JPH04136946A - Opc感光ドラムの製造方法及びその製造装置 - Google Patents

Opc感光ドラムの製造方法及びその製造装置

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JPH04136946A
JPH04136946A JP25926590A JP25926590A JPH04136946A JP H04136946 A JPH04136946 A JP H04136946A JP 25926590 A JP25926590 A JP 25926590A JP 25926590 A JP25926590 A JP 25926590A JP H04136946 A JPH04136946 A JP H04136946A
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JP
Japan
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coating
drum
paint
photosensitive drum
manufacturing
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Application number
JP25926590A
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English (en)
Inventor
Chiaki Horii
堀井 千秋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ。
ファクシミリ等に使われる感光ドラムに関し、特にOP
 C感光ドラムの製造方法及びその製造装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のOPC感光ドラムの製造方法は、金属製
のドラム素管にスプレー法、浸漬塗布方法等を用い、下
引き層、電荷発生層1電荷輸送層を順次塗布してOPC
感光ドラムを製造していた。
その際、ドラム素管へ塗布を行なう塗布雰囲気及び塗料
の液温については、−射的には常温、常湿であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のOPC感光ドラムの製造方法、特に浸漬
塗布方法では、ドラム素管をディッピング槽の塗料中に
浸漬させて引上げることにより塗布か行なわれるもので
あるが、その塗布雰囲気は、常温、常温であるため、デ
ィッピング槽から引上げたドラム素管に付着した塗料の
溶剤が揮発する際の気化熱によりドラム素管が冷やされ
、塗布雰囲気中の水蒸気が結露してしまう恐れがあり、
結露してしまうと、ドラム素管に塗布された塗布膜表面
の平滑や膜厚が不均一となる問題があった。
又、結露しないようにドラム素管のディッピング槽から
の引上げ速度を遅くすると、時間がかがり足産性を悪く
していた。
常温、常温の塗布雰囲気がディッピング槽の塗料と接し
てしまうと、その塗料が雰囲気中の水分を吸着してしま
い、塗料の経時変化が起こり、塗布時の塗膜が安定して
得られなくなったり、フタロシアニン等の顔料を分散し
た塗料では、凝集等が起こり分散状態が悪くなり塗料寿
命を短かくしていた。
又、常温の塗料が常温、常温の雰囲気と接している塗料
溶剤の揮発が多く、塗料の不揮発分濃度が経時変化して
しまい塗布時の塗膜が安定して得られない等の問題があ
った。
本発明の目的は、塗布時の結露等を防止したOPC感光
ドラムの製造方法及びその装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するなめ、本発明に係るOPC感光ドラ
ムの製造方法においては、塗布工程を有するOPC感光
ドラムの製造方法であって、塗布工程は、ドラム素管に
、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層をそれぞれ形成す
る塗料を塗布する工程であり、 ドラム素管への塗料の塗布は、常湿より低い湿度の乾燥
雰囲気内で行なうものである。
また、本発明に係るO P C感光ドラムの製造装置に
おいては、低湿度の乾燥雰囲気内でドラム素管への塗布
を行なう場合、その塗布に用いられる塗料の液温は、常
温以下に設定したものである。
また、本発明に係るOPC感光ドラムの製造装置におい
ては、ディッピング槽と、フード部と、乾燥気体供給部
と、冷却部とを有するOPC感光ドラムの製造装置であ
って、 ディッピング槓は、塗料が充填されたものであり、その
塗料中にドラム素管を浸漬させて引上げろことにより、
ドラム素管への塗布が行なわれるものであり、 フード部は、ディッピング槽の」二部に塗料液面を含む
塗布空間を形成するものであり、乾燥気体供給部は、フ
ード部による塗布空間内に乾燥気体を供給し、外気から
画成された、常温より低い湿度の乾燥雰囲気を形成する
ものであり、冷却部は、ディッピング槽内の塗料の液温
を常温以下に維持するものである。
〔作用〕
塗布時にドラム素管回りを常湿以下に乾燥させ、塗料の
液温を常温以下とする。これにより、塗布後の溶剤揮発
による結露が防止されることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図により説明する。
(実施例1) 第1図は、本発明の実施例1を示す構成図である。
図において、本実施例は、浸漬塗布方式によるものであ
って、ディッピング槽6には、塗料5が充填されたもの
であり、冷凍器10を備えている。
冷凍器10は、ディッピング槽6の底部に備えられな冷
媒部11と、冷媒部11内の冷媒を循環させるパイプ1
0aと、ディッピング槽6内の塗料5を枦遇するが過フ
ィルター2と、塗料5を循環させるパイプ12aとを有
する。
また、アーム昇降機8は、アーム7をディッピンク楕6
に向けて昇降させるものであり、アーム7には、OPC
感光ドラム素管4か垂架され、ドラム素管4は、アーム
7に垂架されたままディッピング槽6の塗料5中に必要
な長さだけ浸漬される。
さらに、ディッピング)a6の」一部間「1には、フー
ド部が設置されている。フード部は、逆漏斗状のフード
1からなり、逆漏斗状のフード1がディッピング槽6の
上部に設置されており、フード1の中央頂部には、ドラ
ム素管4を出入さぜる開「11aか設りられている。こ
のフード1により、ディッピング槽6の−L部に塗料液
面5aを含む塗布空間1bか形成されている。
フード1による塗布空間1bには、除湿器3がエアーフ
ィルタ2を介して接続されている。本発明においては、
フード1による塗布空間lb内は、除湿器3により発生
ずる20%Rl−I以下の乾燥エアーがエアーフィルタ
2を介して供給され、外気から画成された、常湿より低
い湿度の乾燥雰囲気を形成している。
まず、ドラム素管4をアーム7に垂架させ、アーム昇降
818を用いてドラム素管4を下降させ、フード1の開
口1aより塗布空間1bを通してディッピング槽6の塗
料5内に浸漬させる。ドラム素管4を所望の塗布位置ま
で塗料5中に浸漬させた後、アーム昇降機8によりドラ
ム素管4を塗布空間1bまで引上げる。この場合、ドラ
ム素管4には、下引き層1電荷発生層、電荷輸送層かそ
れぞれ順次積層形成されることとなる。
塗布終了後、ドラム素管4は、塗料5の溶剤の揮発によ
り冷却されるが、フード1内は、除湿器3より発生ずる
20%RH以下の乾燥エアーがエアーフィルタ2を通し
て充満しており、常温以下に乾燥されているため、ドラ
ム素管4の塗布面で結露が生じることはなく、均一な塗
膜か形成される。
一方、ディッピング槽6の塗料5は、循環濾過フィルタ
12で沢過され、冷媒部11で冷媒され、塗料5の液温
は10°C程度に維持され、しかも、常湿以下の雰囲気
に接触しているなめ、塗布空間11)の水分が塗料5に
吸着されることはない。
ところで、ドラム素管4に塗布する塗料のうぢ、下引き
層の塗料は、ポリアミド樹脂をメタノールに1(hvt
%に溶解したものであり、電荷発生層の塗料は、フタロ
シアニンとポリビニルブチラール樹脂とをテトラヒドロ
フランに溶解分散し不揮発分濃度を5svt%としたも
のであり、電荷輸送層の塗料は、ヒドラゾン誘導体とポ
リカーボネート樹脂とを塩化メチレンに溶解し、不揮発
分濃度を30W[%としたものをそれぞれ用いた。また
、ディッピング槽6の大きさは、40oIIl印x40
0nm X4001111とした。
塗料の液温を常温とした場合、各塗料の不揮発分濃度は
、1日後で、下引き層塗料が10.5wt%、電荷発生
層塗料が5.8 WT%、電荷輸送層塗料か33wt%
となった。
塗料の液温を10°Cでコントロールした場合の不揮発
分濃度は、1日後で、下引き層、電荷発生層塗料につい
ては変化かなく、電荷輸送層塗料は30、3wt%とな
り、不揮発分濃度変化は非常に小さくなり、経時におい
て濃度調整か少なく安定した塗膜か得られた。
(実施例2) 第2図は、本発明の実施例2を示ず構成図である。
本実論例は、ディッピング槽6の上部間1]を覆うフー
ド1内に、N2ガス9がエアーフィルタ2を介して供給
されるようにしたものである。
本実施例によれば、N2カス9を用いているなめ、水分
がなく、このN2カス9かフード1内に送込まれること
となり、フード1による塗布空間1bが常温より低湿度
の塗布雰囲気として維持されることとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、塗布時にドラム回りを常
湿以下に乾燥さぜるため、塗布後溶剤揮発により冷却し
たドラムの結露を防止できる。さらに、塗料の液温を常
温以下にすることにより、塗料の水分吸着を防止して塗
料の不揮発分濃度の変化を小さくすることかでき、安定
した塗膜のOPC感光ドラムを量産性良く製造すること
ができる。しかも塗料の経時変化か少ないなめ、塗料寿
命を長くすることかできる効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1を示す構成図、第2図は、
本発明の実施例2を示す構成図である。 ■・・・フード      2・・・エアーフィルタ3
・・・除湿器      4・・・ドラム素管5・・・
塗料       6・・・ディッピンク槽7・・・ア
ーム      8・・・アーム昇降機9・・・N2カ
ス     10・・・冷凍器11・・・冷媒部   
   12・・・♂過フィルタ特許出願人   日本電
気株式会社 代  理  人    弁理士 菅 野   中■

