JPH04138720A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH04138720A JPH04138720A JP2261699A JP26169990A JPH04138720A JP H04138720 A JPH04138720 A JP H04138720A JP 2261699 A JP2261699 A JP 2261699A JP 26169990 A JP26169990 A JP 26169990A JP H04138720 A JPH04138720 A JP H04138720A
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- JP
- Japan
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- emitter
- current switch
- transistor
- emitter follower
- current
- Prior art date
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Links
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims 1
- 125000005842 heteroatom Chemical group 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 102100029493 EKC/KEOPS complex subunit TP53RK Human genes 0.000 description 1
- 101710171276 EKC/KEOPS complex subunit TP53RK Proteins 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
- H03K19/082—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using bipolar transistors
- H03K19/086—Emitter coupled logic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体装置に係り、特にバイポーラトランジ
スタを用いたECL回路の高速化に関する。
スタを用いたECL回路の高速化に関する。
(従来の技術)
近年、ECLゲートのスケーリングによる高速化が急速
に進められている。
に進められている。
トランジスタの遮断周波数を上げ、ECLゲートの遅延
時間t、dを効率よく下げるためには、浅いエミッタ・
ベースを形成するためのセルファライン技術と共に、ス
ケーリングに伴うトランジスタおよびECL回路の最適
設計が重要な課題となっている。
時間t、dを効率よく下げるためには、浅いエミッタ・
ベースを形成するためのセルファライン技術と共に、ス
ケーリングに伴うトランジスタおよびECL回路の最適
設計が重要な課題となっている。
ECL回路の設計に当たり、直流電流増幅率hpH:は
その動作点を決定するパラメータであり、非常に重要な
意味をもつものとされている。
その動作点を決定するパラメータであり、非常に重要な
意味をもつものとされている。
ECL回路にはカレントスイッチを構成するトランジス
タとエミッタホロワを構成するトランジスタの2種類が
用いられており、この2種類のトランジスタの使い方に
関しては、その電流配分という観点からは公知のように
研究されている(例えば電子情報通信学会論文誌’ 8
6/6 Vol、J69− CNo、 6 )が、1
ランジスタの直流電流増幅率およびエミッタ面積につい
ては設定上まったく同じものが用いられるのが常であり
、特に明確な根拠もないままにh14は、−船釣に10
0を中心値として設定されている。
タとエミッタホロワを構成するトランジスタの2種類が
用いられており、この2種類のトランジスタの使い方に
関しては、その電流配分という観点からは公知のように
研究されている(例えば電子情報通信学会論文誌’ 8
6/6 Vol、J69− CNo、 6 )が、1
ランジスタの直流電流増幅率およびエミッタ面積につい
ては設定上まったく同じものが用いられるのが常であり
、特に明確な根拠もないままにh14は、−船釣に10
0を中心値として設定されている。
ECL回路の動作速度を向上させるためには、回路を構
成するトランジスタにおけるキャリアののベース走行時
間および寄生容量と寄生抵抗の低減が要求されるが、カ
レントスイッチ段における遅延とエミッタホロワ段にお
ける遅延に対するエミッタ・ベース接合容量の寄与が異
なるため、カレントスイッチトランジスタとエミ・ツタ
ホロワトランジスタのエミッタ面積が同じに設定される
