JPH09317465A - 冷却用ファンの油圧駆動装置 - Google Patents
冷却用ファンの油圧駆動装置Info
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- JPH09317465A JPH09317465A JP13822296A JP13822296A JPH09317465A JP H09317465 A JPH09317465 A JP H09317465A JP 13822296 A JP13822296 A JP 13822296A JP 13822296 A JP13822296 A JP 13822296A JP H09317465 A JPH09317465 A JP H09317465A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却用ファンの負荷が変化しても冷却用ファ
ンを一定の回転数で駆動できるようにする。 【解決手段】 エンジン1で駆動される油圧ポンプ2の
吐出圧油を絞り機構3を経て油圧モータ4に供給し、こ
の油圧モータ4で冷却用ファン6を駆動する。前記油圧
ポンプ2の容量を絞り機構3の絞り8入口側圧力と出口
側圧力との差圧に応じて増減して、その絞り8を流れる
流量が常に一定となるようにする。
ンを一定の回転数で駆動できるようにする。 【解決手段】 エンジン1で駆動される油圧ポンプ2の
吐出圧油を絞り機構3を経て油圧モータ4に供給し、こ
の油圧モータ4で冷却用ファン6を駆動する。前記油圧
ポンプ2の容量を絞り機構3の絞り8入口側圧力と出口
側圧力との差圧に応じて増減して、その絞り8を流れる
流量が常に一定となるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両等の車両
に搭載されたエンジン及び油圧装置の冷却用ファンを油
圧ポンプと油圧モータを用いて駆動する装置に関する。
に搭載されたエンジン及び油圧装置の冷却用ファンを油
圧ポンプと油圧モータを用いて駆動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されたエンジンの冷却用ファ
ンを駆動する装置としては、例えば特開平3−2537
18号公報に示すように、エンジンにより油圧ポンプを
駆動し、その油圧ポンプの吐出圧油を流量制御弁を経て
油圧モータに供給して油圧モータを駆動し、その油圧モ
ータにより冷却用ファンを駆動し、流量制御弁によって
油圧モータへの供給流量を増減して冷却ファンの回転数
を制御する装置が知られている。
ンを駆動する装置としては、例えば特開平3−2537
18号公報に示すように、エンジンにより油圧ポンプを
駆動し、その油圧ポンプの吐出圧油を流量制御弁を経て
油圧モータに供給して油圧モータを駆動し、その油圧モ
ータにより冷却用ファンを駆動し、流量制御弁によって
油圧モータへの供給流量を増減して冷却ファンの回転数
を制御する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の冷却用ファン駆
動装置は流量制御弁によって供給流量を増減して油圧モ
ータの回転数を変更し、それによって冷却用ファンの回
転数を制御して冷却能率を変更しているので、油圧ポン
プの吐出圧油の一部が流量制御弁からタンクに流出し、
エネルギーロスが大となる。
動装置は流量制御弁によって供給流量を増減して油圧モ
ータの回転数を変更し、それによって冷却用ファンの回
転数を制御して冷却能率を変更しているので、油圧ポン
プの吐出圧油の一部が流量制御弁からタンクに流出し、
エネルギーロスが大となる。
【0004】また、冷却用ファンの負荷が変化すると流
量制御弁からの逃し量が変化するので、油圧モータへの
供給流量も変化して冷却ファンの回転数が変化してしま
う。このために、冷却用ファンの負荷が変化すると冷却
能率が同一信号では流量制御弁により設定した冷却能率
と異なってしまう。
量制御弁からの逃し量が変化するので、油圧モータへの
供給流量も変化して冷却ファンの回転数が変化してしま
う。このために、冷却用ファンの負荷が変化すると冷却
能率が同一信号では流量制御弁により設定した冷却能率
と異なってしまう。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした冷却用ファンの油圧駆動装置を提供すること
を目的とする。
ようにした冷却用ファンの油圧駆動装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】第1の発
明は、車両に搭載されたエンジン1で駆動される可変容
量型の油圧ポンプ2と、この油圧ポンプ2の吐出圧油で
駆動される固定容量型の油圧モータ4と、この油圧モー
タ4で回転駆動される冷却用ファン6と、前記油圧ポン
プ2と油圧モータ4との接続回路に設けた絞り機構3
と、前記油圧ポンプ2の容量を制御する容量制御部材1
0を容量大方向、容量小方向に作動する容量可変ピスト
ン11と、前記油圧ポンプ2の吐出圧油を容量可変ピス
トン11に供給制御する制御弁14とを備え、前記絞り
機構3は、その開口面積を増減できる可変式の絞り機構
