JPH0413753Y2 - - Google Patents

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JPH0413753Y2
JPH0413753Y2 JP15180384U JP15180384U JPH0413753Y2 JP H0413753 Y2 JPH0413753 Y2 JP H0413753Y2 JP 15180384 U JP15180384 U JP 15180384U JP 15180384 U JP15180384 U JP 15180384U JP H0413753 Y2 JPH0413753 Y2 JP H0413753Y2
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JP
Japan
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sensor arm
magnet
reed switch
security buzzer
sliding door
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JP15180384U
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JPS6170291U (ja
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、出入口や窓に設けた引戸に使用す
る防犯ブザーに関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、警報装置およびそれを起動させるリード
スイツチを内蔵した防犯ブザー本体を引戸の竪
框、鴨居などに固定し、また、これと対向する引
戸のガラス、鏡板などに小さいマグネツトを設
け、引戸を閉めたときリードスイツチとマグネツ
トとが対向配置されるようにしておき、引戸が開
けられてマグネツトがリードスイツチから離れた
とき警報装置が鳴り出すようにした防犯ブザーが
知られている。
ところが、このようなものに於ては、リードス
イツチとマグネツトとが対向配置される状態すな
わち引戸が完全に閉じられた状態にあるときだけ
しか防犯ブザーをセツトすることができず、例え
ば換気や通風のために窓を細く開けた状態で防犯
ブザーをセツトすることはできなかつた。
マグネツトの取り付け位置を変更すれば、特定
の状態でセツトすることもできるが、任意の開き
具合でセツトすることはとうてい不可能であつ
た。
また、竪框の面とガラス面との距離が大きい場
合にはガラス面にマグネツトを取り付けることが
できないから、防犯ブザーの取り付け位置がかな
り制約されるという欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 この考案の目的は、上記従来装置の欠点を改良
することであり、引戸を閉じた状態だけでなく適
当に開いた状態でも任意にセツトすることがで
き、また、竪框の面とガラス面との距離がある程
度大きくても取り付けることができ取り付け位置
の制約が少ない防犯ブザーを提供することであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、この考案の防犯ブ
ザーは、マグネツトを内蔵し先端に摩擦係合部材
を設けたセンサーアームを防犯ブザー本体に水平
回動可能に支持し、リードスイツチおよび該リー
ドスイツチにより起動される警報装置を備え、セ
ンサーアームをマグネツトとリードスイツチとが
対向配置される位置(以下セツト位置という)か
ら他の位置へ回動させたとき警報装置が起動する
ようにし、センサーアームをセツト位置に回動さ
せた状態でセンサーアームの摩擦係合部材を引戸
に摩擦係合させてセツトするようにしている。
また、センサーアームの実効長さを変化させる
ことができるようにしている。
(ホ) 作用 このようにしたことにより、防犯ブザーを引戸
の竪框、鴨居などに固定し、センサーアームをセ
ツト位置に回動させてその先端を対向する引戸の
ガラス、鏡板などの任意の位置に摩擦係合させる
ことによりセツトすることができるから、引戸を
閉じた状態だけでなく少し開けた状態でも適宜セ
ツトすることができる。
また、センサーアームの実効長さを変化させる
ことができるから、竪框の面とガラス面との距離
が大きい場合でも取り付けることができ防犯ブザ
ーの取り付け位置の制約が少ない。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は、センサーアームをセツト位置に回動
させた状態に於ける防犯ブザー全体の平面図およ
び正面図を、また、第2図は、その一部分の縦断
面図をそれぞれ示したものである。
防犯ブザー本体1の内部に、ブザー2、ブザー
2を鳴動させる警報回路3、警報回路3を起動さ
せるリードスイツチ4、警報回路3を駆動する乾
電池を収納する電池ボツクス5、電源スイツチ
(図示されていない)等が設けられている。
防犯ブザー本体1の上部に突設された支持軸6
に、センサーアーム7が水平回動可能にかつその
長手方向に摺動可能に支持されている。
センサーアーム7は中空になつていてその先端
(同図に於て左端)の開口に、ゴム、プラスチツ
ク等から成る摩擦係合部材8が嵌合されている。
支持軸6の先端に大径部6aが形成され、セン
サーアーム7の天板に設けられた係合溝7aにこ
の支持軸6の大径部6aが係合し、また、支持軸
6と摩擦係合部材8との間に圧縮されたコイルス
プリング9が収納され、これにより、センサーア
ーム7は常に矢印で示されるように先端に向けて
付勢されコイルスプリング9を圧縮することによ
りその実効長さを変化させることができるように
なつている。
センサーアーム7の係合溝7aは、第3図に示
されるように、センサーアーム7の先端に近い側
に支持軸6の大径部6aが通過しうる円形部7b
を有し、組み立ての際には、支持軸6の大径部6
aをこの円形部7bから通して後方へ摺動させ、
コイルスプリング9を挿入した後摩擦係合部材8
を嵌合するようになつている。
コイルスプリング9は、その圧縮したときの長
さが所定以上の寸法に設定されていて、組み立て
た後は支持軸6の大径部6aが係合溝7aの円形
部7bから抜けることのないようになつている。
第4図に示されるように、マグネツト10を収
納する燐青銅製のマグネツト保持部材11が、そ
の一端に突設された2枚の弾性片により支持軸6
