JPS5911437B2 - 振り子式高速角度自由切断機 - Google Patents

振り子式高速角度自由切断機

Info

Publication number
JPS5911437B2
JPS5911437B2 JP50061688A JP6168875A JPS5911437B2 JP S5911437 B2 JPS5911437 B2 JP S5911437B2 JP 50061688 A JP50061688 A JP 50061688A JP 6168875 A JP6168875 A JP 6168875A JP S5911437 B2 JPS5911437 B2 JP S5911437B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support arm
rotating member
pendulum movement
plane
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50061688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51137187A (en
Inventor
登 見村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP50061688A priority Critical patent/JPS5911437B2/ja
Publication of JPS51137187A publication Critical patent/JPS51137187A/ja
Publication of JPS5911437B2 publication Critical patent/JPS5911437B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sawing (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 10本発明は被切断物を2角度以上に切断し得るように
構成された高速角度自由切断機の改良に関するもにであ
る。
従来のいわゆる高速角度自由切断機では、第1図に示さ
れるように、モータ1によつて駆動され15る砥石2は
回動部材3の下部に装架され、この回動部材3は機枠4
に沿つて上下方向に昇降自在に形成されたブラケット5
に回動自在に設けられている。
そして上記昇降方向における砥石2の直径線は回動部材
3の軸線に一致するように形成され20ている。従来装
置はこのように構成されているため、たとえば被切断物
であるパイプ6を第2図、第3図に示すように、2角度
に切断する場合は、パイプ6をパイプTで固定した状態
においで所定角度に位置決めした砥石2を図示しない上
下パン25 ドルでブラケット5を機枠4に沿つて下方
向に下降運動させるといる操作を2回行なうこと1こよ
り完了する。ところが、このように構成された従来装置
においては、砥石2は回動部材3の軸線方向に上下動で
きるように構成されているので、砥石302の運動範囲
は、回動部材3の軸線を中心軸とし、断面積が砥石2の
平面形状に等しい円柱体が限度となる。このため、たと
えば横巾の大きな型鋼8のような長尺物を切断する場合
、被切断物を数回に亘つて移動させなければならないと
いう欠点が35あつた。また、別の従来装置として実開
昭49−45177号公報所載のものがあるが、これは
砥石を上方摺動部材に対して水平方向に摺動送りさせる
機構を有するが、この砥石を駆動させるモータは回動部
材ではなく、砥石シヤフトを包持する軸受部材上部に固
設されていて、ベルトによりトルクを砥石に伝達する。
しかも砥石の摺動送りをする場合には、ハンドルを回転
させることにより行なうものである。すなわち、ハンド
ル軸に形成したねじ部は上方に固定した上方摺動部材と
その下方に可動する下方摺動部材との間に螺合させてお
り、ハンドルを回転操作すると、このねじ部のねじ係合
によつて、砥石が下方摺動部材と一体に水平方向に摺動
送りされるように構成されている。このため、ハンドル
によつて被切断物を摺動送り操作で切断する場合、ハン
ドル軸のねじ係合により摺動送りをさせるため、それだ
け単位時間に砥石を摺動送りできる移動量が小さく、そ
のため切断作業に長時間を要することとなり、しかも砥
石の被切断物に摺接する時間が長く、ひいては砥石を早
期に消耗させてしまう欠点を有する。さらに、モータは
軸受部材に取り付けられているが、通常この種装置に使
用されるモータはそれ自体重量がかなりあり、回動部材
の上下方向に指向した回動軸線から偏位した位置にモー
タの重心があるため、回動部材上方、下方両摺動部材に
はモータ、軸受部材の荷重を受けて曲げモーメントが作
用する結果、こじり力となつて回動部材、上下方両摺動
部材の各摺接面に偏より摩耗を惹起させるばかり・か、
回転面が上記上下方向と一致せず、傾斜変位して、装置
そのものの精度を悪化させ、ひいては切断加工精度の低
下を来たすといつた欠点をも有する。
本発明は上記従来装置の有する種々の欠点を除去するた
めに創案されたもので、機枠に沿つて上下に昇降可能に
装架されたブラケツト、同ブラケツトに上下方向を回動
軸線として回動できるように軸設されると共にその上面
と下面とに挿通孔を形成した回動部材、同回動部材の上
面に設けた目盛板、同目盛板に設けられ上記回動軸線と
