JPS5844767Y2 - 筐体の扉装置 - Google Patents
筐体の扉装置Info
- Publication number
- JPS5844767Y2 JPS5844767Y2 JP7243779U JP7243779U JPS5844767Y2 JP S5844767 Y2 JPS5844767 Y2 JP S5844767Y2 JP 7243779 U JP7243779 U JP 7243779U JP 7243779 U JP7243779 U JP 7243779U JP S5844767 Y2 JPS5844767 Y2 JP S5844767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- sliding plate
- door
- sliding
- door plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、記録計等の筐体の正面開口を開閉させる筐
体の扉装置に関するものである。
体の扉装置に関するものである。
例えば、各種特性の計測値を、ペン書きあるいは印点等
によりロール記録紙上に表記させる記録計では、その筐
体の正面に透明な扉板が設けられていて、外部から表記
データを読取り得るようにすると共に、要時には、同扉
板を開けて内部を操作し得るように形成されている。
によりロール記録紙上に表記させる記録計では、その筐
体の正面に透明な扉板が設けられていて、外部から表記
データを読取り得るようにすると共に、要時には、同扉
板を開けて内部を操作し得るように形成されている。
しかして、同扉板の開閉作動は、一般にヒンジ周りの揺
動によって行われると共に、その開閉回動の方向は、横
開き式あるいは上、下開き式などの方式が採られている
。
動によって行われると共に、その開閉回動の方向は、横
開き式あるいは上、下開き式などの方式が採られている
。
本考案は、上開き式であって、かつ開成時には扉板が円
滑に筐体内に収納されて、筐体内に表示されるデータ等
の読取り操作を容易ならしめるようにした筐体の扉装置
を提供することを目的とするものである。
滑に筐体内に収納されて、筐体内に表示されるデータ等
の読取り操作を容易ならしめるようにした筐体の扉装置
を提供することを目的とするものである。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図a〜Cは、実施例の扉装置の作動図であって、図
aは扉板1の開成時、図すは扉板1の開成時、また図C
は扉板1の収納時における状態を示す図であるが、この
扉板1は、第1図ないし第3図に示すように、方形の透
光板2と、その上下縁に被着された断面U形の化粧枠3
,4とにより形成されている。
aは扉板1の開成時、図すは扉板1の開成時、また図C
は扉板1の収納時における状態を示す図であるが、この
扉板1は、第1図ないし第3図に示すように、方形の透
光板2と、その上下縁に被着された断面U形の化粧枠3
,4とにより形成されている。
しかして、透光板2の上端面の左右2箇所には、ヒンジ
部(後述)を逃げるための方形切欠2aが穿設されると
共に、上方化粧枠3の後面には、同切欠2aに対する逃
孔3aが穿開されており、また、透光板2の下端面の中
央部には、埋込状にフロック形の磁石5が嵌着されてい
るほか、化粧枠3の逃孔3aの下部には、ヒンジ板6が
取付けられていて、同ヒンジ板6の軸受部は、切欠2a
内に入り込んでいる。
部(後述)を逃げるための方形切欠2aが穿設されると
共に、上方化粧枠3の後面には、同切欠2aに対する逃
孔3aが穿開されており、また、透光板2の下端面の中
央部には、埋込状にフロック形の磁石5が嵌着されてい
るほか、化粧枠3の逃孔3aの下部には、ヒンジ板6が
取付けられていて、同ヒンジ板6の軸受部は、切欠2a
内に入り込んでいる。
なお、透光板2の前面下部の適所(図示では、右寄り箇
所)には、扉開閉操作用の手掛2bが凹入成形されてい
る。
所)には、扉開閉操作用の手掛2bが凹入成形されてい
る。
一方、筐体の左右側板7の各内壁の上部には、奥行方向
にほぼ全通する1対のレール8がネジ9の締着により架
設されていて、このレール8は、縦板部8aの上端と中
段にレール板8bt8cが内向きに張出している断面F
形をなしていて、かつ、下部レール板8cの前端寄り以
外の大部分は、幅狭になって衝合段部8dが形成されて
いる。
にほぼ全通する1対のレール8がネジ9の締着により架
設されていて、このレール8は、縦板部8aの上端と中
段にレール板8bt8cが内向きに張出している断面F
形をなしていて、かつ、下部レール板8cの前端寄り以
外の大部分は、幅狭になって衝合段部8dが形成されて
いる。
しかして、上下のレール板8b、80間のレール溝8e
には、長板よりなる摺動板10の左右側端部が挿嵌され
ているが、該側端部は、幅寸調節用の縁板11がネジ1
2で重着されることにより、レール溝8eに係合する厚
