JPH07158605A - 油圧作業機の油圧駆動装置 - Google Patents

油圧作業機の油圧駆動装置

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JPH07158605A
JPH07158605A JP5304098A JP30409893A JPH07158605A JP H07158605 A JPH07158605 A JP H07158605A JP 5304098 A JP5304098 A JP 5304098A JP 30409893 A JP30409893 A JP 30409893A JP H07158605 A JPH07158605 A JP H07158605A
Authority
JP
Japan
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pump
hydraulic
air conditioner
input torque
engine
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Application number
JP5304098A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Ishikawa
義久 石川
Akira Tatsumi
明 辰巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンのオーバーヒートを防ぐことができ
るとともに、十分な作業能力を確保することができる油
圧作業器の油圧駆動装置の提供。 【構成】 エンジン1と、可変容量油圧ポンプ2と、こ
の油圧ポンプ2の押しのけ容積を制御するレギュレータ
75と、油圧アクチュエータ6,7と、エンジン1を動
力源として作動し運転室内を空調する空調機と、空調機
の作動を検出する検出手段例えば起動スイッチ90とを
備えるとともに、この起動スイッチ90で空調機の作動
が検出されたとき、ポンプ入力トルクを、空調機の作動
前のポンプ入力トルクに比べて低減させる制御を実施す
るポンプ入力トルク変更制御手段として、起動スイッチ
90の信号に応じて係数設定器91,92のいずれかの
係数を選択的に出力する切換手段101と、入力トルク
制限制御のための目標ポンプ傾転角θAに切換手段10
1からの係数を乗じる乗算器100を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の油圧
作業機の油圧駆動装置に係り、特に運転室を空調する空
調機を有する油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の油圧作業機の油圧駆動装置
の一例として挙げた油圧ショベルの油圧駆動装置を示す
回路図、図6は図5に示す油圧駆動装置に備えられるコ
ントローラの構成を示すブロック図である。
【0003】図5に示す従来技術は、原動機すなわちエ
ンジン1と、このエンジン1によって駆動する可変容量
油圧ポンプ2と、この油圧ポンプ2に吐出管路3及び主
回路ライン4,5を介してパラレル接続され、油圧ポン
プ2から吐出される圧油によって駆動する複数の油圧ア
クチュエータ6,7、及び図示しない油圧アクチュエー
タとを備え、油圧ポンプ2と油圧アクチュエータ6,7
の間の主回路ライン4,5には、油圧ポンプ2から各油
圧アクチュエータ6,7に供給される圧油の流量と方向
を制御する制御弁8,9がそれぞれ接続され、制御弁
8,9の上流には圧力補償弁10,11が接続されてい
る。
【0004】上述した油圧アクチュエータ6は例えば走
行モータであり、また上述した油圧アクチュエータ7は
例えばブームシリンダである。また上述した制御弁8,
9は、例えばパイロット油圧式の弁であり、パイロット
ライン55a,55b及び56a,56bに伝えられる
パイロット圧により制御される。パイロット圧は図示し
ない操作装置の操作レバーの操作量に応じた大きさにな
り、したがって操作レバーの操作量に応じて制御弁8,
9の開度が制御される。
【0005】圧力補償弁10,11はそれぞれ制御弁
8,9の前後差圧に応答して作動し、油圧ポンプ2の吐
出圧力及び油圧アクチュエータ6,7の負荷圧力の変化
にかかわらず制御弁8,9の前後差圧を一定に保持して
