JPH0414481A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

Info

Publication number
JPH0414481A
JPH0414481A JP2117289A JP11728990A JPH0414481A JP H0414481 A JPH0414481 A JP H0414481A JP 2117289 A JP2117289 A JP 2117289A JP 11728990 A JP11728990 A JP 11728990A JP H0414481 A JPH0414481 A JP H0414481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
heat
contact angle
protective layer
sensitive recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2117289A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fukui
聡 福井
Takeshi Hibino
雄志 日比野
Tatsuya Murata
達也 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP2117289A priority Critical patent/JPH0414481A/ja
Publication of JPH0414481A publication Critical patent/JPH0414481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感熱記録材料に関する。さらに詳細にいえば
、本発明は、オフセット印刷適性にすぐれ、かつ感熱記
録画像の保存中に発生する退色または発色を改善した感
熱記録材料に関する。
[従来の技術〕 紙、合成紙、フィルムなどを支持体として用い、熱時発
色する感熱発色層を形成せしめた記録材料として感熱記
録材料が知られている。感熱記録材料(シート)は、通
常無色または淡色のロイコ染料などの発色性物質と該発
色性物質を熱時発色せしめる顕色性物質、例えばホウ酸
、シュウ酸、酒石酸などの酸性物質またはナフトール、
2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン、カ
テコール、レゾルシンなどのフェノール性物質などを接
着剤、更には必要に応じて炭酸カルシウム、クレーなど
の顔料、ワックス類、消泡剤などの添加剤と共に適当な
溶剤を用いて感熱発色層形成液と成し、該液を紙などの
支持体上に塗布、乾燥して製造される。このようにして
得られた感熱記録材料は、電卓、医療計測機器、ファク
シミリ、自動券売機などにおける記録用として広範囲に
使用されている。
しかし、従来この種の感熱記録材料は、発色部、未発色
部とも保存安定性に欠点がある。すなわち、感熱層表面
にポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのプラスチ
ックが接触すると、プラスチック中に含まれている可塑
剤や安定剤、添加剤などにより発色部が退色したり、未
発色部が、発色しなくなったりする。例えばプラスチッ
ク消しゴムを感熱層表面に数時間放置しておいたり、感
熱記録材料をポリ塩化ビニル製のカバンに入れて長時間
カバンに直接触れる状態で保存したりすると、発色画像
が消えてしまう。また指紋による消色、蛍光ペンによる
消色などの不都合もある。未発色部は、アルコールやト
ルエン、酢酸エチルなどの有機溶剤により容易に発色す
るため、保存中に有機溶剤を誤まって滴下したり、有機
溶剤の蒸気に曝露されたりすると未発色部が発色し、記
録画像との区別がつかなくなる。有機溶剤を含む接着剤
の使用も、未発色部の発色が起るため使用を避ける必要
があり不便である。
保存安定性を改良するため感熱記録層表面に保護層を設
けることは例えば特開昭56−126193号、特開昭
59−232893号、特開昭60−99696号など
数多くの提案がなされている。こうした保護層は、例え
ばポリ塩化ビニルのフィルムと直接接触する場合、フィ
ルム中に含まれている可塑剤の感熱発色層への浸透を抑
制し、発色部分が消色するのを防ぐのに極めて有効であ
る。またサラダオイルなどの油分の浸透も保護層により
抑制でき、油分による消色を防ぐことができる。これま
でなされた提案の多くは保護層に必要とされる基本的な
性質、例えば、 (1)未発色部を発色させたり、発色部を退色させる傾
向のある有機溶剤や可塑剤、油などのような物質の感熱
層への浸透を防ぐこと(以下この性質を耐油性という)
(2)水が付着した場合でも、保護層皮膜の溶解が起ら
ず、水によるブロッキングなどの問題が発生しないこと
(以下この性質を耐水性という)。
(3)保護層の影響による印字濃度の低下が少ないこと
(4)加熱印字に際し、サーマルヘッドへのスティッキ
ング、カス付着およびヘッドの摩耗が起きないこと。
を満足させようとするものであり、特公平2−2439
号にみられるように保護層を2層以上に分割することに
よりこうした性質をバランスさせようとする試みもなさ
れている。
このような感熱記録材料に設けられる保護層は、耐溶剤
性を付与し、かつ他の材料を接着するための接着剤、そ
の接着剤をさらに高分子化することで耐水性を発現する
ための架橋剤、サーマルヘッドへのスティッキングなど
を防止する目的で添加されるワックス類や顔料などの他
、保護層の塗工性を良好とするための消泡剤、粘度調節
