JPH0524410Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524410Y2 JPH0524410Y2 JP14919486U JP14919486U JPH0524410Y2 JP H0524410 Y2 JPH0524410 Y2 JP H0524410Y2 JP 14919486 U JP14919486 U JP 14919486U JP 14919486 U JP14919486 U JP 14919486U JP H0524410 Y2 JPH0524410 Y2 JP H0524410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- workpiece
- ruler
- rule
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 25
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sawing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は丸鋸盤において、ワークの切断加工
位置を規定するための定規装置に関する。
位置を規定するための定規装置に関する。
(従来の技術)
従来の技術としては例えば実開昭60−74910号
公報がある。
公報がある。
(考案が解決しようとする問題点)
従来の丸鋸盤ではガイドルールのルール面が下
降端付近のブレードの回転中心から離隔した位置
に配設されていて、薄板状のワークを前記ルール
面に当接させた状態で切断加工するに際し、ワー
クのガイドルール側端面付近がブレードで押上げ
られながら切断されるため、ワークにビビリが生
じたり、ワークの切断縁が粗雑化する問題点があ
つた。また、ガイドルールの中央部に開設された
開口部の開口幅が大きいため、切断中ワークに撓
みやビビリが生ずる問題点があつた。
降端付近のブレードの回転中心から離隔した位置
に配設されていて、薄板状のワークを前記ルール
面に当接させた状態で切断加工するに際し、ワー
クのガイドルール側端面付近がブレードで押上げ
られながら切断されるため、ワークにビビリが生
じたり、ワークの切断縁が粗雑化する問題点があ
つた。また、ガイドルールの中央部に開設された
開口部の開口幅が大きいため、切断中ワークに撓
みやビビリが生ずる問題点があつた。
本考案の目的は上記問題点を解消した丸鋸盤に
おける定規装置を提供することである。
おける定規装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の丸鋸盤における定規装置は、丸鋸盤の
ベース上に設置されて垂直なルール面が前側面に
形成されたガイドルールには前記ルール面に当接
した状態で前記ベース上に設置された補助定規を
脱着可能に結合し、この補助定規にはワークが切
断加工時に載置される載置面と、ワークのガイド
ルール側端面が当接しうる定規面とを形成してこ
の定規面を下降端付近へ下降したブレードの回転
中心を通る垂直線付近に配置した構成を有する。
ベース上に設置されて垂直なルール面が前側面に
形成されたガイドルールには前記ルール面に当接
した状態で前記ベース上に設置された補助定規を
脱着可能に結合し、この補助定規にはワークが切
断加工時に載置される載置面と、ワークのガイド
ルール側端面が当接しうる定規面とを形成してこ
の定規面を下降端付近へ下降したブレードの回転
中心を通る垂直線付近に配置した構成を有する。
(作用)
ワークを、丸鋸盤のガイドルールに脱着可能に
結合された補助定規の載置面上に載置して切断加
工するに際し、ワークのガイドルール側端面を前
記補助定規の定規面に当接させて下降端付近のブ
レードの回転中心を通る垂直線付近に位置決め
し、ワークに対してブレードが常に下向きの力を
加えるようにしてワークを切断する。
結合された補助定規の載置面上に載置して切断加
工するに際し、ワークのガイドルール側端面を前
記補助定規の定規面に当接させて下降端付近のブ
レードの回転中心を通る垂直線付近に位置決め
し、ワークに対してブレードが常に下向きの力を
加えるようにしてワークを切断する。
(実施例)
続いて、本考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
丸鋸盤Mのベース1の中央部にはターンベース
2が水平回転動作可能に支持され、ターンベース
2上の後端に立設されたアーム3の上端にはブレ
ード5を可転軸支したブレードケース4がピン6
を介して上下方向への揺動可能に枢支され、ブレ
ードケース4の揺動操作でブレード5がピン6を
中心として上下方向へ回動される。
2が水平回転動作可能に支持され、ターンベース
2上の後端に立設されたアーム3の上端にはブレ
ード5を可転軸支したブレードケース4がピン6