おり、これによって制御弁8,9の開度に応じた流量が
油圧アクチュエータ6,7に供給される。
【0006】制御弁8,9にはそれぞれ油圧アクチュエ
ータ6,7の負荷圧力を検出するための負荷ライン1
2,13が接続され、負荷ライン12,13はさらにシ
ャトル弁19を介して負荷ライン14に接続されてお
り、シャトル弁19で選択された高圧側の負荷圧力、す
なわち、最大負荷圧力は負荷ライン14に導かれる。
【0007】負荷ライン12,13,14は、入力側負
荷ライン12,13で検出した負荷圧力が上述の圧力補
償弁10,11に伝達され、負荷ライン14で検出した
最大負荷圧力が吐出管路3に接続したアンロード弁16
に導かれる。
【0008】エンジン1は例えばオールスピードガバナ
付きの燃料噴射装置30を備えたディーゼルエンジンで
あり、燃料噴射装置30はガバナレバー31を有し、こ
のガバナレバー31を回動させることにより燃料噴射量
が調整される。このガバナレバー31はパルスモータ3
5により駆動する。
【0009】油圧ポンプ2は斜板ポンプであり、ポンプ
制御手段、すなわちレギュレータ75によってその斜板
位置、すなわち傾転角(押しのけ容積)が制御される。
レギュレータ75は、2つの電磁弁76,77と、これ
らの電磁弁76,77の切換えにより圧油の給排が制御
され、位置が制御されるサーボシリンダ78とを有し、
サーボシリンダ78により油圧ポンプ2の斜板が駆動す
る。
【0010】また、上述したエンジン1及び油圧ポンプ
2の制御手段として、油圧ポンプ2の斜板傾転角(押し
のけ容積)θsを検出する傾転センサ70、油圧ポンプ
2の吐出圧力Ppを検出する圧力センサ71、油圧ポン
プ2の吐出圧力Ppと油圧アクチュエータ6,7の最大
負荷圧力との差圧ΔPLSを検出する差圧センサ33、エ
ンジン1の回転数Nrを検出する回転センサ73、及び
ガバナレバー31の回動量(位置Nθ)を検出するポテ
ンショメータ34からなるセンサ群と、オペレータによ
り手動操作され、変位量に応じたレベルの電気信号を出
力する燃料レバー32と、これらのセンサ群及び燃料レ
バー32の信号を入力するコントローラ74とを備えて
いる。
【0011】コントローラ74は、エンジン制御機能と
ポンプ制御機能を有しており、エンジン制御機能におい
ては、燃料レバー32からの信号に応じたエンジン1の
目標回転数を設定し、その目標回転数に対応するガバナ
レバー31の目標変位量と、リンク37を介してポテン
ショメータ34により検出されるガバナレバー31の変
位量とから前述の目標回転数が得られるようパルスモー
タ35に駆動信号を出力する。
【0012】また、コントローラ74は、ポンプ制御機
能においては、傾転センサ70、圧力センサ71、差圧
センサ33、回転センサ73、ポテンショメータ34か
らの信号を入力し、レギュレータ75の電磁弁76,7
7に駆動信号を出力する。そして、油圧ポンプ2の吐出
圧力が最大負荷圧力よりも一定の差圧だけ高くなるよう
に油圧ポンプ2の傾転角を制御するロードセンシング制
御をおこなうとともに、油圧ポンプ2の入力トルクがエ
ンジン1の出力トルクの範囲内となるように油圧ポンプ
2の傾転角を制御する入力トルク制限制御をおこなう。
【0013】アンロード弁16は、制御弁8,9の中立
時、油圧ポンプ2の吐出圧力が上述のロードセンシング
制御の設定差圧に対し若干高い圧力になるように設定す
るものであり、これにより、制御弁8,9が中立位置に
あるときのポンプ傾転角を最小傾転角に保持する。
【0014】コントローラ74のポンプ制御機能部の詳
細を図6により説明する。ポンプ制御機能部は、LS制
御部85、トルク制御部86、最小値選択部87、及び
サーボ制御部88からなっている。
【0015】LS制御部85では、目標差圧ΔPoと差
圧センサ33で検出された実差圧ΔPLSのフィードバッ
ク値との差圧Δ(PLS)を演算し、この差圧Δ(PLS
から目標値の変化量ΔθL(=制御速度)を演算し、そ
の演算値を積分してLS制御のための目標ポンプ傾転角
θLを求める。
【0016】トルク制御部86においては、回転センサ
73で検出されたエンジン回転数Nrとポテンショメー
タ34で検出されたガバナレバー変位量Nθとの差ΔT
を演算してスピードセンシングをおこない、この差から
エンジンストールを防止する目標トルクTpoを演算