剤などであった。
しかしながら、従来提案された上記のような保護層では
オフセット印刷適性に対しての配慮が全くなされておら
ず、オフセット印刷時の水幅が狭く、極めて印刷しずら
いものであった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は保護層としての機能をもたせた上に、すぐれた
オフセット印刷適性を有する感熱記録材料を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、課題を解決するために、保護層を構成す
る接着剤、顔料、ワックス類、その他の種類、その配合
比、塗工示などについて詳細に実験をくりかえし研究を
続けた結果、保護層に必要な上記4項目の特性を満足さ
せかつオフセット印刷適性をも満足させるためには、保
護層表面の水による接触角を45°以上、より好ましく
は50°以上とすることの重要性を見出し本発明を完成
させるに至った。
接触角とはJIS K 3211で定義されているよう
に、液体が固体面上にあるとき、液面と固体面のなす角
のうち液体を含む角をいう。接触角についての文献は数
多いが、例えば近藤保著、界面化学第2版(三共出版)
p63以降にみられるように液体の固体へのぬれやすさ
の尺度としてとらえることができ、接触角が小さい時に
は液体は固体表面をよくぬらし、また逆に大きい時には
ぬらしにくい。
接触角測定装置は市販の物を使用することができる。本
発明でいう水による接触角は、20℃。
65%RH雰囲気下で紙面に水を滴下後、2秒以内に測
定した。接触角測定装置は、協和界面科学銖製Pace
 Contact−Angle Meterを用いた。
本発明者らが研究を続けたところによると、耐油性を向
上させるために通常行なわれるような塗膜の空隙を少な
くしかつ親水性のある官能基(ヒドロキシル基、カルボ
キシル基など)を多く導入した保護層は、水による接触
角が456より小さくなり、オフセット印刷時の印刷条
件の幅が狭くなり印刷しずらいものとなった。これは印
刷業界でいわれる水幅が狭いという状態であり、印刷時
、非画像部の印刷地汚れを抑えるために湿し水供給量を
多くすると、乳化インキによる水負は現象が容易に発生
しやすくなってしまい、画像部の濃度ムラや網点形状の
再現性不良が起こるというものである。このため、湿し
水供給量を少なめにせざるを得ないが、湿し水供給量を
少なめにして、オフセット印刷機を運転することは熟練
を要し、少なすぎると地汚れの発生、多すぎると水負け
の発生があり、非常に印刷しずらい状態となる。保護層
の水による接触角が45°より小さい場合、同量の湿し
水で、水負は現象が発生しやすい理由は、紙面にのった
水と紙面との親和力が強いため、インキが水と置換され
なくなったためであると理解できる。
インキが水と混在し、いわゆる乳化インキとなった状態
については例えば印刷雑誌1989 (voiP。
72) 5 p28−p32に記述されているように、
インキ表面に水が存在する状態になっている。
本発明者らは保護層表面の水による接触角が45°以上
に調節された感熱記録材料は前記4項目の保護層として
必要な適性を満足したうえに、オフセット印刷適性にも
すぐれたものになることを見出した。
本発明の保護層の基本的な成分は、接着剤、顔料、架橋
剤、ワックス類であり、水による接触角が45″以上と
なるように各材料の種類、配合比を選択すればよいが、
このためには例えばポリビニルアルコールはケン化度の
高いものを選択するなど一定の規則性を示すことができ
るものもあるが基本的にはトライアンドエラーを繰り返
すほかない。これにより材料、配合比、塗工量を決定す
ることが必要である。
本発明の保護層に用いられる接着剤としては、ポリビニ
ルアルコール、変性ポリビニルアルコール、デンプン、
変性デンプン、カゼイン、ゼラチン、にかわ、ポリアミ
ド、ポリアクリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース
、メチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸
エステル、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリウレタンなどの少なくとも一種を使用す
る。
顔料は、炭酸カルシウム、クレー、タルク、酸化チタン
、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、ケイ酸アルミニウム、
シリカ、水酸化アルミニウムなどの無機顔料、でんぷん
粒、小麦粉、シリコン樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、フ
ェノール樹脂、メラミン−ホルマリン樹脂、エポキシ樹
脂、グアナミン・ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂な
どを用いた有機合成顔料などが使用できる。
耐水性を向上させるために接着剤との併用で用いる架橋
剤としては、メラミン、エポキシ、グリオキザール、メ
チロールジウレア、ポリアルデヒド、ジルコニウム塩な
どをあげることができる。
ワックス類としては、ステアリン酸などの高級脂肪酸、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ベヘニン
酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウムなどの高級脂肪酸金
属塩、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ
酸アミド、ベヘニン酸アミドなどの高級脂肪酸アミド、
およびそのメチロール化物、ポリエチレンワックス、パ
ラフィンワックス、カルナバロウ、マイクロクリスタリ
ンワックスなどが使用できる。
本発明において、その他の感熱記録材料の構成に関して
は従来のいかなるものでもよい。
例えば、感熱発色層に含有させる塩基性染料としては、
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリドなどのドリアリルメタン系染料、
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン、3−(N−シクロへキシル−
N−メチルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(O−クロロフ
ェニルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−イ
ソアミル)アミノ−6−メチル−7フエニルアミノフル
オラン、などが挙げられる。
顕色剤は温度の上昇によって液化、ないし溶解する性質
を有し、かつ上記塩基性染料と接触して呈色させる性質
を有する物であればよい。代表的な具体例としては4−
 tart−ブチルフェノール、4−アセチルフェノー
ル、4− tart−オクチルフェノール、4.4’−
5ee−ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノ
ール、4.4’−ジヒドロキシ−ジフェニルメタン、4
,4′−イソプロピリデンジフェノール、ハイドロキノ
ン、4.4’−シクロへキシリデンジフェノール、4,
4′−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、4.4′
−チオビス(6−tart−ブチル−3−メチルフェノ
ール) 、4.4’−ジヒドロキシジフェニルスルフォ
ン、4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニル
スルホン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロ
キシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ安息香酸メチル
、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4−ヒドロキシ安息
香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸−8Oe−ブチ
ル、4−ヒドロキシ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ
安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4
−ヒドロキシ安息香酸クロロフェニル、4.4’−ジヒ
ドロキシジフェニルエーテルなどのフェノール性化合物
、安息香酸、p −tert−ブチル安息香酸、トリク
ロル安息香酸、テレフタル酸、サリチル酸、3−イソプ
ロピルサリチル酸、3− tert−ブチルサリチル酸
、3−ベンジルサリチル酸、3〜 (α−メチルベンジ
ル)サリチル酸、3,5−ジーtart−ブチルサリチ
ル酸などの芳香族カルボン酸、およびこれらフェノール
性化合物、芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグネシウ
ム、アルミニウム、カルシウムなどの多価金属との塩な
どの有機酸性物質などが挙げられる。
本発明の感熱記録材料において、感熱発色層をその上に
形成する支持体材料についても格別限定されるものでは
ない。例えば、紙、顔料塗工紙、合成繊維紙、合成樹脂
フィルムなどを適宜使用することができる。一般には紙
が好ましい。
感熱発色層形成塗液を調製するにあたっては、水を分散
媒体として使用し、ボールミル、アトライター、サンド
グラインダーなどの粉砕機により染料、呈色剤を分散し
塗液とする。かかる塗液中には、結合剤としてデンプン
類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイン、ア
ラビアゴム、ポリビニルアルコール、スチレン・無水マ
レイン酸共重合体塩、スチレン・ブタジェン共重合体エ
マルジョンなどを全固形分の2乃至40重量%、好まし
くは5〜25重量%使用する。塗液中には必要に応じて
各種の助剤を添加することは差支えない。例えば、ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステル
・すトリウム塩、脂肪酸金属塩などの分散剤、その他消
泡剤、蛍光染料、着色染料などはいずれも添加できる。
感熱発色層をさらに白くしたりするために顔料を併用し
てもよい。例えばクレー、タルク、重質炭酸カルシウム
、軽質炭酸カルシウム、シリカ、ケイ酸カルシウム、ケ
イ酸アルミニウム、ケイソウ上、酸化アルミニウム、二
酸化チタン、酸化亜鉛などの無機顔料、尿素−ホルマリ
ン、フェノール、エポキシ、メラミン、グアナミン・ホ
ルマリン樹脂を用いた有機顔料などを用いることができ
る。
発色後の退色を防止するために保存性向上剤を添加する
ことも何ら差支えない。このような保存性向上剤として
はフェノール系の化合物が有効であり、例えば1.1.
3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブ
チルフェニル)ブタン、1.1.3−トリス(2−メチ
ル−4−ヒドロキシ5−シクロヘキシル)ブタン、1.
