JPH0718555Y2 - 配線基板の切断装置 - Google Patents

配線基板の切断装置

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JPH0718555Y2
JPH0718555Y2 JP4134791U JP4134791U JPH0718555Y2 JP H0718555 Y2 JPH0718555 Y2 JP H0718555Y2 JP 4134791 U JP4134791 U JP 4134791U JP 4134791 U JP4134791 U JP 4134791U JP H0718555 Y2 JPH0718555 Y2 JP H0718555Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
cutting cutter
right direction
circuits
cutting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4134791U
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English (en)
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JPH04125592U (ja
Inventor
功 吉田
Original Assignee
庄田商事株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一個の基板に同種類あ
るいは異種の回路が複数組並列に配線された配線基板を
切断する切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として本出願人が出願した実
開昭63−108710号公報に記載された考案があっ
た。図4において、1は機台であり、この機台1に一対
の支持台2,3を左右方向に離間させて起立支持する。
各支持台2,3の上部対向面に前後方向に延びるコ字状
および段状の係止部2a,3aを切欠き形成し、該係止
部2a,3aに複数組みの回路が前後方向に所定ピッチ
で配線された配線基板11の左右両端を載置する。
【0003】上記各支持台2,3間に左右方向に延長し
て起立する板状の受台4を配置し、この受台4をシリン
ダ機構5により上下動させる。この受台4は配線基板1
1が前後方向に位置決めされた際にシリンダ機構5によ
り上昇されて各回路間の配線基板11の底面を支持す
る。また上記配線基板11の上方に可動台6を左右方向
に移動可能に設け、この可動台6に回転軸の軸心が前後
方向となる一対のヘッド7,8を左右方向に並列配置し
て上下動調節可能に取り付け、右部(進行側)のヘッド
8は左部(反進行側)のヘッド7よりも若干高位置に調
節する。
【0004】上記各ヘッド7,8に共に円板状の切断カ
ッタ9および溝切りカッタ10を取付ける。上記切断カ
ッタ9は厚さ約0.3mm程度の鋼板性円板体の外周部に
V字状の刃台を形成し該刃台の表面にダイヤモンド砥粒
を固着してなり、また上記溝切りカッタ10は厚さ約1
〜2mm程度の鋼板性円板体の外周部にV字状の刃台を形
成し該刃台の表面にダイヤモンド砥粒を固着してなる。
また上記各切断カッタ9および溝切りカッタ10は支持
台2,3に載置された各回路間の配線基板11の直上方
つまり受台4の直上方に配置するとともに、切断カッタ
9はその刃の下端が上記配線基板11の下面と略同レベ
ルになる如く配置し、溝切りカッタ10はその刃の下端
が上記配線基板11の上面よりも若干低位置になる如く
配置する。
【0005】そして、図4に示すように、切断カッタ9
および溝切りカッタ10を右回転させながら可動台6を
介して左方から右方に向けて進行させ、溝切りカッタ1
0により配線基板11の上面にV字形のガイド溝(ア)
を形成し、次いで切断カッタ9により該ガイド溝(ア)
の下部を除去して上記配線基板11を各回路間で切断す
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものは、共
に略同構造のヘッド7,8および円板状の切断カッタ
9、溝切りカッタ10を設けるようにしていたので、高
価になる欠点があった。また、切断時に配線基板11の
上面を押圧していなかったので、切断時に配線基板11
が上下に振動し、基板に配線した回路に悪影響を及ぼす
危惧があった。本考案は上記欠点を解消した新規な配線
基板11の切断装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、以下の如く構成したものである。即ち、
左右方向に離間して対向する支持台を設け、該支持台に
複数組みの回路が前後方向に所定ピッチで配線された配
線基板の左右両端を載置し、前記各回路間の配線基板の
底面に左右方向に延長して起立する板状の受台を当接さ
せ、前記配線基板の上方にて左右方向に移動可能の可動
台を設け、該可動台に円板状の切断カッタと加圧板とを
設け、前記切断カッタは前記各回路間の配線基板の直上
方に配置して前後方向の軸心を中心として回転させ、前
記加圧板は切断カッタの左右方向進行側に接近させて前
記各回路間の配線基板の直上方に配置するとともに弾性
体により下方に押圧付勢し、前記加圧板の左右方向進行
側と左右方向反進行側とに配線基板の上面に当接する加
圧部と、該加圧部よりも下方に突出する溝切りカッタと
を設ける構成にしたものである。
【0008】
【作用】本考案は上記構成にしたものであるから、可動
台を左右方向の一方から他方に向けて進行させると、加
圧板の加圧部が各回路間の配線基板を下方に押圧しつ
つ、溝切りカッタがその上面にV字形のガイド溝を形成
し、このガイド溝の直後で切断カッタが該ガイド溝に案
内されつつ、ガイド溝の底部の肉部を順次切断していく
