JP3967082B2 - 収納ボックスのスライド扉取付装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種の収納ボックスに対して吊下状態にてスライド扉を配装し、当該スライド扉により収納ボックスの開口部を実質的に閉成した状態から、これまた実質的に開口部を全面的に開成するまでの開閉操作を自在に行い得るようにして、収納ボックス内の収納物につき、その出し入れ作業を至便にすると共に、正面側からスライド扉の開閉に用いられている金物等の部材が、殆ど見えないよう構成した収納ボックスのスライド扉取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
既知の如く、従来の収納ボックスに対するスライド扉取付装置について本発明に係る図2の一部を参照して説示すると、その円枠R内に例示されている通り、収納ボックス1の開口部1aにおける前面側が開閉自在となるように、スライド扉2を吊持状態としたものが知られている。
ここに開示の構成は、上記スライド扉2の裏面側2aに止具3aによりブラケット3を固定し、その横板部3bにはフルスライドのスライドレール4を固定螺具4aによって固定すると共に、当該スライドレール4は、収納ボックス1の天板部1b上に固設したレールカバー4b、そしてこれにスライド自在なるようボールベアリング4cを介して順次アウターレール4d、リテーナ4eそしてインナーレール4fとにより構成するようにしている。
【0003】
従来例では上記のようなフルスライドのスライドレール4を、図2とは違って収納ボックス1の天板部1bだけでなく、底板部1cにも装備させるようにしており、このことによりスライド扉2を開扉動させれば、既知の如くスライドレール4は充分に延出して伸長状態となる。従って収納ボックス1の開口部1aは、スライド扉2の開扉動によって開成状態とすることが可能となり、かくして開口部1aの全開状態を確保できることから、この種のスライド扉取付装置としての、その開口部1aに対する内容物の出入操作につき、その目的を達成し得ることとなる。
従って図2にあって、収納ボックス1における上下にフルスライドのスライドレール4を採択するようにすれば、その本来の目的を達成できることとなるものの、上下にスライドレール4を配設することで全体が重くなるだけでなく、コストがボールベアリング4cやリテーナ4e等を用いることから、可成り高価となってしまうだけでなく、耐久性の点でも満足すべき結果が得難いものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来のスライド扉取付装置がもつ欠陥に鑑み検討されたもので、請求項1に係る収納ボックスのスライド扉取付装置によるときは、前記従来例の如くスライド扉に取着したブラケットに大きな多数の部材を複雑な構成にて組み込んでなるスライドレールを連結するのでなく、極く小形に形成されたスライダ部を連装して、当該スライダ部を従来と同様にして収納ボックスのレール部に走行自在なるよう係装するのである。
そして上記スライダ部に設けたスライド溝に対して、前記したブラケットの自由端部を単に固着してしまうのでなく、所定寸法だけ遊動自在なるよう係嵌すると共に、当該自由端部が衝当自在となるよう当該スライド溝には閉扉側溝端と開扉側溝端とを形成する。さらに当該スライダ部には前記のレール部に突設されてある開扉側ストッパと係当自在なるよう開扉停止用部を設けておくといった極めて簡潔なるスライダ部を用いることで、従来例と同じく収納ボックスの開口部を、スライド扉の開閉操作によって実質的に全閉状態になし得るのはもちろん、前記したスライド溝に対して、ブラケットの自由端部を遊動自在とすることで、当該遊動距離だけスライド扉を開扉方向へ移動可能とし、このことにより開口部の充分な開成を保証可能にしようとするのが、その目的である。
【0005】
また請求項2にあっては、上記した請求項1の構成に対して、さらに前記した開扉側ストッパだけではなく、レール部に閉扉側ストッパを設けるようにし、スライド部には前記の開扉停止用部のみでなく閉扉停止用部をも設けるようにすることで、当該閉扉停止用部に閉扉側ストッパを衝当させ、これにより不本意にスライド扉が収納ボックスをオーバーランしてしまうといったことを確実に阻止可能にしようとするのが、その目的である。
【0006】
