JPH0717551Y2 - バンボディのバックドア固定装置 - Google Patents

バンボディのバックドア固定装置

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JPH0717551Y2
JPH0717551Y2 JP13532688U JP13532688U JPH0717551Y2 JP H0717551 Y2 JPH0717551 Y2 JP H0717551Y2 JP 13532688 U JP13532688 U JP 13532688U JP 13532688 U JP13532688 U JP 13532688U JP H0717551 Y2 JPH0717551 Y2 JP H0717551Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
back door
door
van body
locking rod
fixing device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP13532688U
Other languages
English (en)
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JPH0256019U (ja
Inventor
建治 石坂
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
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Publication of JPH0256019U publication Critical patent/JPH0256019U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバンボディに取付けた観音開き式バックドアの
固定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種バンボディの観音開き式バックドアにおい
ては、このバックドアを左右に開いた場合、その全開途
中でバックドアを保持する機構がなく、270°の全開状
態の場合には、図示しないが、バンボディのサイドパネ
ルに設けたフック孔にバックドアのフックを引っ掛ける
ことで初めて固定することが出来る構造である。
この場合、車両の周囲に充分なスペースがあればバック
ドアを全開状態で固定することが可能であり、荷物の積
み降ろし作業に支障はないが、周囲が狭い場合には、バ
ックドアを全開することが不可能であり、且つ、全開途
中でバックドアを固定する機構がないので、風が強い場
合とか、傾斜地での荷物の積み降ろし作業の場合には、
バックドアが作業の邪魔になるだけではなく、危険でも
あった。
上記のような問題点を解決したものとして、第6図に示
すような実開昭61-25215号公報の考案がある。
すなわち、荷物格納庫1のリア開口部2に観音開き式リ
アドア3を設けた運搬用車両のリアドア構造において、
荷物格納庫1の両外側壁4の上下に車両の前後方向に沿
ってガイドレール5,6を設け、このガイドレール5,6にリ
アドア3のヒンジ軸7の上下端部を移動自在に取付け、
リアドア3の開放時にこのリアドア3を荷物格納庫1の
両外側壁4に収納できるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記実開昭61-25215号公報の考案の場合には、
荷物格納庫1の両外側壁4にリアドア3を収納する場合
に、第7図に示す如く、リアドア3には下向きのモーメ
ントが加わるために上下のガイドレール5,6間をスムー
ズにスライドできないという問題点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の如き従来の問題点を解決するために、簡
単な構造によりバックドアを半開成状態及び全開状態で
固定可能なバンボディのバックドア固定装置を提供する
のが目的であり、その要旨は、バンボディの観音開き式
バックドアに水平に摺動可能な係止用ロッドを装着する
とゝもに、側壁に前記バックドアの一側面から突出する
係止用ロッドを受納する係止用穴又はガイドを設けたも
のである。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第5図に示す実施例により詳
細に説明する。なお、第1図は本考案に係るバンボディ
のバックドア固定装置をバックドア側から見た斜視図
で、第2図は同装置をサイドパネル側から見た斜視図、
第3図は同装置の要部を示す横断平面図、第4図及び第
5図はバックドアの作用説明図である。
図面において、1はバンボディで、そのバックの開口部
2には一対のバックドア3,3がヒンジ4により観音開き
式に取付けられている。
5は前記バックドア3の全幅と同一長の係止用ロッド
で、各バックドア3,3の内部にあって、各ガイドパイプ6
a,6bにより左右方向に摺動自在に収納されており、該係
止用ロッド5の端部5a,5bは、夫々各バックドア3、3
の左右の側面(ヒンジ4側の側面とその反対側の側面)
から出入自在となっている。
7は前記係止用ロッド5の中央部に取付けた操作用把手
で、バックドア3,3のインナーパネルに形成した横方向
の長穴8から突出している。なお、前記ガイドパイプ6
a,6bは、係止用ロッド5の摺動を容易にし、かつ補強を
兼ねており、また、長穴8は係止用ロッド5のスライド
量を規制するためのものである。
9は前記バック開口部2の垂直後端面2Aに形成した係止
用長穴で、バックドア3,3のヒンジ4側の側面から突出
する前記係止用ロッド5の端部5aが挿入自在となるよう
に構成されている。
10はバンボディ1の左右のサイドパネルで、該サイドパ
