JP2002081408A - 流体圧回路 - Google Patents

流体圧回路

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JP2002081408A
JP2002081408A JP2000267493A JP2000267493A JP2002081408A JP 2002081408 A JP2002081408 A JP 2002081408A JP 2000267493 A JP2000267493 A JP 2000267493A JP 2000267493 A JP2000267493 A JP 2000267493A JP 2002081408 A JP2002081408 A JP 2002081408A
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hydraulic
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oil
constant displacement
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JP2000267493A
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Satoyuki Adachi
識之 足立
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の定容量形の流体圧モータの回転速度比
を変えることができる流体圧回路を提供する。 【解決手段】 可変容量形の油圧ポンプ12に複数の定容
量形の油圧モータ13,14を直列に接続し、油圧モータ1
3,14にバイパス通路17,18を並列に設け、バイパス通
路17,18中に電磁式絞り切換弁25,26を設ける。油圧モ
ータ13は、エンジン冷却用のラジエータ21のファン22を
駆動し、油圧モータ14は、油圧回路冷却用のオイルクー
ラ23のファン24を駆動する。ラジエータ21に水温センサ
31を設け、オイルクーラ23に油温センサ32を設け、コン
トローラ33は、水温センサ31および油温センサ32からの
温度検出信号をモニタしながら、水温の目標値と検出値
との差および油温の目標値と検出値との差に応じて油圧
ポンプ12の吐出流量および電磁式絞り切換弁25,26の絞
り量をフィードバック制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の定容量形の
流体圧モータを有する流体圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の冷却用油圧回路を示し、
1つの可変容量形の流体圧ポンプ1から加圧供給された
作動油により、相互に直列に接続された2つの定容量形
の流体圧モータ2,3を駆動し、一の定容量形の流体圧
モータ2によりエンジン冷却用のラジエータ4のファン
5を駆動し、他の定容量形の流体圧モータ3により油圧
回路冷却用のオイルクーラ6のファン7を駆動する。可
変容量形の流体圧ポンプ1は、コントローラ8からの制
御信号により作動するレギュレータ9によりポンプ斜板
などの容量可変手段1aを駆動して、ポンプ吐出流量を制
御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】定容量形の流体圧モー
タ2,3は、小型で安価なものであるが、1つの可変容
量形の流体圧ポンプ1で2個の定容量形の流体圧モータ
2,3およびファン5,7を駆動する場合、可変容量形
の流体圧ポンプ1のポンプ吐出流量を変更することによ
り、2個のファン回転速度を同時に増減させることはで
きるが、2つのファン5,7の回転速度比を変えること
はできない。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、複数の定容量形の流体圧モータの回転速度比を変
えることができる流体圧回路を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、流体圧ポンプから加圧供給された流体により駆動
される複数の定容量形の流体圧モータと、少なくとも1
つの定容量形の流体圧モータを通過する流体の流量を調
整する流量調整手段とを具備した流体圧回路であり、そ
して、流量調整手段により少なくとも1つの定容量形の
流体圧モータを通過する流体の流量を調整することで、
複数の定容量形の流体圧モータの回転速度比を変更す
る。
【0006】請求項2に記載された発明は、流体圧ポン
プから加圧供給された流体により駆動される互に直列に
接続された複数の定容量形の流体圧モータと、少なくと
も1つの定容量形の流体圧モータに並列に設けられたバ
イパス通路と、バイパス通路中に設けられバイパス通路
を通過する流体の流量を個別に調整する流量調整手段と
を具備した流体圧回路であり、そして、流量調整手段に
より少なくとも1つのバイパス通路を通過する流体の流
量を調整することで、少なくとも1つの定容量形の流体