1−ビス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチ
ルフェニル)ブタン、4.4’−(1−フェニルエチリ
デン)ビスフェノール、4.4’−(1,4−フェニレ
ンビス(1−メチルエチリデン)〕ビスフェノール・4
.4’−[1,3〜)ユニしンビス(1−メチルエチリ
デン)〕ビスフェノールなどを挙げることができる。
ワックス類としては、ステアリン酸などの高級脂肪酸、
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ベヘニン
酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウムなどの高級脂肪酸金
属塩、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ
酸アミド、ベヘニン酸アミドなどの高級脂肪酸アミド、
メチロール化脂肪酸アミド、ポリエチレンワックス、パ
ラフィンワックス、カルナバロウ、マイクロクリスタリ
ンワックスなどを挙げることができる。
感熱記録材料の感度を向上するための増感剤としては例
えばバラベンジルビフェニル、ジベンジルテレフタレー
ト、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、シュウ
酸ジベンジル、アジピン酸ジー〇−タロルベンジル、1
,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、シュウ酸ジ
ーp−クロルベンジル、シュウ酸ジーp−メチルベンジ
ルなどが使用できる。
本発明の感熱記録材料において、記録層および保護層の
形成方法は特に限定されない。例えば塗液を塗布する方
法としてはエアーナイフコーターブレードコーターなど
適当な塗布装置を用いることができる。
感熱発色層は、一般に乾燥重量で2〜12g/rrIl
′の範囲となるように形成する。
保護層は、乾燥重量で0.2t/rrr〜6g/ゴの範
囲となるように形成することが望ましい。裏面からの油
や溶剤、可塑剤の浸透を抑えたり、カールコントロール
のためにバック層を設けることもでき、この場合、本発
明の保護層と同様の特性をもたせることでバック層につ
いてもオフセット印刷適性にすぐれたものとすることが
できる。
さらに、必要に応じて感熱発色層の下にアンダーコート
層を設けるなどの公知の諸種の変形をすることは何ら差
支えない。
[実 施 例] 以下に本発明を実施例によってさらに具体的に説明する
感熱発色層の形成 ■塩基性染料分散液Aの調製 3−ジ−n−ブチルアミノ−6− メチル−7−フェニルアミノ フルオラン 40重量部 ポリビニルアルコール10%液 水 ■顕色剤分散液Bの調製 4.4′−イソプロピリデン ジフェノール 20重量部 40重歯部 40重量部 ポリビニルアルコール10%液 水 ■増感剤分散液Cの調製 シュウ酸ジーp−メチルベンジル ポリビニルアルコール10%液 水 20重量部 40重量部 40重量部 20重量部 40重量部 上記A−C液の調製用組成物をサンドグラインダーで平
均粒径0.5umまで別個に粉砕した。
■顔料分散液りの調製 軽質炭酸カルシウム        40重量部(ブリ
リアント15.白石工業■) ヘキサメタリン酸ソーダ0.7%溶液 60TTi量部
この組成物をカラレス分散機で分散した。
さらに分散物E、F液として、20%ステアリン酸亜鉛
分散物、20%ステアリン酸アミド分散物を用意した。
また結着剤として10%ポリビニルアルコール水溶液を
用いた。
これらの分散物および結着剤を用いて乾燥後の重置比率
が A:B:C:D:E:F:ポリビニルアルコール=10
: 20: 20: 30: 5 : 5 : 10と
なるように配合し、塗液を作成した。
この塗液を50g/rdの原紙に乾燥後塗布量が7g 
/ rrfとなるように塗布し乾燥することによって原
紙支持体上に感熱発色層を形成した。
保護層の形成 接着剤として、ポリビニルアルコール(日本合成−、N
L−05ケン化度98.5以上)、顔料としてカオリナ
イトクレー(UW−90EMC社製)、シリカ(ミズカ
シルP527、水沢化学)、架橋剤としてジメチロール
尿素、グリオキザール、さらにワックス類としてステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸アミド、パラフィンワックス
を用いて、配合比を変化させ、乾燥後の重量が3g/r
rrとなるように保護層を塗工し、スーパーカレンダー
掛けを行なった。
その時の各材料の配合比率、水による接触角および印刷
水負は試験結果を第1表に示す。配合比率は乾燥重量比
であられす。水による接触角は協和界面科学伸製Pac
e Contact−Angle Meterを使用し
た。印刷水負は試験は、明製作所製R1テスターを用い
、インキは東華色素ベストキュアRNC−紅でインキ0
.25gに水0.5ccを加え、インキ練りローラーで
1分間インキと水を練りインキを乳化させた後印刷試験
を行なった。○は良好にインキが紙に転移したことを、
△はインキの転移程度がやや不充分であるが実用上問題
ないと判断できるレベルであることを、Xはインキの角
が45°以上の感熱記録材料は印刷時の水負けが良好な
ことがわかる。
[発明の効果] 本発明により、感熱記録画像の保存中に発生する退色ま
たは発色が改善され、しかもすぐれたオフセット印刷適
性を有する感熱記録材料の提供を可能とした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に少なくとも1種の塩基性染料と、該塩基
    性染料と接触して呈色し得る顕色剤とを含有する感熱発
    色層を設け、その上に保護層を設けた感熱記録材料にお
    いて、該保護層表面の水による接触角が45°以上であ
    ることを特徴とする感熱記録材料。 2、支持体裏面に、前記水による接触角が45°以上で
    あるバック層を設けた請求項1記載の感熱記録材料。
JP2117289A 1990-05-07 1990-05-07 感熱記録材料 Pending JPH0414481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2117289A JPH0414481A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 感熱記録材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2117289A JPH0414481A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 感熱記録材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0414481A true JPH0414481A (ja) 1992-01-20