し、この目標トルクTpoに、圧力センサ71で検出さ
れたポンプ吐出圧力Ppの逆数1/Ppを乗じ、得られ
た値θpsに一次遅れ要素のフィルタをかけて入力トル
ク制限制御のための目標ポンプ傾転角θAを求める。
【0017】最小値選択部87においては、LS制御部
85からの目標ポンプ傾転角θLとトルク制御部86か
らの目標ポンプ傾転角θAの最小値を選択して傾転角指
令値θrとし、サーボ制御部88においては、この傾転
角指令値θrと傾転角センサ70で検出された実傾転角
のフィードバック値θsとの差Δθを演算し、この差Δ
θが不感帯を越えた値であるとき該当する電磁弁76,
77を駆動する駆動信号を出力する。
【0018】このように構成される従来技術では、制御
弁8,9が中立位置にあるとき、LS制御部85では、
目標ポンプ傾転角θLとしてポンプ吐出量を最小にする
値θLminが演算されており、油圧ポンプ2のスタンバ
イ流量としてこの最小値θLminが設定される。
【0019】したがって、この状態からオペレータが図
示しない操作装置の操作レバーを操作すると、最小値選
択部87でこの最小値θLminが選択され、この最小値
θLminをスタンバイ流量(初期流量)として、ポンプ
吐出圧を最大負荷圧力よりも一定差圧ΔPoだけ高く保
持するロードセンシング制御がおこなわれる。したがっ
て、ポンプ吐出流量は緩やかに増大し、これに伴って例
えば油圧アクチュエータ7は徐々に作動し始める。ま
た、最小値選択部87においてトルク制御用の目標ポン
プ傾転角θAが選択された場合には、油圧ポンプ2の入
力トルクが目標トルクTpoに一致するようポンプ傾転
角が制御され、油圧ポンプ2の入力トルクがエンジン1
の出力トルクを越えないようポンプ入力トルク制限制御
が実施される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このような油圧駆動装
置を備えた油圧ショベルにあって、従来、オペレータの
居住空間を形成する運転室内を空調する空調機、すなわ
ちエアコンを備えたものがある。このエアコンはエンジ
ン1を動力源として駆動するようになっている。したが
って、エンジン1によって油圧ポンプ2を駆動し、油圧
アクチュエータ6,7、あるいは図示しない他の油圧ア
クチュエータを作動させて、図示しないブーム、アー
ム、バケット等を駆動し、掘削作業等をおこなっている
状況にあって、エアコンを作動させるために起動スイッ
チを入れると、エンジン1にかかる負荷が大きくなり、
エンジン1がオーバーヒートしてしまう問題がある。
【0021】このため、従来技術では、エアコンを設置
する場合にはエンジン1のオーバーヒートを防ぐため
に、予めポンプ入力トルクを低い値に設定することがお
こなわれている。しかしながら、このように予めポンプ
入力トルクを低い値に設定する従来技術では、エアコン
を作動させない場合にもポンプ入力トルクが上述の低い
値に保持されることから、本来得られるべき作業能力を
確保することができず、このため作業能率の向上を見込
めない別の問題を生じている。
【0022】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、原動機のオーバ
ーヒートを防ぐことができるとともに、十分な作業能力
を確保することができる油圧作業機の油圧駆動装置を提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、原動機と、この原動機によって駆動する
可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプの押し
のけ容積を制御するポンプ制御手段と、上記可変容量油
圧ポンプから吐出される圧油によって駆動する油圧アク
チュエータと、上記原動機を動力源として作動し運転室
内を空調する空調機とを備えた油圧作業機の油圧駆動装
置において、上記空調機の作動を検出する検出手段と、
この検出手段で上記空調機の作動が検出されたとき、上
記可変容量油圧ポンプの入力トルクを、上記空調機の作
動前の当該可変容量油圧ポンプの入力トルクに比べて低
減させる制御を実施するポンプ入力トルク変更制御手段
とを備えた構成にしてある。
【0024】
【作用】本発明は上記した構成にしてあることから、検
出手段によって空調機の作動が検出されたときには、ポ
