JPH069761Y2 - 卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置 - Google Patents
卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置Info
- Publication number
- JPH069761Y2 JPH069761Y2 JP6356188U JP6356188U JPH069761Y2 JP H069761 Y2 JPH069761 Y2 JP H069761Y2 JP 6356188 U JP6356188 U JP 6356188U JP 6356188 U JP6356188 U JP 6356188U JP H069761 Y2 JPH069761 Y2 JP H069761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary table
- fixing device
- circular saw
- tabletop circular
- table fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sawing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置に関する
ものである。
ものである。
〔従来の技術〕 従来の卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置の一例を第
３図〜第７図により説明する。電動機を内蔵するハウジ
ング１、該ハウジング１と連結し前記電動機により回転
駆動される丸のこ刃２を軸支し、かつ丸のこ刃２を収納
するのこ刃覆い３、該のこ刃覆い３を軸４を介して回動
自在に支持する支持部材５、該支持部材５を保持する回
転テーブル６、該回転テーブル６を第５図矢印Ｂ方向に
回転可能に支持するベース７、該ベース７に固定された
フェンス８等から構成される卓上丸のこ盤は、前記ベー
ス７、回転テーブル６及びフェンス８に被削材９を押し
当てながら、回転する丸のこ刃２を第３図矢印Ａ方向に
上下させて切断するので、被削材９を直角に切断するこ
とはもちろん、斜めにすなわち第６図に示す如く前記回
転テーブル６を第５図矢印Ｂ方向に回転させ被削材９に
対する丸のこ刃２の角度を変化させて切断する機会も多
い。従って、卓上丸のこ盤にあっては、回転テーブル６
を所望の回転位置でベース７に対し固定する必要がある
が、第７図に示す如くベース７に固定されたフェンス８
にネジ穴１０を設け、該ネジ穴１０に螺合したボルト１
１の先端を回転テーブル６の上面６ａに突き当て、回転
テーブル６を固定する方法が一般的に用いられている。
３図〜第７図により説明する。電動機を内蔵するハウジ
ング１、該ハウジング１と連結し前記電動機により回転
駆動される丸のこ刃２を軸支し、かつ丸のこ刃２を収納
するのこ刃覆い３、該のこ刃覆い３を軸４を介して回動
自在に支持する支持部材５、該支持部材５を保持する回
転テーブル６、該回転テーブル６を第５図矢印Ｂ方向に
回転可能に支持するベース７、該ベース７に固定された
フェンス８等から構成される卓上丸のこ盤は、前記ベー
ス７、回転テーブル６及びフェンス８に被削材９を押し
当てながら、回転する丸のこ刃２を第３図矢印Ａ方向に
上下させて切断するので、被削材９を直角に切断するこ
とはもちろん、斜めにすなわち第６図に示す如く前記回
転テーブル６を第５図矢印Ｂ方向に回転させ被削材９に
対する丸のこ刃２の角度を変化させて切断する機会も多
い。従って、卓上丸のこ盤にあっては、回転テーブル６
を所望の回転位置でベース７に対し固定する必要がある
が、第７図に示す如くベース７に固定されたフェンス８
にネジ穴１０を設け、該ネジ穴１０に螺合したボルト１
１の先端を回転テーブル６の上面６ａに突き当て、回転
テーブル６を固定する方法が一般的に用いられている。
前記回転テーブル６の上面６ａは、ベース７の上面と共
に被削材９切断加工の基準となる面であり、上面６ａの
精度が被削材９の切断角度の精度を左右するため、通常
は精度よく加工されている。しかしながら、上記した従
来の回転テーブル固定装置においては、前記ボルト１１
の先端を回転テーブル６の上面６ａに突き当てるため、
回転テーブル６の上面６ａに傷や圧痕を付け、所期の切
断精度を保てなくなるという欠点があった。
に被削材９切断加工の基準となる面であり、上面６ａの
精度が被削材９の切断角度の精度を左右するため、通常
は精度よく加工されている。しかしながら、上記した従
来の回転テーブル固定装置においては、前記ボルト１１
の先端を回転テーブル６の上面６ａに突き当てるため、
回転テーブル６の上面６ａに傷や圧痕を付け、所期の切
断精度を保てなくなるという欠点があった。
本考案の目的は、切断精度に悪影響を及ぼすことのない
卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置を提供することで
ある。
卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置を提供することで
ある。
上記目的を達成するために、本考案の回転テーブル固定
装置においては、回転テーブルを固定する前記ボルトの
先端が突き当たる回転テーブルの部分に回転テーブルの
上面より低い溝を形成したものである。
装置においては、回転テーブルを固定する前記ボルトの
先端が突き当たる回転テーブルの部分に回転テーブルの
上面より低い溝を形成したものである。
上記のように構成された回転テーブル固定装置によれ