直交して交差する水平軸部材、同水平軸部材に設けられ
上記回動部材の上記両挿通孔及び目盛板の中心部を貫通
すると共に上記水平軸部材と直交する面内で振り子運動
できるように懸垂された支持アーム、同支持アーム下端
に軸設されその回転面を上記振り子運動を含む平面に一
致させると共に同平面が上記回動部材の回動軸線を通過
するように形成した回転切断工具、同回転切断工具と上
記支持アームの上端に載置したモータとの間に介装した
ベルト、および上記回動部材と上記支持アームとの間に
介装された振り子運動案内設定手段を具備し、同振り子
運動案内設定手段は上記回動部材又は上記支持アームの
一方に付設され上記振り子運動を含む平面と同一方向の
摺接面を有する案内板と、同案内板に形成された案内溝
と、上記回動部材又は上記支持アームの他方に付設され
上記案内溝に遊挿したボルトと、同ボルトに螺着される
ねじとより成り、上記ねじを締め付けることにより上記
支持アームの振り子運動は拘束されるが、上記ねじを弛
めて上記拘束を解除するとき上記案内溝に上記ボルトが
案内されて上記支持アームが振り子運動するように構成
されたことを特徴とする振り子式高速角度自由切断機を
要旨とするものである。
以下において、本発明を第4図乃至第6図に示す実施例
に基づいて具体的に説明すると、符号9は機枠、10は
同機枠9に並設した2本の摺動シヤフト11に沿つて上
下に昇降可能に装架されたブラケツトで、機枠9内のバ
ランサ12とチエン13により連結されている。14は
ブラケツト10に上下方向を回動軸線として回動自在と
なるように設けられた回動部材で、その上面には角度目
盛板15が回動部材14と一体に動けるように載置され
ると共に同目盛板15に軸受19が固定されている。
16は回動部材14の上方、下方両挿通孔29,30と
角度目盛板15の中心部とを貫通して形成された支持ア
ームであつて、その上端にモータ17を一体的に設け、
下端に回転切断工具である砥石18を軸装している。
一方、軸受19間には上記回動軸線と直交して交差する
水平軸20が箱架軸設され、こうして支持アーム16は
回動部材14に対して振り子運動ができるように目盛板
15に固定した軸受19に水平軸20を介して軸支され
ている。尚、21は支持アーム16と水平軸20とを一
体にするピン、22はモータ17と砥石18との間に張
装されたベルトであつて、支持アーム16上端にモータ
17が一体的に設けられているため、モータの軸心と砥
石の軸心との間の距離が変化することがなく、振り子運
動に応じベルト22にスリツプを生じることはない。
さらに、砥石の回転面は振り子運動の面内に指向されて
設けられる。23は回動部材14の下部に設けられた断
面L形状の案内板24、支持アーム16側に植設された
ボルト25、同ボルトに螺着されるねじ26および案内
板24に穿設された案内溝27から成る振り子運動案内
設定手段である。
そして、第5図によく示されるように、案内板24の右
側面は支持アーム16の振り子運動の方向と同一方向の
面となるように形成され、かつ支持アーム16のボルト
25植設側の面に摺接可能となるように対面し、ボルト
25は案内溝27に遊挿されて案内板24左側面に突出
し、その突出したボルト25部分にねじ26を螺着させ
ている。しかも支持アーム16が水平軸20を振り子運
動の中心として摺動させるときに、水平軸20を回転中
心としたボルト25の円弧運動を許容すべく案内溝27
は円弧形状の長孔に形成されるものである。そして、ね
じ26を締め付けると案内板24はねじ26と支持アー
ム16との間に挟持され、支持アーム16は任意の揺動
傾斜角度で位置決め固定される。また逆にねじ26を弛
めると、ねじ26と支持アーム16とによる案内板24
への挟持力が解除され、支持アーム16は自由に揺動で
きる。尚、第4図に示されるように支持了一ムが垂下さ
れた垂直位置にあるとき、砥石の回転面内にあり、かつ
砥石の中心を通る砥石の垂直方向の直径線は回動部材1
4の回動軸線に一致するように設定され、また支持アー
ム16を振り子運動させたとき、上記砥石自体の回転面
の揺動軌跡は回動部材の回動軸線を通過するものである
。28は機枠9とブラケツト10との間に介設された上
下ハンドルである。
尚、第6図において、29は回動部材14の上部に形成
された支持アームの上方挿通孔、30は同部材14の下
部における支持アーム挿通用の下方挿通孔を示す。31
は支持アームを振り子運動させたり、モータ17や回動
部材14と一体的に旋回運動させたりする操作レバーで
ある。
本実施例は上記のように構成されているので、支持アー
ム16を振り子運動させないで被切断物を切断する場合
は、支持アームをベツド33に対してほば垂直方向に懸
垂させ、そのとき砥石の直径線32を回動部材14の回
動軸線に一致するように支持アームを案内板24に固定
させる。
このため、操作レバー31により支持アームを所望角度
だけ旋回させれば、そのトルクは水平軸20から目盛板
15を径て回動部材14に伝達し、砥石18を角度位置
決めできる。こうして、上下ハンドル28を下に回動さ
せれば、パイプのような被切断物を第2,3図に示す如
く角度切断できる。次に大口径のパイプを切断する場合
、ねじ26を弛めて支持アーム16が水平軸20の回り
に振り子運動、つまり揺動できるようにし、砥石18が
ベツト33に干渉しないようにして砥石18とパイプの
