JPS5848735B2 - レイキヤクソウフウキヨウセイユアツクドウソウチ - Google Patents

レイキヤクソウフウキヨウセイユアツクドウソウチ

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JPS5848735B2
JPS5848735B2 JP49090297A JP9029774A JPS5848735B2 JP S5848735 B2 JPS5848735 B2 JP S5848735B2 JP 49090297 A JP49090297 A JP 49090297A JP 9029774 A JP9029774 A JP 9029774A JP S5848735 B2 JPS5848735 B2 JP S5848735B2
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JP
Japan
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oil
valve
circuit
cooling
pressure circuit
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JP49090297A
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JPS5120105A (ja
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孝 藤縄
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 一般に、車両に搭載する内燃機関の冷却装置用静油圧駆
動送風機の回転数は、油圧モータに圧送されてくる油量
に比例する。
したがって、冷却送風機の回転数は油圧ポンプの回転数
と内燃機関冷却水温度に応じたサーモスタット付バイパ
ス弁の開度とにより決定される。
いま、油圧ポンプ回転数と冷却水温度がある一定値であ
るとしたときには、このサーモスタット付バイパス弁で
バイパスされる油量は弁固有の開度特性により決定され
て一定値である。
したがって、そのときの冷却送風機の回転数は一定値に
固定されてしまうものが従来の冷却送風機の静油圧駆動
方式である。
この方式では、ある水温に対応して定まる冷却送風機の
回転数から得られる冷却能力は要求される必要最低の値
であるとはかぎらず、むしろ安全上の配慮から冷却能力
の方が、上回る傾向にあるのが普通である。
例えば、平坦な市街地を走行するごとき車両の運転状態
で目−、冷却能力に余裕を生じ、定められた水温に対応
した冷却送風機の回転数を低下せしめて冷却能力を低下
させてもよい場合があり、そうでなげればエネルギーの
無駄使いとなってしまう。
また、冷却送風機による騒音の防止対策の点でも緊急な
問題となっている。
本発明はかかる点に着目して、既存の仕様の下で内燃機
関冷却水温度のある温度範囲内では、新たに付加した弁
を調整することにより、冷却送風機の回転数を変更でき
るようにし、より広い温度範囲で冷却能力を調整可能と
し消費エネルギーの節約と騒音減少を計ることを目的と
するものである。
以下図により従来の装置と、これに付加した本発明の実
施例について説明する。
第1図、第2図および第3図において、aは静油圧管高
圧回路、bは静油圧管低圧回路、Cは内燃機関冷却水管
回路である。
いま、第1図において1は内燃機関アにより駆動される
油圧ポンプであり、この回転により生ずる高圧の油を前
記高圧回路aの配管で油圧モータ3に導き油圧モータに
回転力を与え、これに直結された冷却送風機4を回転せ
しめる。
2は高圧回路aと低圧回路bを連結した分岐管回路dに
設けたサーモスタット付バイパス弁であり、内燃機関冷
却水管回路Cの水温により内蔵された感温体が伸縮する
作動を介して弁の開度を変化させることにより、油圧モ
ータ3への圧油の流量を増減、あるいは低圧回路bへ完
全にバイパスさせることで、冷却水温度に応じ自動的に
送風機4の回転速度を変更あるいは停止させ、冷却能力
を調整することができる。
すなわち前記回路Cの冷却水温度が低いときには、図に
おいて油圧ポンプ1かも高圧回路aに吐出された高圧油
は分岐管回路dに入りバイパス弁2の入口ポートA1か
ら、低圧側出口ポートB1を経て低圧回路bにバイパス
するため油圧モータ3の側へは油圧がかからす金却送風
機4は回転しない。
前記回路Cの冷却水温度が上昇してある設定水温、例え
ば70℃に達すると、バイパス弁2はふさがり始め、水
温上昇とともにバイパス弁2を遂次閉じて行き、バイパ
ス量が減つセ圧油の一部が高圧回路aより油圧モータ3
の高圧側へ流れ、油圧モータが回転を始め、それによっ
て冷却送風機4が回転を始める。
水温が更に上昇してある設定値、例えば80℃になると
、バイパス弁2は完全に閉じ、高圧油は全量油圧モータ
3の高圧側へ流れ、油圧ポンプ1は内燃機関アの回転速
度に応じた回転速度で駆動され、これによる油量で冷却
送風機4は回転し、内燃機関の発熱に見合う冷却がなさ
れる。
回路Cの水温が低下していく場合には上記と逆の経過を
たどる。
5は油タンク6からの油を供給する給油管回路eに設け
た給油ポンプであり、第1図に示す閉回路の場合は、低
