JPS6119872Y2 - - Google Patents

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JPS6119872Y2
JPS6119872Y2 JP859681U JP859681U JPS6119872Y2 JP S6119872 Y2 JPS6119872 Y2 JP S6119872Y2 JP 859681 U JP859681 U JP 859681U JP 859681 U JP859681 U JP 859681U JP S6119872 Y2 JPS6119872 Y2 JP S6119872Y2
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JP
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sliding
support member
rotary
base
setting means
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JP859681U
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JPS57122314U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回摺動切断機の改良に関する。
本出願人が、先に案出した特開昭51−130978号
公報の第7図に示される技術(以下先行技術とい
う)は、摺動作動設定手段37,38と回動支持
部材11との間で切断工具15が基台10に対し
て橋架され、同切断工具15を摺動送りできるよ
うに構成したものであつたが、ねじハンドル34
操作によりスライド14を回動支持部材11に対
して相対変位させる機構が基台10上面に露出し
て存していたため、加工物の切断時に生じる切断
切粉が該機構に付着しやすく、そのため該機構の
摩耗を早め、ひいては切断加工精度の低下を来す
欠点を有していた。
本考案は、上記先行技術の欠点を解消すること
を目的として工夫されたものであつて、切断機の
基台、同基台下面に格納した軸受部に軸装され水
平方向に摺動変位可能に形成した摺動軸部材、上
記基台下面から外部に突出した上記摺動軸部材に
設けたブラケツト、同ブラケツトに軸設され上記
基台の平面に対して垂直な面内に回動可能に形成
した回動支持部材、同回動支持部材に軸設され上
記垂直な面と平行をなす面にその回転面を位置さ
せた回転切断工具、上記回動支持部材に延在して
設けられその軸線を上記回動支持部材の回動中心
を通る軸線に一致するように形成した操作ハンド
ル、上記基台に突設され上記操作ハンドルの上記
水平方向への摺動位置を設定する摺動作動設定手
段、および上記摺動軸部材と上記ブラケツトとの
間に介装され上記摺動軸部材に対して上記回動支
持部材と上記回転切断工具と操作ハンドルとを上
下変位できるように形成した上下調整手段を具
え、上記摺動作動設定手段の非作動時上記操作ハ
ンドルにより上記回転切断工具を上記回動支持部
材と一体に回動送りでき、摺動作動設定手段作動
時上記回転切断工具が回動支持部材と操作ハンド
ルとを介してブラケツトおよび摺動作動設定手段
により橋架されて摺動送りできるように構成した
ことを特徴とする回摺動切断機を要旨とし、基台
の下面に摺動軸部材を格納した構成によつて切断
切粉の付着による摺動軸部材の摩耗を効果的に回
避して切断加工精度の維持を図ると共に、長時間
使用によつて砥石が摩耗し、半径が小さくなつて
も上下調整手段で砥石の高さを調整することによ
り、簡便に上記砥石の摩耗に対応した切断作業を
続行でき、切断能力を向上できるという実用的効
果を発揮するものである。
本考案を第1〜5図に示す一実施例にもとづい
て詳細に説明すると、符号1は切断機の基台、2
は同基台1のテーブル3下面に形成した軸受部,
4は軸受部2に水平方向(第1図において左右方
向)に摺動変位できるように設けた2本の摺動軸
部材(以下ガイドシヤフトという)であつて、そ
の右端部には第3図によく示されるように両ガイ
ドシヤフト4を結合する連結プレート5が設けら
れている。そして同結合プレート5と基台1との
間に介設したねじ部材6のねじ部7が結合プレー
ト5のねじ部に螺合する。8はねじ部材6の右端
に設けた送りねじハンドルである。9は両ガイド
シヤフト4左端部に結合したブラケツト10に回