みに形成されていて、縁板11の重着位置を移動させる
ことにより、縁板11間の幅寸を、レール溝8e間の内
幅に合せることができるようになっている。
には、長板よりなる摺動板10の左右側端部が挿嵌され
ているが、該側端部は、幅寸調節用の縁板11がネジ1
2で重着されることにより、レール溝8eに係合する厚
みに形成されていて、縁板11の重着位置を移動させる
ことにより、縁板11間の幅寸を、レール溝8e間の内
幅に合せることができるようになっている。
そのほか、摺動板10の左右各側端部の1箇所には、下
向きに突出するスト・ツバ−としての衝合ピン13が植
設されていて、摺動板10の前端が筐体面正面まで前進
した位置において、同ビン13がレール8の段部8dに
衝止されるようになっている。
向きに突出するスト・ツバ−としての衝合ピン13が植
設されていて、摺動板10の前端が筐体面正面まで前進
した位置において、同ビン13がレール8の段部8dに
衝止されるようになっている。
史に、摺動板10の前端部の左右2箇所には、ヒンジ板
14が取付られていて、同ヒンジ板14の軸受部に、扉
板1のヒンジ板6の軸受部が、ヒンジ軸15を介して接
合されることにより、扉板1は、回動自在にその上端が
摺動板10の前端にヒンジ結合されている。
14が取付られていて、同ヒンジ板14の軸受部に、扉
板1のヒンジ板6の軸受部が、ヒンジ軸15を介して接
合されることにより、扉板1は、回動自在にその上端が
摺動板10の前端にヒンジ結合されている。
そのほか、□体の底面には、記録器等が組付けられる基
板16が取付げられていて、同基板16の前端のツバ部
16aの中央部分には、磁性板よりなる立上り16bが
成形されている。
板16が取付げられていて、同基板16の前端のツバ部
16aの中央部分には、磁性板よりなる立上り16bが
成形されている。
次に、このように構成された実施例の扉装置の開閉作動
について説明する。
について説明する。
扉板1が閉成された第1図aに示す状態では、扉板1は
、筐体の正面すなわち筐体の図面手前側の開口面に垂下
されると共に、磁石5が基板16の立上り16bに磁気
吸引されることにより、扉板1の下端は立上り16bに
密着保持されている。
、筐体の正面すなわち筐体の図面手前側の開口面に垂下
されると共に、磁石5が基板16の立上り16bに磁気
吸引されることにより、扉板1の下端は立上り16bに
密着保持されている。
しかして、扉板1を開成するには、指先で手掛2bをす
くい上げることにより、扉板1を第1図すに示す水平位
置まで、ヒンジ軸150周りに回動させれば良く、この
状態では、上方化粧枠3の後面が、摺動板10前端の上
面に衝合することから、扉板1は水平位置より高くは上
がらない。
くい上げることにより、扉板1を第1図すに示す水平位
置まで、ヒンジ軸150周りに回動させれば良く、この
状態では、上方化粧枠3の後面が、摺動板10前端の上
面に衝合することから、扉板1は水平位置より高くは上
がらない。
更に、必要により扉板1を収納させる場合には、第1図
Cに示すように、扉板1を奥行方向に押込めば良く、こ
の時、扉板1が摺動板10と1枚板に連成されているこ
とと、摺動板10が奥行幅の接合により、レール8と直
交方向に保持されていることから、扉板1に横振れガタ
が生じることがなく、従って、扉板1を円滑にレール溝
8eに挿入することができる。
Cに示すように、扉板1を奥行方向に押込めば良く、こ
の時、扉板1が摺動板10と1枚板に連成されているこ
とと、摺動板10が奥行幅の接合により、レール8と直
交方向に保持されていることから、扉板1に横振れガタ
が生じることがなく、従って、扉板1を円滑にレール溝
8eに挿入することができる。
なお、扉板1を閉成させるには、上述操作を反対方向に
行えば良い。
行えば良い。
そのほか、実施例の構成において、縁板11をそのま又
摺動板に用いるようにすることも可能であり、そのよう
に構成させるには、扉板の上端の左右隅部にヒンジ板(
6に相当)を取付けると共に、縁板(11に相当)の前
端の薄肉部にヒンジ板(14に相当)を取付け、上記両
ヒンジ板間をヒンジ軸で結合させれば良く、この構成で
は、左右の縁板は、独立して扉板にヒンジ結合される。
摺動板に用いるようにすることも可能であり、そのよう
に構成させるには、扉板の上端の左右隅部にヒンジ板(
6に相当)を取付けると共に、縁板(11に相当)の前
端の薄肉部にヒンジ板(14に相当)を取付け、上記両
ヒンジ板間をヒンジ軸で結合させれば良く、この構成で
は、左右の縁板は、独立して扉板にヒンジ結合される。
以上述べたように、本考案に係る筐体の扉装置によれば
、″扉板の上方に回動自在として摺動板を枢着連設させ
ると共に、筐体の上部の左右内壁のレールに摺動板を前
後摺動可能に保持せしめたので、扉板の収納初期におけ
るガタつきがな・くなり、その結果、上開き式扉板を円
滑に筐体内の天井面に沿って収納させることが出来るほ
か、ガタつき振動に基づいて内部機構の作用劣化を生じ