圧モータを通過する流体の流量を相対的に調整して、複
数の定容量形の流体圧モータの回転速度比を変更する。
【0007】請求項3に記載された発明は、流体圧ポン
プから加圧供給された流体により駆動される互に並列に
接続された複数の定容量形の流体圧モータと、少なくと
も1つの定容量形の流体圧モータに直列に設けられ流体
圧モータを通過する流体の流量を調整する流量調整手段
とを具備した流体圧回路であり、そして、流量調整手段
により少なくとも1つの定容量形の流体圧モータを通過
する流体の流量を直接調整することで、複数の定容量形
の流体圧モータの回転速度比を変更する。
【0008】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3のいずれかに記載の流体圧回路における流体圧ポン
プが、吐出流量を調整可能の可変容量形の流体圧ポンプ
であるとしたものであり、そして、可変容量形の流体圧
ポンプの吐出流量を調整することで、複数の流体圧モー
タの回転速度を同時に変更する。
【0009】請求項5に記載された発明は、請求項1乃
至4のいずれかに記載の流体圧回路における複数の流体
圧モータが、2つの定容量形の流体圧モータを含み、一
の定容量形の流体圧モータは、エンジン冷却用のラジエ
ータのファンを駆動するものであり、他の定容量形の流
体圧モータは、油圧回路冷却用のオイルクーラのファン
を駆動するものであり、そして、流量調整手段により一
の定容量形の流体圧モータを通過する流体の流量を調整
することで、一の定容量形の流体圧モータにより駆動さ
れるラジエータのファンの回転速度を変更し、流量調整
手段により他の定容量形の流体圧モータを通過する流体
の流量を調整することで、他の定容量形の流体圧モータ
により駆動されるオイルクーラのファンの回転速度を変
更する。これにより、ラジエータのファンとオイルクー
ラのファンの回転速度比を変更する。
【0010】請求項6に記載された発明は、請求項5記
載の流体圧回路において、流量調整手段が、電気信号に
より絞り量を変更可能の電磁式絞り切換弁であり、ラジ
エータに設けられ冷却水の水温を検出する水温センサ
と、オイルクーラに設けられ作動油の油温を検出する油
温センサと、水温センサおよび油温センサからの温度検
出信号をモニタしながら水温の目標値と検出値との差お
よび油温の目標値と検出値との差に応じて可変容量形の
流体圧ポンプの吐出流量および電磁式絞り切換弁の絞り
量をフィードバック制御するコントローラとを具備した
ものであり、そして、コントローラは、水温センサおよ
び油温センサからの温度検出信号をモニタしながら、水
温および油温の検出値とそれらの目標値との差に応じ
て、可変容量形の流体圧ポンプの吐出流量をフィードバ
ック制御するとともに、電磁式絞り切換弁の絞り量をフ
ィードバック制御し、ラジエータのファンおよびオイル
クーラのファンを最適な回転速度比で駆動する。
【0011】請求項7に記載された発明は、請求項6記
載の流体圧回路が建設機械に搭載されたものであり、そ
して、建設機械に搭載されたラジエータのファンおよび
オイルクーラのファンを最適な回転速度比で駆動する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1を参照しながら、また、他の実施の形態を図2を参照
しながら説明する。
【0013】先ず、図1は、一実施の形態を示す流体圧
回路としての油圧回路であり、タンク11に吸込口が接続
された流体圧ポンプとしての油圧ポンプ12と、この油圧
ポンプ12の吐出口から加圧供給された流体としての作動
油により駆動される複数の定容量形の流体圧モータとし
ての油圧モータ13,14と、定容量形の油圧モータ13,14
を通過する作動油の流量を調整する流量調整手段15,16
とを具備している。
【0014】すなわち、油圧ポンプ12から加圧供給され
た作動油により駆動される複数の定容量形の油圧モータ
13,14は、互に直列に接続され、上流側の定容量形の油
圧モータ13には、バイパス通路17が並列に設けられ、下
流側の定容量形の油圧モータ14には、バイパス通路18が
並列に設けられている。そして、これらのバイパス通路
17,18中には、各バイパス通路17,18を通過する作動油
の流量を個別に調整する流量調整手段15,16がそれぞれ
設けられている。
【0015】前記油圧ポンプ12は、図1に示されるよう
にレギュレータ19により斜板などのポンプ流量可変手段
12aを制御することにより吐出流量を調整可能の可変容
量形の流体圧ポンプとしての油圧ポンプとすることが望
ましいが、吐出流量を固定した定容量形の流体圧ポンプ
としての油圧ポンプでも可能である。
【0016】また、図1に示されるように2つの定容量
形の油圧モータ13,14のうち、一の定容量形の油圧モー
タ13は、エンジン冷却用のラジエータ21のファン22を駆
動するものであり、他の定容量形の油圧モータ14は、油
圧回路冷却用のオイルクーラ23のファン24を駆動するも
のである。これらの油圧モータ13,14は、3つ以上設け
ても良い。
【0017】さらに、前記流量調整手段15,16は電磁式
