JPH0742709A - 油圧機械のアクチュエータ制御装置 - Google Patents
油圧機械のアクチュエータ制御装置Info
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- JPH0742709A JPH0742709A JP19144793A JP19144793A JPH0742709A JP H0742709 A JPH0742709 A JP H0742709A JP 19144793 A JP19144793 A JP 19144793A JP 19144793 A JP19144793 A JP 19144793A JP H0742709 A JPH0742709 A JP H0742709A
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- control valve
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクチュエータ制御弁の操作に対するアクチ
ュエータ動作の応答性を改善する。 【構成】 シリンダ３を制御するシリンダ制御弁４と油
圧ポンプ１との間に流量制御弁７を設けるとともに、こ
の流量制御弁７の入口側とタンクとの間に、アンロード
弁１７と絞り弁１８とを備えたアンロード回路１６を設
け、コントローラ２０により、流量制御弁７の入口側と
出口側の差圧を一定に保つ差圧一定式のロードセンシン
グ制御を行いながら、ネガコン圧に応じたポンプ制御を
行うことにより、アンロード流量を確保し、シリンダ制
御弁４の動作時に、アンロード油をシリンダ３の流量制
御に使用できるように構成した。
ュエータ動作の応答性を改善する。 【構成】 シリンダ３を制御するシリンダ制御弁４と油
圧ポンプ１との間に流量制御弁７を設けるとともに、こ
の流量制御弁７の入口側とタンクとの間に、アンロード
弁１７と絞り弁１８とを備えたアンロード回路１６を設
け、コントローラ２０により、流量制御弁７の入口側と
出口側の差圧を一定に保つ差圧一定式のロードセンシン
グ制御を行いながら、ネガコン圧に応じたポンプ制御を
行うことにより、アンロード流量を確保し、シリンダ制
御弁４の動作時に、アンロード油をシリンダ３の流量制
御に使用できるように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベル、油圧クレ
ーン等の油圧機械において油圧アクチュエータの作動を
制御するアクチュエータ制御装置に関するものである。
ーン等の油圧機械において油圧アクチュエータの作動を
制御するアクチュエータ制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、アクチュエータ制御装置として所
謂差圧一定式のロードセンシング制御を行うものが公知
である。これを図６によって説明する。
謂差圧一定式のロードセンシング制御を行うものが公知
である。これを図６によって説明する。
【０００３】１は可変容量型の油圧ポンプ、２はこのポ
ンプ１の吐出量を制御するレギュレータ、３はポンプ１
から吐出される圧油によって駆動される油圧アクチュエ
ータとしての油圧シリンダ、４はポンプ１からシリンダ
３に供給される油の流れ（方向と流量）を制御するアク
チュエータ制御弁としての油圧パイロット式のシリンダ
制御弁である。
ンプ１の吐出量を制御するレギュレータ、３はポンプ１
から吐出される圧油によって駆動される油圧アクチュエ
ータとしての油圧シリンダ、４はポンプ１からシリンダ
３に供給される油の流れ（方向と流量）を制御するアク
チュエータ制御弁としての油圧パイロット式のシリンダ
制御弁である。
【０００４】このシリンダ制御弁４は、レバー５ａを備
えたパイロット操作弁５のレバー操作により、その操作
方向と操作量に応じたパイロット圧Ｐｉ１，Ｐｉ２を供
給されて作動し、同制御弁４の作動によってシリンダ３
が伸長または縮小作動する。６はパイロット操作弁５に
対するパイロット圧供給源である。
えたパイロット操作弁５のレバー操作により、その操作
方向と操作量に応じたパイロット圧Ｐｉ１，Ｐｉ２を供
給されて作動し、同制御弁４の作動によってシリンダ３
が伸長または縮小作動する。６はパイロット操作弁５に
対するパイロット圧供給源である。
【０００５】一方、ポンプ１とシリンダ制御弁４との間
に電磁式の流量制御弁７が設けられるとともに、この流
量制御弁７の入口側とタンク８との間に、電磁式のアン
