JPH0675619U - 切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構 - Google Patents

切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構

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JPH0675619U
JPH0675619U JP2533593U JP2533593U JPH0675619U JP H0675619 U JPH0675619 U JP H0675619U JP 2533593 U JP2533593 U JP 2533593U JP 2533593 U JP2533593 U JP 2533593U JP H0675619 U JPH0675619 U JP H0675619U
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JP
Japan
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saw blade
arm
stopper
cut
upper limit
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Pending
Application number
JP2533593U
Other languages
English (en)
Inventor
光聖 横山
Original Assignee
株式会社日立工機原町
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Publication date
Application filed by 株式会社日立工機原町 filed Critical 株式会社日立工機原町
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 のこ刃の停止位置を被切断材の大きさに対応
する位置に調整可能とし、切断時の作業能率を向上する
ことを目的とする。 【構成】 ストッパ14を頭部15とシャフト部16で
構成し、シャフト部16は頭部15の回転中心より偏心
させて取付けられ、かつホルダ3に回転自在に設けら
れ、頭部15を回転させてアーム5適所の当接位置を変
え、最大の被切断材1を切断する場合は、のこ刃7が最
上限位置で停止するようにストッパ14を調整固定し、
最小の被切断材1を切断する場合は、のこ刃7が最上限
位置より所定量手前で停止するようにストッパ14を調
整固定し、被切断材1の大きさに合わせてのこ刃7上限
停止位置を調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、のこ刃の上限位置を調整する切断機の調整機構に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来技術を図6及び図7を用いて説明する。従来の切断機では、切断切込み後 ハンドル8を離すと、ホルダ5のスプリング11よりのこ刃7が上方に戻され停 止するが、この上限停止位置は最大高さの被切断材1により決定され、ストッパ 17にはボルトやピンが使用されており、アーム7との当接位置が一定であるた め、被切断材が小さい場合でも、最大の被切断材により決定された上限位置まで 戻っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術では、上記のように、小さな被切断材を切断する場合でも、最大の被 切断材により設定した上限停止位置までのこ刃7が戻るため、のこ刃7の揺動角 が大きく、小さな被切断材を連続切断する場合に、墨線合わせや切込みに時間が かかり、作業能率低下の原因となっていた。 本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を解消し、のこ刃の上限停止位置を 調整可能とし、調整を迅速かつ容易に行うことができ、作業能率の高い切断機を 提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ストッパを頭部とシャフト部で構成し、前記シャフト部は前記頭部 の回転中心より偏心させて取付けられ、ホルダにシャフト部を回転自在に設けら れ、前記頭部を回転させてアーム適所の当接位置を変え、前記アームが上限で停 止する位置を調整自在としたものである。
【0005】
【作用】
本考案では、最大の被切断材を切断する場合は、回転中心からの距離が最も短 い面とアームの適所が当接するよう、即ちのこ刃が最上限位置で停止するように ストッパを調整固定し、最小の被切断材を切断する場合は、距離が最も長い面と アームの適所が当接するよう、即ちのこ刃が最上限位置より所定量手前で停止す るようにストッパを調整固定し、被切断材の大きさに合わせてのこ刃上限停止位 置を調整した。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図1および図2を用いて説明する。図1および図2は本考 案に係る切断機の正面図および側面図である。 図において、被切断材1を載置するベース2の上面後端部にホルダ3を設け、 ホルダ3にはシャフト4を介してアーム5がベース2の上面に向けて上下方向へ 揺動自在に軸支されている。アーム5にはモータ6、モータ6で回転駆動される のこ刃7、アーム5を押し下げるハンドル8、のこ刃7の上部を覆うのこカバー 9、のこ刃7の下部を覆う安全カバー10を備えている。シャフト4にはアーム 5を上方へ押し上げるスプリング11を設け、ベース2上面には被切断材1を固 定する固定バイス12と移動バイス13が取り付けられている。 図3は図2のA方向から見た矢視図である。ホルダ3にストッパ取付穴3aを 水平方向に形成し、ストッパ取付穴3aにはスプリング11によりアーム5が上 方へ戻るのを停止させるストッパ14が挿通されている。 図4は本実施例によるのこ刃上限停止調整機構のストッパ14の斜視図で、ス トッパ14は頭部15とシャフト部16で構成され、頭部15の両端には円弧面 15a,15bが形成されている。