動軸11を介して軸設された回動支持部材(以下
支持アームという)であつて、その左方には後述
する取付構造によつてモータ12が、右方には回
転軸受部13を介して回転切断工具14(以下砥
石という)がそれぞれ設けられる。砥石はベルト
15によつてモータ12に駆動され、第1図の紙
面と同一面内を回転面として回転する。16は回
転軸受部13に固着したねじ基部、17はその軸
線が回動軸11を通る支持アーム9の軸線と一致
するように伸びるように設けた断面円形状の操作
ハンドルであつて、その左端部に形成したねじ部
を上記ねじ基部16にねじ込んでいる。操作ハン
ドル17の右端は基台1のテーブル3端部に設け
た摺動作動設定手段18によつて支持されるよう
になつている。この摺動作動設定手段18は第4
図にもよく示されている如く、テーブル3に固定
されたガイドコラム19と、同コラム19に内嵌
され上下動可能なステー20と、同ステー20上
方部に操作ハンドル17を摺動変位可能に支持す
るための半円弧状の上蓋部21および下蓋部22
をピン23結合してなるハンドル支持部24とよ
りなつている。そして25はステー20をガイド
コラム19に位置決め固定させる締め付けねじ、
26は上下両蓋部21,22の間に介装され操作
ハンドル17を水平に摺動変位させるように位置
決め設定させる締め付けねじである。また締め付
けねじ26は下蓋部22にピン27に軸設されて
いるものである。次に第1,2図に示す如く、2
8はハンドル29操作によつてテーブル3上の加
工物30を適宜クランプするように形成された自
体公知のバイス、31はテーブル3に穿設した砥
石14逃げ用の逃げ孔部、32は基台1とブラケ
ツト10との間に介装した防塵用の蛇腹状カバー
である。33は支持アーム9の一部材であるブラ
ケツト10とガイドシヤフト4との間に介装され
た上下調整手段であつて、第5図によく示される
ように、ブラケツト10は断面コ字形状をなし、
ボルト34挿通用のスリツト35が上下方向に穿
設され、同ボルト34はガイドシヤフト4の軸端
部にねじ込まれている。36はガイドシヤフト4
左端に設けられたスライダで、ブラケツト10を
摺動できるように係合している。そしてボルト3
4を適宜弛緩操作してスライダ36に対してブラ
ケツト10を上下変位させると、支持アーム9全
体を上下動できる。37はモータ12の支持テー
ブル38下面に固設されたテーブルアームで、そ
の下端を支持アーム9左端の下方突出部9′にピ
ン39結合すると共に、同下方突出部9′には円
弧スリツト40が形成され、テーブルアーム39
を適宜の角度位置で定置するように位置決めボル
ト41が同スリツト40に遊貫されてテーブルア
ーム37にねじ込まれている。この位置決めボル
ト41を操作することによつてモータ12に軸設
した径の異なるプーリにベルト15を掛け直すこ
とができ、砥石14の回転数を調整することがで
きるものである。
本実施例は上記構成を有するため、先ず砥石1
4を回動送りさせて加工物(比較的小巾の構造
物)を切断する場合には、ガイドシヤフト4を軸
受部2の任意の位置に位置決めさせ、次いで操作
ハンドル17を作業者が把持して上方に持ち上げ
て砥石14を一点鎖線に示す位置14′に回動さ
せる。そして砥石14′を図示されないブラケツ
ト10と下方突出部9′との間に張設したスプリ
ングのばね力に抗して矢印A方向に回動送りする
ことによつて、バイス28に挾持した図示しない
小型加工物で切断できる。
次に砥石の摺動送りによる切断について説明す
ると、第1図に示す如く大型の加工物30を切断
する場合、上記の回動送り操作によつて加工物3
0の一部を第1図の実線に示すように切断する。
次いで摺動作動設定手段18の上下両蓋部21,
22の間に操作ハンドル17を支持させて砥石1
4をブラケツト10と上記設定手段18のハンド
ル支持部24との間で橋架すると、操作ハンドル
17はガイドシヤフト4とほぼ平行をなす。この
状態において、送りねじハンドル8によつてガイ
ドシヤフト4を右方向に水平摺動させると、操作
ハンドル17も上下両蓋部21,22に案内され
て右方変位して、砥石14は加工物30を全巾に
亘つて切断することができる。また砥石14が摩
耗して小径になつた場合には、支持アーム9を全
体的に下方変位させるが、それには先ずボルト3
4を弛めてブラケツト10をスライダ36に沿つ
て下方変位させ、所定位置で再びボルト34を締
め付けブラケツト10をガイドシヤフト4に対し
