JPH11276961A - 浸漬塗工装置 - Google Patents
浸漬塗工装置Info
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- JPH11276961A JPH11276961A JP10100269A JP10026998A JPH11276961A JP H11276961 A JPH11276961 A JP H11276961A JP 10100269 A JP10100269 A JP 10100269A JP 10026998 A JP10026998 A JP 10026998A JP H11276961 A JPH11276961 A JP H11276961A
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- B05C11/06—Apparatus for spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to a surface ; Controlling means therefor; Control of the thickness of a coating by spreading or distributing liquids or other fluent materials already applied to the coated surface with a blast of gas or vapour
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Abstract
膜を基体上に形成することができる浸漬塗工装置を提供
する。特に電子写真感光体の製造に適した浸漬塗工装置
を提供する。 【解決手段】 塗布液面に向けた下降気流を発生する送
気機能を備えた被塗工基体保持治具3に被塗工基体を保
持し、該被塗工基体を塗工槽内の塗布液に浸漬する浸漬
塗工装置において、塗工槽7が塗工槽の内径と同じ或い
は塗工槽の内径より大きい内径の穴の開口する塗工槽蓋
8を有するものとする。
Description
し、更に詳しくは、塗布液面に向けた下降気流を発生す
る送気機能を備えた被塗工基体保持治具に基体を保持
し、該基体を塗布液中に浸漬して基体上に塗膜を形成す
る、特に電子写真感光体の製造に適した浸漬塗工装置に
関するものである。
布する代表的な方法として浸漬塗工法が広く実用化され
ている。しかし、浸漬塗工法により塗布された感光体塗
膜には、塗布開始端である塗工上端部が薄くなるいわゆ
るタレ現象が生じるという問題がある。このような塗布
開始端でのタレをなくす方法が特許公開公報に種々開示
されているが、いずれも塗工装置が複雑になる、塗膜ム
ラが生じ易い、タレ対策効果が充分でないなどの欠点を
有している。例えば、特開昭59−127049号公報
には、円筒状基体を感光体塗布液から引き上げる際、感
光体塗布液から発生する溶媒蒸気を減少させる方法が示
されているが、この方法によると、溶媒蒸気濃度を減少
させる為の気体通路を塗工槽上部に取り付けねばなら
ず、塗工装置が複雑となり、また気流の流れ方向は円筒
状基体に対して横方向であり、従って、風上側と風下側
で円筒状基体に対して気流の当たり方が異なり、塗布ム
ラが生じ易いという問題がある。特開昭59−2257
71号公報には、円筒状基体引き上げ時に塗工槽内部の
塗布液面上に位置させたリング状エアードクターから気
流を円筒状基体に当てる方法が開示されているが、この
方法では塗工槽内部の気流の乱れと、塗膜へ直接当たる
気流により塗膜ムラが発生するという問題がある。特開
昭63−7873号公報には、塗工槽上部に設けた伸縮
フードにより蒸気濃度を上から下へ減少させることが開
示されているが、この方法では装置が複雑になり、品種
交換等の手間も多くなって、実施が困難であるという不
具合がある。特開平1−107874号公報では、円筒
状基体の引き上げ時に水平方向の気流を発生させている
が、これも特開昭59−127049号公報と同様の原
因で塗布ムラが生じ易いという問題がある。特開平3−
213171号公報には、円筒状基体引き上げ時に、塗
工槽上部で周方向に回転する気流を吹き付ける方法が開
示されているが、この方法では装置が複雑になり、ま
た、気流が当たることによる塗布ムラが生じ易いという
問題がある。
基体引き上げ時に円筒状基体の接線方向にノズルから気
流を吹き付ける方法が開示されているが、この方法では
ノズルからの気流の当たった部分の液が流れ、塗膜ムラ
となるという問題がある。その他に塗工上端部のタレ防
止を目的とする方法としては、特開平5−7812号公
報、特開平5−88385号公報などに数多く開示され
