JPH04137803U - 回転丸鋸装置 - Google Patents

回転丸鋸装置

Info

Publication number
JPH04137803U
JPH04137803U JP4583991U JP4583991U JPH04137803U JP H04137803 U JPH04137803 U JP H04137803U JP 4583991 U JP4583991 U JP 4583991U JP 4583991 U JP4583991 U JP 4583991U JP H04137803 U JPH04137803 U JP H04137803U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular saw
support
saw blade
rotary
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4583991U
Other languages
English (en)
Inventor
武志 塩谷
憲文 中村
Original Assignee
リヨービ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リヨービ株式会社 filed Critical リヨービ株式会社
Priority to JP4583991U priority Critical patent/JPH04137803U/ja
Publication of JPH04137803U publication Critical patent/JPH04137803U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被切削物の切断作動時に丸鋸刃の下限位置を
決定することができるとともに、丸鋸刃の水平移動を可
能とする。 【構成】 ピボット4の支持部4aにヒンジ部5を介し
て支持リンク6を回動可能に設ける。また、支持リンク
6の端部にはヒンジ部7を介して回動可能に支持アーム
8が設けられている。この支持アーム8の端部には上部
カバー10を介して丸鋸刃9が回動可能に設けられてい
る。また、上記支持部4aには支持アーム8の下端面8
aに当接可能なガイド部材4bが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は回転丸鋸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人は特願平2−187492号でリンクを揺動可能に設けて切断能力を向 上させた回転丸鋸装置を提案しており、図11は前記回転丸鋸装置をさらに改良 して丸鋸作動部が基台上を移動可能としたものである。図中符号101は基台で あり、この基台101には回転テーブル102が設けられている。この回転テー ブル102上に被切削材103が載置される。また、回転テーブル102の図中 左端部にはピボット104が設けられており、このピボット104には支持部1 04aが一体に突設されている。この支持部104aのヒンジ部105を介して リンク106の一端が揺動可能に設けられている。また、このリンク106の他 端はヒンジ部107を介してアーム108が揺動可能に設けられている。このア ーム108には丸鋸刃109を備えた丸鋸部110が設けられている。さらに、 リンク106とアーム108との間にはコイルばね(図示せず)が設けられてお り、ヒンジ部107を中心としてアーム108を図中矢印方向(丸鋸部110が 作動しない位置への方向)に付勢している。
【0003】 このように構成された回転丸鋸装置を作動させる際には、丸鋸刃109を駆動 モータ(図示せず)によって回転駆動させ、コイルばね(図示せず)の付勢力に 抗して丸鋸部110を揺動させる(図中実線)。この状態で丸鋸部110を図中 左方に移動させる。これにより上記丸鋸刃109で被切削材103が切断される (図中2点鎖線)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、丸鋸部の移動の際にこの丸鋸部を水平に移動させるためには、作業 者はコイルばねの付勢力に抗して丸鋸部を押圧して移動時の丸鋸部の上昇を防止 しなければならず、丸鋸部の水平移動を容易に行なうことができないといった問 題点がある。
【0005】 本考案は上述のような問題点に鑑みてなされたものであり、丸鋸部の移動時の 水平移動を容易に実施することができる回転丸鋸装置を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、丸鋸支持部材の一端に設けられた丸鋸刃を移動させることにより被 切削物の切断を行なう回転丸鋸装置において、基台に設けられたリンク支持部に 上記丸鋸支持部材を支持する支持リンクの一端が回動可能に設けられ、この支持 リンクの他端に上記丸鋸支持部材の他端が回動可能に設けられ、上記リンク支持 部には丸鋸支持部材に当接し丸鋸支持部材の下限位置を規制して被切削物の切断 時に丸鋸刃のほぼ水平移動を可能とするガイド部材が設けられていることを特徴 とする。
【0007】
【作用】
丸鋸支持部材を基台側に揺動させ、ガイド部材に当接させる。丸鋸刃を移動さ せ被切削物の切断を行なう。この切断作業の際、丸鋸支持アームを常時ガイド部 材に当接させた状態とすることにより、丸鋸刃の移動をガイドすることができ、 丸鋸刃をほぼ水平に移動させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説明する。 図1は本考案における回転丸鋸装置の正面図である。図中符号1は基台であり 、この基台1には水平方向に回転可能な回転テーブル2が設けられている。この 回転テーブル2上に被切削材3が載置される。また、回転テーブル2の図中左端 部にはピボット4が設けられており、このピボット4には支持部4aが一体に突 設されている。この支持部4aのヒンジ部5には支持リンク6の一端が回動可能 に設けられている。この支持リンク6の他端にはヒンジ部7を介して支持アーム 8の一端が回動可能に設けられている。また、上記支持アーム8の図中右端部に は丸鋸刃9を覆う上部カバー10が設けられており、この上部カバー10に回転 軸11を介して丸鋸刃9が設けられている。この回転軸11には減速機(図示せ ず)を介して駆動モータ(図示せず)が接続されている。
【0009】 また、ヒンジ部5にはコイルばね12が設けられており、支持リンク6をヒン ジ部5を中心として時計方向に付勢している。さらに、ヒンジ部7にはコイルば ね13が設けられており、支持アーム8をヒンジ部7を中心として反時計方向に 付勢している。
【0010】 一方、上記支持部4aには、支持アーム8の下端面8aに当接して丸鋸部のほ ぼ水平な移動可能とするためのガイド部材4bが形成されている。このガイド部 材4bは、支持部4aから図中右方向に水平に突出された水平部4cと、この水 平部4cの先端部から図中上方に垂直に突出された鉛直部4dとで構成されてい る。この鉛直部4dの上端部には支持アーム8の下端面8aに当接する当接面4 eが形成されている。
【0011】 上述のように構成された回転丸鋸装置の作用について以下に説明する。 まず、被切削材3を回転テーブル2上に載置し、回転テーブル2およびピボッ ト4を所望の位置に設置する。そして、駆動モータ(図示せず)のスイッチをO Nし、丸鋸刃9を回転させる。さらに、支持アーム8をヒンジ部7を中心として コイルばね13の付勢力に抗して回動させる(図2)。また、この支持アーム8 の下端面8aがガイド部材4bの当接面4eに当接することによって、支持アー ム8の回動が規制される。
