JPH0219129Y2 - - Google Patents

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JPH0219129Y2
JPH0219129Y2 JP3083285U JP3083285U JPH0219129Y2 JP H0219129 Y2 JPH0219129 Y2 JP H0219129Y2 JP 3083285 U JP3083285 U JP 3083285U JP 3083285 U JP3083285 U JP 3083285U JP H0219129 Y2 JPH0219129 Y2 JP H0219129Y2
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work table
tray
screw rod
tightening screw
slide horizontal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は歯科治療用石膏模型等を研削して整型
する歯科技工用モデルトリマーに係り、特に研削
時に石膏模型等を載置する作業テーブルを、両端
に押止具を突設したスライド横杆を装着した締付
け螺子棒で押圧して強固に固定することができる
歯科技工用モデルトリマーに関する。
(従来の技術) 従来、歯科治療に用いられる石膏模型等を研削
して整型する歯科技工用モデルトリマーは設置場
所広く取らぬようコンパクトに形成されており、
そのため石膏模型等を載置するための作業テーブ
ルまで小型に形成されていた。該作業テーブルは
その奥部の両側端部に各々左右に突出された支軸
部をフロントパネルの研削口の下端部両側端に設
けられた凹部に枢着して支承すると共にテーブル
台の周縁に設けられたトレイの前面側壁部中央に
穿設された雌螺子部に締付け螺子棒を螺入させて
貫通し、該締付け螺子棒の先端部を前記テーブル
台前部の下垂壁に形成された段部に押圧すること
によつて、該作業テーブル台をフロントパネルと
締付け螺子棒の先端部により挟着して固定してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) ところがこのような従来のコンパクト化された
モデルトリマーでは作業テーブルが小さいために
作業性が低く、能率の良い作業を行うことができ
なかつた。
そのため作業テーブルを広くすることを試みた
が、作業テーブルを広くするとモデルトリマー自
体が大型化し、重量が増して運搬に不便となるの
でモデルトリマー自体をプラスチツク化して軽量
化を計つた。
ところがこのような締め付け機構では締付け螺
子棒が斜めになつて作業テーブル全体が歪んで固
定されたり、固定に片寄りが生じて片側に強い力
が加わると作業テーブルが動いて傾斜したり、強
固に締め付けると撓みが生じたり、十分に固定さ
れ難いと言つた問題点があり、安全な安定した研
削作業をするには問題があつた。
(問題を解決するための手段) 本考案は上記の点に鑑みて成されたもので、モ
ーターの回転によつて立位状態で回転される円板
状砥石を収納した筐体のフロントパネルに、該砥
石の回転面を一部露出させるごとくして研削口を
開口し、その研削口の下端部から前方に向けて被
研削物品を載置するための作業テーブル及び切削
漏出水を収集排水するためのトレイを突設した歯
科技工用モデルトリマーにおいて、トレイ内の該
作業テーブルの前半部の下垂壁部を階段部となす
一方、該トレイの前側壁部の外側より締付け螺子
棒を貫設し、トレイ内の該締付け螺子棒端部には
スライド横杆を着設し、また、トレイ内に該スラ
イド横杆を安定して滑動させるためのスライド横
杆支承具を添設し、かつ該スライド横杆の少なく
とも両端付近には押止具を突設し、前記締付け螺
子棒を回転することにより該押止具を前記作業テ
ーブルの階段部に押圧して作業テーブルを固定化
し得るようにしたことを特徴とする歯科技工用モ
デルトリマーである。
(実施例) 本考案の歯科技工用モデルトリマーの実施例に
ついて以下図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本考案実施例の歯科技工用モデルトリ
マーの一部切欠き斜視図を表し、第2図はそのA
−A′線断面図で本考案実施例の作業テーブルの
締付機構の部分断面図を表し、第3図は第2図の
締付機構と異なる本考案実施例の作業テーブルの
締付機構の部分断面図を表す。
第1図及び第2図に示すごとく、1はモーター
の回転によつて立位状態で回転される円板状砥石
2を収納したプラスチツク製の筐体であり、該筐
体1のフロントパネル3の一部には砥石の回転面
を一部露出した研削口4が開口され、該フロント
パネル3の研削口4に近接して砥石2が立位状態
で回転している。従つてこの研削口4より被研削
物(図示せず)を挿入して前記砥石2に接触させ
水を供給して冷却しながら被研削物を研削する。
上記被研削物としては交合器へセツトするため
等で研削される石膏模型等歯科治療に用いる種々
の物がある。
前記研削口4の前面下端部4aには上記被研削
物を載置するためのプラスチツク製の作業テーブ
ル5があり、該作業テーブル5は奥部の左右両端
