列、多段にして収容し
、このマガジンを所定の位置に設置する。そこで、マガ
ジン搬送手段を構成する一対のコンベアを離間させた状
態に保持してお(。そこで、マガジン押上手段を作動さ
せて、このコンテナ底部に配設された受板を持ち上げる
ことによってマガジン全体を、その最上段に位置するマ
ガジンがコンテナの上面より僅かに上方にまで押し上げ
る。そして、マガジン移載手段を前述した一対のコンベ
アの間から下降させて、最上段に位置するマガジンを全
て同時にクランプし、これらをマガジン搬送手段による
搬送面より僅かに上方位置にまで持ち上げる。
そこで、マガジン搬送手段を構成する一対のコンベアを
相互に近接する方向に変位させて、該各コンベアがクラ
ンプされているマガジンより内側に位置させる。この状
態で、マガジン移載手段によるマガジンのクランプを解
除すると、1列分のマガジンはマガジン搬送手段上に移
行し、該マガジン搬送手段に沿ってマガジンが搬送され
ることになる。
ここで、マガジン搬送手段上に設置されて、搬送される
複数のマガジンは相互に連なった状態に並んでいる。そ
こで、このマガジン搬送手段による搬送経路の途中位置
に設けたマガジン分離手段によってマガジンは1本ずつ
分離されて、ピッチ送り手段によってロード位置に順次
移行せしめられる。そして、このロード位置にはデバイ
ス排出手段が設けられており、該デバイス排出手段を作
動させることによって、マガジン内のデバイスが排出さ
れて、シュートに送り込まれる。
而して、マガジン搬送手段をコンテナの上部位置に配設
することにより、マガジン移載手段は1列分のマガジン
をクランプして上昇させるだけの動作でこれら各マガジ
ンをマガジン搬送手段上に移載させることができるよう
になる。従って、マガジン移載手段の構成が著しく簡略
化される共に、マガジン搬送手段とコンテナとをオーバ
ラップさせた分だけスペースの節約が可能となる。また
、マガジン移載手段の昇降ストロークを大きくすれば、
コンテナを下方位置に設置することができるようになる
ので、該コンテナの設置作業が容易になる。
さらに、マガジン搬送手段による搬送経路の途中にマガ
ジン分離手段を設け、さらにこのようにして分離したマ
ガジンをピッチ送り手段に移行させた上で、デバイス排
出手段に送り込むことにょって、搬送経路に沿って同時
に搬送される複数のマガジンが相互に干渉することなく
、確実に1本ずつデバイス排出手段に供給することがで
きることになる。
[実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず、第1図にICデバイスのロード機構の全体構成を
示す。
同図において、1はコンテナを示し、該コンテナ1には
、第2図に示したように、ICデバイス2を多数収納す
るスティック状のマガジン3を多列に、しかも多段に収
容されている。ここで、マガジン3はその一端3aがI
Cデバイス2の出入口となり、他端は閉塞されている。
また、このコンテナ1には、第3図に示したように、そ
の底面上に受板4が配設されており、マガジン3はこの
受板4に積み重ねられている。
コンテナ1の底面には透孔1aが複数箇所(例えば4箇
所)開設されており、該各透孔1aにはコンテナ1の下
方に設けたマガジン押上手段10の押上ロッド11が挿
脱可能となっている。押上ロッド11は昇降板12に立
設されており、該昇降板12はモータ13により回転駆
動されるボールねじ14によって昇降駆動されるように
なっている。従って、モータ13を作動させると、昇降
板12が1本のマガジン3の高さ分毎に上昇せしめられ
ることになる。
このようにして、マガジン押上手段lOによりコンテナ
l内のマガジン3が上昇せしめられると、その最上段に
位置する列のマガジン3はマガジン移載手段20によっ
てクランプされて、他から分離されて持ち上げられる。
このマガジン移載手段20は、少な(ともコンテナ1内
に収容されている1列の全マガジンの前後(即ち、出入
口と閉塞端部)と接離可能な長さを有する一対のクラン
プ板21、21を有し、該各クランプ板21には、ゴム
等の緩衝性を有するパッド21aが貼り付けられている
。そして、このクランプ板21には前後動シリンダ22
が取り付けられており、該前後動シリンダ22を作動さ