ロード弁９を備えたアンロード回路１０が設けられてい
る。
に電磁式の流量制御弁７が設けられるとともに、この流
量制御弁７の入口側とタンク８との間に、電磁式のアン
ロード弁９を備えたアンロード回路１０が設けられてい
る。
【０００６】また、シリンダ制御弁４の両側パイロット
圧Ｐｉ１，Ｐｉ２を検出するパイロット圧センサ１１，
１２と、ポンプ吐出圧（流量制御弁７の入口圧）Ｐｏを
検出するポンプ吐出圧センサ１３と、シリンダ圧（流量
制御弁７の出口圧）ＰＣを検出するシリンダ圧センサ１
４とが設けられ、これら各センサ１１，１２，１３，１
４の検出信号がコントローラ１５に送られる。
圧Ｐｉ１，Ｐｉ２を検出するパイロット圧センサ１１，
１２と、ポンプ吐出圧（流量制御弁７の入口圧）Ｐｏを
検出するポンプ吐出圧センサ１３と、シリンダ圧（流量
制御弁７の出口圧）ＰＣを検出するシリンダ圧センサ１
４とが設けられ、これら各センサ１１，１２，１３，１
４の検出信号がコントローラ１５に送られる。
【０００７】このコントローラ１５は次の制御を行う。
【０００８】Ａ．差圧一定制御 作業中、ポンプ吐出圧センサ１３とシリンダ圧センサ１
４の信号からポンプ圧Ｐｏとシリンダ圧ＰＣの差ΔＰ
（＝Ｐｏ−ＰＣ）が求められ、たとえば負荷の増加によ
ってシリンダ圧ＰＣが増加して差圧ΔＰが小さくなった
場合に、アンロード弁９に設定圧上昇方向の信号が出さ
れる。
４の信号からポンプ圧Ｐｏとシリンダ圧ＰＣの差ΔＰ
（＝Ｐｏ−ＰＣ）が求められ、たとえば負荷の増加によ
ってシリンダ圧ＰＣが増加して差圧ΔＰが小さくなった
場合に、アンロード弁９に設定圧上昇方向の信号が出さ
れる。
【０００９】これにより、ポンプ吐出圧Ｐｏが上昇し、
差圧ΔＰが設定値に保たれるため、負荷の変動に関係な
く一定シリンダ流量が確保され、シリンダ速度が一定に
制御される。
差圧ΔＰが設定値に保たれるため、負荷の変動に関係な
く一定シリンダ流量が確保され、シリンダ速度が一定に
制御される。
【００１０】Ｂ．流量制御 パイロット操作弁５のレバー操作量に応じたパイロット
圧信号がコントローラ１５に入力され、この信号に応じ
てレギュレータ２にポンプ吐出量を増加または減少させ
る信号（傾転角指令信号）が出されるとともに、流量制
御弁７に上記差圧ΔＰを一定に保つための開度指令信号
が出力される。
圧信号がコントローラ１５に入力され、この信号に応じ
てレギュレータ２にポンプ吐出量を増加または減少させ
る信号（傾転角指令信号）が出されるとともに、流量制
御弁７に上記差圧ΔＰを一定に保つための開度指令信号
が出力される。
【００１１】これにより、差圧ΔＰを一定に保ちなが
ら、レバー操作量に応じた流量制御が行われる。
ら、レバー操作量に応じた流量制御が行われる。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
よると、レバー操作に応じた流量制御をポンプ１の傾転
角制御のみによって行うため、レバー操作に対するアク
チュエータ動作の応答性が悪いという欠点があった。
よると、レバー操作に応じた流量制御をポンプ１の傾転
角制御のみによって行うため、レバー操作に対するアク
チュエータ動作の応答性が悪いという欠点があった。
【００１３】そこで本発明は、アクチュエータ制御弁の
操作に対するアクチュエータ動作の応答性を改善するこ
とができる油圧機械のアクチュエータ制御装置を提供す
るものである。
操作に対するアクチュエータ動作の応答性を改善するこ
とができる油圧機械のアクチュエータ制御装置を提供す
るものである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、油圧
ポンプと、この油圧ポンプの吐出量を制御するレギュレ
ータと、油圧ポンプからの吐出油によって駆動される油
圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータを制御す
るアクチュエータ制御弁とを備えた油圧機械において、
上記アクチュエータ制御弁と上記油圧ポンプとの間に流
量制御弁が設けられるとともに、この流量制御弁の入口
側とタンクとの間にアンロード回路が設けられ、このア
ンロード回路は、ポンプ吐出圧を設定するアンロード弁
と、このアンロード弁とタンクとの間に設けられた絞り
弁とを備え、かつ、上記流量制御弁の入口側と出口側の
差圧を検出する差圧検出手段と、上記絞り弁の入口圧を
検出するネガコン圧検出手段と、上記流量制御弁とアン