ンプ入力トルク変更制御手段が作動して可変容量油圧ポ
ンプの入力トルクを、例えば空調機を作動させるに必要
な原動機出力に相応する程度低減させる制御が実施さ
れ、これにより原動機に過大な負荷がかからず、オーバ
ーヒートの発生が防止される。
【0025】また、検出手段によって空調機の作動が検
出されないときには、ポンプ入力トルク変更制御手段
は、ポンプ入力トルクを本来の比較的高い入力トルクに
保持する制御を実施する。例えば、上述のように空調機
が作動している状態から空調機の作動を停止させた場合
には、検出手段の信号に応じてポンプ入力トルク変更制
御手段は、上述のように空調機の作動中は低く保たれて
いたポンプ入力トルクを大きくするように制御し、これ
により本来の比較的高い入力トルクを確保することがで
きる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の油圧作業機の油圧駆動装置の
実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施
例を示す回路図である。この図1は前述した図5に対応
させて描いてあり、したがって油圧ショベルの油圧駆動
装置を示している。図2は図1に示す油圧駆動装置に備
えられるコントローラの構成を示すブロック図である。
この図2も前述した図6に対応させて描いてある。
【0027】本実施例は、例えば前述した図5,6に示
す従来技術の構成に加えて、特にコントローラ74に、
後述するように2つの係数設定器91,92と、エアコ
ンの起動スイッチ90の信号に応じて作動する切換手段
101と、乗算器100とを設けたものである。
【0028】はじめに、従来技術の説明の繰り返しにな
るが、本実施例の基本的な構成について説明し、次に本
実施例の特徴とする構成について説明する。
【0029】図1に示すように本実施例にあっても、原
動機すなわちエンジン1と、可変容量油圧ポンプ2と、
この油圧ポンプ2に吐出管路3及び主回路ライン4,5
を介して接続される複数の油圧アクチュエータ6,7、
及び図示しない油圧アクチュエータと、油圧ポンプ2か
ら各油圧アクチュエータ6,7に供給される圧油の流量
と方向を制御する制御弁8,9と、制御弁8,9の前後
差圧を制御する圧力補償弁10,11とを備えている。
【0030】上述した油圧アクチュエータ6は例えば走
行モータであり、油圧アクチュエータ7は例えばブーム
シリンダである。また上述した制御弁8,9は、例えば
パイロットライン55a,55b及び56a,56bに
伝えられるパイロット圧により制御される。
【0031】制御弁8,9には負荷ライン12,13が
接続され、これらの負荷ライン12,13はシャトル弁
19を介して負荷ライン14に接続され、入力側負荷ラ
イン12,13で検出した負荷圧力が上述の圧力補償弁
10,11に伝達され、負荷ライン14で検出した最大
負荷圧力が吐出管路3に接続したアンロード弁16に導
かれる。
【0032】エンジン1は例えばオールスピードガバナ
付きの燃料噴射装置30を備えたディーゼルエンジンで
あり、燃料噴射装置30はガバナレバー31を有し、こ
のガバナレバー31を回動させることにより燃料噴射量
が調整される。このガバナレバー31はパルスモータ3
5により駆動する。
【0033】油圧ポンプ2は斜板ポンプであり、ポンプ
制御手段、すなわちレギュレータ75によってその斜板
位置、すなわち傾転角(押しのけ容積)が制御される。
レギュレータ75は、2つの電磁弁76,77と、サー
ボシリンダ78とを有し、サーボシリンダ78により油
圧ポンプ2の斜板が駆動する。
【0034】また、上述したエンジン1及び油圧ポンプ
2の制御手段として、油圧ポンプ2の斜板傾転角(押し
のけ容積)θsを検出する傾転センサ70、油圧ポンプ
2の吐出圧力Ppを検出する圧力センサ71、油圧ポン
プ2の吐出圧力Ppと油圧アクチュエータ6,7の最大
負荷圧力との差圧ΔPLSを検出する差圧センサ33、エ
ンジン1の回転数Nrを検出する回転センサ73、及び
ガバナレバー31の回動量(位置Nθ)を検出するポテ
ンショメータ34からなるセンサ群と、オペレータによ
り手動操作される燃料レバー32と、これらのセンサ群
及び燃料レバー32の信号を入力するコントローラ74
とを備えている。
【0035】コントローラ74は、エンジン制御機能と