ネル10には各バックドア3,3を全開して並列状に重ね合
わせたときに、バックドア3,3の反対側の側面から突出
した係止用ロッド5の端部5bが挿入自在な係止用穴11が
形成されている。
〔実施例の作用〕
一対のバックドア3,3が、バンボディ1のバック開口部
2を完全に閉塞している状態においては、係止用ロッド
5はバックドア3,3の全幅内に収まっているので、開閉
機能には全く支障なく自由に開閉することが出来る。
バックドア3,3を夫々90°の半開状態で固定したい時
は、バックドア3,3をヒンジ4により開けてサイドパネ
ル10と同一垂直面上に位置させた後、操作用把手7によ
りバックドア3,3のヒンジ4側の側面方向に係止用ロッ
ド5を移動すると、該係止用ロッド5の端部5aはバック
開口部2の垂直後端面2Aに形成した係止用長穴9に挿入
され、バックドア3,3は回動不能に固定される。
次に、バックドア3,3を270°の全開状態で固定したい場
合は、左右のバックドア3,3を全開状態にして左右のサ
イドパネルド10に並列状に重ね合わせた後、操作用把手
7によりバックドア3,3の反対端の側面方向に係止用ロ
ッド5を移動すると、該係止用ロッド5の端部5bはサイ
ドパネルド10に設けた係止用穴11に挿入され、バックド
ア3,3は回動不能に固定される。この際、操作用把手7
は外側に位置するので、解除操作には何らの支障もな
い。
〔他の実施例〕
上記実施例において、バックドア3を90°の半開状態で
固定する場合に、係止用ロッド5の端部5aをバック開口
部2の垂直後端面2Aに形成した係止用長穴9に挿入する
例を示したが、ヒンジ4の形状によっては、バックドア
3を90°の半開状態とした場合に、バックドア3のヒン
ジ4側端面と、バック開口部2のサイドパネルとの間に
間隙が形成されるので、係止用ロッド5の端部5aを該間
隙に挿通し、サイドパネルド10に設けた係止用穴11に挿
入するすることによりバックドア3を回動不能に固定す
ることも出来る。
〔考案の効果〕
本考案に係るバンボディのバックドア固定装置は、上述
のように、バンボディの観音開き式バックドアに水平に
摺動可能な係止用ロッドを装着するとゝもに、サイドパ
ネルに前記バックドアの一側面から突出する係止用ロッ
ドを受納する係止用穴又はガイドを設けたものであるか
ら、係止用ロッドを左右方向に移動するという簡単な操
作により、迅速にバックドアを半開状態と全開状態とに
固定することが出来、狭い場所での荷物の積み降ろしの
際に、バックドアの動きに気を使うことなく安心して作
業することが出来る。
また、バックドアの半開状態と全開状態との固定が、同
一部材の係止用ロッドを左右方向に移動することで可能
なため、構造が単純で、コスト的にも廉価に提供するこ
とが出来るといった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバンボディのバックドア固定装置
をバックドア側から見た斜視図、第2図は同装置をサイ
ドパネル側から見た斜視図、第3図は同装置の要部を示
す横断平面図、第4図及び第5図はバックドア固定装置
の作用説明図、第6図は従来の運搬用車両のリヤドア構
造を示す荷物格納庫の斜視図、第7図は同リヤドア構造
の動作説明図である。 1……バンボディ、2……バック開口部、3……バック
ドア、4……ヒンジ、5……係止用ロッド、5a、5b……
端部、7……操作用把手、8……長穴、9……係止用長
穴、10……サイドパネル、11……係止用穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンボディの観音開き式バックドアに水平
    に摺動可能な係止用ロッドを装着するとゝもに、サイド
    パネルに前記バックドアの一側面から突出する係止用ロ
    ッドを受納する係止用穴又はガイドを設けたことを特徴
    とするバンボディのバックドア固定装置。
JP13532688U 1988-10-17 1988-10-17 バンボディのバックドア固定装置 Expired - Lifetime JPH0717551Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13532688U JPH0717551Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 バンボディのバックドア固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13532688U JPH0717551Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 バンボディのバックドア固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0256019U JPH0256019U (ja) 1990-04-23
JPH0717551Y2 true JPH0717551Y2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=31394850

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JP13532688U Expired - Lifetime JPH0717551Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 バンボディのバックドア固定装置

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JPH0256019U (ja) 1990-04-23

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