シャフト部16は頭部15の回転中心より円 弧面15aよりに偏心させて取り付けられている。 図5(a),(b)は、図3のB方向から見た矢視図である。アーム5の下端に はストッパ14との当接部5aが形成されている。 上記構成において、切断を行なう場合、モートル6を起動し、のこ刃7を回転 させハンドル8を押し下げ、ベース2上にバイス12,13で固定した被切断材 1を切断する。切断後、ハンドル8を離すとスプリング11によりアーム5が上 方に押し上げられ、任意の上限位置でストッパ当接部5aがストッパ14の頭部 15に当接し停止する。 図5(a)に示すように、ストッパ14の円弧面15aと、アーム5のストッ パ当接部5aが当接するようにストッパ14を固定すると、のこ刃7は図2に示 す上限位置で停止する。ストッパ14を回転させ、図5(b)に示すように円弧 面15bとストッパ当接部5aが当接すると、図6に示すように、のこ刃7は上 限位置より所定量手前で停止する。 小さな被切断材1を連続で切断する場合は、図5(b)に示す位置でストッパ 14を固定することにより、のこ刃7の揺動角を従来より小さくでき切断時の作 業能率が向上する。また、ストッパ14を回転するだけで容易に停止位置の切換 えができる。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、被切断材の大きさに合わせてのこ刃の上限停止位置を調整し 、のこ刃の揺動角を小さくしたので、作業能率の高い切断機を得ることができる 。 また、のこ刃の上限停止位置を調整はストッパを回転させるだけなので、迅速 かつ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る切断機の正面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のA方向から見た矢視図である。
【図4】ストッパの斜視図である。
【図5】図3のB方向から見た矢視図で、(a)はストッ
パ当接部5aを円弧面15aに当接させた状態で、
(b)はストッパ当接部5aを円弧面15bに当接させ
た状態を示す。
【図6】図5(b)における切断機の側面図である。
【図7】従来技術を示す図3のB方向から見た矢視図で
ある。
【符号の説明】
1は被切断材、3はホルダ、3aはストッパ取付穴、5
はアーム、5aはストッパ当接部、14はストッパ、1
5は頭部、15a,15bは円弧面、16はシャフト部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材を載置するベース後部にホルダ
    を設け、該ホルダにシャフトを介してベース上面に向け
    て揺動自在なアームを軸支し、該アームにモートルと該
    モートルを駆動することにより回転するのこ刃を支承
    し、前記ホルダにはアームを切込みの反対方向に押し戻
    すスプリングと、前記アーム適所に当接しアームを停止
    させるストッパを配設した切断機において、前記ストッ
    パを頭部とシャフト部で構成し、前記シャフト部は前記
    頭部の回転中心より偏心させて取付けられ、前記ホルダ
    にシャフト部を回転自在に設けられ、前記頭部を回転さ
    せてアーム適所の当接位置を変え、前記アームが上限で
    停止する位置を調整自在としたことを特徴とする切断機
    におけるのこ刃の上限位置調整機構。
JP2533593U 1993-04-16 1993-04-16 切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構 Pending JPH0675619U (ja)

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JP2533593U JPH0675619U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構

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JP2533593U JPH0675619U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構

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Publication Number Publication Date
JPH0675619U true JPH0675619U (ja) 1994-10-25

Family

ID=12163056

Family Applications (1)

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JP2533593U Pending JPH0675619U (ja) 1993-04-16 1993-04-16 切断機におけるのこ刃の上限位置調整機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068214A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 日立工機株式会社 卓上切断機
CN117773226A (zh) * 2024-02-23 2024-03-29 贵州电子科技职业学院 一种用于金属材料的加工切割装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068214A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 日立工機株式会社 卓上切断機
CN117773226A (zh) * 2024-02-23 2024-03-29 贵州电子科技职业学院 一种用于金属材料的加工切割装置
CN117773226B (zh) * 2024-02-23 2024-05-10 贵州电子科技职业学院 一种用于金属材料的加工切割装置

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