圧回路bは分岐管回路fに設げた逃し弁7で一定圧力以
下に調整される。
一般にバイパス弁2の温度設定範囲は前記のごとく比較
的狭い範囲でしか設定できず、バイパス弁の仕様が決ま
るとその制御可能な流量は限定されてしまう。
なお、第2図の開回路において、油タンク6が油圧ポン
プ1よりも高い位置に設置されている場合は、給油ポン
プ5は省略することができる。
8は高圧回路aに設けられた安全弁、14はストレーナ
である。
本発明は以上の従来公知の回路に加えて、内燃機関冷却
水管回路Cの冷却水温により内蔵された感温体が伸縮す
る作動を介して弁を開または閉じるところの開閉弁9と
油量調整弁10とを高圧回路および低圧回路の間の分岐
管回路d1に設けることにより油圧モータ3に圧送され
る油量ならびに設定温度の巾を広範囲かつ独立して自在
に制御しようとするものである。
第4図は送風機駆動のための油量と冷却水温度との関係
を示す線図であり、第4図におげる線A,B,Cおよび
油量Dは下記の通りである。
A:開閉弁9および油量調整弁10が設けられていない
場合。
B:開閉弁9および油量調整弁10が設げられており、
開閉弁の作動が、75℃で全開し、85℃で全閉し、7
5°〜85℃の間で連続変化する開度特性である場合。
C:開閉弁9および油量調整弁10が設けられており、
開閉弁の作動が75℃以上〜85℃未満で全開し、85
℃で全閉する不連続変化の(瞬間的に開閉する)開度特
性である場合。
D:油量調整弁10でバイパスされる量。
開閉弁9は、前述のように例えば75℃で全開しかつ例
えば85℃で全閉するが、(A) 7 5℃〜85℃の
間で開度が連続変化するか、または(B)不連続変化(
瞬間的に開閉する)であるかのいづれでもよい。
(A)の場合の送風機駆動のための油量は第4図の紛B
のように変化し、また(B)の場合には線Cのように変
化する。
バイパス弁2の設定温度を前記と同じ値すなわち70℃
で閉じ始めて80℃で完全に閉じる値とすれば、回路C
の水温が85℃に達するまでは開閉弁9は開いているの
で、高圧回路aにおける高圧油は分岐管回路d1 よ
り開閉弁90入口ポートA2、出口ポートB2および油
量調整弁10を経て低圧回路bへ一部バイパスされる。
このバイパスされる最大油量は油量調整弁10を開閉弁
9に関係なく設定することにより一定量にできる。
なお、この油量調整弁10は、圧力調整弁ないしは絞り
弁で代行してもよい。
カくシて、油圧モータ8へ送られる最大油量は、油量調
整弁10でバイパスされる油量に相応した一定量だけ減
ることになり、従って冷却送風機40回転数は、油量調
整弁10が存在しない場合よりも一定回転数だけ低下す
ることになって余分な冷却をしなくてすむ。
もし、冷却水温が上昇し、例えば85℃に達して開閉弁
9が閉じた場合に&’!.,高圧回路aから低圧回路b
ヘバイパスする油量はすべてなくなり、全量油圧モータ
3の高圧側へ流れて油圧ボンプ1の回転速度に応じた回
転数で冷却送風機4は回転する。
回路Cの水温が低下していく場合は逆の経過をたどる。
以上のようにサーモスタット付バイパス弁2および開閉
弁9の各作動温度の設定値と、油量調整弁10による油
量調整量とを別個に加減し組合せることにより、冷却送
風機駆動のための油量と冷却水温度との関係をよりいっ
そう広範囲に自由に制御することができる。
なお、開閉弁9および油量調整弁10は、第1図および
第2図においては1組設けた場合が図示されているが、
温度設定範囲をより広くするならばこれらを2組以上並
戻に設けて調整することにより更に広範囲できめ細かい
冷却水温度に対する冷却能力の制御が可能となる。
第3図は第1図および第2図で示される開閉弁90代り
に前記回路Cの途中に設けられた水温継電器12からの
電気信号により開き、水温継電器13からの信号により
閉じられるところの電磁開閉弁11を設けた場合の例で
ある。
この場合の冷却送風機の制御については、第1図および
第2図の場合と同様である。
電磁開閉弁11は不連続変化(瞬間的に開閉する)弁で
あり、この場合、送風機駆動のための油量は第4図の純
Cのように変化する。
以上の実施例の説明により明らかであるように本発明は
内燃機関で駆動される油圧ポンプから冷却送風機の直結
した油圧モータに回転力を与える高圧油を導く静油圧管
高圧回路と該油圧モータから油圧ポンプへの給油配管に
低圧油を戻す静油圧管低圧回路とを連結する分岐管回路
に内燃機関冷却水の温度により開度を変化させ冷却送風
機の回転を変更あるいは停止せしめるよう制御するサー
モスタット付バイパス弁を設けた内燃機関を搭載した車
両の冷却装置において、前記高圧回路と低圧回路間に設
けた別個の分岐管回路に温度制御される開閉弁とあらか
じめ低圧回路へバイパスされる油量を設定した油量調整
弁とを少《とも一組設けたことを特徴とした冷却送風機
用静油圧駆動装置であるから、次の利点を有する。
(1)内燃機関冷却水のある一定範囲の温度に応じて冷
却送風機の回転を自動的に制御する静油圧式送風機駆動
装置の目的を満足させ、さらに開閉弁9または11およ
び油量調整弁10の流量を選定調整することにより、従
来のバイパス弁2のみで冷却送風機を制御するよりも広
い温度範囲まで、冷却能力を制御することが可能となる
(2)バイパス弁2のみで冷却送風機の回転数を制御す