を介して上下方向への揺動可能に枢支され、ブレ
ードケース4の揺動操作でブレード5がピン6を
中心として上下方向へ回動される。
ガイドルール7はベース1の後端部上に設置さ
れ、その前側面にはルール面7aが垂直状に形成
され、このルール面7aはガイドルール7の長手
方向の中央部に開設された開口部8で2分されて
いる。
れ、その前側面にはルール面7aが垂直状に形成
され、このルール面7aはガイドルール7の長手
方向の中央部に開設された開口部8で2分されて
いる。
薄板状のワークWの切断加工時にこのワークW
をそのガイドルール端面W1がガイドルール7の
ルール面7aの前方へ並行に変移するように位置
決めする補助定規9はガイドルール7にボルト1
0および蝶ナツト11によつて取外し可能に結合
されてベース1上に設置されている。そして、補
助定規9は硬質合成樹脂材、木材等の切削可能な
材料で下段部9aと上段部9bとが前後に連接さ
れた2段の階段状に形成され、下端部9aの上面
にはワークWを載置するための載置面12が水平
状に形成されるとともに、上段部9bの前側面に
は載置面12上に載置されたワークWの後側端面
(ガイドルール7側端面)W1に対接してこの後
側端面W1を下降端付近へ下降したブレード5の
回転中心5aを通る垂直線a付近に配置させるた
めの定規面13が垂直状に形成されて載置面12
に対し直交状に連接されていて、定規面13で位
置決めされて切断加工されるワークWはブレード
5の下端付近の中央部付近および前部、すなわ
ち、ブレード5の刃先円5bの下端付近で前上方
から下端付近にわたる下向きの回転部位によつて
常に下向きの力で押圧されながら切断される。載
置面12の奥行はブレード5が下降端付近へ下降
したときのブレード5の刃先円5bと、 載置面12との交点が載置面12の後辺の前方に
配置されるように設定される。
をそのガイドルール端面W1がガイドルール7の
ルール面7aの前方へ並行に変移するように位置
決めする補助定規9はガイドルール7にボルト1
0および蝶ナツト11によつて取外し可能に結合
されてベース1上に設置されている。そして、補
助定規9は硬質合成樹脂材、木材等の切削可能な
材料で下段部9aと上段部9bとが前後に連接さ
れた2段の階段状に形成され、下端部9aの上面
にはワークWを載置するための載置面12が水平
状に形成されるとともに、上段部9bの前側面に
は載置面12上に載置されたワークWの後側端面
(ガイドルール7側端面)W1に対接してこの後
側端面W1を下降端付近へ下降したブレード5の
回転中心5aを通る垂直線a付近に配置させるた
めの定規面13が垂直状に形成されて載置面12
に対し直交状に連接されていて、定規面13で位
置決めされて切断加工されるワークWはブレード
5の下端付近の中央部付近および前部、すなわ
ち、ブレード5の刃先円5bの下端付近で前上方
から下端付近にわたる下向きの回転部位によつて
常に下向きの力で押圧されながら切断される。載
置面12の奥行はブレード5が下降端付近へ下降
したときのブレード5の刃先円5bと、 載置面12との交点が載置面12の後辺の前方に
配置されるように設定される。
新品の補助定規9は初回の切断加工時にブレー
ド5によつてワークWとともに切断され、補助定
規9にはブレード5とほぼ等幅で初回以後の切断
加工時にブレード5が挿入される刃口となる刃口
溝14〜14がワークWに対する各切断角度にそ
れぞれ対応して形出される。
ド5によつてワークWとともに切断され、補助定
規9にはブレード5とほぼ等幅で初回以後の切断
加工時にブレード5が挿入される刃口となる刃口
溝14〜14がワークWに対する各切断角度にそ
れぞれ対応して形出される。
なお、補助定規9の下段部9aにはターンベー
ス2の回転角度表示用の目盛を指示する矢印を目
視するための覗き窓15が貫設されている。
ス2の回転角度表示用の目盛を指示する矢印を目
視するための覗き窓15が貫設されている。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果
を説明する。
を説明する。
本例では丸鋸盤Mのベース1上に設置されて垂
直なルール面7aが前側面に形成されたガイドル
ール7にはルール面7aに当接した状態でベース
上1に設置された補助定規9を脱着可能に結合
し、この補助定規9にはワークWが切断加工時に
載置される載置面12と、この載置面12上のワ
ークWのガイドルール7側端面W1が当接しうる
定規面13とを形成してこの定規面13を下降端
付近へ下降したブレード5の回転中心5aを通る
垂直線a付近に配置してある。
直なルール面7aが前側面に形成されたガイドル
ール7にはルール面7aに当接した状態でベース
上1に設置された補助定規9を脱着可能に結合
し、この補助定規9にはワークWが切断加工時に
載置される載置面12と、この載置面12上のワ
ークWのガイドルール7側端面W1が当接しうる
