JPS6024558Y2 - 断裁機の紙押え装置 - Google Patents

断裁機の紙押え装置

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Publication number
JPS6024558Y2
JPS6024558Y2 JP10828181U JP10828181U JPS6024558Y2 JP S6024558 Y2 JPS6024558 Y2 JP S6024558Y2 JP 10828181 U JP10828181 U JP 10828181U JP 10828181 U JP10828181 U JP 10828181U JP S6024558 Y2 JPS6024558 Y2 JP S6024558Y2
Authority
JP
Japan
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paper
cam
plate
rack
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP10828181U
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English (en)
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JPS5813998U (ja
Inventor
正三 大島
Original Assignee
大島工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大島工業株式会社 filed Critical 大島工業株式会社
Priority to JP10828181U priority Critical patent/JPS6024558Y2/ja
Publication of JPS5813998U publication Critical patent/JPS5813998U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は断裁機の紙押え装置の改良に関するものである
従来の断裁機における紙押え装置は、先端に紙押え板を
設けたボルトを支持部材に螺挿したものであるため、紙
を押える場合あるいは切断後紙を取り出す場合にはボル
トを何度も回さねばならず、切断以外の工程に多くの手
数を要する欠点があった。
このような欠点を解決するため、実公昭53=5318
1号公報に示されるように紙押え板の左右を平行リンク
機構により支持し、この平行リンクに連接された回転レ
バー付きカムを利用して平行リンク機構を構成するリン
クに揺動運動を与え、紙押え板を速やかに昇降させうる
装置が考案されているが、この装置は断裁紙の厚みによ
ってリンクの角度が異なるために紙を押える力が変化す
る欠点がある。
本考案は前記のような欠点のない断裁機の紙押え装置を
目的として完成されたもので、以下、本考案を図示の実
施例により詳細に説明する。
図中1は紙押え板で、該紙押え板1はフレーム2の両側
に設けられたガイドレール3,3間に上下動自在に嵌装
され、該フレーム2の一側方部にはほぼ三角形をした揺
動板4の基端がピン6により枢支されている。
そして、この揺動板4の先端には長孔7が透設されてい
てこの長孔7内に紙押え板1より突設されたピン8が嵌
まって該揺動板4の先端を紙押え板1に連繋している。
一方、フレーム2の中央部には回転レバー9付のカム1
0が軸11をもって回動自在に取付けられており、この
カム10上の偏心位置にはリンク12の一端がピン13
により枢支され、このリンク12の他端には長孔14が
透設されていて揺動板4の上端に突設されたピン15が
遊嵌されている。
そして、第2図に示されるように、紙押え板1が上昇位
置にあるときにはこのリンク12は左方向に移動してお
り、ピン15は長孔14の右端部に当っているので、揺
動板4はその先端にかかる紙押え板1の自重により時計
方向に回転しようとするのであるが、ピン15が時計方
向へ移動できない状態にあるため、図示の位置にとどま
っている。
一方、紙押え板1の中央部にはラック16が上向きに突
設されており、このラック16の側方のフレ−ム2には
ランク16と係脱自在なノツチ17を有するクランプ部
材18が設けられている。
また、このクランプ部材18の後端には上端をフレーム
2に支持された圧縮スプリング19が取付けられていて
クランプ部材18には常に時計方向への回転力が与えら
れており、さらに、クランプ部材18の内部には圧縮ス
プリング20が設けられていてクランプ部材18を常に
前進させようとしている。
そして、クランプ部材18の上面にはカム10の下面が
接近しており、また、クランプ部材18の後端部に設け
られた突起21にはカム10の背後において前記軸11
に設けられた別のカム22が接していて該クランプ部材
18の前進を阻止しており、従って、クランプ部材18
は紙押え板1が上昇位置にあるときには第2図の状態を
とるものである。
なお、23は紙押え板1の上昇限界を設定するためのス
トッパー、24はクランプ部材18の先端部分の上昇限
界を設定するためのストッパーである。
このように構成されたものは、先ず第2図に示されるよ
うに紙押え板1を上昇させた状態で断裁紙イをセットす
る。
次に、回転レバー9を第3図の位置まで動かしてカム1
0を時計方向に回転させると、ピン13によりカム10
に連結されたリンク12は右方向に移動するので、その
左端に透設された長孔14も揺動板4のピン15より右
方向に移動する。
この結果、それまでピン15と長孔14の右端部との当
接により時計方向への揺動を阻止されていた揺動板4は
その先端に連接された紙押え板1の自重により時計方向
に揺動し、紙押え板1は断裁紙イの上面に当るまで落下
することとなる。
なお、この際にはラック16とクランプ部材18とは離
間しているので紙押え板1の自由落下は妨げられない。
この後、回転レバー9をさらに回転させていくと、別の
カム22も回転して圧縮スプリング20の作用によるク
ランプ部材18の前進を許容するので、その先端のノツ
チ17がラック16と係合することとなり、次いで、カ
ム10がクランプ部材18の上面に圧接してクランプ部