関係位置を上下ハンドル28で予めセツトし、さらに所
望角度に回動部材14を旋回させる。こうして操作レバ
ー31により砥石を第4図の矢印A方向に摺動させれば
、砥石18と支持アームは案内板24に案内されて二点
鎖線のように振り子運動するので、大口径のパイプでも
、従来装置のようにパイプを移動させることを不要化し
、切断精度を損なうことなく一回の砥石の揺動送りで容
易に切断できる効果を奏する。また、第7図に示すよう
に、パイプ6をその都度移動させる必要はあるが、砥石
の揺動送りによつてパイプ6をのこぎり歯状に切り込む
ことができるので、6′のようにパイプの曲げ加工を簡
易化できるという従来装置にはない作用効果をも有する
。尚、上記実施例の振り子運動設定手段では案内溝27
を有する案内板24を回動部材14に設け、ボルト25
を支持アーム16に設けた場合であつたが、この代りに
第8図に示すように上記実施例と同一形状の案内溝27
1を形成した案内板24/を支持アーム16側に固設し
、回動部材14側には上記実施例のボルト25と同一機
能を有するボルト257を回動部材4に固設したブラケ
ツト35を介して定位置に取り付けて構成してもよく、
これによつても上記実施例と同様の作用効果を有するこ
とはいうまでもない。
尚、符号26′はボルト25′に螺着されるねじを示す
。また、本実施例装置は回転切断工具を砥石の場合につ
いて説明したが、これ以外に、金属刃やチツプソ一を用
いれば、石材、木材などあらゆる被切断物をも角度切断
できる。
本発明は、上記したように、回転切断工具を軸装した支
持アームが、同切断工具の回転面内に振り子運動できる
ように回動部材に軸支し、かつ回転切断工具の振り子運
動を含む平面が回動部材の回動軸線を通過するように構
成しているので、回転切断工具を上下方向に角度設定さ
せながら機枠に沿つて摺動送りできるだけでなく、支持
アームと一体に振り子運動させることもできるため、切
断精度を何ら損なうことなく大型の被切断物を短時間で
容易に切断でき、しかも被切断物をのこぎり歯状に切欠
き切断することにより曲げ加工の作業コストの低減化な
ど、切断能力を大幅に向上できる作用効果を発揮するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置における一部断面図を描いた側面図、
第2図及び第3図はパイプの角度切断を説明する概略図
、第4図は本発明の実施例における側面図、第5図は一
部を省略した正面図、第6図は平面図(モータは省略)
、第7図はパイプの曲げ加工時における切断を説明する
概略図、第8図は本実施例の変形例における部分断面図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機枠に沿つて上下に昇降可能に装架されたブラケッ
    ト、同ブラケットに上下方向を回動軸線として回動でき
    るように軸設されると共にその上面と下面とに挿通孔を
    形成した回動部材、同回動部材の上面に設けた目盛板、
    同目盛板に設けられ上記回動軸線と直交して交差する水
    平軸部材、同水平軸部材に設けられ上記回動部材の上記
    両挿通孔及び目盛板の中心部を貫通すると共に上記水平
    軸部材と直交する面内で振り子運動できるように懸垂さ
    れた支持アーム、同支持アーム下端に軸設されその回転
    面を上記振り子運動を含む平面に一致させると共に同平
    面が上記回動部材の回動軸線を通過するように形成した
    回転切断工具、同回転切断工具と上記支持アームの上端
    に載置したモータとの間に介装したベルト、および上記
    回動部材と上記支持アームとの間に介装された振り子運
    動案内設定手段を具備し、同振り子運動案内設定手段は
    上記回動部材又は上記支持アームの一方に付設され上記
    振り子運動を含む平面と同一方向の摺接面を有する案内
    板と、同案内板に形成された案内溝と、上記回動部材又
    は上記支持アームの他方に付設され上記案内溝に遊挿し
    たボルトと、同ボルトに螺着されるねじとより成り、上
    記ねじを締め付けることにより上記支持アームの振り子
    運動は拘束されるが、上記ねじを弛めて上記拘束を解除
    するとき上記案内溝に上記ボルトが案内されて上記支持
    アームが振り子運動するように構成されたことを特徴と
    する振り子式高速角度自由切断機。
JP50061688A 1975-05-22 1975-05-22 振り子式高速角度自由切断機 Expired JPS5911437B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50061688A JPS5911437B2 (ja) 1975-05-22 1975-05-22 振り子式高速角度自由切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50061688A JPS5911437B2 (ja) 1975-05-22 1975-05-22 振り子式高速角度自由切断機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51137187A JPS51137187A (en) 1976-11-26
JPS5911437B2 true JPS5911437B2 (ja) 1984-03-15