絞り切換弁25,26であり、これらの電磁式絞り切換弁2
5,26は、ソレノイド25a,26aに入力される電流値など
の電気信号に応じて絞り量を変更可能の電磁比例弁であ
ることが望ましいが、制御形態がシンプルである場合は
オン/オフ形の電磁開閉弁でも良い。
【0018】また、ラジエータ21には、冷却水の水温を
検出する水温センサ31が設けられ、オイルクーラ23に
は、作動油の油温を検出する油温センサ32が設けられて
いる。
【0019】そして、水温センサ31および油温センサ32
からの温度検出信号をモニタしながら水温の目標値と検
出値との差および油温の目標値と検出値との差に応じて
可変容量形の油圧ポンプ12の吐出流量および電磁式絞り
切換弁25,26の絞り量をフィードバック制御するコント
ローラ33が設けられている。図1中、AおよびBは、同
一符号間の接続関係を示す。
【0020】このような油圧回路は、油圧ショベル、ブ
ルドーザ、ローダなどの建設機械に搭載されている。
【0021】次に、この図1に示された実施の形態の作
用を説明する。
【0022】流量調整手段15,16の少なくとも一方によ
りバイパス流量を調整することで、定容量形の油圧モー
タ13,14の少なくとも一方を通過する作動油の流量を相
対的に調整することで、定容量形の油圧モータ13,14の
少なくとも一方の回転速度を変更でき、これにより、容
量形の油圧モータ13,14の回転速度比を変えることがで
きる。
【0023】すなわち、流量調整手段15,16の電磁式絞
り切換弁25,26の少なくとも一方によりバイパス通路1
7,18の少なくとも一方を通過する作動油のバイパス流
量を調整することで、定容量形の油圧モータ13,14の少
なくとも一方を通過する作動油の流量を相対的に調整し
て、定容量形の油圧モータ13,14の回転速度比を変える
ことができる。
【0024】また、可変容量形の油圧ポンプ12の吐出流
量を調整することで、複数の油圧モータ13,14の回転速
度を同時に変更することができる。
【0025】さらに、例えば、上流側の電磁式絞り切換
弁25の絞り量を調整して上流側の油圧モータ13の回転速
度を変更した場合でも、油圧ポンプ12の吐出流量が変更
しないように制御した場合は、下流側の油圧モータ14お
よびバイパス通路18を通過する作動油の総流量は変化し
ないから、下流側の油圧モータ14の回転速度を一定に維
持することが可能である。
【0026】一方、可変容量形の油圧ポンプ12の吐出流
量の調整と、特定の定容量形の油圧モータ13の回転速度
の調整作業とを組合せることにより、特定の定容量形の
油圧モータ13の回転速度を一定に維持したまま、他の油
圧モータ14の回転速度を変更することも可能である。
【0027】例えば、可変容量形の油圧ポンプ12の吐出
流量を増加させた分、上流側のバイパス通路17でのバイ
パス流量を増大させる調整により、上流側の定容量形の
油圧モータ13の回転速度を一定に維持したまま、下流側
の油圧モータ14の回転速度を増加させることが可能であ
る。
【0028】このようにして、一の定容量形の油圧モー
タ13を通過する作動油の流量を調整することで、この油
圧モータ13の回転速度およびラジエータ21のファン22の
回転速度を変更し、また、他の定容量形の油圧モータ14
を通過する作動油の流量を調整することで、この油圧モ
ータ14の回転速度およびオイルクーラ23のファン24の回
転速度を変更し、これらにより、ラジエータ21のファン
22とオイルクーラ23のファン24の回転速度比を自在に変
えることができ、ラジエータ21およびオイルクーラ23の
冷却能力を発熱量の比に応じて自在に制御できる。
【0029】その際、コントローラ33は、水温センサ31
および油温センサ32からの温度検出信号をモニタしなが
ら、水温および油温の検出値とそれらの目標値との差に
応じて、レギュレータ19により可変容量形の油圧ポンプ
12の吐出流量をフィードバック制御するとともに、電磁
式絞り切換弁25,26の絞り量をフィードバック制御し、
建設機械に搭載されたラジエータ21のファン22およびオ
イルクーラ23のファン24を最適な回転速度で駆動するか
ら、これらのファン22,24から発生する騒音を必要最小
限に低減できる。
【0030】例えば、建設機械の作業時間の経過ととも
に、ラジエータ21の水温およびオイルクーラ23の油温が
上昇するので、レギュレータ19により可変容量形の油圧
ポンプ12の吐出流量を増加させるようにフィードバック
制御して、ラジエータ21のファン22およびオイルクーラ
23のファン24の回転速度を増加させる。
【0031】さらに、建設機械に搭載された作業機の油
圧アクチュエータの高圧での使用頻度が多いなどの理由
で、ラジエータ21の水温上昇よりもオイルクーラ23の油
温上昇が著しい場合は、バイパス通路18の電磁式絞り切
換弁26をより絞るようにフィードバック制御することに
より、定容量形の油圧モータ14に対しより多くの流量を
供給して、オイルクーラ23のファン24をより高速で回転
させ、ファン24による冷却効果をより強くすると良い。
【0032】次に、図2により他の実施の形態を説明す
