JPH0444362Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0444362Y2
JPH0444362Y2 JP1987154600U JP15460087U JPH0444362Y2 JP H0444362 Y2 JPH0444362 Y2 JP H0444362Y2 JP 1987154600 U JP1987154600 U JP 1987154600U JP 15460087 U JP15460087 U JP 15460087U JP H0444362 Y2 JPH0444362 Y2 JP H0444362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
sheet
processed
separating plate
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987154600U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0159695U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987154600U priority Critical patent/JPH0444362Y2/ja
Publication of JPH0159695U publication Critical patent/JPH0159695U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444362Y2 publication Critical patent/JPH0444362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手帳や小冊子の表紙などの合成樹脂製
又は紙製などの被加工シートに金箔などの箔を押
着する箔押装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の箔押装置は、例えば本出願人が先に出願
した実公昭60−21226号公報に示すように、載置
台上の被加工シートに対して上下動する押圧部
が、箔送り手段によつて送られるテープ状の箔を
被加工シートに押圧し、前記押圧部の下面に取付
けられた凸版の形状に合わせて前記被加工シート
の表面に箔を押着するように構成されている。
このようにして箔を押着した後、被加工シート
の移動、及び箔送りが行われる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記従来例では、押圧された箔が被加工
シートに密着したままで分離しにくいため、その
ままの状態で被加工シートの移動や箔送りを行う
と、箔が延びたり箔送りムラや箔の切断が生じ易
いという問題がある。
又被加工シートの移動を円滑に行うことが困難
であるため、作業性に支障をきたし、箔押装置の
自動化や高速化を図る上で大きな障害になるとい
う問題もある。
本考案は上記問題点に鑑み、箔と被加工シート
とを素早く分離して箔送りや被加工シートの移動
を円滑に行うことができる箔押装置を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、水平配置の
載置台に載置される被加工シートを下方に押圧す
る押圧部と、押圧部と前記被加工シートとの間に
箔を送る箔送り手段とを備えた箔押装置におい
て、箔送り手段によつて送られる箔と載置台に載
置される被加工シートとの間に水平に往復動する
分離板を配し、且つこの分離板を前記押圧部の動
きに同期して前記被加工シートに沿つて移動さ
せ、かつ分離板の往動時及び復動時の夫々におい
て箔と被加工シートとを分離させる移動手段を設
けたことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、次のような作用が生じる。
押圧部と載置台とによつて箔が被加工シート
に押圧され、これら箔と被加工シートとの間に
密着部分が形成されるが、押圧部の上動時に分
離板を移動手段により被加工シートに沿つて両
者間を水平に移動させることにより、前記密着
部分を上下に分離することができる。これによ
り、箔送り手段による箔送りと被加工シートの
移動とを互いの干渉なしに円滑に行うことがで
きる。
分離板は箔と被加工シートとの間に水平に往
復動するように構成され、分離作業時には両者
の密着部の始点から終点までを完全に通過する
ので、分離を確実に行うことができ、又分離板
に往動時及び復動時の夫々において分離作用を
営むよう構成されているので、箔と被加工シー
トとを分離するタイミングを高速とすることが
できると共に、構造の複雑化を防ぐことができ
る。
(実施例) 本考案の第1実施例を、第1図及び第2図に基
き説明する。
被加工シートaが載置される載置台1の上方
に、箔押ヘツド(押圧部)2が上下動可能に設け
られている。箔押ヘツド2の下面には、所定の凸
版3が取付けられている。又箔押ヘツド2と載置
台1との間にテープ状の箔bを一方向に送る箔送
り装置(箔送り手段)4が、箔押ヘツド2の左右
両側に配設されている。5は送りローラ、6はガ
イドローラである。
載置台1の後方側に、ペーパナイフ状の分離板
7を枢支ピン8で回動可能に支持し、箔押ヘツド
2の下方において被加工シートaと箔bとの間を
通過するように設けている。9は、分離板7の回
動をガイドするガイド部材である。
この分離板7を回動させる回動手段(移動手
段)10は、駆動軸11によつて回転する円盤カ
ム12と、この円盤カム12に下端部がローラ1
3を介して常時当接する揺動杆14と、この揺動
杆14の上端部に係合して前記分離板7を回動さ
せる連結杆15とを備えている。
揺動杆14は略中央部で枢支ピン16により枢
支され、引張ばね17により前記ローラ13が前
記円盤カム12に当接する方向に常時付勢されて
いる。揺動杆14の上端部には、前記連結杆15
と係合する長孔18が開設されている。
前記駆動軸11は箔押ヘツド2の上下動と同期
しており、箔押ヘツド2の上動後に半回転して分
離板7を左方から右方に、又は右方から左方に回
転する。
以上のように構成した箔押装置によれば、箔押
ヘツド2が下動することにより、箔押ヘツド2の
凸版3の形状に合わせて被加工シートaの表面に
箔bを押着することができる。このとき、被加工
シートaと箔bとの間に前記形状の密着部分が形
成される。
箔押ヘツド2が上動した後、分離板7が被加工
シートaと箔bとの間を移動することにより、前
記密着部分を上下に分離することができるので、
箔押しさせた被加工シートaを載置台1から移動
させたり、箔送りを円滑に行うことができる。
又ペーパナイフ状の分離板7は、往路において
も復路においても両者を分離させることができる