と、必ずしも遅延時間を最小にすることは不可能である
ことがわかってきた。
成するトランジスタにおけるキャリアののベース走行時
間および寄生容量と寄生抵抗の低減が要求されるが、カ
レントスイッチ段における遅延とエミッタホロワ段にお
ける遅延に対するエミッタ・ベース接合容量の寄与が異
なるため、カレントスイッチトランジスタとエミ・ツタ
ホロワトランジスタのエミッタ面積が同じに設定される
と、必ずしも遅延時間を最小にすることは不可能である
ことがわかってきた。
また、微細化にともなうシミュレーション結果から、)
lpE−100,エミッタ面積を一定としている従来の
ECL回路では、遅延時間の低減に限界があることがわ
かってきた。
lpE−100,エミッタ面積を一定としている従来の
ECL回路では、遅延時間の低減に限界があることがわ
かってきた。
(発明が解決しようとする課題)
以上のように、従来のECL回路においてはカレントス
イッチトランジスタとエミッタホロワトランジスタのエ
ミッタ面積はまったく同じに設定されていたが、カレン
トスイッチトランジスタとエミッタホロワトランジスタ
の遅延時間に対するエミッタ・ベース接合容量の寄与が
異なるため、まったく同じエミッタ面積であるトランジ
スタを用いることは回路の高速動作上障害になった。
イッチトランジスタとエミッタホロワトランジスタのエ
ミッタ面積はまったく同じに設定されていたが、カレン
トスイッチトランジスタとエミッタホロワトランジスタ
の遅延時間に対するエミッタ・ベース接合容量の寄与が
異なるため、まったく同じエミッタ面積であるトランジ
スタを用いることは回路の高速動作上障害になった。
また、直流電流増幅率についても、従来のECL回路に
おいてはカレントスイッチトランジスタとエミッタホロ
ワトランジスタの直流電流増幅率はまったく同じに設定
されていたが、カレントスイッチトランジスタとエミッ
タホロワトランジスタの遅延時間に対するエミッタ・ベ
ース接合容量の寄与が異なるため、まったく同じ直流電
流増幅率であるトランジスタを用いることは回路の高速
動作上障害になっていた。
おいてはカレントスイッチトランジスタとエミッタホロ
ワトランジスタの直流電流増幅率はまったく同じに設定
されていたが、カレントスイッチトランジスタとエミッ
タホロワトランジスタの遅延時間に対するエミッタ・ベ
ース接合容量の寄与が異なるため、まったく同じ直流電
流増幅率であるトランジスタを用いることは回路の高速
動作上障害になっていた。
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、高速動作の
ECL回路を提供することを目的としている。
ECL回路を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明の第1では、カレントスイッチトランジスタとエ
ミッタホロワトランジスタからなるECL回路において
、カレントスイッチトランジスタとエミッタホロワトラ
ンジスタの直流電流増幅率を独立的に制御し、カレント
スイッチトランジスタの直流電流増幅率を遅延時間が最
短となるように選択している。
ミッタホロワトランジスタからなるECL回路において
、カレントスイッチトランジスタとエミッタホロワトラ
ンジスタの直流電流増幅率を独立的に制御し、カレント
スイッチトランジスタの直流電流増幅率を遅延時間が最
短となるように選択している。
また本発明の第2では、カレントスイッチトランジスタ
とエミッタホロワトランジスタからなるECL回路にお
いて、カレントスイッチトランジスタとエミッタホロワ
トランジスタのエミッタ面積を独立的に設定し、カレン
トスイッチトランジスタのエミッタ面積を、より小さく
設定するようにしている。
とエミッタホロワトランジスタからなるECL回路にお
いて、カレントスイッチトランジスタとエミッタホロワ
トランジスタのエミッタ面積を独立的に設定し、カレン
トスイッチトランジスタのエミッタ面積を、より小さく
設定するようにしている。
(作用)
上記構成によれば、従来のカレントスイッチトランジス
タとエミッタホロワトランジスタが全く同じエミッタ面
積であるトランジスタで構成したECL回路と比較して
、非常に高速なECL回路を達成することが可能になる
。
タとエミッタホロワトランジスタが全く同じエミッタ面
積であるトランジスタで構成したECL回路と比較して
、非常に高速なECL回路を達成することが可能になる
。
本発明者らはまず、スケーリングに伴い、ゲート遅延に
対するhF’Hの変化を調べるために、2種類のエミッ
タ面積を持つバイポーラトランジスタのゲート遅延とh
FI!との関係を測定した。その結果を第1図および第
2図に示す。第1図はエミッタ面積が0.4X4 μt
a 2WB−80nwのバイポーラトランジスタを用い
たECL回路において工ミッタホロワEFのhPEを1
00としてカレントスイッチC8のhFE変化に伴う遅
延時間t1.の変化を測定した結果を曲線aに示すと共