材18を下方に揺動させ、ラック16および紙押え板1
を下向きに強く押圧して断裁紙イを強固にクランプする
この状態は第4図に示されるとおりであり、このような
状態で図示しないカッターにより切断が行なわれる。
切断終了後は回転レバー9を逆方向に回転させて行くと
、先ず断裁紙イのクランプが解かれたうえ別のカム22
の作用によりクランプ部材18が後退してラック16と
クランプ部材18とが離間腰さらに、回転レバー9を回
転させれば、リンク12は左方向に動かされ、リンク1
2の長孔14の右端部が揺動板4のピン15に当ると揺
動板4はピン6を中心として反時計方向に強制的に揺動
させられ、紙押え板1を上方に引上げて第2図の位置に
戻すこととなる。
そこで断裁紙イを取外し、以下前記と同様の操作をくり
返して断裁作業を行なえばよい。
このように本考案の紙押え装置は、基端をフレーム2に
枢支した揺動板4の先端を紙押え板1に連繋してこの揺
動板4を回転レバー9付きのカム10に連結し、このカ
ム10が回転を開始したときに下方への揺動を許容する
ことにより紙押え板1を断裁紙の上面まで落下させるよ
うにしであるから、回転レバー9を引いてカムをわずか
に回転させるだけで紙押え板1は断裁紙の量の多少にか
かわらずその表面まで落下することとなり、従って、紙
押え板1の速やかな下降が可能となるのみならず、逆方
向に回転レバー9を押すことにより紙押え板1を元の高
さまで押上げることも容易であって、従来の装置に比較
して紙押え板1の昇降速度を著しく向上させることがで
きる。
さらに、本考案においては紙押え板1の中央部にラック
16を突設することともにこのラック16の側方にはカ
ム10.22がさらに回転したときランク16と係合す
るクランプ部材18を設け、これらカムによりこのクラ
ンプ部材18をさらに下方へ押圧するようにしたので、
断裁紙イの量の多少にかかわらずどの高さにおいてもク
ランプ部材18をカムの力により強力に下方へ押圧する
ことが可能となり、常に一定の強い力によって断裁紙イ
をクランプすることができ、断裁紙の量が大幅に変化す
るような用途にも好適である。
なお、クランプ部材18はラック16に対し係脱自在な
ものであって、常時はラック16と係合していないので
、前記した紙押え板1の急速な昇降運動の際には何の障
害ともならぬものであり、また、回転レバー9の操作の
みによって紙押え板1の落下、クランプ、再上昇等の運
動を順次円滑に行なわせることができるから、従来の装
置に比較して操作は極めて簡略になる利点もある。
従って、本考案は従来の断裁機の紙押え装置の欠点を完
全に解決し、断裁紙の多少にかかわらず簡単な操作によ
って常に強力なりランプを行うことのできるものとして
実用的価値極めて犬なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の一部切欠斜視図、
第2図は紙押え板が上昇位置にある状態を示す要部の一
部切欠正面図、第3図は紙押え板が断裁紙の表面に落下
した状態を示す要部の一部切欠正面図、第4図はクラン
プされた状態を示す要部の一部切欠正面図である。 1・・・・・・紙押え板、2・・・・・・フレーム、3
・・・・・・ガイドレール、4・・・・・・揺動板、9
・・・・・・回転レバー、10・・・・・・カム、12
・・・・・・リンク、16・・・・・・ラック、18・
・・・・・クランプ部材、22・・・・・・カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム2の両側にガイドレール3,3を設けて該ガイ
    ドレール3,3に紙押え板1の両端部を上下動自在に嵌
    装するとともに該フレーム2の一側方部に基端を枢支し
    た揺動板4の先端を紙押え板1に連繋してこの揺動板4
    をフレーム2の中央部に設けた回転レバー9付きのカム
    10にリンク12を介し連結し、また、紙押え板1の中
    央部にはラック16を突設するとともにこのラック16
    の側方のフレーム2には前記カム10と同軸上にカム1
    0と一体的に設けられた別のカム22の作用によって前
    進して該ラック16と係合し、またカム10により下方
    へ揺動されラック16を押下げるクランプ部材18を設
    けたことを特徴とする断裁機の紙押え装置。
JP10828181U 1981-07-21 1981-07-21 断裁機の紙押え装置 Expired JPS6024558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10828181U JPS6024558Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21 断裁機の紙押え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10828181U JPS6024558Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21 断裁機の紙押え装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813998U JPS5813998U (ja) 1983-01-28
JPS6024558Y2 true JPS6024558Y2 (ja) 1985-07-22

Family

ID=29902691

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10828181U Expired JPS6024558Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21 断裁機の紙押え装置

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JP (1) JPS6024558Y2 (ja)

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JPS5813998U (ja) 1983-01-28

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