ているが、いずれも装置の構造が複雑になる、塗膜のム
ラが生じ易い等の欠点を有している。また、電子写真感
光体の感光体塗布液の溶媒として塩化メチレン等の塩素
系溶媒が使用されることがあるが、塩素系溶媒は地球の
オゾン層を破壊する等の問題があるため、その使用の削
減、全廃が要請されている。そこで、感光体塗布液の溶
媒として使用可能な溶媒を検討してみると、バインダー
樹脂の溶解性、および人体に対する安全性等を満足する
溶媒は少なく、使用可能な溶媒はテトラヒドロフラン等
に限られる。しかし、これらの溶媒は、現在電子写真感
光体に使用されている塩素系溶媒に比べ、溶媒の沸点が
低い為、塗工時に塗膜の乾燥が遅くなり、塗工時の塗膜
上端部のタレが現状より大きくなるという問題がある。
ーあるいはファクシミリ等の感光体として使用すると、
繰り返し使用するに伴って電子写真感光体の感光体塗膜
が摩滅して薄くなり、それが電子写真感光体の短寿命化
の原因となるため、感光体塗膜の構成樹脂成分として耐
摩耗性のある高分子物質を用いる、あるいは電荷輸送剤
を高分子化して耐摩耗性を持たせることが試みられてい
る。電子写真感光体の高耐久化法としてこのような方法
を取った場合、従来の塗布液処方と同じ固形分濃度では
塗布液粘度が上昇する為、固形分濃度を下げて塗工しな
ければならないが、この場合、塗工時に塗膜上端付近で
のタレが多くなるという問題が発生する。このような問
題点を解決し、円筒状基体表面上の感光体塗膜の塗膜ム
ラや塗膜上端付近でのタレをなくし、均一な感光体塗膜
を有する電子写真感光体を製造することができる浸漬塗
工装置として、特開平9−265193号公報には、被
塗工基体保持治具に円筒状多孔質体からなる送気孔部を
設け、送気孔部から放出された気体を塗布液面に向けた
下降気流とするようにした浸漬塗工装置が開示されてい
る。しかしながら、この浸漬塗工装置を用いて電子写真
感光体を製造した場合においても、基体表面上の感光体
塗膜に膜厚ムラや塗膜荒れが発生する場合があるという
不具合がみられた。
このような問題点を解決し、浸漬塗工により膜厚ムラや
塗膜荒れのない塗膜を基体上に形成することができる浸
漬塗工装置、特に電子写真感光体の製造に適した浸漬塗
工装置を提供することにある。
布液面に向けた下降気流を発生する送気機能を備えた被
塗工基体保持治具に被塗工基体を保持し、該被塗工基体
を塗工槽内の塗布液に浸漬する浸漬塗工装置において、
塗工槽が塗工槽の内径と同じ或いは塗工槽の内径より大
きい内径の穴の開口する塗工槽蓋を有することを特徴と
する浸漬塗工装置によって達成される。本発明によれ
ば、浸漬塗工時に塗布液面に向けた下降気流を発生せて
塗工を行った場合、被塗工基体の近傍での気流の乱れの
発生を防止することができ、浸漬塗工により膜厚ムラや
塗膜荒れのない塗膜を被塗工基体に上に形成することが
できる。
明する。図1は本発明の浸漬塗工装置の一例を模式的に
示す断面図である。図1において、符号1は送気ガス供
給源、2は送気ガス制御弁、3は塗工液面に向けた下降
気流を発生する送気機能を有する被塗工基体保持治具、
4は被塗工基体、5は塗布液、6はボールネジ、6Aは
昇降モーター、7は塗工槽、8は塗工槽蓋、9は塗布液
回収室、10は塗工槽からの戻り配管、11は塗布液回
収タンク、12はフィルター、13は塗工槽への塗布液
供給配管、14塗布液の循環を行う循環ポンプを示し、
塗工槽蓋8には塗工槽の内径より大きい内径の穴が開口
している。
せると、ボールネジ6を介して、塗工液面に向けた下降
気流を発生する送気機能を有する被塗工基体保持治具3
に保持された被塗工基体4を上昇あるいは下降させるこ
とができる。被塗工基体4を塗工槽内の塗布液に浸漬し
て該基体上に塗膜を形成するには、まず被塗工基体4を
上記のような送気機能を有する被塗工基体保持治具3に
保持させた後、昇降モーター6Aを運転して下降させ、
被塗工基体4を塗工槽7内の塗布液5に浸漬させる。こ
の降下降動作中に送気ガス制御弁2を開き、送気ガス供
給源1からの送気ガスを、被塗工基体保持治具3から放
出させ塗工液面に向けた下降気流を発生させる。これに
より、塗布液5の表面近傍の塗布液溶媒蒸気濃度を制御
することができるとともに、塗布液5の表面の溶媒の蒸
発を促進し、その固形分濃度を上昇させることが可能と
なる。
工基体4を上昇させ、その表面に塗布液5を塗工するこ
とにより、該基体上に塗膜を形成することができる。被
塗工基体保持治具3から送気ガスを放出させるタイミン
グとしては、被塗工基体の塗工過程のどこで行っても良
いが、被塗工基体が塗布液に降下浸漬する過程で行うの
が最も効果的である。被塗工基体が塗布液に降下浸漬し
た下端停止位置あるいは、被塗工基体の塗布液からの引
き上げ過程に行ってもかまわない。
ポンプ14を動作させて、塗工槽7からオーバーフロー