る。なお、図1と同様の部分には同一符号を付して、そ
の説明を省略する。
【0033】この図2に示された流体圧回路としての油
圧回路は、油圧ポンプ12から加圧供給された流体として
の作動油により駆動される複数の定容量形の油圧モータ
13,14と、これらの油圧モータ13,14を通過する作動油
の流量を調整する流量調整手段27,28とを具備してい
る。
【0034】すなわち、油圧ポンプ12から加圧供給され
た作動油により駆動される複数の定容量形の油圧モータ
13,14が、互に並列に接続され、これらの油圧モータ1
3,14に対し、油圧モータ13,14を通過する作動油の流
量を個別に調整する流量調整手段27,28がそれぞれ直列
に設けられている。
【0035】これらの流量調整手段27,28は、電気信号
により絞り量を変更可能の電磁式絞り切換弁29,30であ
り、それらのソレノイド29a,30aに通電される電流値な
どの通電量に応じた開度を持つが、その開度は最小でも
0となることはない。
【0036】そして、例えば、流量調整手段27の電磁式
絞り切換弁29の開度を調整して、一の定容量形の油圧モ
ータ13を通過する作動油の流量を直接調整することで、
また、流量調整手段28の電磁式絞り切換弁30の開度を調
整して、他の定容量形の油圧モータ14を通過する作動油
の流量を直接調整することで、油圧モータ13により駆動
されるラジエータ21のファン22と、油圧モータ14により
駆動されるオイルクーラ23のファン24の回転速度比を変
更する。
【0037】その際、例えば、一方の電磁式絞り切換弁
30の開度を拡大する調整により、対応する定容量形の油
圧モータ14に多量のポンプ流量が分流されると、その
分、他方の定容量形の油圧モータ13に分流されるポンプ
流量が減少する。
【0038】このとき、レギュレータ19により可変容量
形の油圧ポンプ12のポンプ流量可変手段12aを制御し
て、油圧ポンプ12からの吐出流量を増加させることによ
り、油圧モータ13に供給されるポンプ流量を回復させる
ことができる。
【0039】コントローラ33は、水温センサ31および油
温センサ32からの温度検出信号をモニタしながら、水温
および油温の検出値とそれらの目標値との差に応じて、
レギュレータ19により可変容量形の油圧ポンプ12の吐出
流量をフィードバック制御するとともに、電磁式絞り切
換弁29,30の絞り量をフィードバック制御し、建設機械
に搭載されたラジエータ21のファン22およびオイルクー
ラ23のファン24を最適な回転速度で駆動する。
【0040】例えば、建設機械の作業時間の経過ととも
に、ラジエータ21の水温およびオイルクーラ23の油温が
上昇するので、レギュレータ19により可変容量形の油圧
ポンプ12の吐出流量を増加させるようにフィードバック
制御して、ラジエータ21のファン22およびオイルクーラ
23のファン24の回転速度を増加させる。
【0041】さらに、建設機械に搭載された作業機の油
圧アクチュエータの高圧での使用頻度が多いなどの理由
で、ラジエータ21の水温上昇よりもオイルクーラ23の油
温上昇が著しい場合は、電磁式絞り切換弁30の開度をよ
り開くようにフィードバック制御することにより、定容
量形の油圧モータ14に対しより多くの流量を供給して、
オイルクーラ23のファン24をより高速で回転させ、ファ
ン24による冷却効果をより強くすると良い。このとき、
油圧モータ13に分流される流量の減少分は、油圧ポンプ
12からの吐出流量の増加で回復させることができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、流量調整
手段により少なくとも1つの定容量形の流体圧モータを
通過する流体の流量を調整することで、複数の定容量形
の流体圧モータの回転速度比を変更できる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、流量調整手
段により少なくとも1つのバイパス通路を通過する流体
の流量を調整することで、少なくとも1つの定容量形の
流体圧モータを通過する流体の流量を相対的に調整し
て、複数の定容量形の流体圧モータの回転速度比を変更
できる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、流量調整手
段により少なくとも1つの定容量形の流体圧モータを通
過する流体の流量を直接調整することで、複数の定容量
形の流体圧モータの回転速度比を変更できる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、可変容量形
の流体圧ポンプの吐出流量を調整することで、複数の流
体圧モータの回転速度を同時に変更できる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、流量調整手
段により一の定容量形の流体圧モータを通過する流体の
流量を調整することで、一の定容量形の流体圧モータに
より駆動されるラジエータのファンの回転速度を変更で
き、流量調整手段により他の定容量形の流体圧モータを