ロード弁とレギュレータを制御するコントローラとを具
備し、このコントローラは、（Ｉ）上記ネガコン圧検出
手段からの信号に基づいて上記絞り弁の通過流量がほぼ
一定となるように上記レギュレータにポンプ吐出量の指
令信号を出力し、（ＩＩ）上記差圧検出手段と上記アク
チュエータ制御弁の操作信号とに基づいて、上記差圧を
常に一定に保ちながら上記アクチュエータ制御弁の操作
量に応じて上記アンロード弁および流量制御弁に開度指
令信号を出力するように構成されたものである。
ポンプと、この油圧ポンプの吐出量を制御するレギュレ
ータと、油圧ポンプからの吐出油によって駆動される油
圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータを制御す
るアクチュエータ制御弁とを備えた油圧機械において、
上記アクチュエータ制御弁と上記油圧ポンプとの間に流
量制御弁が設けられるとともに、この流量制御弁の入口
側とタンクとの間にアンロード回路が設けられ、このア
ンロード回路は、ポンプ吐出圧を設定するアンロード弁
と、このアンロード弁とタンクとの間に設けられた絞り
弁とを備え、かつ、上記流量制御弁の入口側と出口側の
差圧を検出する差圧検出手段と、上記絞り弁の入口圧を
検出するネガコン圧検出手段と、上記流量制御弁とアン
ロード弁とレギュレータを制御するコントローラとを具
備し、このコントローラは、（Ｉ）上記ネガコン圧検出
手段からの信号に基づいて上記絞り弁の通過流量がほぼ
一定となるように上記レギュレータにポンプ吐出量の指
令信号を出力し、（ＩＩ）上記差圧検出手段と上記アク
チュエータ制御弁の操作信号とに基づいて、上記差圧を
常に一定に保ちながら上記アクチュエータ制御弁の操作
量に応じて上記アンロード弁および流量制御弁に開度指
令信号を出力するように構成されたものである。
【００１５】請求項２の発明は、請求項１の構成におい
て、アンロード回路の絞り弁として、コントローラによ
って開度が制御される可変絞り弁が設けられ、コントロ
ーラが、流量制御弁に対してはアクチュエータ制御弁の
操作量に比例した開度指令信号を出力し、上記可変絞り
弁にはアクチュエータ制御弁の操作量に反比例した開度
指令信号を出力するように構成されたものである。
て、アンロード回路の絞り弁として、コントローラによ
って開度が制御される可変絞り弁が設けられ、コントロ
ーラが、流量制御弁に対してはアクチュエータ制御弁の
操作量に比例した開度指令信号を出力し、上記可変絞り
弁にはアクチュエータ制御弁の操作量に反比例した開度
指令信号を出力するように構成されたものである。
【００１６】
【作用】請求項１の構成によると、差圧の変化に応じて
アンロード弁の設定圧が変化することにより、差圧一定
式のロードセンシング制御が行われる。
アンロード弁の設定圧が変化することにより、差圧一定
式のロードセンシング制御が行われる。
【００１７】一方、ネガコン圧の変化に応じたポンプ制
御によってアンロード流量がほぼ一定に保たれ、レバー
操作時に、アンロード油をアクチュエータの流量制御に
使用することができるため、レバー操作に応じた流量制
御をポンプの傾転角制御のみによって行う方式と比較し
て、アクチュエータ制御弁の操作（レバー操作）に対す
るアクチュエータ動作の応答性が良いものとなる。
御によってアンロード流量がほぼ一定に保たれ、レバー
操作時に、アンロード油をアクチュエータの流量制御に
使用することができるため、レバー操作に応じた流量制
御をポンプの傾転角制御のみによって行う方式と比較し
て、アクチュエータ制御弁の操作（レバー操作）に対す
るアクチュエータ動作の応答性が良いものとなる。
【００１８】また、請求項２の構成によると、可変絞り
弁の開度がアクチュエータ制御弁の操作量に反比例して
変化し、アクチュエータ流量が多くなるにつれてアンロ
ード流量が少なくなる。すなわち、レバー操作に対して
余剰流減少制御が行われる。このため、余剰流が必要最
小限に少なくてすみ、エネルギー効率が良いものとな
る。
弁の開度がアクチュエータ制御弁の操作量に反比例して
変化し、アクチュエータ流量が多くなるにつれてアンロ
ード流量が少なくなる。すなわち、レバー操作に対して
余剰流減少制御が行われる。このため、余剰流が必要最
小限に少なくてすみ、エネルギー効率が良いものとな
る。
【００１９】
【実施例】本発明の実施例を図１〜図５によって説明す
る。なお、以下の実施例において、図６に示す従来装置