に、カレントスイッチC8のhjEを100としてエミ
ッタホロワEFのhFE変化に伴う遅延時間t、の変化
を測定した結果を曲線すに示すものである。一方第2図
は、エミッタ面積が0.25X2.5μm 2Ws−5
0nmのバイポーラトランジスタを用いたECL回路に
おいてエミッタホロワEFのh6を100としてカレン
トスイッチC8のhFE変化に伴う遅延時間t、の変化
を測定した結果を曲線aに示すと共に、カレントスイッ
チC8のhFEを100としてエミッタホロワEFのh
FE変化に伴う遅延時間t、の変化を測定した結果を曲
線すに示すものである。
対するhF’Hの変化を調べるために、2種類のエミッ
タ面積を持つバイポーラトランジスタのゲート遅延とh
FI!との関係を測定した。その結果を第1図および第
2図に示す。第1図はエミッタ面積が0.4X4 μt
a 2WB−80nwのバイポーラトランジスタを用い
たECL回路において工ミッタホロワEFのhPEを1
00としてカレントスイッチC8のhFE変化に伴う遅
延時間t1.の変化を測定した結果を曲線aに示すと共
に、カレントスイッチC8のhjEを100としてエミ
ッタホロワEFのhFE変化に伴う遅延時間t、の変化
を測定した結果を曲線すに示すものである。一方第2図
は、エミッタ面積が0.25X2.5μm 2Ws−5
0nmのバイポーラトランジスタを用いたECL回路に
おいてエミッタホロワEFのh6を100としてカレン
トスイッチC8のhFE変化に伴う遅延時間t、の変化
を測定した結果を曲線aに示すと共に、カレントスイッ
チC8のhFEを100としてエミッタホロワEFのh
FE変化に伴う遅延時間t、の変化を測定した結果を曲
線すに示すものである。
遅延時間t2.の最小値は、エミッタベース接合容量C
ueと、ベース抵抗RBのトレードオフによってきまる
が、これら前記第1および第2図の結果から明らかなよ
うに、スケーリングが進むに従い、遅延時間t paは
カレントスイッチC8のhlに大きく依存するようにな
ることがわかる。
ueと、ベース抵抗RBのトレードオフによってきまる
が、これら前記第1および第2図の結果から明らかなよ
うに、スケーリングが進むに従い、遅延時間t paは
カレントスイッチC8のhlに大きく依存するようにな
ることがわかる。
そこで本発明の第1では、カレントスイッチトランジス
タとエミッタホロワトランジスタの直流電流増幅率を独
立的に制御し、カレントスイッチトランジスタの直流電
流増幅率を遅延時間が最短となるように選択することに
より、ECLゲートの高速化をはかることが可能となる
。
タとエミッタホロワトランジスタの直流電流増幅率を独
立的に制御し、カレントスイッチトランジスタの直流電
流増幅率を遅延時間が最短となるように選択することに
より、ECLゲートの高速化をはかることが可能となる
。
トランジスタがスケーリングされ、ベース幅が狭くなる
と、ベース抵抗を低く維持するためにはベース濃度を高
くしなければならない。そしてベース濃度か高くなると
ベース中での電子のモビリティは低下するといわれてい
る。一方エミッタ濃度は固溶限界から既にこれ以上高く
することができないという濃度になっており、次式から
れかるように内部ベース抵抗一定という条件下でスケー
リングを行った場合はhFEは低下することになる。
と、ベース抵抗を低く維持するためにはベース濃度を高
くしなければならない。そしてベース濃度か高くなると
ベース中での電子のモビリティは低下するといわれてい
る。一方エミッタ濃度は固溶限界から既にこれ以上高く
することができないという濃度になっており、次式から
れかるように内部ベース抵抗一定という条件下でスケー
リングを行った場合はhFEは低下することになる。
fN E d x D ll8
hFE””
f Ne d X I)、。
従って、エミッタ面積が十分に大きい場合にはエミッタ
ベース接合容itc、やが十分に大きく、ベス抵抗R,
3が低下することによる遅延時間t、。
ベース接合容itc、やが十分に大きく、ベス抵抗R,
3が低下することによる遅延時間t、。
への寄与はあまり大きくない。しかしながら、エミッタ
面積が小さくなると、遅延時間t2.へのり2.の寄与
は大きいものとなるものと思われる。
面積が小さくなると、遅延時間t2.へのり2.の寄与
は大きいものとなるものと思われる。
マタ、第3図(a)第3図(b)および第4図(a)第
4図(b)ニソレぞれhFE−100、h FE−30
の場合の各パラメータの寄与を測定した結果を示す。こ
の結果から、h FE−100の場合はベース抵抗RB
の寄与が大きいが、hFE−30ではエミッタベース接
合容量C,,の寄与が大きいことがわかり、これからも
遅延時間tPdへのhFEの寄与は大きいものであるこ
とがわかる。
4図(b)ニソレぞれhFE−100、h FE−30
の場合の各パラメータの寄与を測定した結果を示す。こ
の結果から、h FE−100の場合はベース抵抗RB