る構造において、ある冷却水温度とそのときの冷却送風
機駆動のための油量との関係を変更する場合、バイパス
弁2の作動温度範囲を変えずに大巾な油量調整すること
は、構造上不可能であり、この調整を行なうには特性の
異なるバイパス弁と取替えるか、あるいは一部の部品を
取替えなくてはならない不自由があるのに対し、本願発
明では油量調整弁10の調整により異なる設定温度範囲
内での水温に対する油量の調整が可能となる0 (3)内燃車両の冷却装置は、車両が登坂時等で内燃機
関がその保有する最犬馬力を発生し、かつ夏期等で周囲
の気温が高い場合にも十分な冷却能力を要求されるので
、冷却能力は必要以上に保持しており最も苛酷な条件に
よって設定されている。
一方、同種の車両でも使用される線区と運転条件が異な
ったり、また、夏冬の季節に応じて要求される冷却能力
には大きな差がある。
本願発明はこのような実際の運転条件に応じた冷却能力
になるよう冷却送風機の回転数を必要最小限の値におさ
えることができるうえ、従来の車両にも容易に付加して
実施できるので、冷却送風機駆動に要する消費馬力を節
約することが可能になり、経済的となる。
(4)一般に内燃車両の冷却送風機は、高速回転となる
にしたがって、発生する騒音も高《なり、冷却送風機の
最高回転時には、冷却送風機付近にて通常120dB(
A)以上の騒音を発生し公害問題となる。
したがって、市街地など平坦線走行の車両では本願発明
によって低圧回路へのバイパス油量を開閉弁9または1
1および油量調整弁10で調整して、冷却送風機の回転
数をバイパス弁2のみによる回転数よりも更に低い任意
の値に設定可能であるので、冷却送風機による騒音の防
止に役立つ。
(5)登坂時などに冷却能力のすべてを要求される場合
はバイパス弁2と開閉弁9または11がすべて閉じ高圧
回路の油量のすべてが油圧モータに送られるので冷却送
風機は最犬の冷却能力を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の実施例を示す系
統図であり、第1図は静油圧管の高圧と低圧の回路が閉
回路の場合、第2図は同じく開回路の場合を示す。 第3図は開閉弁と油量調整弁の他の実施例を示す説明図
である。 第4図は送風機駆動のための油量と冷却水時度との関係
を示す図である。 1・・・・・・油圧ポンプ、2・・・・・・バイパス弁
、3・・・・・・油圧モータ、4・・・・・・冷却送風
機、9・・・・・・開閉弁、10・・・・・・油量調整
弁、11・・・・・・電磁開閉弁、12,13・・・・
・・水温継電器、a・・・・・・高圧回路、b・・・・
・・低圧回路、C・・・・・・内燃機関冷却水回路、d
, d1 ・・・・・・分岐管回路、AI 7 A2
・・・・・・入口ポート、B1,B2・・・・・・出口
ポート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関で駆動される油圧ポンプから冷却送風機の
    直結した油圧モータに回転力を与える高圧油を導く静油
    圧管高圧回路と該油圧モータから油圧ポンプへの給油配
    管に低圧油を戻す静油圧管低圧回路とを連結する分岐管
    回路に内燃機関冷却水の温度により開度を変化させ冷却
    送風機の回転を変更あるいは停止せしめるよう制御する
    サーモスタット付バイパス弁を設けた内燃機関を搭載し
    た車両の冷却装置において、前記高圧回路と低圧回路間
    に設けた別個の分岐管回路に温度制御される開閉弁とあ
    らかじめ低圧回路へバイパスされる油量を設定した油量
    調整弁とを少《とも一組設けたことを特徴とした冷却送
    風機用静油圧駆動装置。
JP49090297A 1974-08-08 1974-08-08 レイキヤクソウフウキヨウセイユアツクドウソウチ Expired JPS5848735B2 (ja)

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JPS5120105A JPS5120105A (ja) 1976-02-18
JPS5848735B2 true JPS5848735B2 (ja) 1983-10-31

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JP49090297A Expired JPS5848735B2 (ja) 1974-08-08 1974-08-08 レイキヤクソウフウキヨウセイユアツクドウソウチ

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JPS6035300U (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 三菱重工業株式会社 清掃装置
JPS60146685U (ja) * 1984-03-12 1985-09-28 株式会社三協精機製作所 旋回ア−ムの上下動ヘツド
JPS6244108U (ja) * 1985-09-05 1987-03-17
DE3537124C2 (de) * 1985-10-18 1994-06-16 Festo Kg Arbeitszylinder

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