と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を
省略する。
る。なお、以下の実施例において、図６に示す従来装置
と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を
省略する。
【００２０】第１実施例（図１〜図３参照） 流量制御弁７の入口側とタンク８との間にアンロード回
路１６が設けられている。
路１６が設けられている。
【００２１】このアンロード回路１６には、ポンプ吐出
圧設定用のアンロード弁１７が設けられるとともに、こ
のアンロード弁１７の出口側に固定式の絞り弁１８が設
けられている。
圧設定用のアンロード弁１７が設けられるとともに、こ
のアンロード弁１７の出口側に固定式の絞り弁１８が設
けられている。
【００２２】この絞り弁１７の入口圧（ネガコン圧）Ｐ
ｎがネガコン圧センサ１９によって検出され、このネガ
コン圧信号が、パイロット圧センサ１１，１２、ポンプ
吐出圧センサ１３、シリンダ圧センサ１４からの各信号
とともにコントローラ２０に入力される。
ｎがネガコン圧センサ１９によって検出され、このネガ
コン圧信号が、パイロット圧センサ１１，１２、ポンプ
吐出圧センサ１３、シリンダ圧センサ１４からの各信号
とともにコントローラ２０に入力される。
【００２３】このコントローラ２０は、従来同様、ポン
プ圧Ｐｏとシリンダ圧Ｐｃの差（差圧）ΔＰを監視し、
これが一定となるようにアンロード弁１７の設定圧（ポ
ンプ吐出圧）Ｐｏを変化させることにより、負荷の変動
に関係なく一定のシリンダ流量を確保するという差圧一
定式のロードセンシング制御を行う。
プ圧Ｐｏとシリンダ圧Ｐｃの差（差圧）ΔＰを監視し、
これが一定となるようにアンロード弁１７の設定圧（ポ
ンプ吐出圧）Ｐｏを変化させることにより、負荷の変動
に関係なく一定のシリンダ流量を確保するという差圧一
定式のロードセンシング制御を行う。
【００２４】また、コントローラ２０は、ネガコン圧セ
ンサ１９からの信号に基づいてレギュレータ２に対する
ポンプ吐出量（ポンプ傾転角）の指令信号を出力する。
ンサ１９からの信号に基づいてレギュレータ２に対する
ポンプ吐出量（ポンプ傾転角）の指令信号を出力する。
【００２５】すなわち、図２に示すように予め設定され
たネガコン圧Ｐｎ１〜Ｐｎ２の範囲において、ネガコン
圧Ｐｎの変化に反比例してポンプ吐出量を最小値Ｑｐmi
nから最大値Ｑｐmaxまで変化させる（ネガコン圧上昇時
はポンプ吐出量を減少させ、ネガコン圧低下時はポンプ
吐出量を増加させる）ことにより、図３に示すように絞
り弁１８の通過流量（アンロード流量、図３中、斜線を
付した部分）をレバー操作量に関係なくほぼ一定に保つ
余剰流一定制御を行う。
たネガコン圧Ｐｎ１〜Ｐｎ２の範囲において、ネガコン
圧Ｐｎの変化に反比例してポンプ吐出量を最小値Ｑｐmi
nから最大値Ｑｐmaxまで変化させる（ネガコン圧上昇時
はポンプ吐出量を減少させ、ネガコン圧低下時はポンプ
吐出量を増加させる）ことにより、図３に示すように絞
り弁１８の通過流量（アンロード流量、図３中、斜線を
付した部分）をレバー操作量に関係なくほぼ一定に保つ
余剰流一定制御を行う。
【００２６】こうして余剰流が確保されることにより、
レバー操作に応じたシリンダ流量の増減制御をこの余剰
流を用いて行うことができるため、レバー操作ごとにポ
ンプ１の傾転角を変化させてポンプ吐出量を制御する場
合と比較してレバー操作に対するシリンダ動作の応答性
が良いものとなる。
レバー操作に応じたシリンダ流量の増減制御をこの余剰
流を用いて行うことができるため、レバー操作ごとにポ
ンプ１の傾転角を変化させてポンプ吐出量を制御する場
合と比較してレバー操作に対するシリンダ動作の応答性
が良いものとなる。
【００２７】第２実施例（図４，５参照） 第１実施例との相違点のみを説明すると、第２実施例で
は、アンロード回路１６において、第１実施例の固定絞
り弁１８に代えて、コントローラ２０によって開度制御
される可変絞り弁２１を設けている。
は、アンロード回路１６において、第１実施例の固定絞
り弁１８に代えて、コントローラ２０によって開度制御
される可変絞り弁２１を設けている。
【００２８】この可変絞り弁２１は、レバー操作時に、
パイロット圧センサ１１，１２からの信号に基づいて、
流量制御弁７と同時に、かつ逆方向に開度制御される。
パイロット圧センサ１１，１２からの信号に基づいて、
流量制御弁７と同時に、かつ逆方向に開度制御される。