の寄与が大きいが、hFE−30ではエミッタベース接
合容量C,,の寄与が大きいことがわかり、これからも
遅延時間tPdへのhFEの寄与は大きいものであるこ
とがわかる。
このように、カレントスイッチトランジスタの直流電流
増幅率を遅延時間が最短となるように選択することによ
り、ECLゲートの高速化をはがることが可能となる。
増幅率を遅延時間が最短となるように選択することによ
り、ECLゲートの高速化をはがることが可能となる。
そしてスケーリングが進むにつれて、遅延時間か最短と
なる直流電流増幅率hF2の値は小さくなる。
なる直流電流増幅率hF2の値は小さくなる。
また、第5図に、ピンチ抵抗(内部ベースシート抵抗)
と遅延時間tpdとの関係を示したものであるが、スケ
ーリングがかかっても遅延時間t。
と遅延時間tpdとの関係を示したものであるが、スケ
ーリングがかかっても遅延時間t。
の極小点は10にΩ/口で一定となっている。たたし、
これはエミッタ幅W8−エミッタ長LE/10のときで
、エミツタ幅W6とエミッタ長しえの比でこの値自体は
変化すると考えられるが、ある一定値となる。
これはエミッタ幅W8−エミッタ長LE/10のときで
、エミツタ幅W6とエミッタ長しえの比でこの値自体は
変化すると考えられるが、ある一定値となる。
ところが、エミッタホロワトランジスタにおいては、h
FEを低下させると、ベース電流が増大しコレクタ電流
が減少するため論理振幅が低下する。
FEを低下させると、ベース電流が増大しコレクタ電流
が減少するため論理振幅が低下する。
また、カレントスイッチトランジスタのコレクタ電流か
エミッタホロワトランジスタのベース電流増大分だけ小
さくなるため遅延時間t3.の劣化にもつながる。
エミッタホロワトランジスタのベース電流増大分だけ小
さくなるため遅延時間t3.の劣化にもつながる。
また、第1図および第2図からもわかるようにエミッタ
ホロワトランジスタにおいては、h2.を低下させても
、遅延時間t、6に与える影響は小さいため、エミッタ
ホロワトランジスタのhPEは100近傍に保持してお
いたほうがよい。
ホロワトランジスタにおいては、h2.を低下させても
、遅延時間t、6に与える影響は小さいため、エミッタ
ホロワトランジスタのhPEは100近傍に保持してお
いたほうがよい。
さらに第7図にカレントスイッチトランジスタとエミッ
タホロワトランジスタのエミッタ抵抗と遅延時間t1お
よび論理振幅との関係を測定した結果を示す。この結果
からあきらかなように、エミッタホロワトランジスタの
エミッタ抵抗の方が遅延時間tpaおよび論理振幅に与
える影響は大きく、エミッタホロワトランジスタのエミ
・ツタ抵抗を小さくするのが望ましいことがわかる。従
ってエミッタホロワトランジスタのエミッタ面積を大き
くし、エミッタ抵抗を小さくすることにより、遅延時間
t、6を小さくすると共に論理振幅を大きくとることが
できる。
タホロワトランジスタのエミッタ抵抗と遅延時間t1お
よび論理振幅との関係を測定した結果を示す。この結果
からあきらかなように、エミッタホロワトランジスタの
エミッタ抵抗の方が遅延時間tpaおよび論理振幅に与
える影響は大きく、エミッタホロワトランジスタのエミ
・ツタ抵抗を小さくするのが望ましいことがわかる。従
ってエミッタホロワトランジスタのエミッタ面積を大き
くし、エミッタ抵抗を小さくすることにより、遅延時間
t、6を小さくすると共に論理振幅を大きくとることが
できる。
(実施例)
以下、本発明実施例のECL回路について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
このECL回路は、通常のECL回路の基本ゲートを構
成するもので第6図に等価回路を示すように、それぞれ
コレクタ端子が負荷抵抗RLを介して接地電位に接続さ
れ、カレントスイッチ段を構成する対をなす第1および
第2のバイポーラトランジスタTrl 、 Tr2と、
この第1のへテロ接合バイポーラトランジスタTriの
コレクタ端子にベース電位を接続されたエミッタホロワ
段の第3のトランジスタTr3と、カレントスイッチ段
の第1および第2のバイポーラトランジスタTri 、
Tr2のエミッタ端子に、そのコレクタ端子を接続さ
れるとともにそのエミッタ端子をVEEに接続された第
4のトランジスタTr4とを具備し、この第1および第
2のバイポーラトランジスタTri 、 Tr2のhF
Eを30となるようにベース濃度を設定するとともに、
第3のトランジスタTr3のり2.を100となるよう
にベース濃度を設定したことを特徴とするものである。
成するもので第6図に等価回路を示すように、それぞれ
コレクタ端子が負荷抵抗RLを介して接地電位に接続さ
れ、カレントスイッチ段を構成する対をなす第1および
第2のバイポーラトランジスタTrl 、 Tr2と、
この第1のへテロ接合バイポーラトランジスタTriの
コレクタ端子にベース電位を接続されたエミッタホロワ