3とし、前記制御弁14は、自己吐出圧P1 と油圧モー
タ4の負荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が設定圧より
も低い時には容量可変ピストン11を容量大方向に作動
する第1の位置となり、前記差圧(P1 −P2 )が設定
圧よりも高い時には容量可変ピストン11を容量小方向
に作動する第2の位置となるものとしたことを特徴とす
る冷却用ファンの油圧駆動装置である。
明は、車両に搭載されたエンジン1で駆動される可変容
量型の油圧ポンプ2と、この油圧ポンプ2の吐出圧油で
駆動される固定容量型の油圧モータ4と、この油圧モー
タ4で回転駆動される冷却用ファン6と、前記油圧ポン
プ2と油圧モータ4との接続回路に設けた絞り機構3
と、前記油圧ポンプ2の容量を制御する容量制御部材1
0を容量大方向、容量小方向に作動する容量可変ピスト
ン11と、前記油圧ポンプ2の吐出圧油を容量可変ピス
トン11に供給制御する制御弁14とを備え、前記絞り
機構3は、その開口面積を増減できる可変式の絞り機構
3とし、前記制御弁14は、自己吐出圧P1 と油圧モー
タ4の負荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が設定圧より
も低い時には容量可変ピストン11を容量大方向に作動
する第1の位置となり、前記差圧(P1 −P2 )が設定
圧よりも高い時には容量可変ピストン11を容量小方向
に作動する第2の位置となるものとしたことを特徴とす
る冷却用ファンの油圧駆動装置である。
【0007】第1の発明によれば、油圧ポンプ2の吐出
圧油は絞り機構3を経て油圧モータ4に供給されるし、
絞り機構3を流れる流量が設定流量よりも多くなると入
口側圧力と出口側圧力との差圧、つまり自己吐出圧P1
と負荷圧P2 との差圧(P1−P2 )が設定圧よりも高
くなり、制御弁14が第2位置となって油圧ポンプ2の
容量が小となって絞り機構3に設定流量が流れる。ま
た、絞り機構3を流れる流量が設定流量よりも少なくな
ると前述の差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも低くな
り、制御弁14が第1の位置となって油圧ポンプ2の容
量が大となって絞り機構3に設定流量が流れる。しか
も、絞り機構3を流れる設定流量は、開口面積によって
異なる。
圧油は絞り機構3を経て油圧モータ4に供給されるし、
絞り機構3を流れる流量が設定流量よりも多くなると入
口側圧力と出口側圧力との差圧、つまり自己吐出圧P1
と負荷圧P2 との差圧(P1−P2 )が設定圧よりも高
くなり、制御弁14が第2位置となって油圧ポンプ2の
容量が小となって絞り機構3に設定流量が流れる。ま
た、絞り機構3を流れる流量が設定流量よりも少なくな
ると前述の差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも低くな
り、制御弁14が第1の位置となって油圧ポンプ2の容
量が大となって絞り機構3に設定流量が流れる。しか
も、絞り機構3を流れる設定流量は、開口面積によって
異なる。
【0008】これにより、絞り機構3の開口面積を変更
することで冷却用ファン6を設定した異なる回転数で駆
動できるし、冷却用ファンの負荷が変化したり、エンジ
ン回転数が変化しても絞り機構3を流れる流量が設定流
量となるので、油圧モータ6に設定流量を供給して冷却
用ファン6を設定回転数で駆動できる。
することで冷却用ファン6を設定した異なる回転数で駆
動できるし、冷却用ファンの負荷が変化したり、エンジ
ン回転数が変化しても絞り機構3を流れる流量が設定流
量となるので、油圧モータ6に設定流量を供給して冷却
用ファン6を設定回転数で駆動できる。
【0009】また、絞り機構3を流れる流量の変化によ
って自己吐出圧P1 と負荷圧P2 の差圧(P1 −P2 )
が変化し、それによって油圧ポンプ2の容量を制御する
ので、油圧ポンプ2の経示変化によってポンプ効率が変
化しても油圧ポンプ2の容量が変化して油圧モータ4に
設定流量流れるので冷却用ファン6の回転数が変化しな
い。
って自己吐出圧P1 と負荷圧P2 の差圧(P1 −P2 )
が変化し、それによって油圧ポンプ2の容量を制御する
ので、油圧ポンプ2の経示変化によってポンプ効率が変
化しても油圧ポンプ2の容量が変化して油圧モータ4に
設定流量流れるので冷却用ファン6の回転数が変化しな
い。
【0010】また、油圧ポンプ2の容量を油圧モータ4
に必要な吐出量に制御するので、その吐出流量が無駄と
なることがない。
に必要な吐出量に制御するので、その吐出流量が無駄と
なることがない。
【0011】第2の発明は、第1の発明における絞り機
構3を外部信号によって開口面積が増減するものとし、
前記冷却用ファン6の送風によって冷却される被冷却媒
体の温度を検出する手段と、この検出温度と設定温度の
差に応じて外部信号を出力する手段とを設けた冷却用フ
ァンの油圧駆動装置である。
構3を外部信号によって開口面積が増減するものとし、
前記冷却用ファン6の送風によって冷却される被冷却媒
体の温度を検出する手段と、この検出温度と設定温度の