ように両刃状になつており、被加工シートaと箔
bとの間を移動させる際、往路復路共通りが良い
ので、密着部分を分離させるときに被加工シート
aの位置を変化させることが殆どなく、被加工シ
ートaの所定箇所に連続加工を行う場合など、被
加工シートaの位置を正確に保持することができ
る。
第3図は、本考案の第2実施例を示している。
本実施例では分離板21を左右方向に平行移動
させるようにしている。
分離板21の移動手段22は、分離板21が基
端部においてねじ23で固定される可動ブロツク
24と、この可動ブロツク24を左右方向に案内
支持する前後1対の案内ロツド25と、前記可動
ブロツク24を貫通してこの可動ブロツク24を
左右方向に移動させる送りねじ26と、この送り
ねじ26を回転駆動する正逆回転モータ27とを
備えている。
本実施例では、分離板21の移動は操作ボタン
28によつて行われ、操作ボタン28を一回押動
するごとに分離板21は左方から右方に又は右方
から左方に移動させられる。尚、その外の構成は
第1実施例と同様なので共通符号を付して説明は
省略する。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。
分離板の形状や移動軌道、移動手段などは上記
実施例に示すものに限定されず、被加工シート及
び箔の材質や大きさ、形状など又は箔押装置の仕
様などによつて自由に設計することができる。例
えば上記実施例では分離板及び移動手段を押圧部
の後方側に配設して、作業者が被加工シートを載
置台に載置したり移動させたりし易いようにして
いるが、前方側に配設することもできる。
(考案の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、箔と被
加工シートとの間の密着部分を分離して箔送り被
加工シートの移動を円滑に行うことができると共
にその確実性を保証し、かつ高速運転に適する等
の実用的効果大の箔押装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の要部を後方から
見た斜視図、第2図はその概略正面図、第3図は
本考案の第2実施例の要部の平面図である。 1……載置台、2……押圧部、4……箔送り手
段、7,21……分離板、10,22……移動手
段、a……被加工シート、b……箔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平配置の載置台に載置される被加工シートを
    下方に押圧する押圧部と、押圧部と前記被加工シ
    ートとの間に箔を送る箔送り手段とを備えた箔押
    装置において、箔送り手段によつて送られる箔と
    載置台に載置される被加工シートとの間に水平に
    往復動する分離板を配し、且つこの分離板を前記
    押圧部の動きに同期して前記被加工シートに沿つ
    て移動させ、かつ分離板の往動時及び復動時の
    夫々において箔と被加工シートとを分離させる移
    動手段を設けたことを特徴とする箔押装置。
JP1987154600U 1987-10-08 1987-10-08 Expired JPH0444362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987154600U JPH0444362Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987154600U JPH0444362Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0159695U JPH0159695U (ja) 1989-04-14
JPH0444362Y2 true JPH0444362Y2 (ja) 1992-10-20

Family

ID=31431478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987154600U Expired JPH0444362Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0444362Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545056U (ja) * 1977-06-15 1979-01-13
JPS6176369A (ja) * 1984-09-25 1986-04-18 Toyota Motor Corp ホツトスタンプ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5821723Y2 (ja) * 1978-02-28 1983-05-09 富士通株式会社 記録材剥離装置を備えた転写印刷機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545056U (ja) * 1977-06-15 1979-01-13
JPS6176369A (ja) * 1984-09-25 1986-04-18 Toyota Motor Corp ホツトスタンプ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0159695U (ja) 1989-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5815112Y2 (ja) フイルム切断装置
JPS6026680B2 (ja) 未装本裁断機
JPH0444362Y2 (ja)
US3965781A (en) Bandsaw book trimmer
JPS6037276Y2 (ja) ログ切断機
JP2578433Y2 (ja) シャーリングマシン
JPH0730297Y2 (ja) ペーパーカッター
JPH0235712Y2 (ja)
JPH0711999Y2 (ja) 印字機の用紙案内装置
JPH0644624Y2 (ja) 冊子用小口断裁機
JPS6217031Y2 (ja)
JP2607753Y2 (ja) シャーリングマシン
JPH061350Y2 (ja) ウエブ状物のカツタ装置
KR950002998Y1 (ko) 스팽글(Spangle)부착기의 스팽글 성형지 안내장치
JPH026925Y2 (ja)
JPH0543947Y2 (ja)
JPH0618799Y2 (ja) ミシン目形成用ミシン刃ホルダーにおける微調節機構
JPS63163216U (ja)
JPH0117264Y2 (ja)
JPH0750162Y2 (ja) 手押し鉋盤
JPH0718555Y2 (ja) 配線基板の切断装置
JPS6024558Y2 (ja) 断裁機の紙押え装置
JPH0117263Y2 (ja)
JPH0311588U (ja)
JPH0435112Y2 (ja)