JPH0350359Y2 - - Google Patents

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JPH0350359Y2
JPH0350359Y2 JP7112187U JP7112187U JPH0350359Y2 JP H0350359 Y2 JPH0350359 Y2 JP H0350359Y2 JP 7112187 U JP7112187 U JP 7112187U JP 7112187 U JP7112187 U JP 7112187U JP H0350359 Y2 JPH0350359 Y2 JP H0350359Y2
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JP
Japan
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damper
ventilation
ventilation fan
fan
operating knob
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JP7112187U
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、壁内などに埋め込まれて屋内と屋外
との間の開口を開閉するためのダンパー装置に関
する。
【背景技術】
従来のこの種のダンパー装置にあつては、換気
フアンとダンパーとを備えたタイプと、換気フア
ンが無くてダンパーだけを備えたタイプとがあつ
た。しかし、もともと換気フアンを備えていない
タイプのダンパー装置では、換気フアンを追加し
ようとしても換気フアンを納めるスペースがな
く、換気フアン付きのダンパーとして使用するこ
とができなかつた。また、換気フアンを備えたタ
イプのダンパー装置では、壁面などに取り付けら
れ換気フアンにダンパーを取り付けるようになつ
ていたので、換気フアンを除いてダンパーだけを
取り付けるということはできなかつた。 したがつて、従来のダンパー装置では、換気フ
アンを備えたものと、換気フアンを有しないもの
との2種のダンパー装置を製造する必要があり、
また現場での仕様変更に容易に対応することがで
きなかつた。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは換気フ
アンを備えた形態と換気フアンを有しない形態と
の両形態で使用することのできるダンパー装置を
提供することにある。
【考案の開示】
本考案のダンパー装置は、換気がらり1の裏面
に換気口2を開閉するためのダンパー3を備えた
ダンパー装置において、枠体12内に前記ダンパ
ー3を取付け、前記換気がらり1内に換気フアン
9を着脱自在に納めることのできる空間イを設け
て成ることを特徴とするものである。しかして、
換気がらり1内に換気フアン9を納めるための空
間イを設けてあるので、必要に応じて換気がらり
1の空間イ内に換気フアン9を納めることがで
き、換気フアン9を納めたダンパー装置として使
用することができるものである。また、ダンパー
3は換気フアン9とは別に枠体12に取付けられ
ているので、換気フアン9を除いて使用すること
もできるものである。従つて、1つのタイプで換
気フアン9を備えたダンパー装置としても使用で
き、換気フアン9を除いたダンパー装置としても
使用でき、ダンパー装置の機種を減らすことがで
きて同一機種の量産効果によりコストを減少させ
ることができるものである。また、現場での仕様
変更にも簡単に応じることができるものである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。 第1図に示すように、ダンパー装置Aは壁7に
貫通させられた換気口2内にダンパー3を納め、
ダンパー3の屋外側を屋外フード8により覆い、
換気口2の屋内側に換気フアン9を収納させるた
めの空間イを設け、第2図のように換気フアン9
を設ける場合には換気フアン9の上から換気がら
り1を被せて換気がらり1によつて換気口2を覆
つたものである。 ダンパー3は、第1図、第2図及び第3図に示
すように、薄肉部ないしヒンジ部を介して固定芯
10に扉11を連結されたものであり、ダンパー
3は枠体12内に納められ、固定芯10は枠体1
2の固定桟13に固定され、扉11の回動により
枠体12内の開口14を開閉できるようになつて
おり、扉11を閉じた時には扉11の先のパツキ
ン部15が枠体12の内周から延出された鍔部1
6に弾接して枠体12内の開口14がぴつたりと
閉じられる構造となつている。また、扉11の背
面基部に設けられた環部17には断面略コ字形を
したバネ18の先端が連結されており、バネ18
は先端が拡開された形で環部17に連結されてい
て、バネ18の弾性力により環部17間を近付け
る方向に扉11を付勢している。即ち、扉11は
第1図及び第2図のように閉成して先端のパツキ
ン部15が鍔部16に弾接するように付勢されて
おり、反対に扉11が反転して開かれると、バネ
18が扉11を開成方向に付勢するのである。第
3図に示すように、枠体12内には左右2組の扉
11が納められており、各々の扉11のバネ18
にはバネホルダー19が取着されている。バネホ
ルダー19の背面には突部20が突設されてお
り、この突部22は中間継手21の両端の嵌合部
22が係合されて第4図のように両バネホルダー
19間に中間継手21が掛け渡されており、更に
中間継手21の背面に突設された突部25に操作
つまみ4の先端の係合部23が嵌合されていてダ
ンパー3の背面に操作つまみ4が突出した形にな
つている。なお、中間継手21は第7図に示すよ
うな断面を有しており、両端の嵌合部22を弾性
的に、あるいは横からスライドさせることにより
簡単にバネホルダー19の突部20に嵌合させる
ことができるようになつており、また第6図に示
すように操作つまみ4には多数の係合部23が設
けられていて操作つまみ4を適宜長さに切断して
も先端の係合部23を中間継手21の突部25に
接続できるようにしている。しかして、この操作
つまみ4を押すことにより左右の両扉11が一度
に開かれ、操作つまみ4を引くことにより両扉1
1が一度に閉じられるようになつている。上記の
ように構成されたダンパー3は壁7の換気口2内
に納められて縁のフランジ24を釘36などによ
り壁7に固定されており、枠体12の屋外側の面
には防虫網37が張られており、更に屋外側には
雨や風の吹き込みを防止するために屋外フード8