Family

ID=14708065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2117289A Pending JPH0414481A (ja) 1990-05-07 1990-05-07 感熱記録材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0414481A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0950513A1 (en) * 1998-04-15 1999-10-20 Agfa-Gevaert N.V. A heat mode sensitive imaging element for making positive working printing plates
US6447977B2 (en) 1998-04-15 2002-09-10 Agfa-Gevaert Heat mode sensitive imaging element for making positive working printing plates
WO2003082594A1 (fr) * 2002-03-28 2003-10-09 Mitsubishi Paper Mills Limited Materiau de thermogravure destine a l'impression offset
US6761262B2 (en) 2001-05-30 2004-07-13 Thermo Crs Ltd Linear conveyor system
DE112011100779T5 (de) 2010-03-04 2012-12-20 Mitsubishi Paper Mills Ltd. Thermisches Aufzeichungsmaterial und Verfahren zur Herstellung desselben

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387276A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Sony Chem Corp 感熱転写記録用インクリボン
JPH0257384A (ja) * 1988-08-23 1990-02-27 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 感熱記録体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387276A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Sony Chem Corp 感熱転写記録用インクリボン
JPH0257384A (ja) * 1988-08-23 1990-02-27 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 感熱記録体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0950513A1 (en) * 1998-04-15 1999-10-20 Agfa-Gevaert N.V. A heat mode sensitive imaging element for making positive working printing plates
US6447977B2 (en) 1998-04-15 2002-09-10 Agfa-Gevaert Heat mode sensitive imaging element for making positive working printing plates
US6761262B2 (en) 2001-05-30 2004-07-13 Thermo Crs Ltd Linear conveyor system
WO2003082594A1 (fr) * 2002-03-28 2003-10-09 Mitsubishi Paper Mills Limited Materiau de thermogravure destine a l'impression offset
DE112011100779T5 (de) 2010-03-04 2012-12-20 Mitsubishi Paper Mills Ltd. Thermisches Aufzeichungsmaterial und Verfahren zur Herstellung desselben
DE112011100779B4 (de) 2010-03-04 2022-10-06 Mitsubishi Paper Mills Ltd. Thermisches Aufzeichungsmaterial und Verfahren zur Herstellung desselben

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03219993A (ja) 感熱記録材料
JP2000247038A (ja) 感熱記録材料
JPH0414481A (ja) 感熱記録材料
JP2597417B2 (ja) 感熱記録材料
JP2660088B2 (ja) 感熱記録材料
JP4050624B2 (ja) 感熱記録材料
JPH0477291A (ja) 感熱記録材料
JP2630503B2 (ja) 感熱記録材料
JP2597422B2 (ja) 感熱記録材料
JP3388913B2 (ja) 感熱記録材料
JP3177544B2 (ja) 感熱記録材料
JPH01125278A (ja) 感熱記録材料
JP2597417C (ja)
JPS61237683A (ja) 感熱記録紙
JP2603152B2 (ja) 感熱記録材料の製造方法
JPH0156920B2 (ja)
JP2000247037A (ja) 感熱記録材料
JP3146664B2 (ja) 感熱記録体
JP4152115B2 (ja) 感熱記録体
JP2003025734A (ja) 感熱記録材料
JPH06270538A (ja) 感熱記録材料
JPH0524365A (ja) 感熱記録材料
JPH04131275A (ja) 感熱記録材料
JPH05221141A (ja) 感熱記録材料
JPH08175024A (ja) 感熱記録材料