ポンプ制御機能を有している。エンジン制御機能におい
ては、燃料レバー32からの信号に応じたエンジン1の
目標回転数を設定し、その目標回転数に対応するガバナ
レバー31の目標変位量と、リンク37を介してポテン
ショメータ34により検出されるガバナレバー31の変
位量とから前述の目標回転数が得られるようパルスモー
タ35に駆動信号を出力する。また、ポンプ制御機能に
おいては、傾転センサ70、圧力センサ71、差圧セン
サ33、回転センサ73、ポテンショメータ34からの
信号を入力し、レギュレータ75の電磁弁76,77に
駆動信号を出力する。そして、油圧ポンプ2の吐出圧力
が最大負荷圧力よりも一定の差圧だけ高くなるように油
圧ポンプ2の傾転角を制御するロードセンシング制御を
おこなうとともに、油圧ポンプ2の入力トルクがエンジ
ン1の出力トルクの範囲内となるように油圧ポンプ2の
傾転角を制御する入力トルク制限制御をおこなう。
【0036】アンロード弁16は、制御弁8,9の中立
時、油圧ポンプ2の吐出圧力が上述のロードセンシング
制御の設定差圧に対し若干高い圧力になるように設定す
るものであり、同中立時にポンプ傾転角を最小傾転角に
保持する。
【0037】コントローラ74のポンプ制御機能部は、
図2に示すように、LS制御部85、トルク制御部8
6、最小値選択部87、及びサーボ制御部88からなっ
ている。
【0038】LS制御部85では、目標差圧ΔPoと差
圧センサ33で検出された実差圧ΔPLSのフィードバッ
ク値との差圧Δ(PLS)を演算し、この差圧Δ(PLS
から目標値の変化量ΔθL(=制御速度)を演算し、そ
の演算値を積分してLS制御のための目標ポンプ傾転角
θLを求める。
【0039】トルク制御部86においては、回転センサ
73で検出されたエンジン回転数Nrとポテンショメー
タ34で検出されたガバナレバー変位量Nθとの差ΔT
を演算してスピードセンシングをおこない、この差から
エンジンストールを防止する目標トルクTpoを演算
し、この目標トルクTpoに、圧力センサ71で検出さ
れたポンプ吐出圧力Ppの逆数1/Ppを乗じ、得られ
た値θpsに一次遅れ要素のフィルタをかけて入力トル
ク制限制御のための目標ポンプ傾転角θAを求める。以
上までの構成は、前述した図5,6に示す従来技術と同
等である。
【0040】図3は図1に示す実施例に備えられる空調
機、すなわちエアコンの駆動回路を示す図である。この
図3に示すようにエアコンの駆動回路は、エアコンを起
動させる起動スイッチ90と、この起動スイッチ90に
よって駆動するファン用モータ102と、起動スイツチ
90に接続されるサーモスイッチ103と、このサーモ
スイッチ103に接続されるリレースイッチ104と、
このリレースイッチ104に接続されるコンプレッサ1
05とを含み、コンプレッサ105は前述したエンジン
1を駆動源として作動する。
【0041】このエアコンの駆動回路では、起動スイッ
チ90がONとなると、モータ102が駆動してファン
が回転するとともに、ON状態にあるサーモスイッチ1
03を介してリレースイッチ104がONとなり、これ
によりコンプレッサ105がエンジン1を動力源として
作動し、図示しない運転室内の空調がおこなわれる。運
転室内がサーモスイッチ103の設定温度となると、サ
ーモスイッチ103がOFFになり、リレースイッチ1
04がOFFになってコンプレッサ105の作動が停止
し、この空調機はスタンバイ状態に保たれる。また、こ
のような状態から運転室内の温度が上昇し、その室温が
サーモスイッチ103の設定温度以上になると、サーモ
スイッチ103がONになり、これによりリレースイッ
チ104がONになって再びコンプレッサ105が作動
する。以降、同様な動作が起動スイッチ90がOFFに
されるまで続けられる。起動スイッチ90がOFFとな
ると、ファン用のモータ102の作動を含めてこの空調
機の全ての作動が停止する。
【0042】そして本実施例では、例えば図1,2に示
すように、起動スイッチ90のON,OFF信号がコン
トローラ74に入力される構成にしてある。
【0043】またコントローラ74は、図2に示すよう
に、係数「1.0」が予め設定される係数設定器91
と、空調機の作動に伴うエンジン1の負荷を考慮した係
数「0.8」が予め設定される係数設定器92と、これ
らの係数設定器91,92に接続され、エアコンスイッ