通過する流体の流量を調整することで、他の定容量形の
流体圧モータにより駆動されるオイルクーラのファンの
回転速度を変更できる。これにより、ラジエータのファ
ンとオイルクーラのファンの回転速度比を変更できる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、コントロー
ラにより、水温センサおよび油温センサからの温度検出
信号をモニタしながら、水温および油温の検出値とそれ
らの目標値との差に応じて、可変容量形の流体圧ポンプ
の吐出流量をフィードバック制御できるとともに、電磁
式絞り切換弁の絞り量をフィードバック制御でき、ラジ
エータのファンおよびオイルクーラのファンを最適な回
転速度比で駆動できる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、建設機械に
搭載されたラジエータのファンおよびオイルクーラのフ
ァンを最適な回転速度比で駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体圧回路の一実施の形態を示す
油圧回路図である。
【図2】本発明に係る流体圧回路の他の実施の形態を示
す油圧回路図である。
【図3】従来の流体圧回路を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
12 流体圧ポンプとしての油圧ポンプ 13,14 流体圧モータとしての油圧モータ 15,16 流量調整手段 17,18 バイパス通路 21 ラジエータ 22 ファン 23 オイルクーラ 24 ファン 25,26 電磁式絞り切換弁 27,28 流量調整手段 29,30 電磁式絞り切換弁 31 水温センサ 32 油温センサ 33 コントローラ
フロントページの続き Fターム(参考) 2D015 BA04 CA02 3D037 CA01 CA04 CA08 CB06 CB26 CB36 3D038 AA05 AB09 AC12 AC14 3H089 AA21 AA73 AA74 AA75 CC08 CC12 DA03 DB12 DB13 EE31 EE36 FF01 GG02 JJ01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧ポンプから加圧供給された流体に
    より駆動される複数の定容量形の流体圧モータと、 少なくとも1つの定容量形の流体圧モータを通過する流
    体の流量を調整する流量調整手段とを具備したことを特
    徴とする流体圧回路。
  2. 【請求項2】 流体圧ポンプから加圧供給された流体に
    より駆動される互に直列に接続された複数の定容量形の
    流体圧モータと、 少なくとも1つの定容量形の流体圧モータに並列に設け
    られたバイパス通路と、 バイパス通路中に設けられバイパス通路を通過する流体
    の流量を個別に調整する流量調整手段とを具備したこと
    を特徴とする流体圧回路。
  3. 【請求項3】 流体圧ポンプから加圧供給された流体に
    より駆動される互に並列に接続された複数の定容量形の
    流体圧モータと、 少なくとも1つの定容量形の流体圧モータに直列に設け
    られ流体圧モータを通過する流体の流量を調整する流量
    調整手段とを具備したことを特徴とする流体圧回路。
  4. 【請求項4】 流体圧ポンプは、吐出流量を調整可能の
    可変容量形の流体圧ポンプであることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の流体圧回路。
  5. 【請求項5】 複数の流体圧モータは、2つの定容量形
    の流体圧モータを含み、 一の定容量形の流体圧モータは、エンジン冷却用のラジ
    エータのファンを駆動するものであり、 他の定容量形の流体圧モータは、油圧回路冷却用のオイ
    ルクーラのファンを駆動するものであることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれかに記載の流体圧回路。
  6. 【請求項6】 流量調整手段は、電気信号により絞り量
    を変更可能の電磁式絞り切換弁であり、 ラジエータに設けられ冷却水の水温を検出する水温セン
    サと、 オイルクーラに設けられ作動油の油温を検出する油温セ
    ンサと、 水温センサおよび油温センサからの温度検出信号をモニ
    タしながら水温の目標値と検出値との差および油温の目
    標値と検出値との差に応じて可変容量形の流体圧ポンプ
    の吐出流量および電磁式絞り切換弁の絞り量をフィード
    バック制御するコントローラとを具備したことを特徴と
    する請求項5記載の流体圧回路。
  7. 【請求項7】 建設機械に搭載されたことを特徴とする
    請求項6記載の流体圧回路。
JP2000267493A 2000-09-04 2000-09-04 流体圧回路 Withdrawn JP2002081408A (ja)

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