JPH04143413A - 油圧駆動ファン制御装置 - Google Patents

油圧駆動ファン制御装置

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JPH04143413A
JPH04143413A JP26859490A JP26859490A JPH04143413A JP H04143413 A JPH04143413 A JP H04143413A JP 26859490 A JP26859490 A JP 26859490A JP 26859490 A JP26859490 A JP 26859490A JP H04143413 A JPH04143413 A JP H04143413A
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Japan
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oil
motor
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oil motor
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Michihisa Arai
新井 通久
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、油圧駆動ファン制御装置に関するものであ
る。
従来の技術 ラジェータ冷却ファンの中には、エンジンファンタイプ
や電動ファンタイプの課題を解決できるオイルモータに
より駆動するタイプのものが提案されている。
この−例を第11図によって説明すると、エンジン1に
よって駆動される油圧ポンプ2によりリザーバタンク3
内の作動油が通路4に送給されるとオイルモータ5が駆
動してラジェータ冷却ファン6を回転させるものである
。尚、7はオイルクーラを示す。
この種の技術としては、例えば、実開昭61−1388
31号公報に示されている。
発明が解決しようとする課題 オイルモータ5の効率は作動油の油温、圧力及びオイル
モータ5の回転数で決定されるがオイルクーラ7で作動
油を冷却して単に作動油の温度上昇を抑えるだけの構成
となっている従来技術にあっては、オイルモータ5を最
も効率の良い条件で運転することができず、場合によっ
てはエンジン1に余分な負荷を与えてしまうという問題
がある。
そこでこの発明は、オイルモータを常時高効率で運転す
ることができる油圧駆動ファン制御装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 オイルモータを用いてラジェータ冷却ファンを駆動する
油圧駆動ファン制御装置であって、油圧ポンプによって
ラジェータ冷却ファンを駆動するオイルモータに作動油
を送給する通路の一部を2つの系路に分岐すると共に分
岐部に分岐弁を設け、一方の系路にオイルクーラを設け
、上記通路内を流れる作動油の油温センサと、オイルモ
ータの回転数センサあるいは作動油の油圧センサの少な
くとも一方のセンサの信号に基づき、オイルモータを高
効率で運転できる作動油の目標温度を設定する演算手段
と、この演算手段の出力信号に基づいて分流弁を作動さ
せる出力手段を備えたコントローラを有している。
作用 分流弁によりオイルクーラ側へ流す作動油量を調整する
ことで、通路内の作動油の油温をオイルモータの回転数
及び作動油の油圧に応じて変化させ目標油温としオイル
モータを高効率点で運転することを可能とする。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に説明する。
第1図に示すのは、全体系略図である。
同図において、エンジン1には、プーリー8、ベルト9
、プーリ10によって油圧ポンプ2が接続され、この油
圧ポンプ2により、リザーバタンク3内の作動油を通路
11に送給しオイルモータ5を駆動してラジェータ冷却
ファン6を回転させるものである。
上記通路11はオイルモータ5の下流で2つの系路12
,13に分岐され、分岐部には分流弁14を設けてあり
、系路12にはオイルクーラ7を設けである。
また、上記オイルモータ5の上流側には油圧センサ15
と油温センサ16を設け、オイルモータ5には回転数セ
ンサ17を設けである。
そして、上記油圧センサ15、油温センサ16及びオイ
ルモータ5の回転数センサ17の信号に基づいて分流弁
14を作動させ、通路11内の作動油を目標油温に制御
するコントローラ18を設けである。
ここで、目標油温とはオイルモータ5を最高効率点(あ
るいはその近傍)で運転できる油温をいうが、作動油の
油温を変化させることでオイルモータ5の最高効率点が
得られる理由について説明する。
先ず、第2図に示すようにオイルモータ5によって回転
されるラジェータ冷却ファン6の必要冷却負荷が外気条
件、エンジン回転数・トルク及びエアコンの作動の有無
によって定まると(A)、必要ファン風量(B)、必要
ファン回転数(C)が特定される。
この必要ファン回転数が定まると必要ファン駆動馬力が
仕様により一義的に定まり(D)、一方でオイルモータ
5を回転させる油圧ポンプ2の必要ポンプ吐出量が第3
図のグラフに基づいて定められる(E)。
尚、第3図のグラフに示すように同一エンジン回転数下
であっても吐出量は可変となるが、ファン回転数が与え
られているため、必要ポンプ吐出量が特定できるのであ
る。
そして、このように定められたファン駆動馬力と必要ポ
ンプ吐出量から作動油のシステム圧力(油圧)が一義的
に定まる(F)。
即ち、必要ファン風量が定まると、ファン回転数、必要
ポンプ吐出量、システム圧力、即ち通路11内の作動油
の油圧が定まるのである。
ここで、第4図に示すように、油温が一定の場合にはオ