【0012】 その後、ハンドル(図示せず)を作業者が持った状態で、ヒンジ部5を中心と して支持リンク6を反時計方向に回動させる。これによって、丸鋸刃9は図中左 方に移動し、被切削材3の切断作業がなされる(図3)。ところで、この移動の 際にあっても支持アーム8の下端面8aが常時ガイド部材4bの当接面4eに当 接するようにしたことによって、丸鋸刃9の下限位置を決定することができると ともに、丸鋸刃9をほぼ水平に移動させることができる。
【0013】 そして、コイルばね13の付勢力により、支持アーム8をヒンジ部7を中心と して反時計方向に回動させ(図4)、さらに支持リンク6をコイルばね12の付 勢力により、ヒンジ部5を中心として時計方向に回動させ、初期の状態とする( 図1)。
【0014】 図5は本考案における回転丸鋸装置の第二実施例の正面図である。なお、上述 第一実施例と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。 本実施例においては、ガイド部材4bの鉛直部4dの先端部に回動可能なコロ 4fを設ける。また、丸鋸刃9の水平移動をより正確に実施できるように支持ア ーム8の下部に隆起部8bを設け、当接面8aを曲面形状とする。
【0015】 コロ4fを設けたことによって、丸鋸刃9の移動をスムーズに実施できるとと もに、隆起部8bを設けたことによって、丸鋸刃9のより正確な水平移動を可能 とする。
【0016】 また、上述第二実施例においては、コロ4fと隆起部8bとを設けた場合につ いて説明したが、必ずしも同時に設ける必要はなく、上述第一実施例(図1参照 )のものにコロ4fだけを設けるようにしても良く、また、隆起部8bだけを設 けるようにしても良い。
【0017】 図6は本考案における回転丸鋸装置の第三実施例の正面図である。なお、上述 第一実施例と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。 本実施例において、支持部4aには水平面(図中図面に対して直交する平面) において平行な2本のガイド部材4gが回転テーブル2の上方に延びて設けられ ている。また、上記上部カバー10の下辺部には2本のガイド部材4gに当接可 能な2つの当接部10aが設けられている。この当接部10aの正面形状は丸鋸 刃9の中心と同心の円弧形状を呈している。これによって、丸鋸刃9の移動時に 上部カバー10が斜めになっても、ガイド部材4gに当接部10a以外の箇所が 当たるのを防止することができる。
【0018】 このように構成された回転丸鋸装置の作用について以下に説明する。 まず、被切削材3を回転テーブル2上に載置し、回転テーブル2およびピボッ ト4を所望の位置に設置する。そして、駆動モータ(図示せず)のスイッチをO Nし、丸鋸刃9を回転させる。さらに、支持アーム8をヒンジ部7を中心として コイルばね13の付勢力に抗して回動させる(図7)。このとき、この支持アー ム8の回動は、上部カバー10の当接部10aがガイド部材4gに当接すること によって規制される。
【0019】 その後、ハンドル(図示せず)を作業者が持った状態で、ヒンジ部5を中心と して支持リンク6を反時計方向に回動させる。これによって、丸鋸刃9は図中左 方に移動し、被切削材3の切断作業がなされる(図8)。ところで、この移動の 際にあっても上部カバー10の当接部10aが常時ガイド部材4gに当接するよ うにしたことによって、丸鋸刃9の下限位置を決定することができるとともに、 丸鋸刃9をほぼ水平に移動させることができる。
【0020】 そして、コイルばね13の付勢力により、支持アーム8をヒンジ部7を中心と して反時計方向に回動させ(図9)、さらに支持リンク6をコイルばね12の付 勢力により、ヒンジ部5を中心として時計方向に回動させ、初期の状態とする( 図6)。
【0021】 図10は本考案における回転丸鋸装置の第四実施例の正面図であり、上述第三 実施例の変形例である。なお、上述第三実施例と同一部材には同一符号を付し、 詳細な説明は省略する。
【0022】 本実施例においては、上述第三実施例の当接部10aの正面形状が丸鋸刃9の 中心と同心の円弧形状を呈しているのに対して(図6参照)、当接部10bの正 面形状を特に限定しないものである。すなわち、当接部10bの形状はガイド部 材4dに当接可能な構造であれば、その形状は限定されるものではない。
【0023】 また、上述第三実施例および第四実施例におけるガイド部材4gは2ヵ所設け るようにした構成を呈しているが、1ヵ所のみであっても良い。 なお、本明細書中において丸鋸支持部材は支持アーム8と上部カバー10を含 むものである。
【0024】 また、本考案において、ガイド部材4b,4gをピボット4に一体に設けたこ とにより、このガイド部材4b,4gも角度調節を同時に行なうことができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述のように丸鋸支持部材の揺動駆動を規制するようにしたことによ り、丸鋸刃の水平移動を容易にすることができ、ひいては作業を容易に実施する ことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における回転丸鋸装置の正面図である。
【図2】本考案における回転丸鋸装置の正面図である。
【図3】本考案における回転丸鋸装置の正面図である。
【図4】本考案における回転丸鋸装置の正面図である。
【図5】本考案における回転丸鋸装置の第二実施例の正
面図である。
【図6】本考案における回転丸鋸装置の第三実施例の正
面図である。
【図7】本考案における回転丸鋸装置の第三実施例の正
面図である。
【図8】本考案における回転丸鋸装置の第三実施例の正
面図である。
【図9】本考案における回転丸鋸装置の第三実施例の正
面図である。
【図10】本考案における回転丸鋸装置の第四実施例の
正面図である。
【図11】従来一般に使用されている回転丸鋸装置の正
面図である。
【符号の説明】
1…基台 4a…支持部(リンク支持部) 4b…ガイド部材 4d…ガイド部材 6…支持リンク 8…支持アーム(丸鋸支持部材) 9…丸鋸刃 10…上部カバー(丸鋸支持部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸鋸支持部材の一端に設けられた丸鋸刃
    を移動させることにより被切削物の切断を行なう回転丸
    鋸装置において、基台に設けられたリンク支持部に上記
    丸鋸支持部材を支持する支持リンクの一端が回動可能に
    設けられ、この支持リンクの他端に上記丸鋸支持部材の
    他端が回動可能に設けられ、上記リンク支持部には丸鋸
    支持部材に当接し丸鋸支持部材の下限位置を規制して被
    切削物の切断時に丸鋸刃のほぼ水平移動を可能とするガ
    イド部材が設けられていることを特徴とする回転丸鋸装
    置。
JP4583991U 1991-06-18 1991-06-18 回転丸鋸装置 Pending JPH04137803U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4583991U JPH04137803U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 回転丸鋸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4583991U JPH04137803U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 回転丸鋸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04137803U true JPH04137803U (ja) 1992-12-22

