JPH032616Y2 - - Google Patents

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JPH032616Y2
JPH032616Y2 JP18473884U JP18473884U JPH032616Y2 JP H032616 Y2 JPH032616 Y2 JP H032616Y2 JP 18473884 U JP18473884 U JP 18473884U JP 18473884 U JP18473884 U JP 18473884U JP H032616 Y2 JPH032616 Y2 JP H032616Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は観音開き雨戸の雨戸係止装置に係り、
たとえば、出入口や窓などに設置された観音開き
雨戸において、略180度開いた場合の雨戸を壁際
などに係止するものに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の観音開き雨戸の雨戸係止装置と
しては、たとえば、雨戸を略180度開いた場合の
当該雨戸の外側下部に対応する位置に煽止金具を
上下方向回動自在に設け、この煽止金具を当該雨
戸の下棧に係脱するようにした構造のものがあ
る。
そして雨戸を係止する場合には、上記煽止金具
を下方に回動して雨戸が通過できるようにしてお
き、そして雨戸を180度開いた後において、この
雨戸の下棧に対して上記煽止金具を上向きに回動
し、この煽止金具で雨戸の下棧を前面側から係止
するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造では、雨戸を開閉する場合に
は、当該雨戸を取付けた出入口や窓から身体を乗
り出して煽止金具を当該雨戸の下棧に対して係脱
操作しなければならず、その操作に多くの手数を
要するとともに、その都度、出入口や窓から身体
を乗り出さなければならないので特に2階の窓な
どではその操作に危険性が伴うなどの問題があ
る。
また上記従来の構造では、雨戸の係止位置が雨
戸の下棧であるため、強風などによつて雨戸の上
方部が煽られて内外方向に大きく振動することが
多く、このような場合には雨戸は煽止金具から外
れることがあるとともに、雨戸のヒンジ部分や落
し部分が損壊されることがあるなどの問題を有し
ている。
そこで、本考案は上記点に鑑みなされたもの
で、開放時の雨戸の係脱操作を容易にしかも安全
に行うことができるようにするとともに、雨戸が
強風などによつて大きく振動することがないよう
にこれを確実に係止できる雨戸係止装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、案内口を形成した本体ベースを雨戸
開放時の雨戸の外側部における壁際に配置し、こ
の本体ベースの案内口から外側部に上記開放時の
雨戸を係止する係止体を進退自在に突出し、この
係止体の内側部に進退自在に設けた操作杆の一端
部を連結するとともにこの操作杆の他端部に形成
した操作部を上記開放時の雨戸の内側部分に対し
て配設し、この操作杆の操作部の選択位置を支持
する支持体を上記雨戸の内側部近傍に設けたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成したので、1枚また
は相互に連設された複数枚の雨戸を出入口や窓の
外側に略180度開いてその雨戸の外側の縦框を壁
際に固着した係止体を有する本体ベースに対向さ
せる。そして上記開放した雨戸の内側において、
その雨戸の縦框の近傍に配置した操作杆の操作部
を把持し操作杆を内側に引くと、この操作杆の一
端部に連設した係止体が連動されてその案内口に
そつて内側の雨戸側に移動されるとともにこの係
止体が雨戸の外側の縦框における前面部に係合
し、雨戸の外側の縦框の略中間部が係止体と本体
ベースとの間に抱持されるようにして挾持され
る。また操作杆の引き出しによつて内側に突き出
た操作部を支持体に支持させる。これにより係止
体の雨戸係止状態が保持される。
また、開放した上記雨戸の係止を解除する場合
には、当該雨戸の内側において、操作部の支持を
解き、この操作部により操作杆を押し戻すととも
にこれに連結した係止体を本体ベースの案内口に
そつて後退させ、係止体による雨戸の外側の縦框
の係止を解除する。これにより開放した雨戸は容
易に出入口や窓側に向つて自由に回動できるよう
になる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において1は出入口や窓口に固着した矩形状