イルモータ5が最高効率となる圧力は流量に比例するた
め第5図に示すように各油温?++1、.13の特性が
得られる。
また、第6図に示すように、流量が一定の場合にはオイ
ルモータ5が最高効率となる圧力は油温に反比例し、あ
る油温t1の時に効率が最大となる圧力P1は一義的に
定まるので第7図に示すように油温がtlの時に油圧P
1でピークとなる効率特性が得られる。
そして、前述した必要ファン風量から得られたシステム
圧力と流量とで定まる第8図に示す、ファン作動ポイン
トFPを第5図上に取り、オイルモータ5が最高効率と
なる圧力とシステム圧力とを一致させれば、ファン作動
ポイントFPを通る油温グラフt1がオイルモータ5を
最高効率で運転できる目標油温として求められるのであ
る。
このようにして、必要ファン風量に基づいてシステム圧
力と流量とが特定され、これらが変更できないため、油
温を変化させてオイルモータ5の最高効率圧力をシステ
ム圧力と一致させるのである。
具体的に第9図に示すと、同図鎖線で示す油温t1の時
には油圧Pでのファン効率は低いが、油温をt2に上昇
させることで油圧Pでのファン効率を最大にすることが
できるのである。
次に、第10図に示す流れ図に沿って作用について説明
する。
先ず、スタート後にオイルモータ5の回転数センサ17
と油圧センサ15からの信号が取り込まれ、オイルモー
タ5の回転数Rと油圧Pが読み込まれる(ステップ1)
。次いで、オイルモータ5が最高効率となる目標油温t
1が回転数Rと油圧Pの関係から設定され(ステップ2
)、油温センサ16によって現在の油温t、を読み込み
(ステップ3)、温度t8と油温t、とを比較しくステ
ップ4)、t、>t、のときには分流弁14を開方向に
作動しくステップ5)、オイルクーラ7側の系路12へ
流れる作動油量を減少させて油温t、を上昇させ、一方
1.<1.のときには分流弁14を閉方向に作動しくス
テップ6)、オイルクーラ7側の系路12へ流れる作動
油量を増加させて油温t、を下降させる。
また、1、−1 、のときには分流弁14をその開度で
保持する(ステップ7)。そして、上記手順をくり返す
ここで、上記ステップ3が演算手段を構成し、上記ステ
ップ4が出力手段を構成している。
したがって、目標油温t8を維持することでオイルモー
タ5を常に最高効率点で運転でき、エンジン1に余分な
負荷を与えることがないのである。
尚、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例
えば、オイルモータ5の回転数と油圧との関係をマツプ
化しておくことにより回転数センサ17あるいは油圧セ
ンサ15のいづれか一方を廃止することが可能となる。
発明の詳細 な説明してきたようにこの発明によれば、分流弁を作動
させて通路内の作動油をオイルモータを高効率で運転で
きる目標油温に設定できるため、ラジェータ冷却ファン
の冷却能力を最大限に発揮することができるという効果
がある。
また、オイルモータを高効率で使用できるため、エンジ
ンに余分な負荷がかからないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の全体系路図、第2図は算出手順図、
第3〜9図は各々グラフ図、第10図は流れ図、第11
図は従来技術の全体系路図である。 2・・・油圧ポンプ、5・・・オイルモータ、6・・・
ラジェータ冷却ファン、7・・・オイルクーラ、12.
13・・・系路、15・・・油圧センサ、16・・・油
温センサ、17・・・回転数センサ、18・・・コント
ローラ、t8・・・目標油温。 2−−−;重圧ポシプ 5−−−オイルモータ 6−−−ラレエータン′P卸ファシ 7−一一オイルクーラ 12.13−一一不路 15−一一油、圧セン寸 16−−−S由JLt!ンサ 17−−−回1広1久巳ン寸 18−−−コントローラ tx−一一目標油l 第2図 第3図 第5図 油l 第8図 濯り匣 =85−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オイルモータを用いてラジエータ冷却ファンを駆
    動する油圧駆動ファン制御装置であって、油圧ポンプに
    よってラジエータ冷却ファンを駆動するオイルモータに
    作動油を送給する通路の一部を2つの系路に分岐すると
    共に分岐部に分流弁を設け、一方の系路にオイルクーラ
    を設け、上記通路内を流れる作動油の油温センサと、オ
    イルモータの回転数センサあるいは作動油の油圧センサ
    の少なくとも一方のセンサの信号に基づき、オイルモー
    タを高効率で運転できる作動油の目標油温を設定する演
    算手段と、この演算手段の出力信号に基づいて分流弁を
    作動させる出力手段を備えたコントローラを有している
    ことを特徴とする油圧駆動ファン制御装置。
JP2268594A 1990-10-05 1990-10-05 油圧駆動ファン制御装置 Expired - Lifetime JP2765215B2 (ja)

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JPH04143413A true JPH04143413A (ja) 1992-05-18
JP2765215B2 JP2765215B2 (ja) 1998-06-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6382028U (ja) * 1986-11-18 1988-05-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6382028U (ja) * 1986-11-18 1988-05-30

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