ついで請求項3によるときは、上記したように開扉停止用部が開扉側ストッパに、そして閉扉停止用部が閉扉側ストッパに衝当することによってスライド扉が夫々開扉、閉扉の状態となった際、当該各状態を機械的または磁気的等のキャッチ機構によって保持できるようにし、このことにより開扉状態または閉扉状態にあって不本意にスライド扉が開閉動してしまわないようにし、もって開口部を介しての収納ボックスに対する収納物の出入作業を支障なく行い得るようにしようとしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る収納ボックスのスライド扉取付装置は、上記の目的を達成するため、つぎのような課題解決手段を特徴とする。すなわち請求項1に記載された課題解決手段は、スライド扉にブラケットが取着されていると共にそのブラケットに連装されたスライダ部収納ボックスのレール部に走行自在なるよう係装され、かつ、上記収納ボックスの開口部が上記スライド扉の開閉操作によって実質的に全閉状態から全開状態まで開閉される収納ボックスのスライド扉取付装置において、上記のスライダ部には前記レール部の開扉側に設けられた開扉側ストッパと対面して衝当自在に対応する開扉停止用部が設けられていると共に、前記ブラケットの自由端部をスライド扉の開閉方向へ遊動自在なるよう係装するためのスライド溝が当該スライダ部の閉扉側溝端と開扉側溝端との間に開設され、かつ、そのスライド溝にブラケットの自由端部が係装されていること、および、スライド扉の閉扉状態において前記ブラケットの自由端部がスライド溝の閉扉側溝端に係当するものであること、および、スライド扉の開扉操作によりブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の開扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて開扉方向へ共動するものであること、および、スライド扉の開扉状態においてスライダ部の開扉停止用部がレール部の前記開扉側ストッパに衝当するものであり、かつ、この開扉状態において収納ボックスから延出したスライダ部の開扉側にブラケット配在されるものであること、および、スライド扉の閉扉操作により、ブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の閉扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて閉扉方向へ共動し、かつ、スライド扉が前記閉扉状態になるものであることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2に係る収納ボックスのスライド扉取付装置は、上記の目的を達成するため、つぎのような課題解決手段を特徴とする。すなわち請求項2に記載された課題解決手段は、スライド扉にブラケットが取着されていると共にそのブラケットに連装されたスライダ部が収納ボックスのレール部に走行自在なるよう係装され、かつ、上記収納ボックスの開口部が上記スライド扉の開閉操作によって実質的に全閉状態から全開状態まで開閉される収納ボックスのスライド扉取付装置において、上記のスライダ部には、前記レール部の開扉側に設けられた開扉側ストッパと対面して衝当自在に対応する開扉停止用部と、前記レール部の閉扉側に設けられた閉扉側ストッパと対面して衝当自在に対応する閉扉停止用部とが設けられていると共に、前記ブラケットの自由端部をスライド扉の開閉方向へ遊動自在なるよう係装するためのスライド溝が当該スライダ部の閉扉側溝端と開扉側溝端との間に開設され、かつ、そのスライド溝にブラケットの自由端部が係装されていること、および、スライド扉の閉扉状態において、スライダ部の前記閉扉停止用部がレール部の前記閉扉側ストッパに衝当してスライダ部の閉扉側が収納ボックスからの延出を阻止されるものであると共に、前記ブラケットの自由端部がスライド溝の閉扉側溝端に係当するものであること、および、スライド扉の開扉操作によりブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の開扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて開扉方向へ共動するものであること、および、スライド扉の開扉状態においてスライダ部の開扉停止用部がレール部の前記開扉側ストッパに衝当するものであり、かつ、この開扉状態において収納ボックスから延出したスライダ部の開扉側にブラケットが配在されるものであること、および、スライド扉の閉扉操作により、ブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の閉扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて閉扉方向へ共動し、かつ、スライド扉が前記閉扉状態になるものであることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項3に係る収納ボックスのスライド扉取付装置は、上記の請求項1または請求項2に記載されたものにおいて、収納ボックスのレール部にある開扉側ストッパとスライダ部にある開扉停止用部との衝当状態、および、収納ボックスのレール部にある閉扉側ストッパとスライダ部にある閉扉停止用部との衝当状態の一方または双方あって、当該衝当状態を磁力、機械的な係止力によって係脱自在にキャッチするための機能を具有していることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明につき図1ないし図5を参照して以下説示するに当たり、その構成部材の符号については、図2による従来例の説示に用いた収納ボックス1、開口部1a、スライド扉2、ブラケット3等を、そのまま用いるようにしている。