差に応じて外部信号を出力する手段とを設けた冷却用フ
ァンの油圧駆動装置である。
【0012】第2の発明によれば、冷却用ファン6の送
風によって冷却される被冷却媒体の温度に応じた回転で
冷却用ファン6が駆動されるから、効率良く被冷却媒体
を冷却できる。
風によって冷却される被冷却媒体の温度に応じた回転で
冷却用ファン6が駆動されるから、効率良く被冷却媒体
を冷却できる。
【0013】第3の発明は、第1,第2の発明における
絞り機構3を開口面積小の第1位置と、開口面積大の第
2位置と、開口面積中の第3位置に切換え可能とし、前
記冷却用ファン6の送風によって冷却される被冷却媒体
の温度を検出する手段と、この検出温度が設定温度以下
の時には絞り機構3を第1位置とし、検出温度が設定温
度より高温の時に絞り機構3を第3位置とし、検出温度
が設定温度よりも非常に高温の時に絞り機構3を第2位
置とする手段を設けた冷却用ファンの油圧駆動装置であ
る。
絞り機構3を開口面積小の第1位置と、開口面積大の第
2位置と、開口面積中の第3位置に切換え可能とし、前
記冷却用ファン6の送風によって冷却される被冷却媒体
の温度を検出する手段と、この検出温度が設定温度以下
の時には絞り機構3を第1位置とし、検出温度が設定温
度より高温の時に絞り機構3を第3位置とし、検出温度
が設定温度よりも非常に高温の時に絞り機構3を第2位
置とする手段を設けた冷却用ファンの油圧駆動装置であ
る。
【0014】第3の発明によれば、被冷却媒体の温度が
設定温度よりも低温の時に冷却用ファン6が低速で駆動
される。これにより、被冷却媒体を冷却する必要がない
場合においても冷却用ファン6を低速で回転させ、寒冷
地などで冷却用ファン6が凍結することを防止できる。
設定温度よりも低温の時に冷却用ファン6が低速で駆動
される。これにより、被冷却媒体を冷却する必要がない
場合においても冷却用ファン6を低速で回転させ、寒冷
地などで冷却用ファン6が凍結することを防止できる。
【0015】第4の発明は、前記各発明における油圧ポ
ンプ2の吐出路2aを複数の絞り機構3、圧力補償弁3
2を経て複数の油圧モータ4にそれぞれ接続し、その各
油圧モータ4で冷却ファン6をそれぞれ駆動するように
し、前記各油圧モータ4の駆動圧における最も高い圧力
を負荷圧P2 として検出する手段を設け、この検出した
負荷圧P2 を前記制御弁14に作用して油圧ポンプ2の
容量を制御し、前記各圧力補償弁32を自己の流入圧と
前記検出した最高の負荷圧との差圧によって開口面積の
決定されるようにした冷却用ファンの油圧駆動装置であ
る。
ンプ2の吐出路2aを複数の絞り機構3、圧力補償弁3
2を経て複数の油圧モータ4にそれぞれ接続し、その各
油圧モータ4で冷却ファン6をそれぞれ駆動するように
し、前記各油圧モータ4の駆動圧における最も高い圧力
を負荷圧P2 として検出する手段を設け、この検出した
負荷圧P2 を前記制御弁14に作用して油圧ポンプ2の
容量を制御し、前記各圧力補償弁32を自己の流入圧と
前記検出した最高の負荷圧との差圧によって開口面積の
決定されるようにした冷却用ファンの油圧駆動装置であ
る。
【0016】第4の発明によれば、1つの油圧ポンプ2
によって異なる駆動圧の複数の油圧モータ4を駆動でき
るから、複数の冷却用ファン6を1つの油圧ポンプ2に
よって駆動できる。
によって異なる駆動圧の複数の油圧モータ4を駆動でき
るから、複数の冷却用ファン6を1つの油圧ポンプ2に
よって駆動できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示すように、鉄道車両に搭
載されたエンジン1で油圧ポンプ2が駆動される。この
油圧ポンプ2の吐出路2aは絞り機構3で油圧モータ4
の第1ポート4aに接続し、第2ポート4bは絞り機構
3でタンク5に接続する。この油圧モータ4は固定容量
型である。
載されたエンジン1で油圧ポンプ2が駆動される。この
油圧ポンプ2の吐出路2aは絞り機構3で油圧モータ4
の第1ポート4aに接続し、第2ポート4bは絞り機構
3でタンク5に接続する。この油圧モータ4は固定容量
型である。
【0018】前記油圧モータ4により冷却用ファン6が
駆動され、この冷却用ファン6はラジエータ7に送風し
て前記エンジン1の冷却水を冷却する。なお、冷却用フ
ァン6によってオイルクーラにも送風して油圧回路の油
(タンク5に戻る油)を冷却するようにしても良い。
駆動され、この冷却用ファン6はラジエータ7に送風し
て前記エンジン1の冷却水を冷却する。なお、冷却用フ
ァン6によってオイルクーラにも送風して油圧回路の油
(タンク5に戻る油)を冷却するようにしても良い。
【0019】前記油圧ポンプ2は可変容量型であり、そ
の油圧ポンプ2の容量制御部材10を容量可変ピストン
11に連結し、その小径受圧室12を油圧ポンプ2の吐
出路2aに接続し、大径受圧室13を制御弁14を介し
て吐出路2aとタンク5に接続制御し、その制御弁14
を第1受圧室15に作用する吐出路2aの圧力(つまり
自己吐出圧)P1 で連通位置Aに向けて押し、第2受圧
室16に作用する絞り機構3の出口側圧力(つまり、油