せることによって、両クランプ板21は相互に近接して
、その間に1列分のマガジン3の前後部分を同時にクラ
ンプするクランプ位置と、マガジンから離間する方向に
移動したクランプ解除位置との間に変位させることがで
きるようになっている。前後動シリンダ22は昇降支持
板23に装着されており、該昇降支持板23には昇降シ
リンダ24が連結されている。この昇降シリンダ24を
作動させることによって、コンテナ1から押し上げられ
た最上段のマガジン列と対面する下降位置と、後述する
マガジン搬送手段30における搬送面より僅かに上方の
上昇位置との間に昇降変位させることができるようにな
っている。
次に、30はマガジン搬送手段を示し、該マガジン搬送
手段30は一対のベルト31.31を有し、該各ベルト
31はそれぞれプーリ32a、 32b間に巻回して設
けられている。一方のプーリ32aは、駆動軸33にス
プライン結合されており、該駆動軸33は駆動モータ3
4によって回転駆動せしめられる。このベルト31.3
1は、第3図に実線で示したように、マガジン移載手段
20によってコンテナl内のマガジン3を取り出すとき
には、相互に離間せしめられて、その間をマガジン移載
手段20を通過させることができる退避位置と、同図に
仮想線で示した如く、マガジン移載手段2oが上昇した
位置にあるときに、相互に近接せしめられて、マガジン
3を搬送することができる搬送位置との間に変位可能と
なっている。
そこで、ベルト31.31を近接・離間する方向に変位
させる機構を第4図に示す。同図から明らかなように、
ベルト31におけるマガジン3の搬送面31aを下方か
ら支持する水平方向に設けたベルト支持板35に取付板
36を鉛直方向に延在するように連設させている。この
取付板36には、プーリ32a、32bが回転自在に支
承されると共に、軸受37が装着されて、該軸受37に
は連結ロッド38が摺動可能に挿通されている。取付板
36には、また、シリンダ39が装着されており、該シ
リンダ39を作動させることによって、ベルト31は前
述した退避位置と搬送位置との間に変位せしめられる。
マガジン搬送手段30における搬送路の途中位置には、
この搬送路に沿って搬送されるマガジン3を1本ずつ分
離するマガジン分離手段40が設けられている。このマ
ガジン分離手段40は、第5図及び第6図からも明らか
なように、先行するマガジン3を停止させるストッパ4
1.41と、この先行マガジン3の次に位置するマガジ
ン(同図に3′で示したもの)の前後の部位をクランプ
するマガジンクランパ42.42とを有し、これらスト
ッパ41及びマガジンクランパ42はそれぞれシリンダ
43.44によって作動されるようになっている。なお
、図面においては、片側の部材のみを示し、他側の部材
の図示は省略する。そして、ストッパ41はベルト31
.31の間の位置に配設されて、シリンダ43は上方に
位置せしめられている。また、マガジンクランパ42は
取付板36に設けた板体45に装着されるようになって
いる。
従って、まずストッパ41.41を作動させて、マガジ
ン搬送手段30に沿って搬送されるマガジンのうちの最
も先行するマガジン3を停止させ、次いでマガジンクラ
ンパ42.42によって次位のマガジン3′をクランプ
させる。然る後に、ストッパ41、41のマガジン3に
対する係止を解除することによって、この先行マガジン
3が他から分離されて、搬送路上を搬送せしめられる。
そこで、ストッパ41を作動させると共に、クランパ4
2によるマガジン3′に対するクランプを解除する。こ
れによって、マガジン3′及びこれに続(マガジンはス
トッパ41に当接する位置にまで移行せしめられる。以
下、前述した動作を繰り返すことによって、マガジンは
1本ずつ分離、搬送される。
前述したストッパ41によって停止せしめられているマ
ガジン3が正常な向きとなっているか、または裏向きと
なっているかの検出を行うために反転センサ45が設け
られている。この反転センサ46はマガジン3の両端部
をクランプする一対のクランプ板46a、46aにおけ
る各クランプ面に嵌大駒46bを取り付け、このクラン
プ板46aは取付板45に取り付けたアクチュエータ4
6cによってマガジン3に当接する位置と、マガジン3