部に各々円柱状の支軸部6a,6bを突出して形
成しており、この支軸部6a,6bが前記研削口
4の下端部4a両側端に設けられた凹部7a,7
bに枢支されている。
従つて該作業テーブル5は支軸部6a,6bを
基軸にして作業テーブル前壁面より前方突出した
把手部5aを上下して作業テーブル上面8を傾斜
可能に構成している。
該作業テーブル5の左右両側壁面9a,9bは
垂直に形成されているが、前側壁面は垂直面10
a,10c,10e,10gと水平面10b,1
0d,10f,10hとが交互に形成され下方に
行くに従つて凹んだ逆階段状の段部10が形成さ
れている。
上記作業テーブル5の周縁には側壁面9a,9
b,10a、及び底部を囲んでフロントパネル3
より突設して研削によつて漏出する石膏水等を収
集して排水するためのトレイ11が形成されてい
る。該トレイ11の前側壁部11aの中央部には
ローレツト付締付螺子棒12の雄螺子部12aが
螺入する雌螺子孔11bが穿設されており、該雌
螺子孔11bの全面には前記ローレツト付締付螺
子棒12のローレツト部12bを指で回転し易い
ようにローレツト部12bの外径より小径の円形
リング13がトレイの前側壁部11aより突出し
て形成されている。該円形リング13の内周面に
は前記雌螺子孔11bと同様にローレツト付締付
螺子棒12の雄螺子部12aが螺合するよう雌螺
子部13aが形成されている。
従つて、上記円形リング13の雌螺子部13a
とトレイの前側壁部11aに穿設された雌螺子孔
11bにはローレツト付締付螺子棒12の雄螺子
部12aが螺入している。該ローレツト付締付螺
子棒12の雄螺子部12aの先端側には凹部12
cが形成されており、該凹部12cにはローレツ
ト付締付螺子棒12と直角に配設されたスライド
横杆14の中央部が緩嵌されている。該スライド
横杆14の両端14a,14bの下面14cには
ガイドレール15a,15bのごときスライド横
杆支承具15がトレイの内側底壁面11cより立
設してスライド横杆14を担持するようにスライ
ド横杆14に添設されている。
従つて、前記ローレツト付締付螺子棒12のロ
ーレツト部12bを指でつまんで回転させること
により、ローレツト付締付棒12の雄螺子部12
aが前記円形リング13の雌螺子部13a及びト
レイ前壁面11aの雌螺子孔11bと噛み合つて
ローレツト付締付螺子棒12を前後に移動させる
ことができる。よつて、ローレツト付締付螺子棒
12の先端部に緩嵌されるスライド横杆14もそ
の下面14cをスライド横杆支承具15の上面に
摺動させながら前後に移動させることができるた
め、スライド横杆14は斜めになること無く安定
してスライド横杆支承具15の上面を滑動させる
ことができる。
前記スライド横杆14の左右両端14a,14
b付近の裏面14e側には上記作業テーブル5の
前側壁面10に形成された段部の垂直面10a,
10c,10e,10gに少なくとも2ケ所以上
当接する円柱、角柱、円錐等の形状をしたプツシ
ユ棒16a,16bのごとき押止具16が突設し
ており、前述のごとくローレツト付締付螺子棒1
2を回転させてスライド横杆14を前後に移動さ
せることによつて、前記押止具16を作業テーブ
ルの前側壁面10の段部の垂直面10a,10
c,10e,10gのいずれかの面に押圧して、
作業テーブル5を前記フロントパネル3と押止具
16とによつて挟着し作業テーブル5を固定す
る。
また、上記作業テーブル5の上面8を傾斜して
使用する場合には、上記ローレツト付締付螺子棒
12を逆に回転させて緩め、押止具16を手前側
(第2図中左側)に移動させ、作業テーブル5の
把手部5aを上下させて前記作業テーブル5の段
部10を任意の段に合わせた後、再度ローレツト
付締付棒12を正回転させ再度押止具16の先端
部を作業テーブル5の段部10に押し当てて押圧
し、作業テーブル5を固定する。
このように本考案の締付機構はローレツト付締
付螺子棒12の先端に装着したスライド横杆14
の裏面の両端付近に突設した複数個の押止具16
によつて左右の離れた箇所から幅広く均等にテー
ブル台5を押圧することができるので極めて強固
にテーブル台5を固定させることができる。ま
た、上記締付機構以外においても第3図に示すご
とき締付機構よつてテーブル台5を固定すること
もできる。
第3図において示される締付機構は第2図の締
付機構で形成したトレイ11の前側壁部11aの
中央に穿設される雌螺子孔11b及びその前面に
ある円形リング13の雌螺子部13aとこれらに
螺入するローレツト付締付螺子棒12の雄螺子部
12aのごとき螺子部を形成せず、ローレツト付
締付螺子棒12の摺動部12dを前記トレイ11
の前側壁部11aの中央貫通孔13dとに挿通
し、これら貫通孔11d,13bとによつて前記
ローレツト付締付螺子棒12を回転可能に軸支し
ている。
ローレツト付締付螺子棒12は前記貫通孔11
d,13bで軸支され前後に移動しないようその
先端部側を長径としており、その先端部側には雄
螺子部12eが形成され、この雄螺子部12eに
は前記スライド横杆14の中央部に穿設された雌
螺子部14dが螺合している。従つて前記ローレ
ツト付締付螺子棒12の頭部にあるローレツト1
2bを指でつまんで回転させることにより、ロー