段の第3のトランジスタTr3と、カレントスイッチ段
の第1および第2のバイポーラトランジスタTri 、
Tr2のエミッタ端子に、そのコレクタ端子を接続さ
れるとともにそのエミッタ端子をVEEに接続された第
4のトランジスタTr4とを具備し、この第1および第
2のバイポーラトランジスタTri 、 Tr2のhF
Eを30となるようにベース濃度を設定するとともに、
第3のトランジスタTr3のり2.を100となるよう
にベース濃度を設定したことを特徴とするものである。
なお、この第1および第2のバイポーラトランジスタは
、エミッタ面積が0. 25 X 2. 5 μm 2
WB−50nfflのバイポーラトランジスタとした。
、エミッタ面積が0. 25 X 2. 5 μm 2
WB−50nfflのバイポーラトランジスタとした。
このときの遅延時間は18pSと極めて短くなっており
、第1および第2のバイポーラトランジスタTri 、
Tr2のhFEを第3のトランジスタTr3のhFE
と同様100となるようにしていた従来のECLゲート
の場合の遅延時間23psに比べ大幅に高速化されてい
ることがわかる。
、第1および第2のバイポーラトランジスタTri 、
Tr2のhFEを第3のトランジスタTr3のhFE
と同様100となるようにしていた従来のECLゲート
の場合の遅延時間23psに比べ大幅に高速化されてい
ることがわかる。
また、第1および第2のバイポーラトランジスタTri
、 Tr2のエミッタ面積を小さくすることによりさ
らに4ps程度遅延時間を小さくすることができる。
、 Tr2のエミッタ面積を小さくすることによりさ
らに4ps程度遅延時間を小さくすることができる。
これはカレントスイッチ段における遅延はベース抵抗が
支配的であるのに対し、エミッタホロワ段における遅延
はエミッタ・ベース接合容量が支配的であることによる
。
支配的であるのに対し、エミッタホロワ段における遅延
はエミッタ・ベース接合容量が支配的であることによる
。
以上説明してきたように、本発明の第1によれば、カレ
ントスイッチトランジスタの直流電流増幅率を100よ
り小さく設定するようにしているため、動作の高速化を
はかることができる。
ントスイッチトランジスタの直流電流増幅率を100よ
り小さく設定するようにしているため、動作の高速化を
はかることができる。
さらに本発明の第2によれば、エミッタホロワトランジ
スタのエミッタ面積をよりカレントスイッチトランジス
タのそれよりも大きく設定するようにしているため、動
作の高速化をはかることができる。
スタのエミッタ面積をよりカレントスイッチトランジス
タのそれよりも大きく設定するようにしているため、動
作の高速化をはかることができる。
第1図はより大きい半導体装置におけるバイポーラトラ
ンジスタのゲート遅延とhPEとの関係を示す図、第2
図はより小さい半導体装置におけるバイポーラトランジ
スタのゲート遅延とhFEとの関係を示す図、第3図お
よび第4図はそれぞれh px= 100 、 h
FE−30の場合の各パラメータの寄与を測定した結果
を示す図、第5図はピンチ抵抗と遅延時間tpdとの関
係を示す図、第6図はECL回路の等価回路を示す図、
第7図はカレントスイッチトランジスタとエミッタホロ
ワトランジスタのエミッタ抵抗と遅延時間t1.および
論理振幅との関係を測定した結果を示す図である。 Tri 、 Tr2・・・カレントスイッチトランジス
タ、Tr3・・・エミッタホロワトランジスタ、RL・
・・負荷抵抗。 第2図 tl延延m 間攪脩槓) ベース幅依存社 0nm 0nm −−−30nm 第5図 EE カレントスイッチ エミッダフォロワ (CS) (EF) 第6図
ンジスタのゲート遅延とhPEとの関係を示す図、第2
図はより小さい半導体装置におけるバイポーラトランジ
スタのゲート遅延とhFEとの関係を示す図、第3図お
よび第4図はそれぞれh px= 100 、 h
FE−30の場合の各パラメータの寄与を測定した結果
を示す図、第5図はピンチ抵抗と遅延時間tpdとの関
係を示す図、第6図はECL回路の等価回路を示す図、
第7図はカレントスイッチトランジスタとエミッタホロ
ワトランジスタのエミッタ抵抗と遅延時間t1.および
論理振幅との関係を測定した結果を示す図である。 Tri 、 Tr2・・・カレントスイッチトランジス
タ、Tr3・・・エミッタホロワトランジスタ、RL・
・・負荷抵抗。 第2図 tl延延m 間攪脩槓) ベース幅依存社 0nm 0nm −−−30nm 第5図 EE カレントスイッチ エミッダフォロワ (CS) (EF) 第6図
Claims (2)
- (1)少なくとも2つのバイポーラトランジスタを含む
カレントスイッチと、バイポーラトランジスタを含むエ
ミッタホロワとを備えたECL回路を具備してなる半導
体装置において、 カレントスイッチを構成するバイポーラトランジスタお
よびエミッタホロワを構成するバイポーラトランジスタ