から離間する位置との間に往復変位させる構成になって
いる。
従って、アクチュエータ46cを作動させて、クランプ
板46aをマガジン3の端部に当接させたときに、該マ
ガジン3が正常な向きとなっている場合には、嵌入駒4
6bはマガジン3内に嵌入されることになる。これに対
して、マガジン3が反転方向を向いている場合には、嵌
入駒46bはマガジン3におけるICデバイス2の跨が
せるために設けられている壁部に当接して、所定の位置
までクランプ板46aを変位させることは出来ない。従
って、例λばアクチュエータ46cの負荷を検出するか
、またはクランプ板46aの位置を検出することによっ
て、マガジン3が正常な向きとなっているか、または反
転しているかを検出できる。
さらに、この搬送路におけるマガジン分離手段40の下
流側の位置には、前記反転センサ46によって反転して
いることが検出されたマガジンを反転させるために、ベ
ルト31.31の外側位置にマガジン反転部材47.4
7 (片側のマガジン反転部材は図示を省略する)が設
けられている。このマガジン反転部材47は板体を断面
が略コ字状となるように曲折した部材からなり、マガジ
ン搬送手段30に沿って搬送されるマガジン3の両端は
このマガジン反転部材47を通過するようになっている
。そして、第7図に示したように、このマガジン反転部
材47は図示しない駆動手段によって、反転中心0を中
心として上方に180°反転させることが出来るように
なっている。従って、反転したマガジンがこのマガジン
反転部材47内に導き入れられたときに、下方からスト
ッパロッド48を押し上げることによって、このマガジ
ンを停止させ、この状態でマガジン反転部材47を反転
させることによって、マガジンを反転させることができ
るようになる。これに対して、正常な向きのマガジンが
搬送されると、マガジン反転部材47を非作動状態に保
持することにより、このマガジンはそのままマガジン反
転部材47を通過せしめられる。
マガジン搬送手段30における搬送路には、第8図に示
したように、矩形運動することによって、マガジン3を
ピッチ送りするマガジンピッチ送り手段50が接続され
ている。このマガジンピッチ送り手段50は、所定のピ
ッチ間隔をもって複数のマガジン位置決め部51aが凹
設された搬送プレート51と、該搬送プレート51の左
右両側に配設したマガジン載置バー52.52とから構
成されている。搬送プレート51は、図示しない駆動手
段によって、マガジン載置バー52のマガジン載置面5
2aより下方の下降位置と、そのマガジン位置決め部5
1aが該マガジン載置バー52のマガジン載置面52a
より上方に位置する上昇位置との間に昇降変位せしめら
れると共に、マガジン位置決め部51aの1ピッチ間隔
分だけ前後に移動せしめられるようになっている。また
、マガジン載置バー52は、その−側端部がマガジン搬
送手段30における搬送路の端部近傍位置にまで延在せ
しめられて、そのマガジン載置面はベルト31.31の
搬送面31aより高い位置となっており、これによって
マガジン載置バー52の端壁52bはマガジン搬送手段
30によって搬送されるマガジン3を位置決め停止させ
るストッパ機能が発揮される。
従って、まず搬送プレート51を下降し、かつ後退した
位置に配置しておく。このときには、第8図から明らか
なように、該搬送プレート51の最も上流側に位置する
マガジン位置決め部51aはマガジン載置バー52にお
ける端壁52bによって規制されているマガジンの下方
に位置するようになる。
この状態で、マガジン3がこの端壁52bに当接する位
置にまで搬送されると、搬送プレート51が上昇せしめ
られ、これによって、第9図に示したように、当該マガ
ジン3はこの搬送プレート51のマガジン位置決め部5
1aに受承されて、マガジン搬送手段30から浮き上が
ることになる。そして、搬送プレート51を上昇させた
位置に保ったまま前進させることによって、第10図に
示したように、マガジン3は搬送プレート51における
マガジン位置決め部51aの1ピッチ間隔分だけ前進せ
しめられる。然る後に、第11図に示したように、搬送
プレート51を下降させると、このように1ピッチ間隔
前進したマガジン3はマガジン載置バー52に支承され
