JPH0567108U - スライド式扉を有する電気機器収納用箱体 - Google Patents

スライド式扉を有する電気機器収納用箱体

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JPH0567108U
JPH0567108U JP1251292U JP1251292U JPH0567108U JP H0567108 U JPH0567108 U JP H0567108U JP 1251292 U JP1251292 U JP 1251292U JP 1251292 U JP1251292 U JP 1251292U JP H0567108 U JPH0567108 U JP H0567108U
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JP
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door
opening
box
electrical equipment
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Application number
JP1251292U
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English (en)
Inventor
英之 神戸
Original Assignee
河村電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器収納用箱体の前方スペ−スが狭い場
合でも、本体の開口部を十分広く露出させることによ
り、各種の作業及び操作などを容易にすることを目的と
する。 【構成】 各種の電気機器を収納する電気機器収納用箱
体1の本体2の開口部2Aの上下部それぞれに形成され
たスライドガイド部3U,3Dに対して扉4を矢印の方
向から装着し、本体2の開口部2Aに平行にスライドさ
せることによって開口部2Aを開閉させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、制御盤、分電盤等の電気機器収納用箱体に係り、詳しくは扉をスラ イド式にした電気機器収納用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気機器、電子機器等を収納する電気機器収納用箱体は、扉の開閉のた めに蝶番を用い、その蝶番を回動中心として扉を回動開閉するものが一般的であ る。 図8、図9、及び図10は、上記従来の電気機器収納用箱体の斜視外観図であ る。 図8は、片開き式の電気機器収納用箱体51の斜視外観図であり、蝶番52が 右側に設けられ、その蝶番52を回動中心として扉53を右方向に回動させたと きに開き、左方向に回動させたときは閉じるように構成されている。 また、図9に示した電気機器収納用箱体54は、蝶番55が上側に設けられて おり、その蝶番55を回動中心として扉56を上方向に回動させたときに開き、 下方向に回動させたときは閉じるように構成されている。 また、図10は、両開き式の電気機器収納用箱体57の斜視外観図であり、蝶 番58L,58Rが左右に設けられ、その蝶番58L,58Rを回動中心として 左扉59、右扉60がそれぞれ回動開閉されるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図8、図9、及び図10に示した電気機器収納用箱体51,54,57は、内 部に機器を取り付ける場合、あるいは内部機器を操作する場合など、扉53,5 6,59,60を前方に回動して開かなければならないため、電気機器収納用箱 体51,54,57の前方スペ−スが狭い場合には、扉53,56,59,60 を十分開くことが出来ず、作業が困難であるという問題がある。また、電気機器 収納用箱体51,54,57が高所に取り付けられている場合も扉53,56, 59,60の開閉が困難である。
【0004】 そこで本考案では、電気機器収納用箱体の扉を双方向にスライド式にすること により、電気機器収納用箱体の前方スペ−スが狭い場合でも、本体の開口部を十 分広く露出させることを可能にし、各種の作業及び操作などを容易にすることを 解決すべき技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のための技術的手段は、スライド式扉を有する電気機器収納用箱 体を、各種の電気機器が収納される本体と、その本体の開口部を開閉する扉とを 備え、前記本体の開口部には前記扉を双方向にスライドさせて開口部を開閉させ るためのスライドガイド部を設けた構成にすることである。
【0006】
【作用】
上記構成のスライド式扉を有する電気機器収納用箱体によれば、本体の開口部 に設けたスライドガイド部に対して扉をスライドさせると、扉が開口部に平行な 方向に移動し、開口部を開閉させる。
【0007】 その際、扉が摺動する本体の開口部縁面に配設されたベアリングにより、ある いはスライドガイド部、または扉に取り付けられた摩擦係数の小さな樹脂材の作 用により扉の開閉が円滑になる。また、扉及びスライドガイド部に部分的な切欠 を設けているため、その切欠を利用して扉を手前に外すことができる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、図面を参照しながら説明する。 図1は、各種の電気機器を収納する電気機器収納用箱体1の本体2の開口部2 Aの上下部それぞれに形成されたスライドガイド部3U,3Dに対して扉4を矢 印の方向から装着し、本体2の開口部2Aに平行にスライドさせることによって 開口部2Aを開閉することを示した斜視図である。 上記スライドガイド部3U,3Dは断面L字形の鋼材で形成されており、本体 2前面の上端部及び下端部それぞれに溶接されている。そして本体2の開口部2 Aの縁面5とスライドガイド部3U,3Dとで形成される上下の溝に沿って扉4 がスライドされる。尚、扉4には把手6が左右それぞれに取り付けられている。
【0009】 図2は、扉4の裏面方向から見た斜視図であり、扉4は裏面の上、下部が断面 コの字形になるように折り返されている。
【0010】 尚、図3は、扉4を左右いずれかにスライドさせてスライドガイド部3U,3 Dから外したあと、扉4の裏面折り返し部をスライドガイド部3Dに掛けた状態 を示した側面略体図である。これは本体2に機器を追加したり、内部点検するよ うなときに扉4の置き場所が無いような場合、便利である。
【0011】 次に、変形実施例について説明する。 図4は、第1の変形実施例を示した斜視図で、この電気機器収納用箱体11は 本体12の開口部12Aの縁面13に多数のボ−ルべアリング14を所要の間隔 で配設する一方、扉15は、裏面部が4辺共、断面コの字形になるように折り返 されており、その折り返し面と上記ボ−ルべアリング14とをコロガリ状に接触 させることにより、扉15を例えば矢印方向からスライドガイド部16U,16 Dに装着し、スライドガイド部16U,16Dをスライドさせると、開口部12 Aを円滑に開閉することができる。
【0012】 図5は、第2の変形実施例を示した斜視図で、この電気機器収納用箱体21は 本体22が前記実施例の本体2と同様に形成されている。また扉23は上記第1 の変形実施例の扉15と同様に4辺共、裏面部が断面コの字形になるように折り 返されており、更に、扉23の各コ−ナ−には摩擦係数の小さな樹脂材24が取 り付けられている。この構成により、扉23を例えば矢印方向からスライドガイ ド部25U,25Dに装着し、スライドガイド部25U,25Dの溝部をスライ ドさせると、摩擦抵抗が少なく開口部22Aを開閉することができる。
【0013】 図6は、第3の変形実施例を示した斜視図で、この電気機器収納用箱体31は 本体32の開口部32A部に断面L字形の上部スライドガイド33Uと下部スラ イドガイド33Dとが取り付けられ、下部スライドガイド33Dの垂直片の一部 に切欠33A,33Bが形成されている。また、上部スライドガイド33Uの垂 直片の裏面には摩擦係数の小さな樹脂材35が貼り付けられている。一方、扉3 6は前記実施例の扉4と同様に形成されているが、下部には切欠36A,36B が形成されている。 以上のように構成された電気機器収納用箱体31は、図7に示すように、扉3 6の上部折り返し部が上部スライドガイド33Uに取り付けられた樹脂材35と 摺動するように、また扉36の下部折り返し部が下部スライドガイド33Dにガ イドされるように扉36が装着されており、扉36を左右にスライドさせると開 口部32Aが円滑に開閉される。 また、扉36を少し左右にスライドさせ、扉36の下部折り返し部の切欠36 A,36Bが、下部スライドガイド33の切欠33A,33Bと一致しない位置 までずらすことにより、扉36を前方に取り外すことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、各種の電気機器が収納される本体と、その本体 の開口部を開閉する扉とを備え、前記本体の開口部には前記扉を双方向にスライ ドさせて開口部を開閉させるためのスライドガイド部を設けたため、電気機器収 納用箱体の前方スペ−スが狭い場合でも、開口部を十分広く露出させることがで きるようになり、電気機器収納用箱体内部の作業及び操作などが容易になる。 また、扉が摺動する本体の開口部縁面に配設されたベアリングにより、あるい は摩擦係数の小さな樹脂材をスライドガイド部に、または扉に取り付けたことに より、扉の開閉を円滑にさせることができる。更にまた、扉及びスライドガイド 部に部分的な切欠を設けたため、その切欠を利用して扉を手前に外すことができ ることから、外した扉の置き場所に困ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体的な構成を示した斜視外
観図である。
【図2】扉の裏面斜視図である。
【図3】本考案の実施例の応用説明図である。
【図4】第1の変形実施例の全体的な構成を示した斜視
外観図である。
【図5】第2の変形実施例の全体的な構成を示した斜視
外観図である。
【図6】第3の変形実施例の全体的な構成を示した斜視
外観図である。
【図7】第3の変形実施例の略体側面図である。
【図8】従来の電気機器収納用箱体の斜視外観図であ
る。
【図9】従来の別の電気機器収納用箱体の斜視外観図で
ある。
【図10】従来の更に別の電気機器収納用箱体の斜視外
観図である。
【符号の説明】
1 電気機器収納用箱体 11 電気機器収納用箱体 21 電気機器収納用箱体 31 電気機器収納用箱体 2 本体 12 本体 22 本体 32 本体 3U スライドガイド部 3D スライドガイド部 16U スライドガイド部 16D スライドガイド部 25U スライドガイド部 25D スライドガイド部 33U スライドガイド部 33D スライドガイド部 4 扉 15 扉 23 扉 36 扉 14 ベアリング 24 樹脂材 35 樹脂材 33A 切欠 33B 切欠 36A 切欠 36B 切欠