圧モータ4の負荷圧)P2 でドレーン位置Bに向けて押
す構造としてある。
の油圧ポンプ2の容量制御部材10を容量可変ピストン
11に連結し、その小径受圧室12を油圧ポンプ2の吐
出路2aに接続し、大径受圧室13を制御弁14を介し
て吐出路2aとタンク5に接続制御し、その制御弁14
を第1受圧室15に作用する吐出路2aの圧力(つまり
自己吐出圧)P1 で連通位置Aに向けて押し、第2受圧
室16に作用する絞り機構3の出口側圧力(つまり、油
圧モータ4の負荷圧)P2 でドレーン位置Bに向けて押
す構造としてある。
【0020】このようであるから、自己吐出圧P1 と負
荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも大きい
時には制御弁14を連通位置Aとして大径受圧室13に
自己吐出圧を供給して容量可変ピストン11を受圧室の
面積差で容量小方向に作動し、前記差圧(P1 −P2 )
が設定圧よりも小さい時には制御弁14をドレーン位置
Bとして大径受圧室13の圧力を低下し容量可変ピスト
ン11を容量大方向に作動し、前記差圧(P1 −P2 )
が設定圧となるようにしてある。この設定圧はスプリン
グ17の押力によって決定される。
荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも大きい
時には制御弁14を連通位置Aとして大径受圧室13に
自己吐出圧を供給して容量可変ピストン11を受圧室の
面積差で容量小方向に作動し、前記差圧(P1 −P2 )
が設定圧よりも小さい時には制御弁14をドレーン位置
Bとして大径受圧室13の圧力を低下し容量可変ピスト
ン11を容量大方向に作動し、前記差圧(P1 −P2 )
が設定圧となるようにしてある。この設定圧はスプリン
グ17の押力によって決定される。
【0021】前記絞り機構3は油圧ポンプ2の吐出路2
aを油圧モータ4の第1ポート4aに絞り8を介して連
通し、第2ポート4bをタンク5に連通し、絞り8の出
口側をポート9に連通する。この絞り機構3は可変絞り
型としてある。
aを油圧モータ4の第1ポート4aに絞り8を介して連
通し、第2ポート4bをタンク5に連通し、絞り8の出
口側をポート9に連通する。この絞り機構3は可変絞り
型としてある。
【0022】例えば、絞り8の開口面積が小の第1位置
a、絞り8の開口面積が大の第2位置b、絞り8の開口
面積が中の第3位置cに切換えられる。そして、スプリ
ングで第1位置aに保持され、第1受圧部3aに供給さ
れる圧油で第2位置bとなり、第2受圧部3bに供給さ
れる圧油で第3位置cとなる。
a、絞り8の開口面積が大の第2位置b、絞り8の開口
面積が中の第3位置cに切換えられる。そして、スプリ
ングで第1位置aに保持され、第1受圧部3aに供給さ
れる圧油で第2位置bとなり、第2受圧部3bに供給さ
れる圧油で第3位置cとなる。
【0023】前記第1受圧部3aには第1電磁弁20で
油圧源21の圧油が供給され、第2受圧部3bには第2
電磁弁22で油圧源21の圧油が供給される。この第1
・第2電磁弁20,22は常時遮断位置で、ソレノイド
20a,22aに通電されると連通位置となる。前記油
圧源21は前記エンジン1で駆動される補助油圧ポンプ
としてある。
油圧源21の圧油が供給され、第2受圧部3bには第2
電磁弁22で油圧源21の圧油が供給される。この第1
・第2電磁弁20,22は常時遮断位置で、ソレノイド
20a,22aに通電されると連通位置となる。前記油
圧源21は前記エンジン1で駆動される補助油圧ポンプ
としてある。
【0024】前記エンジン1の冷却水温はセンサ23で
検出されてコントロール24に入力される。コントロー
ラ24は検出水温が設定温度よりも低温の時には各ソレ
ノイド20a,22aに通電しない。コントローラ24
は検出水温が設定温度よりも高温の時に第2電磁弁22
のソレノイド22aに通電する。コントローラ24は検
出水温が設定温度よりも非常に高温の時に第1電磁弁2
0のソノイド20aに通電する。
検出されてコントロール24に入力される。コントロー
ラ24は検出水温が設定温度よりも低温の時には各ソレ
ノイド20a,22aに通電しない。コントローラ24
は検出水温が設定温度よりも高温の時に第2電磁弁22
のソレノイド22aに通電する。コントローラ24は検
出水温が設定温度よりも非常に高温の時に第1電磁弁2
0のソノイド20aに通電する。
【0025】なお、オイルクーラを用いて油圧回路の油
を冷却する場合には油温をセンサで検出してコントロー
ラ24に入力し、その検出油温と設定温度を比較して前
述と同様にコントローラ24で各ソレノイドに通電す
る。
を冷却する場合には油温をセンサで検出してコントロー
ラ24に入力し、その検出油温と設定温度を比較して前
述と同様にコントローラ24で各ソレノイドに通電す
る。
【0026】次に作動を説明する。絞り8を流れる流量
Qは、Q=K×A×(P1 −P2 )の平方根となる。た
だし、Kは定数、Aは絞り8の開口面積である。したが
って、絞り8の開口面積Aが一定であれば絞り8を流れ
る流量Qが多くなれば(P1 −P2 )が大きくなり、流
量Qが少なくなれば(P1 −P2 )が小さくなる。