、該搬送プレート51からは離間される。このように搬
送プレート51を下降させたまま後退させると、該搬送
プレート51は再び第8図の位置に復帰せしめられる。
この動作を順次繰り返すことによって、マガジン搬送手
段30により順次搬送されるマガジン3を相互に所定の
間隔を保ったままピッチ送りされることになる。
マガジンピッチ送り手段50における搬送プレート51
が前進位置にあるときにおいて、その最も前方側のマガ
ジン位置決め部が位置せしめられる部位は、ロード位置
となっており、このロード位置には、デバイス排出手段
60が配設されている。このデバイス排出手段60は、
第12図に示したように、マガジン3におけるICデバ
イス2の出入口側の部位を上下からクランプするマガジ
ンクランプ部材61とマガジン傾動部材62とから構成
される。
マガジンクランプ部材61&:!:ICデバイス2が滑
降するシュート70と対峙する台座63と、該台座63
上に位置するマガジン3を上方から押えるクランププレ
ート64とから構成される。そして、これら台座63及
びクランププレート64には、その間にマガジン3を確
実に導き入れるために、呼び込み部63a、 64aが
設けられている。そして、クランププレート64には連
結ロッド65.65が立設されており、該連結ロッド6
5は支持ブラケット66に挿通されて、該連結ロッド6
5の大径部65aによって支持ブラケット66とクラン
ププレート64との間は間隔調整可能に連結されるよう
になっている。また、この連結ロッド65には、クラン
ププレート64と支持ブラケット66との間にばね67
が弾装されており、これにより常時においては、クラン
ププレート64と台座63との間はマガジン3の高さ寸
法より短い間隔となっており、マガジン3がその間に導
き入れられたときには、クランププレート64はばね6
7に抗して上方に変位せしめられ、このときに該クラン
ププレート64に作用するばね67のばね力によってマ
ガジン3はクランプされる。
一方、マガジン傾動部材62は略コ字状の部材からなり
、マガジン3のデバイス出入口とは反対側の端部が挿通
されるようになっている。そして、このマガジン傾動部
材62は図示しない傾動駆動手段によって、マガジンク
ランプ部材61側を中心として、上方に円弧状の軌跡を
もって所定角度分だけスイング動作せしめられるように
なっている。
これによって、マガジン3が傾動せしめられて、内部に
収納したICデバイス2が自重でシュート70に向けて
排出せしめられるようになる。
このマガジン3を傾動させたときに、該マガジン3がみ
だりに位置ずれしないように保持するために、台座63
にはマガジン3の先端側のエツジ部分を係止する係止突
条63bが形成されており、またクランププレート64
を支持する支持ブラケット66は回動軸受68によって
マガジン3の傾動方向に回動可能となっている。
さらに、ICデバイス2が排出されて空になったマガジ
ンはマガジンピッチ送り手段50の搬送プレート51が
前進して、次のマガジンがデバイス排出手段60の位置
に搬送される前に、該搬送プレート51の端壁51cに
押動されて、このデバイス排出手段60から外部に送り
出されることになる。
本実施例は前述のように構成されるものであって、次に
その作動について説明する。
まず、ICデバイス2を収納させたマガジン3を整理し
た状態でコンテナ1における受板4上に収容させて、該
コンテナ1を所定の位置にセットする。そして、マガジ
ン搬送手段30を構成するベルト31.31を離間した
位置に変位させ、マガジン移載手段20を構成する一対
のクランプ板21.21をコンテナ1の上部位置に対峙
させるようにする。
そこで、マガジン押上手段10における押上ロッド11
を上昇させて、コンテナ1の透孔1aから挿入して受板
4の下面と当接させ、該受板4を上昇させる。これによ
って、コンテナ1内に収容されているマガジン全体が持
ち上げられて、その最上段のマガジンの前後の両端部が
クランプ板21.21に対面する位置にまで上昇する。
そこで、前後動シリンダ22を作動させることによって
、この最上段に位置する1列分のマガジン全体を両クラ
ンプ板21.21間にクランプする。次いで、昇降シリ
ンダ24を作動させ、このようにしてクランプ板21.