まず請求項1にあっては、前記従来例と同様にスライド扉2における裏面側2aに止め具3a等により取着したブラケット3に対し、スライダ部5が連装されており、このスライダ部5は収納ボックス1に設けられたレール部6に走行自在なるよう係装することで、当該収納ボックス1の開口部1aが実質的に全閉状態から全開状態まで、上記のスライド扉2が開閉操作自在であるよう構成された収納ボックス1のスライド扉2に係る取付装置に関するものである。
【0011】
さて本発明では、上記の如き収納ボックス1のスライド扉取付装置にあって、上記したスライダ部5に従来例の如きスライドレール4を採択することなく、当該スライダ部5には前記レール部6にあって図1、図2により理解されるように、図示例では下向きに突設した開扉側ストッパ6aに対して、衝当自在なるよう開扉停止用部5aが設けられている。
さらに、前記したブラケット3の取着部3cから横板部3bを介して、直交状に曲折して形成された自由端部3dなる板状体が、図3に明示の如くスライダ部5に穿設開口されたスライド溝5bにあって、その閉扉側溝端5cと開扉側溝端5d間にあって、スライド扉2の矢印O、Cにて示す開方向と閉方向へ所要距離だけ遊動自在なるよう係装されているのである。
【0012】
ここで図1、図2に例示のレール部6は、収納ボックス1における底板部1cの下面にあって穿設した嵌合溝条1dに嵌着されているが、もちろん、当該レール部6は天板部1bのみに設けたり、底板部1cと天板部1bとの双方に設けるようにしてもよく、またレール部6は上記の如く嵌合溝条1dに嵌着することなく、図4に示す通り底板部1c等の下面に直接固定したり、また天板部1bの上、下面や底板部1cにおける上面にあって設定するようにしてもよく、図5に例示のものは底板部1cの上面に嵌合溝条1dを穿設して、これにスライダ部5をスライド自在なるよう係装した場合を例示している。
【0013】
さらにスライド部5として図3に示されたものにつき、ここで説示すると、全体としてレール部6に比し極めて短く形成されており、同図の下面側にあって前記のスライド溝5bが、下向きにて軸心線に沿って穿設され、その上面には開扉側案内溝5eと閉扉側案内溝5fとの間にあって、閉塞部5gが残設されている。
そしてこの閉塞部5gの図にあって左側に前記した開扉停止用部5aが形成され、これに対して前記した開扉側ストッパ6aが、上記開扉側案内溝5eを通過して衝当自在となっている。
【0014】
そして図3にあっては、スライダ部5の下面側にあって前記したスライド溝5bの幅方向両側に、レール部6における一対の係嵌条部6b、6cが、スライド自在なるよう係嵌されるガイド溝5h、5iを穿設するようにしている。
そしてレール部6の端面形状は適当に選択することができるものであるが、図示例では略コ字状に形成され、その平板状部6dから前記の開扉側ストッパ6aが突設されている。
【0015】
上記のようにして構成されていることから、本発明では図1にあってスライド扉2が開口部1aを閉扉している状態にあるとき、同図右下箇所に示されている通り、ブラケット3の自由端部3dにおける一側がスライド溝5bの閉扉側溝端5cに係当しており、この際請求項1ではスライド扉1が図示されていない戸当たりなどに衝当して、当該閉扉状態が保持される場合を想定している。これに対し後述の請求項2ではレール部6に別途閉扉側ストッパ6eを突設しておき、これに前記のスライダ部5における閉塞部5gにあって、前説の開扉停止用部5aとは反対側に形成された閉扉停止用部5jが衝当することで、閉扉状態が保持されるようにしてある。
【0016】
さて、次に上記の閉扉状態からスライド扉2を開扉動させると、ブラケット3の自由端部3dが、図にあって左側へ向けてスライド溝5bを遊動することで、スライド部5における前説の開扉側溝端5dに衝当する至り、このことにより、当該スライダ部5を開扉方向(左側)へ共動させることとなる。
そして図1に示す如くスライド扉2が開扉状態に達すると、同図1の左下側に開示した如くスライダ部5の開扉停止用部5aがレール部6の開扉側ストッパ6aに衝当することで、この際収納ボックス1から延出したスライダ部5の開扉側にブラケット3が配在することになり、かくして開口部1aは実質的に全開状態とすることが可能となる。
【0017】