Qは、Q=K×A×(P1 −P2 )の平方根となる。た
だし、Kは定数、Aは絞り8の開口面積である。したが
って、絞り8の開口面積Aが一定であれば絞り8を流れ
る流量Qが多くなれば(P1 −P2 )が大きくなり、流
量Qが少なくなれば(P1 −P2 )が小さくなる。
【0027】一方、油圧ポンプ2の容量は前述のように
自己吐出圧P1 と負荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が
一定となるように制御されるので、冷却用ファン6の負
荷が変化したり、エンジン1の回転数が変化しても絞り
8を流れる流量Qは一定となり、油圧モータ4には一定
の流量が供給されて冷却用ファン6の回転数は一定とな
る。
自己吐出圧P1 と負荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が
一定となるように制御されるので、冷却用ファン6の負
荷が変化したり、エンジン1の回転数が変化しても絞り
8を流れる流量Qは一定となり、油圧モータ4には一定
の流量が供給されて冷却用ファン6の回転数は一定とな
る。
【0028】例えば、油圧モータ4に設定した流量が供
給されて冷却用ファン6が設定した回転数で駆動してい
る状態で、エンジン1の回転数が低下した場合、例えば
エンジン1により駆動している車輪の回転抵抗が増大し
エンジン1の回転数が低下した場合には次のようにな
る。
給されて冷却用ファン6が設定した回転数で駆動してい
る状態で、エンジン1の回転数が低下した場合、例えば
エンジン1により駆動している車輪の回転抵抗が増大し
エンジン1の回転数が低下した場合には次のようにな
る。
【0029】油圧ポンプ2の回転数が低下するから容量
が同一でも吐出流量(単位時間に吐出する流量)が減少
する。これにより、絞り8を流れる流量Qが少なくなる
ので、差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも小さくなり、
制御弁14がドレーン位置Bとなって油圧ポンプ2の容
量が増大し、油圧ポンプ2の吐出流量が増加して絞り8
を流れる流量Qが増大して差圧(P1 −P2 )が大きく
なり、油圧ポンプ2の容量はその差圧(P1 −P2 )が
設定圧となった時の容量となる。なお、冷却用ファン6
の負荷が大きくなると負荷圧P2 が高くなり、差圧が設
定圧よりも小さくなって前述のように絞り8を流れる流
量が増大して差圧を設定圧とする。
が同一でも吐出流量(単位時間に吐出する流量)が減少
する。これにより、絞り8を流れる流量Qが少なくなる
ので、差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも小さくなり、
制御弁14がドレーン位置Bとなって油圧ポンプ2の容
量が増大し、油圧ポンプ2の吐出流量が増加して絞り8
を流れる流量Qが増大して差圧(P1 −P2 )が大きく
なり、油圧ポンプ2の容量はその差圧(P1 −P2 )が
設定圧となった時の容量となる。なお、冷却用ファン6
の負荷が大きくなると負荷圧P2 が高くなり、差圧が設
定圧よりも小さくなって前述のように絞り8を流れる流
量が増大して差圧を設定圧とする。
【0030】例えば、油圧モータ4に設定した流量が供
給されて冷却用ファン6が設定した回転数で駆動してい
る状態で、エンジン1の回転数が高くなった場合、例え
ばエンジン1により駆動している車輪の回転抵抗が減少
しエンジン1の回転数が高くなった場合には次のように
なる。
給されて冷却用ファン6が設定した回転数で駆動してい
る状態で、エンジン1の回転数が高くなった場合、例え
ばエンジン1により駆動している車輪の回転抵抗が減少
しエンジン1の回転数が高くなった場合には次のように
なる。
【0031】油圧ポンプ2の回転数が高くなるから容量
が同一でも吐出流量(単位時間に吐出する流量)が増大
する。これにより、絞り8を流れる流量Qが多くなるの
で、差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも大きくなり、制
御弁14が連通位置Aとなって油圧ポンプ2の容量が減
少し、油圧ポンプ2の吐出流量が減少して絞り8を流れ
る流量Qが減少して差圧(P1 −P2 )が小さくなり、
油圧ポンプ2の容量はその差圧(P1 −P2 )が設定圧
となった時の容量となる。
が同一でも吐出流量(単位時間に吐出する流量)が増大
する。これにより、絞り8を流れる流量Qが多くなるの
で、差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも大きくなり、制
御弁14が連通位置Aとなって油圧ポンプ2の容量が減
少し、油圧ポンプ2の吐出流量が減少して絞り8を流れ
る流量Qが減少して差圧(P1 −P2 )が小さくなり、
油圧ポンプ2の容量はその差圧(P1 −P2 )が設定圧
となった時の容量となる。
【0032】また、絞り8を流れる流量は開口面積が小
さければ少量で、大きければ多量となるので、絞り機構
3が第1位置aの時には油圧モータ4への流量は最も少
なく冷却用ファン6は低速回転し、第2位置bの時には