【００２９】たとえば、流量制御弁７に開度増加信号が
出力されたときには、可変絞り弁２１に開度減少信号が
出力されてアンロード流量が減少し、これによってネガ
コン圧Ｐｎが減少する。
出力されたときには、可変絞り弁２１に開度減少信号が
出力されてアンロード流量が減少し、これによってネガ
コン圧Ｐｎが減少する。
【００３０】従って、第１実施例と同様に、このネガコ
ン圧Ｐｎの変化に応じてポンプ吐出量Ｑｐが制御される
ことにより、図５に示すようにレバー操作量が大きくな
るにつれてポンプ吐出量Ｑｐとシリンダ流入量Ｑｃの差
が小さくなり、ポンプ吐出量Ｑｐが最大（Ｑｐmax）状
態でアンロード流量が０となる。
ン圧Ｐｎの変化に応じてポンプ吐出量Ｑｐが制御される
ことにより、図５に示すようにレバー操作量が大きくな
るにつれてポンプ吐出量Ｑｐとシリンダ流入量Ｑｃの差
が小さくなり、ポンプ吐出量Ｑｐが最大（Ｑｐmax）状
態でアンロード流量が０となる。
【００３１】このように、余剰流一定制御を行う第１実
施例に対して、第２実施例では余剰流減少制御を行うこ
とにより、余剰流（タンクに捨てる油の量）を必要最小
限にすることができるため、エネルギー効率が良いもの
となる。
施例に対して、第２実施例では余剰流減少制御を行うこ
とにより、余剰流（タンクに捨てる油の量）を必要最小
限にすることができるため、エネルギー効率が良いもの
となる。
【００３２】ところで、上記実施例では制御されるアク
チュエータとして油圧シリンダを例にとったが、油圧モ
ータに対しても上記同様に実施することができる。
チュエータとして油圧シリンダを例にとったが、油圧モ
ータに対しても上記同様に実施することができる。
【００３３】また、アクチュエータ制御弁として、上記
実施例の油圧パイロット式切換弁に代えて電磁切換弁、
または手動式切換弁を用いてもよい。この場合、アクチ
ュエータ制御弁の操作信号としては、電磁切換弁につい
ては電気操作信号を、手動式切換弁についてはレバー操
作をポテンショメータ等により電気信号に変換して用い
ればよい。
実施例の油圧パイロット式切換弁に代えて電磁切換弁、
または手動式切換弁を用いてもよい。この場合、アクチ
ュエータ制御弁の操作信号としては、電磁切換弁につい
ては電気操作信号を、手動式切換弁についてはレバー操
作をポテンショメータ等により電気信号に変換して用い
ればよい。
【００３４】
【発明の効果】上記のように請求項１の発明によるとき
は、差圧一定式のロードセンシング制御を行いながら、
ネガコン圧の変化に応じたポンプ制御を行うことによっ
てアンロード流量を確保し、アクチュエータ制御弁の動
作時に、アンロード油をアクチュエータの流量制御に使
用できるように構成したから、アクチュエータ制御弁の
操作に対するアクチュエータ動作の応答性が良いものと
なる。
は、差圧一定式のロードセンシング制御を行いながら、
ネガコン圧の変化に応じたポンプ制御を行うことによっ
てアンロード流量を確保し、アクチュエータ制御弁の動
作時に、アンロード油をアクチュエータの流量制御に使
用できるように構成したから、アクチュエータ制御弁の
操作に対するアクチュエータ動作の応答性が良いものと
なる。
【００３５】また、請求項２の構成によると、可変絞り
弁の開度をアクチュエータ制御弁の操作量に反比例して
変化させ、余剰流減少制御を行うようにしたから、アン
ロード流量を必要最小限に少なくしてエネルギー効率を
高めることができる。
弁の開度をアクチュエータ制御弁の操作量に反比例して
変化させ、余剰流減少制御を行うようにしたから、アン
ロード流量を必要最小限に少なくしてエネルギー効率を
高めることができる。
【図１】本発明の第１実施例を示す回路構成図である。
【図２】第１実施例におけるネガコン圧とポンプ吐出量
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図３】同実施例におけるレバー操作量とポンプ吐出量
およびシリンダ流入量との関係を示す図である。
およびシリンダ流入量との関係を示す図である。
【図４】本発明の第２実施例を示す回路構成図である。
【図５】同実施例におけるレバー操作量とポンプ吐出量
およびシリンダ流入量との関係を示す図である。
およびシリンダ流入量との関係を示す図である。
【図６】従来装置の回路構成図である。