るようなことがなく、これにより、記録計等の筐体機器
の使用性を向上させる効果がある。
、″扉板の上方に回動自在として摺動板を枢着連設させ
ると共に、筐体の上部の左右内壁のレールに摺動板を前
後摺動可能に保持せしめたので、扉板の収納初期におけ
るガタつきがな・くなり、その結果、上開き式扉板を円
滑に筐体内の天井面に沿って収納させることが出来るほ
か、ガタつき振動に基づいて内部機構の作用劣化を生じ
るようなことがなく、これにより、記録計等の筐体機器
の使用性を向上させる効果がある。
また本考案によれば、上記扉板による開口の閉鎖は、扉
板の自重による垂下であって、扉板を開閉させるための
特別の装置も必要とせず、その構造と操作が簡単で故障
も少ない。
板の自重による垂下であって、扉板を開閉させるための
特別の装置も必要とせず、その構造と操作が簡単で故障
も少ない。
さらに扉板の閉鎖引出位置においては、摺動板のストッ
パーが左右レールの段部に衝止されてその抜は止めが行
なわれるので、一層該開閉操作も容易となる効果がある
。
パーが左右レールの段部に衝止されてその抜は止めが行
なわれるので、一層該開閉操作も容易となる効果がある
。
第1図aは、本考案の一実施例を示す筐体の扉装置の斜
視図、第1図すおよび第1図Cは、第1図aの作動図、
第2図は、第1図aの筐体内部の分離斜視図、第3図は
、第2図の扉板の分離斜視図である。 1・・・扉板、6,14・・・ヒンジ板、7・・・筐体
側板、8・・・レール、8d・・・衝合段部、10・・
・摺動板、13・・・ストッパーとしての衝合ビン、1
5・・・ヒンジ軸。
視図、第1図すおよび第1図Cは、第1図aの作動図、
第2図は、第1図aの筐体内部の分離斜視図、第3図は
、第2図の扉板の分離斜視図である。 1・・・扉板、6,14・・・ヒンジ板、7・・・筐体
側板、8・・・レール、8d・・・衝合段部、10・・
・摺動板、13・・・ストッパーとしての衝合ビン、1
5・・・ヒンジ軸。
Claims (1)
- 前面を開口とした筐体の左右内側壁上部の対向位置に該
前面開口部から奥行方向に筐体の天井面に沿って形成さ
れた左右1対のレールとこのレールに案内されて筐体内
を前後に摺動し且つ前方摺動位置においてその前縁を筐
体の正面開口の上端部に臨ませている摺動板と、この摺
動板の前縁部に回動自在に枢着連結され前記摺動板の前
方摺動位置においては自重により垂下されて前記前面開
口を閉鎖し前記摺動板の後方摺動位置においては前記レ
ールに沿って筐体内に収納される上開き式扉板と、前記
摺動板の左右に形成され前記摺動板の前方摺動位置にお
いて前記左右レールの前端部に形成された衝合段部に衝
止されるストッパーと、を具備することを特徴とする筐
体の扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7243779U JPS5844767Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 筐体の扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7243779U JPS5844767Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 筐体の扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55172592U JPS55172592U (ja) | 1980-12-11 |
JPS5844767Y2 true JPS5844767Y2 (ja) | 1983-10-11 |
Family
ID=29306096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7243779U Expired JPS5844767Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 筐体の扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844767Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353323Y2 (ja) * | 1985-03-06 | 1991-11-21 | ||
KR100710590B1 (ko) * | 2005-07-07 | 2007-04-24 | 박홍열 | 여닫이와 미닫이 기능이 복합된 도어 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP7243779U patent/JPS5844767Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55172592U (ja) | 1980-12-11 |
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