Family

ID=13178440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50061688A Expired JPS5911437B2 (ja) 1975-05-22 1975-05-22 振り子式高速角度自由切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5911437B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734492Y2 (ja) * 1977-04-22 1982-07-30
JPS5734491Y2 (ja) * 1977-04-22 1982-07-30
US20020083812A1 (en) 2000-12-29 2002-07-04 Delmar Lanzer Counterbalanced advancing metal cutting saw

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3139124A (en) * 1962-09-28 1964-06-30 William H B Hoff Swingable mount for power saws

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352147Y2 (ja) * 1972-07-21 1978-12-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3139124A (en) * 1962-09-28 1964-06-30 William H B Hoff Swingable mount for power saws

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51137187A (en) 1976-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3574268A (en) Tool sharpening apparatus
JPS5911437B2 (ja) 振り子式高速角度自由切断機
JPS5848286B2 (ja) セツサクカコウソウチ
JPH10296606A (ja) 自動研削装置
JPH0673800B2 (ja) 円筒金型内面研磨方法及びその装置
JPS6119872Y2 (ja)
CN115106852B (zh) 五轴自动开刃口机
US1370991A (en) Beveling-machine
US3332412A (en) Vise for lapidary saw
JPS5852024Y2 (ja) 鋸盤におけるヒンジ装置
JP2000141216A (ja) クランクシャフト研削盤
JP3724172B2 (ja) 卓上切断機
JPS5826748Y2 (ja) 高速鋼材切断機に於ける定盤の回転装置
JP2859701B2 (ja) 鋸盤における切粉除去装置
KR890007424Y1 (ko) 동력 원판톱 기계
JP2603435Y2 (ja) 切断装置
JPS61230848A (ja) リング状回転砥石を用いた棒材の表面研削方法及びその装置
JPS6316483Y2 (ja)
JPH0215608Y2 (ja)
JP2597265B2 (ja) ワイドベルトサンダー機の舵取装置
JPS5816807Y2 (ja) チェ−ンのみ機の首振り装置
JP3674291B2 (ja) 卓上切断機
JPH08130Y2 (ja) 工具保持装置
JPH0335521Y2 (ja)
JPS5933584Y2 (ja) 研削盤における揺動ガイド装置