ことになる。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1は本考案の実施例を示す部分正
面図、図2はそのII〜II相当の断面図、図3は図1の要
部拡大正面図である。なお、図1および図2において、
図4と同符号の箇所は該図4と略同構造であるのでその
説明を省略する。図1において、15は配線基板11の
上方にて左右方向に移動可能に設けた箱状の可動台であ
り、この可動台15にヘッド16(モータ)をその回転
軸16aが前後方向に向く如くして取り付け、この回転
軸16aに円板状の切断カッタ17を取付ける。この切
断カッタ17は従来と同様に、厚さ約0.3mmの鋼板性
円板体の外周部にV字状の刃台を形成し該刃台の表面に
ダイヤモンド砥粒を固着してなる。また上記各切断カッ
タ17は各回路間の配線基板11の直上方つまり受台4
の直上方に配置するとともに、その刃17aの下端が上
記配線基板11の下面と略同レベルになる如く配置す
る。
【0010】上記可動台15の右部つまり進行側にアー
ム18を揺動可能に支持する。即ち、図1および図2に
示すように、アーム18を上下方向に延長配置するとと
もに、その上下方向中間部を前後方向に配置した支持軸
19により揺動可能に支持する。上記アーム18の下部
に加圧板20を下方かつ左方(反進行方向)に傾斜させ
て固定する。この該加圧板20はその面が前後に向く如
く配置するとともに、その下端を切断カッタ17の下端
部の直右方(進行側)に位置させる。上記加圧板20の
下端の左部に超硬資材からなる板状のチップ21を固着
し、このチップ21の下部に図3に示すように、加圧部
22および溝切りカッタ23を形成する。即ち上記加圧
部22は左右方向に延長させるとともに、その両側を下
方に向かって小幅となるテーパ面に形成し、また上記溝
切りカッタ23は加圧部22の左部にて鋸歯状に形成
し、上記加圧部22よりも下方に突出させるとともにそ
の断面形状を鋭利なV字形に形成してなる。
【0011】上記アーム18は、図1に示すように、そ
の上端部にばね受け24を右方からねじ嵌合させ、この
ばね受け24と可動台15の右壁との間にコイルばねか
らなる弾性体25を介在させ、該弾性体25により上記
アーム18を図1において左方に回動付勢して上記加圧
部22および溝切りカッタ23を下方つまり配線基板1
1の上面に向けて押圧する。なお、図1において26は
アーム18の初期位置を調節するストッパ、27は弾性
体25の初期加重を調節するばね受け24回転用のつま
みである。
【0012】上記実施例によれば、可動台15を左方か
ら右方に向けて進行させると、弾性体25の反力により
加圧部22が各回路間の配線基板11を下方に押圧しつ
つ、溝切りカッタ23がその上面にV字形のガイド溝
(イ)を形成し、このガイド溝(イ)の直左方で切断カ
ッタ17の刃17aが該ガイド溝(イ)に案内されつ
つ、ガイド溝(イ)の底部の肉部を順次切断することに
なる。この場合、加圧部22が溝切りカッタ23および
切断カッタ17の直進行部(右部)を下方に押圧してい
るので、配線基板11は溝切りおよび切断時に上下方向
の振動が防止されることになる。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案
は、切断カッタの直進行側に弾性体により下方に押圧付
勢される加圧部および溝切りカッタを設け、加圧部によ
り配線基板を下方に押圧しつつ、溝切りカッタで配線基
板の上面に上記切断カッタを案内するV字形のガイド溝
を形成するようにしたので、構造が簡素になって安価に
なるとともに、間隙の小さい各回路間の配線基板を該配
線基板の振動発生を防止しながら正確に切断することが
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す部分正面図である。
【図2】図1のII〜II相当の断面図である。
【図3】図1の要部拡大正面図である。
【図4】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 機台 2 支持台 2a 係止部 3 支持台 3a 係止部 4 受台 5 シリンダ機構 11 配線基板 15 可動台 16 ヘッド 16a 回転軸 17 切断カッタ 17a 刃 18 アーム 19 支持軸 20 加圧板 22 加圧部 23 溝切りカッタ 24 ばね受け 25 弾性体 26 ストッパ 27 つまみ (イ) ガイド溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に離間して対向する支持台を設
    け、該支持台に複数組みの回路が前後方向に所定ピッチ
    で配線された配線基板の左右両端を載置し、前記各回路
    間の配線基板の底面に左右方向に延長して起立する板状
    の受台を当接させ、前記配線基板の上方にて左右方向に
    移動可能の可動台を設け、該可動台に円板状の切断カッ
    タと加圧板とを設け、前記切断カッタは前記各回路間の
    配線基板の直上方に配置して前後方向の軸心を中心とし
    て回転させ、前記加圧板は切断カッタの左右方向進行側
    に接近させて前記各回路間の配線基板の直上方に配置す
    るとともに弾性体により下方に押圧付勢し、前記加圧板
    の左右方向進行側と左右方向反進行側とに配線基板の上
    面に当接する加圧部と、該加圧部よりも下方に突出する
    溝切りカッタとを設けたことを特徴とする配線基板の切
    断装置。
JP4134791U 1991-05-08 1991-05-08 配線基板の切断装置 Expired - Lifetime JPH0718555Y2 (ja)

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JPH04125592U JPH04125592U (ja) 1992-11-16
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