さらに、本発明では上記の全開状態からスライド扉2を図1にあって右方へ閉扉操作することにより、ブラケット3の自由端部3dがスライド溝5bを遊動してスライダ部5の閉扉側溝端5cに衝当するに至り、さらに閉扉操作を続行することで当該スライダ部5は閉扉方向へ共動されて、このスライド扉2が閉扉状態に達することで、前記した図1の右下部に開示の状態に達し、かくして開閉扉動が完結する。
【0018】
次に請求項2につき説示すると、ここでは請求項1の上記構成に対し以下の如き内容が付加されている。
すなわち、既に付言した通りスライダ部5にはレール部6に設けた開扉側ストッパ6aだけでなく閉扉側ストッパ6eをも設けるようにし、これらの両ストッパに対して夫々衝当自在とした開扉停止用部5aと閉扉停止用部5jとが設けられている。
かくして請求項2によるときは、スライド扉2が閉扉状態になると、スライダ部5の閉扉停止用部5jがレール部6における閉扉側ストッパ6eに衝当し、これによってスライダ部5の閉扉側が、戸当たりなどのない場合にあっても、収納ボックス1から不本意に延出してしまうといったことを阻止することができ、かつこの際ブラケット3の自由端部3dが、スライド扉2の閉扉側溝端5cに係止するようになる。従って請求項2では請求項1に比し閉扉状態にあっても不本意にスライド扉2が収納ボックス1から閉扉側へ進出してしまうことがなく、どうのような箇所に収納ボックス1を設置しても、スライド扉2の正常な閉扉動状態が保証されることになる。
【0019】
さらに請求項3にあっては、上記した請求項1または請求項2において、前記の如く収納ボックス1のレール部6における開扉側ストッパ6aに対しスライダ部5の開扉停止用部5aが衝当状態となった際、同様にしてレール部6における閉扉側ストッパ6eに対してスライダ部5の閉扉停止用部5jが衝当状態となった際の一方または双方の場合にあって、単なる衝当状態ではなしに、この衝当状態が磁力とか機械的な停止力によって、手動により係脱自在となるキャッチ機能を具有させるようにしている。
従って、このような構成によって開扉または閉扉の状態を保持させることができることになるから、開扉状態の場合には収納ボックス1内への収納物の出入作業中にスライド扉2が閉動して当該作業の支障となったり、閉扉状態にあっても外力としての振動等によりスライド扉2が変動開扉してしまうといったことを根絶することが出来る。
【0020】
【発明の効果】
本願発明は以上のようにして構成されているから、請求項1によるときは、これまで使用されて来たスライドレールの欠陥を排除すべく、収納ボックスのレール部に適切にして小形化されたスライダ部を走行自在に係嵌し、かつスライダ部のスライド溝に対して遊動自在なるようスライド扉のブラケットにおける自由端部を係装するよう構成し、このスライダ部の開扉停止用部と開扉側ストッパとを衝当させるよう構成したので、スライド扉を充分に収納ボックスの外側まで開扉でき、小形かつ簡潔構成のスライダ部を用いることで収納ボックスの開口部を完全に開口状態とすることが容易にして安価に実現し得ることとなる。
しかも従来のスライドレールを用いるものに比し、極めて軽量に仕上げられ、同等以上に円滑な開閉扉動を保証することができ、この種のスライド扉取付装置として画期的な改善を達成し得ることになる。
【0021】
次に請求項2にあっては請求項1の構成に付加して、レール部に突設した閉扉側ストッパと、これに衝当するスライダ部の閉扉停止用部を形成するようにしたことから、閉扉状態にあって収納ボックスがどのような構成で、どのような箇所に設置されたとしても、閉扉に際してスライド扉が不本意に収納ボックスから延出してしまうといった開扉状態となることを阻止し得ることになり、収納ボックスをどのような場所に配置しても支障の生じないようにすることが可能となる。
そして請求項3では、さらにスライド扉の開扉または閉扉状態を、磁力や機械力によって着脱自在に保持させ得るよう構成したので、開口部を介して収納ボックスへ収納物を収納したり、取り出すといった作業を支障なく能率的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る収納ボックスのスライド扉取付装置に係る開扉状態と閉扉状態を示した正面略示説明図である。
【図2】同上装置の閉扉状態を示した縦断側面図である。
【図3】同上装置の構成部材であるスライダ部を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線矢視縦断側面図、(C)は(B)の左側面図で、(D)は底面図である。
【図4】図2とは異種例を示した同上装置の下部を示す閉扉状態の縦断側面図である。
【図5】前図とは別種を示した同上装置の下部を示す閉扉状態の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 収納ボックス
1a 開口部
2 スライド扉
3 ブラケット
3d 自由端部
5 スライダ部
5a 開扉停止用部
5b スライド溝
5c 閉扉側溝端
5d 開扉側溝端