して塗布液回収室9から塗布液回収タンク11に回収さ
れた塗布液をフィルター12を通して塗工槽7へ送液し
循環させる。この際、塗布液回収タンク11内での塗布
液の撹伴、粘度調整も行なわれる。また、図1中には記
載していないが、付属した装置により、塗布液の温度調
整、粘度調整、塗布液の均一化が行われる。
開口している塗工槽蓋が設けられた本発明の浸漬塗工装
置において、送気機能を有する被塗工基体保持治具3か
ら放出され塗布液面に向かった下降気流の流れを模式的
に示す説明図である。図2において、被塗工基体4は送
気機能を有する被塗工基体保持治具3に保持されて、塗
工槽の内径より大きい内径の穴が開口している塗工槽蓋
8の開口部を通って、塗工槽7内の塗布液5に浸漬され
る。被塗工基体4が塗布液5に浸漬される降下動作中に
送気機能を有する被塗工基体保持治具3から送気ガスが
放出され塗布液面に向かった下降気流Aが発生する。
し、ついで気流Bで示したように塗布液5の面で水平方
向に外側に広がって流れ、更に気流Cで示したように塗
工槽内壁に沿って上昇して流れる。そして塗工槽の内径
より大きい内径の穴が開口している塗工槽蓋が塗工槽に
設けられている場合には、気流は塗工槽蓋に遮られるこ
となく気流Dで示したように塗工槽蓋より上に流出す
る。塗工槽の内径と同じ内径の穴が開口している塗工槽
蓋が塗工槽に設けられている場合にも、上記AからDの
気流と同様な流れが発生し、気流は塗工槽蓋に遮られる
ことはない。
て、被塗工基体4の近傍での気流の乱れの発生を防止で
き、浸漬塗工により膜厚ムラや塗膜荒れのない塗膜を被
塗工基体4に上に形成することができる。
きい本発明の浸漬塗工装置において、塗工槽蓋の穴の内
径と塗工槽の内径の差は最大でも20mm有れば良く、
好ましくは5mmから10mmの範囲である。塗工槽蓋
の穴と塗工槽開口部とは同芯円上に位置することが好ま
しいが、気流の流れを遮らない限りにおいては、同芯円
上に位置しなくとも支障はない。図1は1本の被塗工基
体を塗工する浸漬塗工装置の例であるが、複数本の被塗
工基体を塗工する浸漬塗工装置においても同様にすれば
よい。
感光体を製造する場合、例えば、電荷輸送層塗布液に使
用する樹脂としてはビスフェノールAタイプのポリカー
ボネート、ビスフェノールZタイプのポリカーボネート
等が使用できる。また電荷輸送層塗布液としては、樹脂
などの高分子化合物と電荷輸送剤及び溶剤からなる塗布
液の他に、電荷輸送剤の重合物と溶剤からなる塗布液、
あるいは高分子化合物と電荷輸送剤の重合物及び溶剤か
らなる塗布液、あるいは高分子化合物と電荷輸送剤と電
荷輸送剤の重合物及び溶剤からなる塗布液などを用いる
ことができる。溶剤としては塩化メチレン等のハロゲン
系溶剤、トルエン等の芳香族系溶剤、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等の環状エーテル系溶剤などを使用する
ことができる。
槽蓋の穴の内径が塗工槽の内径より小さな浸漬塗工装置
において、送気機能を有する被塗工基体保持治具3から
放出され塗布液面に向かった気流の流れを模式的に示す
説明図である。図3でわかるように、塗工槽蓋の穴の内
径が塗工槽の内径より小さな場合、被塗工基体保持治具
3から放出された気流Aは被塗工基体4に沿って降下
し、ついで気流Bで示したように塗布液5の面で水平方
向に外側に広がって流れ、更に気流Cで示したように塗
工槽内壁に沿って上昇して流れるが、気流Cは塗工槽蓋
に遮ぎられ、気流に乱れが生じる。複数本の被塗工基体
の塗工を行う装置の場合には、この気流の乱れはより大
きくなる。このような気流の乱れによって、被塗工基体
4の近傍での気流が乱れ、被塗工基体4に上に形成され
る塗膜に膜厚ムラや塗膜荒れが発生するようになる。
60mm、塗工槽蓋8の穴の内径が55mmの浸漬塗工
装置を用い、送気機能を有する被塗工基体保持治具3か
らの送気ガスの放出を行わないで、下記のようにして外
径30mm、厚さ1mm、長さ250mmのアルミニウ
ム製円筒状基体上に下引き層及び電荷発生層を形成し
た。 [下引き層の形成]可溶性ナイロン(アラミンCM−8
000、東レ社製)5重量部をメタノール95重量部に
溶解して下引き層塗布液を調合し、これをアルミニウム
製円筒状基体に浸漬塗工し、100℃で10分間乾燥さ
せて厚さ0.3μmの下引き層を形成した。 [電荷発生層の形成]下記構造式(1)に示す電荷発生
剤10重量部、ポリビニルブチラール7重量部およびテ
トラヒドロフラン145重量部をボールミルに入れ、7
2時間ミリングし、更にシクロヘキサノン200重量部
を加えて1時間分散を行い、これに更にシクロヘキサノ
ンを加えて希釈、調整して電荷発生層塗布液を調合し
た。
た上記アルミニウム製円筒状基体上に浸漬塗工し、10