定規面13とを形成してこの定規面13を下降端
付近へ下降したブレード5の回転中心5aを通る
垂直線a付近に配置してある。
このため、ワークWをその切断開始時から切断
終了時にわたつてブレード5の下端付近の中央部
付近および前部で常に下向きの力で押圧しながら
切断することができ、薄板状のワークWを、切断
中のビビり動作を抑止して安定かつ円滑に切断
し、切断縁の粗雑化を防止しうる効果がある。
終了時にわたつてブレード5の下端付近の中央部
付近および前部で常に下向きの力で押圧しながら
切断することができ、薄板状のワークWを、切断
中のビビり動作を抑止して安定かつ円滑に切断
し、切断縁の粗雑化を防止しうる効果がある。
また、補助定規9にはブレード5の刃口となる
刃口溝14がブレード5とほぼ等幅となるように
形成されるため、ガイドルール7の開口部8が補
助定規9で閉塞されて刃口溝14の溝幅に縮小さ
れ、切断中のワークの撓みやビビリを防止してワ
ークを安定した状態で切断することができる。
刃口溝14がブレード5とほぼ等幅となるように
形成されるため、ガイドルール7の開口部8が補
助定規9で閉塞されて刃口溝14の溝幅に縮小さ
れ、切断中のワークの撓みやビビリを防止してワ
ークを安定した状態で切断することができる。
(考案の効果)
本考案は前記したように構成したことによつ
て、薄板状のワークを常に下向きの力で押圧しな
がら切断することができ、ワークを安定かつ円滑
に切断して切断縁の粗雑化を抑止しうる効果を有
する。
て、薄板状のワークを常に下向きの力で押圧しな
がら切断することができ、ワークを安定かつ円滑
に切断して切断縁の粗雑化を抑止しうる効果を有
する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は側面図、第2図は平面図、第3図は補助定規の
斜視図である。 1……ベース、5……ブレード、7……ガイド
ルール、9……補助定規、12……載置面、13
……定規面。
は側面図、第2図は平面図、第3図は補助定規の
斜視図である。 1……ベース、5……ブレード、7……ガイド
ルール、9……補助定規、12……載置面、13
……定規面。
Claims (1)
- 丸鋸盤のベース上に設置されて垂直なルール面
が前側面に形成されたガイドルールには前記ルー
ル面に当接した状態で前記ベース上に設置された
補助定規を脱着可能に結合し、この補助定規には
ワークが切断加工時に載置される載置面と、ワー
クのガイドルール側端面が当接しうる定規面とを
形成してこの定規面を下降端付近へ下降したブレ
ードの回転中心を通る垂直線付近に配置したこと
を特徴とする丸鋸盤における定規装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14919486U JPH0524410Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14919486U JPH0524410Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353621U JPS6353621U (ja) | 1988-04-11 |
JPH0524410Y2 true JPH0524410Y2 (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=31064172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14919486U Expired - Lifetime JPH0524410Y2 (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524410Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110000352A1 (en) | 2008-04-21 | 2011-01-06 | Makita Corporation | Jig for mitre circular sawing machine and mitre circular sawing machine |
JP6450186B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-01-09 | 株式会社ピカコーポレイション | ワーク切断装置 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP14919486U patent/JPH0524410Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353621U (ja) | 1988-04-11 |
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