5j 閉扉停止用部
6 レール部
6a 開扉側ストッパ
6e 閉扉側ストッパ

Claims (3)

  1. スライド扉にブラケットが取着されていると共にそのブラケットに連装されたスライダ部収納ボックスのレール部に走行自在なるよう係装され、かつ、上記収納ボックスの開口部が上記スライド扉の開閉操作によって実質的に全閉状態から全開状態まで開閉される収納ボックスのスライド扉取付装置において、上記のスライダ部には前記レール部の開扉側に設けられた開扉側ストッパと対面して衝当自在に対応する開扉停止用部が設けられていると共に、前記ブラケットの自由端部をスライド扉の開閉方向へ遊動自在なるよう係装するためのスライド溝が当該スライダ部の閉扉側溝端と開扉側溝端との間に開設され、かつ、そのスライド溝にブラケットの自由端部が係装されていること、および、スライド扉の閉扉状態において前記ブラケットの自由端部がスライド溝の閉扉側溝端に係当するものであること、および、スライド扉の開扉操作によりブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の開扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて開扉方向へ共動するものであること、および、スライド扉の開扉状態においてスライダ部の開扉停止用部がレール部の前記開扉側ストッパに衝当するものであり、かつ、この開扉状態において収納ボックスから延出したスライダ部の開扉側にブラケット配在されるものであること、および、スライド扉の閉扉操作により、ブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の閉扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて閉扉方向へ共動し、かつ、スライド扉が前記閉扉状態になるものであることを特徴とする収納ボックスのスライド扉取付装置。
  2. スライド扉にブラケットが取着されていると共にそのブラケットに連装されたスライダ部収納ボックスのレール部に走行自在なるよう係装され、かつ、上記収納ボックスの開口部が上記スライド扉の開閉操作によって実質的に全閉状態から全開状態まで開閉される収納ボックスのスライド扉取付装置において、上記のスライダ部には前記レール部の開扉側に設けられた開扉側ストッパと対面して衝当自在に対応する開扉停止用部と、前記レール部の閉扉側に設けられた閉扉側ストッパと対面して衝当自在に対応する閉扉停止用部と設けられていると共に、前記ブラケットの自由端部をスライド扉の開閉方向へ遊動自在なるよう係装するためのスライド溝が当該スライダ部の閉扉側溝端と開扉側溝端との間に開設され、かつ、そのスライド溝にブラケットの自由端部が係装されていること、および、スライド扉の閉扉状態において、スライダ部の前記閉扉停止用部がレール部の前記閉扉側ストッパに衝当してスライダ部の閉扉側が収納ボックスから延出阻止されるものであると共に、前記ブラケットの自由端部がスライド溝の閉扉側溝端に係当するものであること、および、スライド扉の開扉操作によりブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の開扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて開扉方向へ共動するものであること、および、スライド扉の開扉状態においてスライダ部の開扉停止用部がレール部の前記開扉側ストッパに衝当するものであり、かつ、この開扉状態において収納ボックスから延出したスライダ部の開扉側にブラケット配在されるものであること、および、スライド扉の閉扉操作により、ブラケットの自由端部がスライド溝を遊動してスライダ部の閉扉側溝端と衝当状態になると、当該スライダ部がスライド扉にともなわれて閉扉方向へ共動し、かつ、スライド扉が前記閉扉状態になるものであることを特徴とする収納ボックスのスライド扉取付装置。
  3. 収納ボックスのレール部にある開扉側ストッパとスライダ部にある開扉停止用部との衝当状態、および、収納ボックスのレール部にある閉扉側ストッパとスライダ部にある閉扉停止用部との衝当状態の一方または双方あって、当該衝当状態を磁力、機械的な係止力によって係脱自在にキャッチするための機能を具有している請求項1または請求項2に記載した収納ボックスのスライド扉取付装置。
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KR20170067781A (ko) * 2014-10-02 2017-06-16 헤티히-하인츠 게엠베하 운트 콤파니 카게 슬라이딩 도어를 가이드하기 위한 가이드 장치 및 캐비닛 가구
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