チ、すなわち起動スイッチ90のON,OFF信号に応
じて係数設定器91,92のいずれか一方の係数を信号
として出力する切換手段101と、この切換手段101
から出力される係数信号と前述したトルク制御部86か
ら出力される入力トルク制限制御のための目標ポンプ傾
転角θAとを乗じる乗算器100とを含む構成にしてあ
る。上述した切換手段101は、起動スイッチ90がO
FFのときには係数設定器91の係数「1.0」を出力
し、起動スイッチ90がONのときには係数設定器92
の小さな係数「0.8」を出力する構成にしてある。
【0044】なお、上述した起動スイッチ90は、空調
機の作動を検出する検出手段を構成している。また、コ
ントローラ74に備えられる係数設定器91,92、切
換手段101、及び乗算器100は、レギュレータ75
を駆動する目標値である入力トルク制限制御のための目
標ポンプ傾転角θAを、起動スイッチ90から出力され
るON,OFF信号に応じて、空調機の作動前の目標ポ
ンプ傾転角θAに比べて所定角度小さくする補正をおこ
なう補正手段を構成している。さらに、この補正手段
は、起動スイッチ90を介して空調機の作動が検出され
たとき、油圧ポンプ2の入力トルクを、空調機の作動前
の当該油圧ポンプ2の入力トルクに比べて低減させる制
御を実施するポンプ入力トルク変更制御手段を構成して
いる。
【0045】このように構成した実施例では、空調機を
作動させないときは、起動スイッチ90がOFFである
ことにより図2に示す切換手段101から係数設定器9
1で設定される係数「1.0」が出力され、乗算器10
0でトルク制御部86からの目標ポンプ傾転角θAに
1.0を乗じる演算がおこなわれる。すなわち、θA×
1.0=θAである。このとき、最小値選択部87にお
いては、LS制御部85からの目標ポンプ傾転角θLと
乗算器100からの目標ポンプ傾転角θAの最小値を選
択して傾転角指令値θrとし、サーボ制御部88におい
ては、この傾転角指令値θrと傾転角センサ70で検出
された実傾転角のフィードバック値θsとの差Δθを演
算し、この差Δθが不感帯を越えた値であるとき該当す
る電磁弁76,77を駆動する駆動信号を出力する。し
たがって、予めポンプ入力トルクを低減させる操作はお
こなわれず、性能上許される範囲内の大きなポンプ入力
トルクが得られ、油圧アクチュエータ6,7を大きな力
で駆動させることができ、図示しない作業機の作業能力
を大きくすることができ、これに伴い作業能率を向上さ
せることができる。
【0046】また、空調機の作動時には、起動スイッチ
90がONであることにより図2に示す切換手段101
から係数設定器92で設定される係数「0.8」が出力
され、乗算器100でトルク制御部86からの目標ポン
プ傾転角θAに0.8を乗じる演算がおこなわれる。す
なわち、θA×0.8=0.8θAである。このとき、
最小値選択部87においては、LS制御部85からの目
標ポンプ傾転角θLと乗算器100からの目標ポンプ傾
転角0.8θAの最小値を選択して傾転角指令値θrと
し、サーボ制御部88においては、この傾転角指令値θ
rと傾転角センサ70で検出された実傾転角のフィード
バック値θsとの差Δθを演算し、この差Δθが不感帯
を越えた値であるとき該当する電磁弁76,77を駆動
する駆動信号を出力する。したがって、空調機の作動に
伴うエンジン1の負荷を考慮して、ポンプ入力トルクを
空調機の非作動時に比べて例えば2割程度低減させるこ
とができ、このような空調機作動時の作業に際してもエ
ンジン1に過負荷がかからず、エンジン1のオーバーヒ
ートが防止される。
【0047】なお、上記係数設定器92で設定される係
数「0.8」は、この値に限られず空調機の作動に伴う
エンジン1の負荷を考慮して適宜の値に設定し得ること
はもちろんである。
【0048】図4は本発明の別の実施例の要部を示す図
である。この図4に示す別の実施例にあっては、サーモ
スイッチ103から出力される信号に応じてコントロー
ラ74の切換手段101が切り換えられる構成にしてあ
る。すなわち、サーモスイッチ103が空調機の作動を
検出する検出手段を構成している。サーモスイッチ10
3がOFFのときには切換手段101から係数設定器9
1の係数「1.0」が出力され、サーモスイッチ103
がONのときには係数設定器92の小さな係数「0.