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗布工程を有するOPC感光ドラムの製造方法で
    あって、 塗布工程は、ドラム素管に、下引き層、電荷発生層、電
    荷輸送層をそれぞれ形成する塗料を塗布する工程であり
    、 ドラム素管への塗料の塗布は、常湿より低い湿度の乾燥
    雰囲気内で行なうものであることを特徴とするOPC感
    光ドラムの製造方法。
  2. (2)低湿度の乾燥雰囲気内でドラム素管への塗布を行
    なう場合、その塗布に用いられる塗料の液温は、常温以
    下に設定したものであることを特徴とする請求項第(1
    )項に記載のOPC感光ドラムの製造方法。
  3. (3)ディッピング槽と、フード部と、乾燥気体供給部
    と、冷却部とを有するOPC感光ドラムの製造装置であ
    って、 ディッピィング槽は、塗料が充填されたものであり、そ
    の塗料中にドラム素管を浸漬させて引上げることにより
    、ドラム素管への塗布が行なわれるものであり、 フード部は、ディッピング槽の上部に塗料液面を含む塗
    布空間を形成するものであり、 乾燥気体供給部は、フード部による塗布空間内に乾燥気
    体を供給し、外気から画成された、常温より低い湿度の
    乾燥雰囲気を形成するものであり、冷却部は、ディッピ
    ング槽内の塗料の液温を常温以下に維持するものである
    ことを特徴とするOPC感光ドラムの製造装置。
JP25926590A 1990-09-28 1990-09-28 Opc感光ドラムの製造方法及びその製造装置 Pending JPH04136946A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600618A1 (en) * 1992-11-13 1994-06-08 Fuji Photo Film Co., Ltd. A process for the production of an electrophotographic lithographic printing plate precursor
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US8948725B2 (en) 2002-03-22 2015-02-03 Nokia Corporation Communication system and method

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