最も多く、冷却用ファン6は高速回転し、第3位置cの
時には中間となって冷却用ファン6は中速回転となる。
さければ少量で、大きければ多量となるので、絞り機構
3が第1位置aの時には油圧モータ4への流量は最も少
なく冷却用ファン6は低速回転し、第2位置bの時には
最も多く、冷却用ファン6は高速回転し、第3位置cの
時には中間となって冷却用ファン6は中速回転となる。
【0033】一方、絞り機構3は検出水温が設定温度以
下の時には第1位置aとなり、検出水温が設定温度より
も高温の時には第3位置cとなり、検出水温が設定温度
よりも著しく高温の時には第2位置bとなる。
下の時には第1位置aとなり、検出水温が設定温度より
も高温の時には第3位置cとなり、検出水温が設定温度
よりも著しく高温の時には第2位置bとなる。
【0034】したがって、冷却水温が設定温度以下の時
には冷却用ファン6は低速回転し、設定温度よりも高温
の時には、中速回転となり、設定温度よりも非常に高温
の時には高速回転する。
には冷却用ファン6は低速回転し、設定温度よりも高温
の時には、中速回転となり、設定温度よりも非常に高温
の時には高速回転する。
【0035】このようであるから、冷却用ファン6をエ
ンジン1の回転数に関係なく設定した回転数で駆動でき
るし、その冷却用ファン6の設定回転数を冷却水温度に
よって自動的に切換えできる。
ンジン1の回転数に関係なく設定した回転数で駆動でき
るし、その冷却用ファン6の設定回転数を冷却水温度に
よって自動的に切換えできる。
【0036】前述の説明において、設定温度とはエンジ
ン冷却水を冷却しなくとも良い温度であり、この設定温
度以下で冷却用ファン6を回転するのはエンジン冷却水
を冷却するのではなく、冷却用ファン6が凍結すること
を防止するためである。例えば、寒冷地を走行する鉄道
車両の場合には冷却用ファン6を停止する凍結すること
がある。
ン冷却水を冷却しなくとも良い温度であり、この設定温
度以下で冷却用ファン6を回転するのはエンジン冷却水
を冷却するのではなく、冷却用ファン6が凍結すること
を防止するためである。例えば、寒冷地を走行する鉄道
車両の場合には冷却用ファン6を停止する凍結すること
がある。
【0037】図2は第2の実施例の形態を示し、ラジエ
ータ7に送風する冷却用ファン6とは別にオイルクーラ
ー30に送風する冷却用ファン6を設け、この冷却用フ
ァン6を駆動する油圧モータ4に油圧ポンプ2の吐出圧
油を前述と同様な絞り機構3により供給する。
ータ7に送風する冷却用ファン6とは別にオイルクーラ
ー30に送風する冷却用ファン6を設け、この冷却用フ
ァン6を駆動する油圧モータ4に油圧ポンプ2の吐出圧
油を前述と同様な絞り機構3により供給する。
【0038】この場合には、各絞り機構3と油圧モータ
4の第1ポート4が接続する回路31に圧力補償弁32
をそれぞれ設ける。この圧力補償弁32は第1の受圧部
32aに作用する流入側圧力で連通方向に押され、第2
の受圧部32bに作用する制御圧力で遮断方向に押され
て開口面積が流入側圧力と制御圧力との差圧によって決
定される。
4の第1ポート4が接続する回路31に圧力補償弁32
をそれぞれ設ける。この圧力補償弁32は第1の受圧部
32aに作用する流入側圧力で連通方向に押され、第2
の受圧部32bに作用する制御圧力で遮断方向に押され
て開口面積が流入側圧力と制御圧力との差圧によって決
定される。
【0039】前記各絞り機構3のポート9はシャトル弁
33に入口側に接続し、このシャトル弁33の出力側が
前記各圧力補償弁32の第2の受圧部32bと制御弁1
4の第2受圧室16に接続している。
33に入口側に接続し、このシャトル弁33の出力側が
前記各圧力補償弁32の第2の受圧部32bと制御弁1
4の第2受圧室16に接続している。
【0040】このようであるから、両方の油圧モータ4
の駆動圧における高い方の駆動圧が負荷圧P2 として制
御弁14の第2受圧部16に作用すると共に、各圧力補
償弁32の第2の受圧部32bに作用するから、1つの
油圧ポンプ2の吐出圧油によって駆動圧の異なる2つの
油圧モータ4を絞り8の開口面積に応じた回転数でそれ
ぞれ駆動できる。
の駆動圧における高い方の駆動圧が負荷圧P2 として制
御弁14の第2受圧部16に作用すると共に、各圧力補
償弁32の第2の受圧部32bに作用するから、1つの
油圧ポンプ2の吐出圧油によって駆動圧の異なる2つの
油圧モータ4を絞り8の開口面積に応じた回転数でそれ
ぞれ駆動できる。
【0041】例えば、ラジエータ7の送風量(面積)が
大でオイルクーラ30の送風量(面積)が小の場合に
は、ラジエータ7の冷却用ファン6がオイルクーラ30
の冷却用ファン6よりも大型で油圧モータ4の駆動圧が
高くなる。
大でオイルクーラ30の送風量(面積)が小の場合に
は、ラジエータ7の冷却用ファン6がオイルクーラ30
の冷却用ファン6よりも大型で油圧モータ4の駆動圧が
高くなる。
【0042】前記オイルクーラ30に送風する油圧モー
タ4の絞り機構3の第1受圧部3a、第2受圧部3bに
は前述と同様に第1・第2電磁弁20,22で圧油が供
給され、その各ソレノイド20a,22aにはコントロ