レツト付螺子棒12は摺動部12dがトレイ11
の前側壁部11aの中央の貫通孔11dとその前
面の円形リング13の貫通孔13dと摺動するこ
とによつて軸支されているので前後に移動するこ
となくそのままの位置で回転し、この回転によつ
てローレツト付締付螺子棒12の先端の雄螺子部
12eに螺入する前記スライド横杆14の雌螺子
部14dがかみ合つて、スライド横杆14はこの
螺子のかみ合いによつてスライド横杆支承具15
の上面を斜めになること無く安定して滑動して前
後に移動される。
この移動によつてスライド横杆14の左右両端
14a,14bの裏面に突設されたプツシユ棒1
6a,16bのごとき押止具16が作業テーブル
5の段部10の垂直面0a,10c,10e,1
0gのいずれかの段を押圧してその位置で作業テ
ーブル5を固定する。
このように第2図に表される締付機構ではロー
レツト付締付螺子棒12とスライド横杆14とプ
ツシユ棒16a,16bのごとき押止具16の全
体が移動して作業テーブル5の段部10を押圧し
て固定されるが、第3図に表わされる締付機構で
は単にスライド横杆14とプツシユ棒16a,1
6bのごとき押止具16のみが移動して作業テー
ブル5の段部10を押圧するので、ローレツト付
締付螺子棒12はその場で回転るだけで前後に移
動することが無く、トレイの前後壁部11aや円
形リング13よりローレツト付締付螺子棒12が
突設してくることがない。
(考案の効果) 以上の実施例等で詳述したごとく、トレイ前壁
部の貫設した締付螺子棒を回転させ、作業テーブ
ルの前側壁面の段部に間隔を置いて突設した押止
具を当接したスライド横杆を前後に移動させて作
業テーブルを押圧固定したことによつて、1箇所
の締付け螺子を回転させるだけで該作業テーブル
を左右両端の離れた箇所から幅広く均等に押圧で
き、かつ押止具を支えるスライド横杆をスライド
横杆支承具によつて支承されるため該押止具は作
業テーブルの前側壁面段部を両端より支承するこ
とができ極めて強固に作業テーブル固定させるこ
とができる。
そのため、作業テーブルを広くしても作業テー
ブルが歪んで固定されたり、固定にに片寄りが生
じて片側に強い力が加えられてもテーブルが動い
て傾斜したりすることが無く、作業がし易く、精
密な作業や能率の良い作業をすることができ、極
めて高い作業性を有している。このように本考案
は従来の例の無い優れた作用効果を奏することが
できるので斯界に貢献するところが非常大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の歯科技工用モデルトリ
マーの一部切欠き斜視図を表し、第2図は第1図
に記載されるA−A′線の断面図で本考案実施例
の作業テーブルの締付機構の部分断面を表し、第
3図は第2図の締付機構と異なる本考案実施例の
作業テーブルの締付機構の部分断面図を表す。 1:筐体、2:円板状砥石、3:フロントパネ
ル、4:研削口、5:作業テーブル、6a,6
b:支軸部、7a,7b:凹部、8:作業テーブ
ル上面、9a,9b:作業テーブル側壁面、1
0:段部、10a,10c,10e,10g:垂
直面、10b,10d,10f,10h:水平
面、11:トレイ、11a:前側壁面、12:ロ
ーレツト付締付螺子棒、13:円形リング、1
4:スライド横杆、15:スライド横杆支承具、
15a,15b:ガイドレール、16:押止具、
16a,16b:プツシユ棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モーターの回転によつて立位状態で回転される
    円板状砥石を収納した筐体のフロントパネルに、
    該砥石の回転面を一部露出させるごとくして、研
    削口を開口し、その研削口の下端部から前方へ向
    けて、被研削物品を載置するための作業テーブル
    及び研削漏出水を収集排水するためのトレイを突
    設した歯科技工用モデルトリマーにおいて、トレ
    イ内の該作業テーブルの前半部下垂壁を階段部と
    なす一方、該トレイの前側壁部の外側より締付け
    螺子棒を貫設し、トレイ内の該締付け螺子棒端部
    にはスライド横杆を着設し、またトレイ内に該ス
    ライド横杆を安定して滑動させるためのスライド
    横杆支承具を添設し、かつ該スライド横杆の少な
    くとも両端付近には押止具を突設し、前記締付け
    螺子棒を回転することにより該押止具を前記作業
    テーブルの階段部に押圧して作業テーブルを固定
    化し得るようにしたことを特徴とする歯科技工用
    モデルトリマー。
JP3083285U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH0219129Y2 (ja)

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JP3083285U JPH0219129Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

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