21間にクランプしたマガジンをベルト31.31の搬
送面より僅かに上方位置にまで持ち上げる。この状態で
、シリンダ39を作動させることによって、ベルト31
.31を相互に近接する位置に変位させて、両者の間隔
がマガジン3の長さより短(なるようにした上で、クラ
ンプ板21゜21によるマガジン3のクランプを解除す
る。これによって1列分のマガジン3はベルト31.3
1上に移行せしめられる。
ここで、ベルト31.31は駆動モータ34によって駆
動されているから、該ベルト31.31上に載置された
マガジン3はこのベルト31.31によって搬送される
。そして、このベルト31.31からなるマガジン搬送
手段30の搬送路の途中位置にはマガジン分離手段40
が配設されており、このマガジン分離手段40によって
ほぼ連続した状態に並んで搬送されるマガジンが最先端
のものから順に1本ずつ分離される。
このようにしてマガジン分離手段40によって分離され
たマガジンは、マガジンピッチ送り手段50に移行せし
められるが、その前に反転したものがあれば、マガジン
の分離時に反転センサ46によりそれを検出してマガジ
ン反転部材47を作動させることによって、正常な状態
となるように反転させる。そして、マガジンピッチ送り
手段50により順次ピッチ送りされて、ロード位置に移
行せしめられる。このロード位置にはデバイス排出手段
60が設ケラれており、マガジン3は、その出入口部3
a側がマガジンクランプ部材61を構成する台座63と
クランププレート64との間に導き入れられ、この時に
クランププレート64はばね67に抗して持ち上げられ
る。また、これと共にマガジン3の他側端部はマガジン
傾動部材62に挿通される。そこで、このマガジン傾動
部材62をスイング動作させことによって、マガジン3
が傾動せしめられて、該マガジン3内のICデバイス2
は順次シュート70に向けて排出される。
このようにしてICデバイス2が全て排出されると、マ
ガジン傾動部材62を当初の位置に復帰させて、ICデ
バイス2の排出が完了したマガジン3は水平状態となる
。そこで、次のマガジンピッチ送り手段50の動作で、
搬送プレート51によりこのデバイス排出手段60に送
り込まれる際に、該搬送プレート51の端壁51cによ
って空のマガジンは該デバイス排出手段60の部位から
押し出されて、新たなマガジンがこのデバイス排出手段
60におけるマガジンクランプ部材61によりクランプ
されることになる。
前述した動作を繰り返し行うことによって、順次マガジ
ン3をロード位置に送り込み、連続的にICデバイス2
のロードが行われる。
このように、極めて多くのマガジン3を収容するコンテ
ナ1を用いて、ICデバイス2のロードを行うようにす
ることによって、コンテナ1の交換頻度を減じることが
できる。
また、マガジン搬送手段30をコンテナ1の上部位置に
配設していることから、マガジン移載手段20は1列分
のマガジンをクランプして、昇降シリンダ24によって
上昇させるだけの動作でこれら各マガジンをマガジン搬
送手段30上に移載させることができ、マガジンをクラ
ンプした状態で水平方向に移動させたりする必要はない
。従って、マガジン移載手段20の構成が著しく簡略化
される。また、マガジン搬送手段30の下部にコンテナ
lを配設しているので、両者のオーバラップさせた分だ
け省スペースを図ることができる。しかも、コンテナ1
の高さ位置は、マガジン移載手段20における昇降シリ
ンダ24の昇降ストロークに依存するものであって、こ
の昇降ストロークを太き(すれば、コンテナ1を所望の
高さ位置に設置することができるようになるので、該コ
ンテナ1の設置作業を行うのに至便な位置とすることが
できる。
さらに、マガジン搬送手段20による搬送経路の途中に
マガジン分離手段40を設け、さらにこのようにして分
離したマガジンをピッチ送り手段50に移行させた上で
、デバイス排出手段60に送り込むことによって、搬送
経路に沿って同時に搬送される複数のマガジンが相互に
干渉することな(、確実に1本ずつデバイス排出手段に
供給することができることになる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、多数のICデバイスを
収納するマガジンを多列かつ多段に収容するコンテナを
用いるようにしているので、マガジンの交換頻度を少な
くすることができるようになり、またこのコンテナの上
部に相互に近接・離間する方向に変位可能な一対のベル
トからなるマガジン搬送手段を設けると共に、コンテナ
の最上段の全マガジンを同時にクランプして持ち上げる
マガジン移載手段を、離間状態にあるベルト間において
上下動作可能に設け、マガジン押上手段によって押し上
げられたコンテナ内のマガジンをマガジン移載手段によ
って持ち上げることによってマガジン搬送手段に移行さ
せるように構成しているので、マガジン移載手段の構成
が著しく簡略化することができるようになり、かつマガ
ジン搬送手段とコンテナとをオーバラップする位置に配