ーラ24より通電制御されるが、このコントローラ24
にはタンク5内の油温を検出するセンサ34から油温が
入力され、その検出油温と設定温度とを比較して前述と
同様に各ソレノイド20a,22aに通電制御する。な
お、コントローラ24は1つとしても良い。
タ4の絞り機構3の第1受圧部3a、第2受圧部3bに
は前述と同様に第1・第2電磁弁20,22で圧油が供
給され、その各ソレノイド20a,22aにはコントロ
ーラ24より通電制御されるが、このコントローラ24
にはタンク5内の油温を検出するセンサ34から油温が
入力され、その検出油温と設定温度とを比較して前述と
同様に各ソレノイド20a,22aに通電制御する。な
お、コントローラ24は1つとしても良い。
【0043】以上の各実施の形態では絞り機構3を油圧
モータ4の第1ポート4aに圧油を供給したが、第1ポ
ート4aと第2ポート4bの両方に選択的に供給して油
圧モータ4を逆転できるようにしても良い。また、絞り
機構3に停止位置(絞り8の開口面積がゼロの状態)を
設けて油圧モータ4を停止できるようにしても良い。
モータ4の第1ポート4aに圧油を供給したが、第1ポ
ート4aと第2ポート4bの両方に選択的に供給して油
圧モータ4を逆転できるようにしても良い。また、絞り
機構3に停止位置(絞り8の開口面積がゼロの状態)を
設けて油圧モータ4を停止できるようにしても良い。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す説明図であ
る。
る。
1…エンジン 2…油圧モータ 2a…吐出路 3…絞り機構 4…油圧モータ 6…冷却用ファン 7…ラジエータ 8…絞り 9…ポート 10…容量制御部材 11…容量可変ピストン 14…制御弁 20…第1電磁弁 22…第2電磁弁 23…センサ 24…コントローラ 30…オイルクーラ 32…圧力補償弁 33…シャトル弁 34…センサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両に搭載されたエンジン1で駆動され
る可変容量型の油圧ポンプ2と、 この油圧ポンプ2の吐出圧油で駆動される固定容量型の
油圧モータ4と、 この油圧モータ4で回転駆動される冷却用ファン6と、 前記油圧ポンプ2と油圧モータ4との接続回路に設けた
絞り機構3と、 前記油圧ポンプ2の容量を制御する容量制御部材10を
容量大方向、容量小方向に作動する容量可変ピストン1
1と、 前記油圧ポンプ2の吐出圧油を容量可変ピストン11に
供給制御する制御弁14とを備え、 前記絞り機構3は、その開口面積を増減できる可変式の
絞り機構3とし、 前記制御弁14は、自己吐出圧P1 と油圧モータ4の負
荷圧P2 との差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも低い時
には容量可変ピストン11を容量大方向に作動する第1
の位置となり、前記差圧(P1 −P2 )が設定圧よりも
高い時には容量可変ピストン11を容量小方向に作動す
る第2の位置となるものとしたことを特徴とする冷却用
ファンの油圧駆動装置。 - 【請求項2】 前記絞り機構3を外部信号によって開口
面積が増減するものとし、 前記冷却用ファン6の送風によって冷却される被冷却媒
体の温度を検出する手段と、この検出温度と設定温度の
差に応じて外部信号を出力する手段とを設けた請求項1
記載の冷却用ファンの油圧駆動装置。 - 【請求項3】 前記絞り機構3を開口面積小の第1位置
と、開口面積大の第2位置と、開口面積中の第3位置に
切換え可能とし、 前記冷却用ファン6の送風によって冷却される被冷却媒
体の温度を検出する手段と、この検出温度が設定温度以
下の時には絞り機構3を第1位置とし、検出温度が設定
温度より高温の時に絞り機構3を第3位置とし、検出温
度が設定温度よりも非常に高温の時に絞り機構3を第2
位置とする手段を設けた請求項1又は2記載の冷却用フ
ァンの油圧駆動装置。 - 【請求項4】 前記油圧ポンプ2の吐出路2aを複数の
絞り機構3、圧力補償弁32を経て複数の油圧モータ4
にそれぞれ接続し、その各油圧モータ4で冷却ファン6
をそれぞれ駆動するようにし、 前記各油圧モータ4の駆動圧における最も高い圧力を負
荷圧P2 として検出する手段を設け、 この検出した負荷圧P2 を前記制御弁14に作用して油
圧ポンプ2の容量を制御し、 前記各圧力補償弁32を自己の流入圧と前記検出した最
高の負荷圧との差圧によって開口面積が決定されるよう
にした請求項1又は2又は3記載の冷却用ファンの油圧
駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13822296A JPH09317465A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 冷却用ファンの油圧駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13822296A JPH09317465A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 冷却用ファンの油圧駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317465A true JPH09317465A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15216952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13822296A Pending JPH09317465A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 冷却用ファンの油圧駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09317465A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000005490A1 (en) * | 1998-07-23 | 2000-02-03 | Sauer Inc. | Hydraulic fan drive system having a non-dedicated flow source |
US20120020811A1 (en) * | 2010-07-22 | 2012-01-26 | Liebherr-Werk Nenzing Gmbh | Fan Control |
GB2592989A (en) * | 2020-03-13 | 2021-09-15 | Caterpillar Sarl | Flow sharing control for multiple hydraulic fan motors |
CN114370445A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-04-19 | 中国航发西安动力控制科技有限公司 | 一种用于精确控制油温的液压系统及方法 |
EP4209686A4 (en) * | 2020-09-30 | 2024-03-06 | Zoomlion Heavy Industry Science and Technology Co., Ltd. | PRESSURE COMPENSATED HYDRAULIC PUMP, CONTROL SYSTEM AND METHOD FOR CONTROLLING ROTATIONAL SPEED AND ENGINEERING MACHINE |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13822296A patent/JPH09317465A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000005490A1 (en) * | 1998-07-23 | 2000-02-03 | Sauer Inc. | Hydraulic fan drive system having a non-dedicated flow source |
US20120020811A1 (en) * | 2010-07-22 | 2012-01-26 | Liebherr-Werk Nenzing Gmbh | Fan Control |
GB2592989A (en) * | 2020-03-13 | 2021-09-15 | Caterpillar Sarl | Flow sharing control for multiple hydraulic fan motors |
WO2021180364A1 (en) | 2020-03-13 | 2021-09-16 | Caterpillar Sarl | Flow sharing control for multiple hydraulic fan motors |
GB2592989B (en) * | 2020-03-13 | 2022-07-13 | Caterpillar Sarl | Flow sharing control for multiple hydraulic fan motors |
EP4209686A4 (en) * | 2020-09-30 | 2024-03-06 | Zoomlion Heavy Industry Science and Technology Co., Ltd. | PRESSURE COMPENSATED HYDRAULIC PUMP, CONTROL SYSTEM AND METHOD FOR CONTROLLING ROTATIONAL SPEED AND ENGINEERING MACHINE |
CN114370445A (zh) * | 2021-10-28 | 2022-04-19 | 中国航发西安动力控制科技有限公司 | 一种用于精确控制油温的液压系统及方法 |
CN114370445B (zh) * | 2021-10-28 | 2024-02-09 | 中国航发西安动力控制科技有限公司 | 一种用于精确控制油温的液压系统及方法 |
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