の枠体で、この枠体1の内側上下に形成された内
側レール2に引戸3が開閉自在に填込まれてい
る。また上記枠体1の外側上下に形成された外側
レール4に観音開き雨戸5が移動自在に建付され
ている。この観音開き雨戸5は、上記枠体1の両
側の縦枠6に第1の戸板7が外側における縦框8
が少なくとも180度は回動自在に枢着され、この
第1の戸板7の内側における縦框9に第2の戸板
10の外側における縦框11が蝶番12を介して
開閉自在に連設され、この第2の戸板10の内側
における縦框13の上下部が摺動部材(図示せ
ず)を介して上記外側レール4に移動自在に係合
されて構成されている。そして両側の雨戸5は左
右方向に観音開きされるようになつている。
つぎに、上記雨戸5を略180度開放した時点に
おける当該雨戸5の外側部の壁際14に雨戸係止
装置15の本体ベース16が複数のねじ17にて
固着されている。この本体ベース16は、取付基
板18の前面部に矩形状に膨出して形成した膨出
部19が一体に形成され、この膨出部19の長さ
方向にすなわち雨戸5側に長い案内口としての案
内長口20が開口して形成され、この案内長口2
0は膨出部19内の収容凹部21に連通して形成
され、この収容凹部21は取付基板18の係合段
部22に着脱自在に止着された蓋板23にて閉塞
されるようになつている。また上記収容凹部21
内には係止体24の基部に形成した摺動部25が
摺動自在に収容され、この摺動部25の一側部に
一体に形成されたL型状の抱持部26における基
部が上記案内長口20内に摺動自在に挿通され、
この案内長口20から外方に突出された上記抱持
部26の先端係止部27は上記雨戸5側に向つて
突出され、この先端係止部27は上記取付基板1
8の係止部としての係合面部28と略平行状に形
成され、この先端係止部27と上記係止面部28
との間に雨戸5を挾持するようになつている。ま
た上記係止体24の摺動部25の他側端面部に凹
部29が形成され、この凹部29と対向した位置
の上記取付基板18内に凹部30が形成されてい
るとともに、この両方の凹部29,30の中心部
に案内通孔31が貫通して形成され、上記摺動部
25における案内通孔31の開口端部に回り止め
用の係止凹部32が形成されている。また上記相
対する凹部29,30にコイルスプリング33の
両端部が係止され、このコイルスプリング33に
よつて係止体24は常時は案内長口20の外方側
に附勢され、この先端係止部27は雨戸5と反対
側に後退されるようになつている。さらに、上記
本体ベース16の上記案内通孔31内及び上記コ
イルスプリング33内に操作杆34の一端部分が
挿通されているとともに、この操作杆34の一端
部に形成したねじ部35が上記係止凹部32内に
一部を嵌合係止した四角形状のナツト36に進退
調節自在に螺着され、このナツト36は上記係止
凹部32及び取付基板18に止着した蓋板23に
よつて挾持されて回り止めされている。また上記
操作杆34は、壁際14にそつて開方時の上記雨
戸5の内側に延在されているとともに、この操作
杆34の他端部分が支持体37の挿通孔38に内
に進退自在に挿通され、この支持体37から上記
雨戸5の内側部分に突出した突出端部に操作部3
9が形成されている。この操作部39は、略U字
状に折曲形成されているとともに、この折曲部4
0の内側部分にその端部を操作杆34に係合した
係止杆部41が折曲形成されている。また上記支
持体37は上記枠体1の縦枠6に複数のねじ42
によつて止着されている。そしてこの支持体37
は、略ブロツク状に形成され、その一側部に上記
操作杆34を挿通した挿通孔38が形成され、こ
の挿通孔38の内側部に上記操作杆34の操作部
39が挿脱自在に挿入される係止溝43が内方及
び上方に開口して連通形成されているとともに、
この係止溝43の外側部に、上記操作杆34の操
作部39における係止杆部41が係脱自在に係止
される係止壁部44が係止溝43を閉塞するよう
にして形成されている。また上記支持体37の上
記係止壁部44と反対側面部に上記操作部39に
おける係止杆部41が係脱自在に係止される係止
凹部45が上記係止溝43の底部に連通して形成
されている。
つぎに、上記構造の作用を説明する。
出入口や窓部を閉塞した両側の第1及び第2の
戸板7,10からなる雨戸5のそれぞれを外側レ
ール4にそつて外側部に移動しながら折畳み、つ
いには蝶番12を介し回動して重ね合せる。そし
てこの重合した雨戸5を更に外側に略180度開い
てこの雨戸5を壁際14に対してこれと平行状に
近接すると、第1の戸板7の外側の縦框9が本体
ベース16の係合面部28に係合するとともに、