を挟持するように取り付けられ、また、マグネツ
ト保持部材11の左右両側が、センサーアーム7
の左右の壁によりその回動を制限されるようにな
つている。
これにより、マグネツト10はセンサーアーム
7とともに水平回動するが、センサーアーム7の
長手方向に移動してもマグネツト10と支持軸6
との距離が変化しないようになつている。
センサーアーム7がセツト位置に回動したと
き、マグネツト10は防犯ブザー本体1のリード
スイツチ4と対向配置されてリードスイツチ4を
動作させ、警報回路3をブザー2が鳴動しない状
態に維持する。
なお、リードスイツチ4はメイク型でもブレイ
ク型でもよい。
センサーアーム7がセツト位置から他の位置に
回動すると、マグネツト10がリードスイツチ4
から離れてリードスイツチ4がオンまたはオフ
し、警報回路3が起動してブザー2を鳴動させ
る。
警報回路3は、一旦起動するとセンサーアーム
7をセツト位置に戻しても停止せず、電源スイツ
チを切らない限り停止させることができないか
ら、電源スイツチは気付かれ難い位置に設けられ
ている。
次に、その使用方法について説明する。
例えば、第5図に示されるように、防犯ブザー
本体1を一方の引戸の竪框12に取り付けてお
き、スプリングを適宜圧縮させてセンサーアーム
7をセツト位置に回動させ、その先端の摩擦係合
部材8を他方の引戸のガラス13に当接させて電
源スイツチを入れることにより防犯ブザーはセツ
トされる。
センサーアーム7の摩擦係合部材8は、ガラス
の任意の位置に摩擦係合させることができるか
ら、引戸を閉じた状態でも、また、適当に開いた
状態でも適宜セツトすることができる。
センサーアーム7は、長手方向に摺動してその
実効長さを変化することができるから、防犯ブザ
ー本体の取り付け位置とガラス面とが近接してい
る必要はなく、また、その距離が特定の寸法であ
る必要もない。
なお、防犯ブザーの取り付け位置は、上記実施
例のように竪框に限らず、鴨居や縦枠でもよく、
また、センサーアーム7の摩擦係合部材8は、対
向する引戸の竪框、ガラス、鏡板など任意の位置
に摩擦係合させて動作させることができるもので
ある。
上記実施例に於ては、センサーアーム7を支持
軸6に摺動可能に支持することによりその実効長
さを変化させるようにしているが、必ずしもこれ
に限られるものではなく、例えばセンサーアーム
の先端部だけが伸縮するような構成にしても同様
の作用効果を奏するものであることはいうまでも
ない。
(ト) 考案の効果 以上説明したように、この考案の防犯ブザーは
マグネツトを内蔵し先端に摩擦係合部材を設けた
センサーアームを防犯ブザー本体に水平回動可能
に支持し、リードスイツチおよび該リードスイツ
チにより起動される警報装置を備え、センサーア
ームをマグネツトとリードスイツチとが対向配置
されるセツト位置から他の位置へ回動させたとき
警報装置が起動するようにし、センサーアームを
セツト位置に回動させた状態でセンサーアームの
摩擦係合部材を引戸に摩擦係合させてセツトする
ようにしたことにより、引戸を閉じた状態だけで
なく少し開けた状態でも任意にセツトすることが
できるものである。
また、従来装置のようにマグネツトが引戸の面
から突出していないから、引戸を引き違いにする
ことが可能であり、引戸の修理やガラスの外側面
の掃除を行なう際作業がしやすいものである。
さらに、センサーアームの実効長さを変化させ
ることができるから、竪框の面とガラス面との距
離が大きい場合でも取り付けることができ防犯ブ
ザーの取り付け位置の制約が少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図……防犯ブザーの平面図および正面図、
第2図……その一部縦断面図、第3図……センサ
ーアームの係合溝の水平断面図、第4図……その
マグネツトの取り付け状態を示す斜視図、第5図
……その使用状態を示す斜視図。 1……防犯ブザー本体、2……ブザー、3……
警報回路、4……リードスイツチ、5……電池ボ
ツクス、6……支持軸、6a……大径部、7……
センサーアーム、7a……係合溝、7b……円形
部、8……摩擦係合部材、9……コイルスプリン
グ、10……マグネツト、11……マグネツト保
持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マグネツトを内蔵し先端に摩擦係合部材を設
    けたセンサーアームを防犯ブザー本体に水平回
    動可能に支持し、リードスイツチおよび該リー
    ドスイツチにより起動される警報装置を備え、
    センサーアームをマグネツトとリードスイツチ
    とが対向配置される位置から他の位置へ回動さ
    せたとき警報装置が起動するようにし、センサ
    ーアームをマグネツトとリードスイツチとが対
    向配置される位置に回動させた状態でセンサー
    アームの摩擦係合部材を引戸に摩擦係合させて
    セツトすることを特徴とする防犯ブザー。 (2) センサーアームの実効長さが可変であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の防犯ブザー。
JP15180384U 1984-10-09 1984-10-09 Expired JPH0413753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15180384U JPH0413753Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15180384U JPH0413753Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6170291U JPS6170291U (ja) 1986-05-14
JPH0413753Y2 true JPH0413753Y2 (ja) 1992-03-30

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JP15180384U Expired JPH0413753Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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JPS6170291U (ja) 1986-05-14

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