0℃で10分間乾燥させて厚さ0.1μmの電荷発生層
を形成した。
て塗工槽7の内径が60mm、塗工槽蓋8の穴の内径が
70mmの浸漬塗工装置を用い、下記のようにして上記
の電荷発生層を形成したアルミニウム製円筒状基体上に
電荷輸送層を形成した。 [電荷輸送層の形成]下記構造式(2)に示す電荷輪送
剤7重量部およびポリカーボネート(パンライトC−1
400、帝人社製)10重量部をテトラヒドロフラン8
3重量部に溶解して電荷輸送層塗布液を調合した。
製円筒状基体を被塗工基体保持治具3で保持し、上記浸
漬塗工装置における塗工槽7中の24℃に保った電荷輸
送層塗布液中に降下浸漬させ、基体降下時に送気ガス制
御弁2を開き、送気機能を有する被塗工基体保持治具3
から窒素ガスを100ml/secの流量で放出させて
塗工液面に向けた下降気流を発生させた。このとき、塗
工環境の温度は22±1℃であった。また使用した窒素
ガスの温度は22±1℃であった。
塗布液中に浸漬した後、昇降モーター15を動作させ
て、基体を塗布液中から引き上げ電荷発生層上に電荷輸
送層を形成し、ついで被塗工基体保持治具3から基体を
取り外し乾燥機に入れ120℃で30分間乾燥させ、乾
燥後に暗所で自然冷却して電子写真感光体を作成した。
作成し、それぞれの電子写真感光体について、塗工上端
から20mm〜50mmの範囲を、長さ方向に10mm
おき、周方向に4分割した箇所の電荷輸送層の膜厚を電
子マイクロメーター(HFT−50、アンリツ計器社
製)によって測定した。測定した結果について、最大膜
厚、最小膜厚、平均膜厚、最大膜厚と最小膜厚の差を下
記表1に示す。
工槽7の内径が60mm、塗工槽蓋8の穴の内径が55
mmの浸漬塗工装置を用いた以外は、実施例1と同様に
して3本の電子写真感光体を作成した。得られた電子写
真感光体について、実施例1と同様にして電荷輸送層の
膜厚を測定した。その結果を下記表1に示す。
較例では膜厚のムラが大きく、塗膜の均一性が劣ってい
る。
工時に塗布液面に向けた下降気流を発生せて塗工を行っ
た場合、塗工槽蓋が気流を遮ることがなく気流に乱れが
生じないので、被塗工基体上に膜厚ムラや塗膜荒れのな
い塗膜を形成することができる。本発明の浸漬塗工装置
により浸漬塗工することにより、膜厚ムラや塗膜荒れの
ない均一な品質の塗膜を有する電子写真感光体を製造す
ることができる。
面図である。
する被塗工基体保持治具3から放出され塗布液面に向か
った下降気流の流れを模式的に示す説明図である。
比較例の浸漬塗工装置において、被塗工基体保持治具か
ら放出され塗布液面に向かった気流の流れを模式的に示
す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 塗布液面に向けた下降気流を発生する送
気機能を備えた被塗工基体保持治具に被塗工基体を保持
し、該被塗工基体を塗工槽内の塗布液に浸漬する浸漬塗
工装置において、塗工槽が塗工槽の内径と同じ或いは塗
工槽の内径より大きい内径の穴の開口する塗工槽蓋を有
することを特徴とする浸漬塗工装置。
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JP10100269A JPH11276961A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 浸漬塗工装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10100269A JPH11276961A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 浸漬塗工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11276961A true JPH11276961A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14269495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10100269A Pending JPH11276961A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 浸漬塗工装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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US (1) | US6296704B1 (ja) |
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