て固定する。そして上記と同様の方法により、ガ
イドシヤフトを右方向に摺動送りすることができ
る。このように本実施例によれば、砥石14を回
動送りと摺動送りに操作できるばかりか、上下調
整手段33のブラケツト10をスライダ36に対
して摺動することによつて支持アーム9全体をテ
ーブル3に対して上下変位させることができる。
摩耗した砥石を有効に使用でき、ひいては切断コ
ストを低減でき、またガイドシヤフト4をテーブ
ル3の下面に格納させているため、飛散鉄粉付着
による摩耗を円滑に防止できるなどの種々の作用
効果を有する。なお、砥石の摩耗により、小径に
なつた場合は、砥石の回転数は少なくなるため、
モータ12を第1図に示すように円弧スリツト4
0に沿つてピン39の回りに反時計方向へ変位さ
せ、ベルト15をモータシヤフトのより径の小さ
いプーリに掛けることにより、砥石の回転数を高
めることができ、切断能率を維持できる。
なお、上記実施例では上下調整手段33をボル
ト34の締め付けによつていたが、スライダ36
とブラケツト10との間にラツク・ピニオン機構
により行つてもよく、さらには送りねじ方式であ
つてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における側面図、第
2図は第1図の平面図、第3図は第1図の−
線における断面図、第4図は第1図の矢印線に
おける矢視図、第5図は第1図の−線におけ
る矢視断面図である。 1;基台、2;軸受部、4;ガイドシヤフト
(摺動軸部材)、9;支持アーム(回動支持部
材)、10;ブラケツト、14;砥石(回転切断
工具)、17;操作ハンドル、18;摺動作動設
定手段、33;上下調整手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切断機の基台、同基台下面に格納した軸受部に
    軸装され水平方向に摺動変位可能に形成した摺動
    軸部材、上記基台下面から外部に突出した上記摺
    動軸部材に設けたブラケツト、同ブラケツトに軸
    設され上記基台の平面に対して垂直な面内に回動
    可能に形成した回動支持部材、同回動支持部材に
    軸設され上記垂直な面と平行をなす面にその回転
    面を位置させた回転切断工具、上記回動支持部材
    に延在し設けられその軸線を上記回動支持部材の
    回動中心を通る軸線に一致するように形成した操
    作ハンドル、上記基台に突設され上記操作ハンド
    ルの上記水平方向への摺動位置を設定する摺動作
    動設定手段、および上記摺動軸部材と上記ブラケ
    ツトとの間に介装され上記摺動軸部材に対して上
    記回動支持部材と上記回転切断工具と操作ハンド
    ルとを上下変位できるように形成した上下調整手
    段を具え、上記摺動作動設定手段の非作動時上記
    操作ハンドルにより上記回転切断工具を上記回動
    支持部材と一体に回動送りでき、摺動作動設定手
    段作動時上記回転切断工具が回動支持部材と操作
    ハンドルとを介してブラケツトおよび摺動作動設
    定手段により橋架されて摺動送りできるように構
    成したことを特徴とする回摺動切断機。
JP859681U 1981-01-24 1981-01-24 Expired JPS6119872Y2 (ja)

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JP859681U JPS6119872Y2 (ja) 1981-01-24 1981-01-24

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JP859681U JPS6119872Y2 (ja) 1981-01-24 1981-01-24

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Publication Number Publication Date
JPS57122314U JPS57122314U (ja) 1982-07-30
JPS6119872Y2 true JPS6119872Y2 (ja) 1986-06-14

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ID=29806745

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