が取り付けられている。 換気フアン9は第8図に示すように、ベースプ
レート26の左右の開口の位置に合わせて各々フ
アン27を取り付けたものであり、ベースプレー
ト26の中央には操作つまみ4を挿通させるため
の角孔28が開口されている。このベースプレー
ト26は壁7に開口された換気口2よりも大きな
寸法となつている。しかして、この換気フアン9
のベースプレート26は角孔28に操作つまみ4
を挿通させるようにして壁7の室内側に当接させ
られ、フアン27とダンパー3とを位置合わせし
てコンクリート釘などにより壁7に固定される。
更に、第2図に示すように、ベースプレート26
の縁に空間イの内周を嵌合させるようにして換気
がらり1内の空間イに換気フアン9を収納し、第
9図のような換気がらり1が換気口2を覆つて着
脱自在に取り付けられる。この換気がらり1の中
央にも操作つまみ4を挿通させるための通孔5が
開口されていてこの通孔5から操作つまみ4の先
端部が屋内側に突出させられている。 また、換気フアン9を必要としない場合には、
第1図に示すように壁7にベースプレート26の
みを取付け、ベースプレート26の縁に空間イの
内周を嵌合させるようにして換気がらり1が取り
付けられる。この状態では、空間イ内はあいた状
態となつている。 操作つまみ4の先端には透孔30が開口されて
おり、この操作つまみ4の先端部にはゴムなどの
鍔状をした表示部6が嵌着されており、この表示
部6は操作つまみ4を押し込んだ時に換気がらり
1に当接するようになつている。なお、目立ち易
いようにこの表示部6には着色しておいても良
い。更に、第12図に示すように、操作つまみ4
の側面には可動スイツチ31が設けられており、
操作つまみ4が押し込まれた時に可動スイツチ3
1が対向する位置には接触スイツチやセンサース
イツチなどの固定スイツチ32が設けられてお
り、両スイツチ31,32は第11図のようにフ
アン27と直列に接続されており、手許スイツチ
33は通常はオンにしたままに保持されている。
しかして、操作つまみ4を押すと扉11が押し開
かれてダンパー3が開成されると共に第12図b
のようにスイツチ31,32がオンになつて換気
フアン9が駆動して強制換気が行なわれるもので
あり、しかもこの時表示部6は第10図bのよう
に換気がらり1の表面に接触しているので簡単に
ダンパー3の開成状態を確認することができるの
である。また、透孔30に指を掛けて操作つまみ
4を引き出すとダンパー3が閉じられると共にス
イツチ31,32が第12図aのようにオフにな
つて換気が停止すると共に換気口2が閉じられる
ものであり、この時操作つまみ4の表示部6は第
10図bのように換気がらり1の表面から離間し
ているので簡単にダンパー3の閉成状態を視認で
きるものである。 尚、上記実施例では操作つまみ4を押した時に
ダンパー3が開き、操作つまみ4を引いた時にダ
ンパー3が閉じるようにしたものを示したが、こ
れとは逆に操作つまみ4を押した時にダンパー3
が閉じ、操作つまみ4を引いた時にダンパー3が
開くようにしたものであつても良い。また、図示
例では1つの操作つまみにより複数台のダンパー
が同時に開閉されるものを示したが、複数個の操
作つまみにより各々のダンパーが独自に開閉され
るようにしても良い。
【考案の効果】
本考案は叙述のごとく構成されているから、1
つのタイプで、換気がらり内に換気フアンを納め
て換気フアン付きのダンパー装置としても使用で
き、換気フアンを除いて強制換気機能のないダン
パー装置としても使用でき、ダンパー装置の機種
を減らすことができて同一機種の量産効果により
コストを減少させることができるものである。ま
た、現場での仕様変更にも簡単に応じることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例であつて
換気フアンを除いた形態の断面図及び換気フアン
を備えた形態の断面図、第3図、第4図及び第5
図は同上のダンパーを示す斜視図、第6図は同上
の操作つまみと中間継手を示す分解斜視図、第7
図は同上の中間継手の断面図、第8図は同上の換
気フアンを示す斜視図、第9図は同上の換気ガラ
リを示す斜視図、第10図a,bは同上の動作説
明図、第11図は同上の電気回路図、第12図
a,bは同上の換気フアンのスイツチの動作説明
図である。 1……換気がらり、2……換気口、3……ダン
パー、9……換気フアン、12……枠体、イ……
換気がらり内の空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 換気がらりの裏面に換気口を開閉するための
    ダンパーを備えたダンパー装置において、枠体
    内に前記ダンパーを取付け、前記換気がらり内
    に換気フアンを着脱自在に納めることのできる
    空間を設けて成ることを特徴とするダンパー装
    置。 (2) フアンを取り付けて換気フアンを構成される
    べースプレートの外周に前記空間の内周を嵌合
    させてベースプレートにより換気がらりを位置
    決めして成ることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のダンパー装置。
JP7112187U 1987-05-13 1987-05-13 Expired JPH0350359Y2 (ja)

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JP7112187U JPH0350359Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

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JP7112187U JPH0350359Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

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JPS63178746U JPS63178746U (ja) 1988-11-18
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JP7112187U Expired JPH0350359Y2 (ja) 1987-05-13 1987-05-13

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