１ 油圧ポンプ ２ レギュレータ ３ アクチュエータとしての油圧シリンダ ４ シリンダ制御弁（アクチュエータ制御弁） ５ シリンダ制御弁を遠隔操作するパイロット操作弁 ７ 流量制御弁 ８ タンク １１，１２ パイロット圧センサ １３ 差圧検出手段を構成するポンプ吐出圧センサ １４ 同シリンダ圧センサ １６ アンロード回路 １７ アンロード弁 １８ 絞り弁 １９ 絞り弁の入口圧を検出するネガコン圧センサ ２０ コントローラ ２１ 可変絞り弁
Claims (2)
- 【請求項１】 油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出量
を制御するレギュレータと、油圧ポンプからの吐出油に
よって駆動される油圧アクチュエータと、この油圧アク
チュエータを制御するアクチュエータ制御弁とを備えた
油圧機械において、上記アクチュエータ制御弁と上記油
圧ポンプとの間に流量制御弁が設けられるとともに、こ
の流量制御弁の入口側とタンクとの間にアンロード回路
が設けられ、このアンロード回路は、ポンプ吐出圧を設
定するアンロード弁と、このアンロード弁とタンクとの
間に設けられた絞り弁とを備え、かつ、上記流量制御弁
の入口側と出口側の差圧を検出する差圧検出手段と、上
記絞り弁の入口圧を検出するネガコン圧検出手段と、上
記流量制御弁とアンロード弁とレギュレータを制御する
コントローラとを具備し、このコントローラは、 （Ｉ）上記ネガコン圧検出手段からの信号に基づいて上
記絞り弁の通過流量がほぼ一定となるように上記レギュ
レータにポンプ吐出量の指令信号を出力し、 （ＩＩ）上記差圧検出手段と上記アクチュエータ制御弁
の操作信号とに基づいて、上記差圧を常に一定に保ちな
がら上記アクチュエータ制御弁の操作量に応じて上記ア
ンロード弁および流量制御弁に開度指令信号を出力する
ように構成されたことを特徴とする油圧機械のアクチュ
エータ制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の油圧機械の制御装置にお
いて、アンロード回路の絞り弁として、コントローラに
よって開度が制御される可変絞り弁が設けられ、コント
ローラが、流量制御弁に対してはアクチュエータ制御弁
の操作量に比例した開度指令信号を出力し、上記可変絞
り弁にはアクチュエータ制御弁の操作量に反比例した開
度指令信号を出力するように構成されたことを特徴とす
る油圧機械のアクチュエータ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19144793A JPH0742709A (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 油圧機械のアクチュエータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19144793A JPH0742709A (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 油圧機械のアクチュエータ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742709A true JPH0742709A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16274781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19144793A Pending JPH0742709A (ja) | 1993-08-02 | 1993-08-02 | 油圧機械のアクチュエータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742709A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007270982A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 建設機械の油圧制御装置 |
| JP2008220211A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Matsuyama Plow Mfg Co Ltd | 農作業機 |
| WO2013042483A1 (ja) * | 2011-09-21 | 2013-03-28 | 住友重機械工業株式会社 | 油圧制御装置及び油圧制御方法 |
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