Family

ID=31925594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4583991U Pending JPH04137803U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 回転丸鋸装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04137803U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284923A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Saito Shokai:Kk 丸鋸の切断用鋸刃及びこれに用いる面取り基準治具
JP2011016265A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Saito Shokai:Kk 丸鋸用面取り基準治具
JP6114895B1 (ja) * 2017-01-17 2017-04-12 株式会社大森産業 アール合板倣い切断機、及び、切断装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010284923A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Saito Shokai:Kk 丸鋸の切断用鋸刃及びこれに用いる面取り基準治具
JP2011016265A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Saito Shokai:Kk 丸鋸用面取り基準治具
JP6114895B1 (ja) * 2017-01-17 2017-04-12 株式会社大森産業 アール合板倣い切断機、及び、切断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5146825A (en) Motor-driven chop saw having improved lower blade guard arrangement
US4184394A (en) Motor-driven saw having a circular saw blade
JPH0427601Y2 (ja)
JPH04137803U (ja) 回転丸鋸装置
JPH07276302A (ja) 丸鋸盤
JPH0512036U (ja) テーブルソーの切断位置指針装置
JPH0723204Y2 (ja) 卓上切断機の安全カバー
JPS6211526U (ja)
JP2860069B2 (ja) 回転工具
JPH0524410Y2 (ja)
JPH1034517A (ja) 曲りパイプ切断機
JPH0237521Y2 (ja)
JPH02235701A (ja) 卓上切断機の安全カバー補助覆い装置
JP2889508B2 (ja) 回転工具
JPS625290Y2 (ja)
JPH04137802U (ja) 回転丸鋸装置
JPH04366601A (ja) 回転丸鋸装置
JPH07256602A (ja) 丸鋸盤
JP2588333Y2 (ja) 卓上切断機のセフティカバー回動装置
JPH0237526Y2 (ja)
JPS633762Y2 (ja)
JP3724172B2 (ja) 卓上切断機
JPS6338979Y2 (ja)
JPH0675619U (ja) 切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構
JPS5837608Y2 (ja) 丸のこ盤の安全装置