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の電気機器が収納される本体と、そ
    の本体の開口部を開閉する扉とを備え、前記本体の開口
    部には前記扉を双方向にスライドさせて開口部を開閉さ
    せるためのスライドガイド部を設けたことを特徴とする
    スライド式扉を有する電気機器収納用箱体。
  2. 【請求項2】 前記扉が摺動する前記本体の開口部縁面
    にはベアリングを配設したことを特徴とする請求項1の
    スライド式扉を有する電気機器収納用箱体。
  3. 【請求項3】 前記扉もしくは前記スライドガイド部の
    摺動面に摩擦係数の小さな樹脂材を取り付けたことを特
    徴とする請求項1のスライド式扉を有する電気機器収納
    用箱体。
  4. 【請求項4】 前記扉及び前記スライドガイド部に、部
    分的に切欠部を形成し、前記扉を前方向に取り外し可能
    に構成したことを特徴とする請求項1のスライド式扉を
    有する電気機器収納用箱体。
JP1251292U 1992-02-04 1992-02-04 スライド式扉を有する電気機器収納用箱体 Pending JPH0567108U (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100463605B1 (ko) * 2002-07-08 2004-12-30 엘지산전 주식회사 주택용 분전반
JP2011119622A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Kawamura Electric Inc 機器収納キャビネット
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JP7191430B1 (ja) * 2022-06-15 2022-12-19 Centless株式会社 車載装置

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