置することができることから、装置構成をコンパクト化
することができるようになり、しかもコンテすを装置へ
の挿脱が容易な下部位置に配設することができるように
なり、さらにこのマガジン搬送手段の途中位置にマガジ
ン分離手段を設け、かつこのマガジン分離手段によって
分離されたマガジンをマガジンピッチ送り手段に移行さ
せて、該マガジンピッチ送り手段によりICデバイスの
ロード位置にまで送り込み、デバイス排出手段によりマ
ガジン内のデバイスを排出するようにしているので、゛
マガジンを確実に1本ずつロード位置に供給することが
できるようになる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
ICデバイスのロード機構の全体構成を示す斜視図、第
2図はマガジンとICデバイスとを示す外観図、第3図
はコンテナ設置部の断面図、第4図はベルト搬送手段の
水平方向への駆動機構の構成説明図、第5図はマガジン
分離機構の構成説明図、第6図は第5図の平面図、第7
図はマガジン反転機構の動作説明図、第8図はマガジン
のピッチ送り手段の構成説明図、第9図、第10図及び
第11図はピッチ送り手段の作動説明図、第12図はデ
バイス排出手段の構成説明図である。 1:コンテナ、1a:透孔、2:ICデバイス、3.3
’  :マガジン、4:受板、10:マガジン押上手段
、11:押上ロッド、20:マガジン移載手段、21:
クランプ板、22:前後動シリンダ、24:昇降シリン
ダ、30:マガジン搬送手段、31:ベルト、33:駆
動軸、34:駆動モータ、38:連結ロッド、39ニジ
リンダ、40:マガジン分離手段、41:ストッパ、4
2:マガジンクランパ、43,44ニジリンダ、50:
マガジンピッチ送り手段、51:搬送プレート、51a
:マガジン位置決め部、52:マガジン載置バー、60
:デバイス排出手段、61:マガジンクランプ部材、6
2:マガジン傾動部材。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  底部上に受板を昇降可能に装着してなり、該受板上に
    多数のICデバイスを収納するマガジンを多列かつ多段
    に収容するコンテナと、該コンテナの下部に設けられ、
    前記受板をマガジンの1本の高さ分ずつ押し上げるマガ
    ジン押上手段と、前記コンテナの最上段の全マガジンを
    同時にクランプして持ち上げるマガジン移載手段と、前
    記コンテナの上部に配置され、相互に近接・離間する方
    向に変位可能な一対のベルトからなるマガジン搬送手段
    と、該マガジン搬送手段における搬送経路の途中位置に
    設けられ、マガジンを1本ずつ分離するマガジン分離手
    段と、分離されたマガジンをロード位置に向けてピッチ
    送りするマガジンピッチ送り手段と、前記ロード位置に
    配設され、マガジンからICデバイスを排出させるため
    のデバイス排出手段とから構成したことを特徴とするI
    Cデバイスのロード機構。
JP2268491A 1990-10-08 1990-10-08 Icデバイスのロード機構 Pending JPH04145641A (ja)

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JP2268491A JPH04145641A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 Icデバイスのロード機構

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ID=17459237

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JP2268491A Pending JPH04145641A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 Icデバイスのロード機構

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JP (1) JPH04145641A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5685589A (en) * 1995-07-27 1997-11-11 Kabushiki Kaisha Shinkawa Lead frame suction holding device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5685589A (en) * 1995-07-27 1997-11-11 Kabushiki Kaisha Shinkawa Lead frame suction holding device

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