の直流電流増幅率をそれぞれ独立に設定し、前記カレン
トスイッチを構成するバイポーラトランジスタの直流電
流増幅率を遅延時間が最短となるように設定したことを
特徴とする半導体装置。 - (2)少なくとも2つのバイポーラトランジスタを含む
カレントスイッチと、少なくとも1つのバイポーラトラ
ンジスタを含むエミッタホロワとを備えたECL回路を
具備してなる半導体装置において、 カレントスイッチを構成するバイポーラトランジスタの
エミッタ面積をエミッタホロワを構成するバイポーラト
ランジスタのエミッタ面積よりも小さくなるように構成
したことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2261699A JPH04138720A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 半導体装置 |
US07/748,075 US5229663A (en) | 1990-09-28 | 1991-08-21 | Emitter-coupled logic circuit device having a current switch and an emitter follower which respectively have common emitter current gains selected to minimize delay time |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2261699A JPH04138720A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138720A true JPH04138720A (ja) | 1992-05-13 |
Family
ID=17365487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2261699A Pending JPH04138720A (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 半導体装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5229663A (ja) |
JP (1) | JPH04138720A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06259492A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-16 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路のディレイ最適化システム、および、ディレイ最適化方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09199513A (ja) * | 1996-01-19 | 1997-07-31 | Mitsubishi Electric Corp | バイポーラトランジスタおよび該バイポーラトランジスタを有する半導体装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5978559A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60953B2 (ja) * | 1977-12-30 | 1985-01-11 | 富士通株式会社 | 半導体集積回路装置 |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2261699A patent/JPH04138720A/ja active Pending
-
1991
- 1991-08-21 US US07/748,075 patent/US5229663A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5978559A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-07 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06259492A (ja) * | 1993-03-09 | 1994-09-16 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路のディレイ最適化システム、および、ディレイ最適化方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5229663A (en) | 1993-07-20 |
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