ば、回転テーブル固定用の前記ボルトの先端が前記溝の
底に突き当たり、切断加工の基準面となる回転テーブル
の上面に突き当たることがなくなり、切断精度が低下す
ることは防止される。
ば、回転テーブル固定用の前記ボルトの先端が前記溝の
底に突き当たり、切断加工の基準面となる回転テーブル
の上面に突き当たることがなくなり、切断精度が低下す
ることは防止される。
本考案の一実施例を第１図及び第２図を参照して以下説
明する。
明する。
溝６ｂは、回転テーブル６の回転中心１２と同心に設け
られ、切断作業の基準面となる上面６ａより一段低く形
成されている。該溝６ｂの底にフェンス８に螺合した前
記ボルト１１の先端が突き当てられ、回転テーブル６は
任意の回転位置で固定されるようになる。前記ボルト１
１の先端により前記溝６ｂの底に傷や圧痕が付くことに
なるが、溝６ｂの底は切断作業の基準面ではなく、被削
材９が当接することはないので切断精度には全く影響が
ない。
られ、切断作業の基準面となる上面６ａより一段低く形
成されている。該溝６ｂの底にフェンス８に螺合した前
記ボルト１１の先端が突き当てられ、回転テーブル６は
任意の回転位置で固定されるようになる。前記ボルト１
１の先端により前記溝６ｂの底に傷や圧痕が付くことに
なるが、溝６ｂの底は切断作業の基準面ではなく、被削
材９が当接することはないので切断精度には全く影響が
ない。
以上のように本考案によれば、回転テーブル固定用ボル
トによって切断作業基準面となる回転テーブルの上面に
傷や圧痕を付けることがなくなり切断精度への悪影響が
なくなるので、常に精度良く被削材を切断することが可
能となるという作用効果を奏し得るようになる。
トによって切断作業基準面となる回転テーブルの上面に
傷や圧痕を付けることがなくなり切断精度への悪影響が
なくなるので、常に精度良く被削材を切断することが可
能となるという作用効果を奏し得るようになる。
第１図は本考案卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置の
一実施例を示す平面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面
図、第３図は卓上丸のこの全体構成の一例を示す側面
図、第４図は第３図の正面図、第５図は従来例を示す平
面図、第６図は第５図の回転テーブルを任意の回転位置
に設定した状態を示す平面図、第７図は第５図のII−II
線断面図である。 図において、６は回転テーブル、６ａ及び６ｂは回転テ
ーブルの上面及び溝、７はベース、８はフェンス、１０
はネジ穴、１１はボルトである。
一実施例を示す平面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面
図、第３図は卓上丸のこの全体構成の一例を示す側面
図、第４図は第３図の正面図、第５図は従来例を示す平
面図、第６図は第５図の回転テーブルを任意の回転位置
に設定した状態を示す平面図、第７図は第５図のII−II
線断面図である。 図において、６は回転テーブル、６ａ及び６ｂは回転テ
ーブルの上面及び溝、７はベース、８はフェンス、１０
はネジ穴、１１はボルトである。
Claims (1)
- 【請求項１】ベースに回転可能に支持される回転テーブ
ルと、該回転テーブル上方に配置されると共に前記ベー
ス上に固定されるフェンスとを備え、該フェンスに螺合
されたボルトの先端を前記回転テーブル上面に突き当
て、前記回転テーブルを任意の回転位置に固定する卓上
丸のこ盤において、 前記回転テーブル上面の前記ボルト先端が突き当る部分
に溝を形成したことを特徴とする卓上丸のこ盤の回転テ
ーブル固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6356188U JPH069761Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6356188U JPH069761Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01166501U JPH01166501U (ja) | 1989-11-22 |
| JPH069761Y2 true JPH069761Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31289056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6356188U Expired - Lifetime JPH069761Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 卓上丸のこ盤の回転テーブル固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069761Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4994983B2 (ja) * | 2007-07-20 | 2012-08-08 | 株式会社マキタ | 切断機におけるガイドフェンスの取付構造 |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP6356188U patent/JPH069761Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01166501U (ja) | 1989-11-22 |
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