第2の戸板10の縦框11が係止体24の抱持部
26に対向する。そして上記開放した雨戸5の内
側において操作杆34の操作部39を把持しこの
操作部39を内側に引くと、この操作杆34の一
端部にその摺動部25を連設した係止体24がコ
イルスプリング33に抗してその案内長口20に
そつてその内側の雨戸5に向つて移動されるとと
もにこの係止体24の抱持部26における先端係
止部27が雨戸5の外側に位置した第2の戸板1
0の縦框11の前面部に係合し、したがつて第1
及び第2の戸板7,10の縦框9,11の略中間
部が係止体24と本体ベース16の係合面部28
との間に抱持されるようにして挾持される。また
操作杆34の引き出しによつて内側に突き出た操
作部39を回動しその係止杆部41を支持体37
の係止凹部45内に係合支持させ操作杆34の移
動をロツクする。これにより係止体24による雨
戸5の係止状態が保持される。
また、開放した上記雨戸5のロツクを解除する
場合には、当該雨戸5の内側において、操作杆3
4の操作部39をわずかに内方に引き出して係止
凹部45からはずしてそのロツクを解くととも
に、この操作部39を回動して係合溝43に対向
すると、操作杆34はコイルスプリング33の復
帰力によつて外方に引き戻されるとともに、この
操作杆34の一端部に連結した係止体24は、摺
動部25が摺動して本体ベース16の案内口20
にそつて後退され、係止体24による雨戸5の外
側の縦框9,11の係止が解除される。また操作
杆34の操作部39は支持体37の係止溝43内
に引き込まれるとともにその係止壁部44に係止
される。これにより開放した雨戸5は容易に出入
口や窓側に向つて自由に回動できるようになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、開放した雨戸は壁際において
確実に係止することができ、雨戸が強風などによ
つて煽られて内外側方向に大きく振動することが
ないので雨戸や雨戸のヒンジ部分などが損壊や破
壊するようなことがない。また雨戸の係脱操作は
開放した雨戸の内側部分において行うことができ
るのでその係脱操作が極めて容易であつてその操
作性がよい。またその場合身体を外方に大きく乗
り出す必要がないので操作上安全である。したが
つて、簡単な構造によつて極めてすぐれた雨戸係
止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
観音開き雨戸装置の斜視図、第2図は同上雨戸係
止装置の斜視図、第3図は同上支持体と操作部の
関係を示す一部を切欠いた斜視図、第4図は同上
係止体取付機構部の断面図である。 5……雨戸、16……本体ベース、20……案
内口、24……係止体、33……コイルスプリン
グ、34……操作杆、37……支持体、38……
挿通孔、39……操作部、40……係止杆部、4
3……係止溝、44……係止壁部、45……係止
凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 雨戸開放時の雨戸の外側部に対して配置され
    案内口を開口形成した本体ベースと、この本体
    ベースの案内口から外側部に突出して進退自在
    に設けられ上記開放時の雨戸を係止する係止体
    と、この係止体の内側部にその一端部を連結す
    るとともにその他端部の操作部を上記開放時の
    雨戸の内側部分に対して配設した進退自在の操
    作杆と、この操作杆の操作部の選択位置を支持
    する支持体と、を具備したことを特徴とする観
    音開き雨戸の雨戸係止装置。 (2) 係止体は開放時の雨戸を抱持するように略L
    型状に形成されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の観音開き雨戸の
    雨戸係止装置。 (3) 操作杆は、回動自在でかつ進退自在に弾持さ
    れその操作部は略U字状に折曲形成されている
    とともにその内側部に支持体の係止溝に係合す
    る係止杆部が折曲形成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載の観音開き雨戸の雨戸係止装置。 (4) 本体ベースの係止部と係止体とにより開放し
    た雨戸の外側部を挾持するようにしたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれかに記載の観音開き雨戸の雨戸
    係止装置。
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