8」が出力される構成になっている。その他の構成は前
述した実施例と同等である。
【0049】このように構成した別の実施例では、起動
スイッチ90がONであっても、サーモスイッチ103
がOFFのときは、切換手段101から係数設定器91
の係数「1.0」が出力されることに伴ってポンプ入力
トルクを低減させる制御は実施されず、したがって、前
述した実施例よりもさらに緻密な制御が可能となる。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上の構成にしてあることか
ら、空調機の作動時には原動機のオーバーヒートを防ぐ
ことができるとともに、空調機の作動停止時には十分な
作業能力を確保することができ、従来技術に比べて作業
能率を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧作業機の油圧駆動装置の一実施例
を示す回路図である。
【図2】図1に示す油圧駆動装置に備えられるコントロ
ーラの構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す実施例に備えられる空調機、すなわ
ちエアコンの駆動回路を示す図である。
【図4】図4は本発明の別の実施例の要部を示す図であ
る。
【図5】従来の油圧作業機の油圧駆動装置の一例として
挙げた油圧ショベルの油圧駆動装置を示す回路図であ
る。
【図6】図5に示す油圧駆動装置に備えられるコントロ
ーラの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 エンジン(原動機) 2 可変容量油圧ポンプ 6 油圧アクチュエータ 7 油圧アクチュエータ 8 制御弁 9 制御弁 30 燃料噴射装置 34 ポテンショメータ 70 傾転センサ 71 圧力センサ 73 回転センサ 74 コントローラ 75 レギュレータ(ポンプ制御手段) 85 LS制御部 86 トルク制御部 87 最小値選択部 88 サーボ制御部 90 起動スイッチ(検出手段) 91 係数設定器(補正手段、ポンプ入力トルク変更
制御手段) 92 係数設定器(補正手段、ポンプ入力トルク変更
制御手段) 100 乗算器(補正手段、ポンプ入力トルク変更制御
手段) 101 切換手段(補正手段、ポンプ入力トルク変更制
御手段) 103 サーモスイッチ(検出手段) 105 コンプレッサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 29/04 F F04B 49/00 341

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、この原動機によって駆動する
    可変容量油圧ポンプと、この可変容量油圧ポンプの押し
    のけ容積を制御するポンプ制御手段と、上記可変容量油
    圧ポンプから吐出される圧油によって駆動する油圧アク
    チュエータと、上記原動機を動力源として作動し運転室
    内を空調する空調機とを備えた油圧作業機の油圧駆動装
    置において、 上記空調機の作動を検出する検出手段と、この検出手段
    で上記空調機の作動が検出されたとき、上記可変容量油
    圧ポンプの入力トルクを、上記空調機の作動前の当該可
    変容量油圧ポンプの入力トルクに比べて低減させる制御
    を実施するポンプ入力トルク変更制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする油圧作業機の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記ポンプ入力トルク変更制御手段が、
    上記ポンプ制御手段を駆動する目標値である入力トルク
    制限制御のための目標ポンプ傾転角を上記検出手段から
    出力される信号に応じて、上記空調機の作動前の目標ポ
    ンプ傾転角に比べて所定角度小さくする補正をおこなう
    補正手段であることを特徴とする請求項1記載の油圧作
    業機の油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 検出手段が、空調機を起動させる起動ス
    イッチであることを特徴とする請求項1または2記載の
    油圧作業機の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 検出手段が、空調機の作動状態にあって
    運転室の室温に応じて選択的にON,OFFするサーモ
    スイッチであることを特徴とする請求項1または2記載
    の油圧作業機の油圧駆動装置。
JP5304098A 1993-12-03 1993-12-03 油圧作業機の油圧駆動装置 Pending JPH07158605A (ja)

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