JPH04136844A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH04136844A
JPH04136844A JP25911790A JP25911790A JPH04136844A JP H04136844 A JPH04136844 A JP H04136844A JP 25911790 A JP25911790 A JP 25911790A JP 25911790 A JP25911790 A JP 25911790A JP H04136844 A JPH04136844 A JP H04136844A
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Yoshihiko Shibahara
嘉彦 芝原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、更に
詳細には、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化
が防止され、かつ、経時による性能劣化の改善されたハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料に関するものである。
〔従来の技術〕
近年のハロゲン化銀カラー写真感光材料の性能の進歩は
目覚しく、色再現性、鮮鋭性あるいは粒状性等の性能に
関しては高い品質が得られるに到った。ところが感光材
料製造後実際に使用されるまでの保存中に性能の変化を
来し、製造直後の優れた性能が発揮されなくなるという
問題は依然として残っている。本発明者らが一般用力う
−ネガ撮影材料の市場(日本の東京地区)での使用実態
を調査したところ、約4割のカラーネガが製造後一般ユ
ーザーに撮影されるまでに6ケ月以」二経時されており
、約1割は1年以上経時されることが明らかになった。
更に撮影後現像処理されるまでに約4割のカラーネガが
2週間以上経時され、約1割は1ケ月以上経時されてい
ることが分った。
こうした経時期間に、特に高い温度や高い湿度条件下で
感光材料が保存された場合に性能劣化を起すことがあっ
た。
また、ホルマリンにより防虫加工された家具が普及した
昨今においてはこれらの家具の中にカメラに装填された
ままの写真感光材料が放置された場合に、ホルムアルデ
ヒドガスによる感光材料の性能劣化を起すという問題が
あった。
ポルムアルデヒドガス ー写真感光材料の性能劣化を防く方法としては特開昭5
8−10738号公報にホルマリンスカベンジャ−を使
用することが開示されている。また特開昭579475
2号では4当量マゼンタポリマーカプラーラテツクスの
代りに、2当量マゼンタポリマーカプラーラテツクスを
高沸点有機溶媒と組み合す技術が示されている。さらに
は特開昭61−73150号には2当景マゼンタポリマ
ーカプラーとホルマリンスカベンジャ−を組み合せて使
用することにより、ホルマリンガスによる写真性能の劣
化を防止できることが記述されている。
ところが、ホルマリンスカベンジャーを感光材料に含有
せしめると確かにホルマリンガスによる性能劣化を防ぐ
ことはできるが、高温条件で感光材料を保存したときの
性能変化が大きくなり問題であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的はホルムアルデヒドガスによる性能劣化を
防止し、同時に、長期の保存による性能劣化を改善した
ハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにある
本発明の目的を達すべく本発明者らが鋭意検討を続けて
きた結果、感光材料を製造する際に用いる界面活性剤の
使用方法で経時による性能劣化を改善し得ることを見出
した。ざらにはまったく意外なことに感光材料を製造す
る際の塗布方法で経時保存性が変ることを発見した。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の目的は、 (1)  支持体上に、青感光性ハロゲン化銀乳剤層、
緑感光性ハロゲン化銀乳剤層、および赤感光性ハロゲン
化銀乳剤層のそれぞれ少なくとも1層を有するハロゲン
化銀カラー写真感光材料において、該感光材料が支持体
上に1回の塗布により同時に塗設された少なくとも12
層を有し、かつ該感光材料が0. 1 g /m2以上
0. 7 g /m”以下の少なくとも一種のホルマリ
ンスカベンジャ−を含有し、かつQ. I g /m2
以上0. 7 g /m2以下の界面活性剤を含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
(2)上記(1)において、該感光材料が下記−能代〔
A〕で表わされる界面活性剤をO. I g /m2以
上0、6g/m2以下含有することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料。
一般式〔A〕 R−(−L ) nS 03 −M” 〔式中、Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、
もしくはアルケニル基を表わし、Rに含まれる全炭素数
は8から36の間にある。Lは二価の連結基を表わし、
nは0又は1から10の整数である。Mは水素又はカチ
オンを表わす〕によって達成される。
本発明で用いられるホルマリンスカベンジャ−とは、ホ
ルムアルデヒドガスと反応する化合物で、次の一般式(
S)で表わされる。
一般式(s〕 ■ R 、−A− R。
ここで、R,およびR2は水素原子、アルキル基、アリ
ール基、アシル基、アルコキシカルバモイル基、カルバ
モイル基、イミノ基またはアミン基を表わし、前記アル
キル基及びアリール基は置換基を有することができ、ま
た、前記アルキル基ば直鎖又は分岐であってもよい。更
にR1とR2が、環或いは縮合環を形成していても良い
。R及びR2が環を形成しない場合は、これらR1およ
びR2の少なくとも一方は、アシルノk、カルバモイル
基またばアミノ基である。
Aは−CH−1又は−N−を表わす。
−能代C3)で表わされるホルマリンスカベンジャ−の
中で好ましいものは、−能代(Sl)(S−1’I’l
  (S−Ill)又は(S−IV)で表わされる化合
物である。
一般式[3−J) (R2N  CNHう−2−R5 −能代C3−II) R、−N H−C−N −R6 一般式C5−111) NH−R。
NH −R9 一般式(S−fV) ここで、R8は2価のアルキル基を表わし、Ra、Rs
及びR7は水素原子、アルキル基又は]I C−R’  (R’は水素原子である。)を表わし、R
6はアルキル基又はアミノ基を表わし、R9はアルキル
基を表わし、このアルキル基は置換基を有することがで
きる。また、ここでR4とR6は環あるいは縮合環を形
成していても良く、R7とR9は環を形成していても良
い。R7が置換アルキル基の場合の置換基としては、ア
ミノ基、炭化水素残基又は、−OR’基(R’は炭化水
素残基)が挙げられる。なおこれらのアミノ基、炭化水
素残基は置換基を有していてもよい。R8はカルボニル
基、カルボイミドイル基を表わし、R1゜は水素原子、
アルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基、アラルキ
ル基、アルコキシル基、アリールオキシル基、カルバモ
イル基、アルコキシカルボニル基、シアノ基を表わし、
そしてこれらの各基は置換基を有することができる。R
11は、水素原子、アルキル基、シクロヘキシル基、フ
ェニル基、アラルキル基、ヘテロ環残基、ヘンジイル基
、スルフォンアルキル基、スルフォンアリール基、カル
ボキシアルキル基、カルバゾイル基、チオカルバモイル
基を表わす。
一般式(S−I)、[5−H)、(S−111)又は[
5−TV)で表わされるホルマリンスカヘンジャーの中
で特番こ好ましいものを後掲する( SCν=1〜5C
V−28)が、これに限定するものではない。
これらホルマリンスカヘンジャーのうち、例えば5CV
−1,5CV−2,5CV−5,5CV−6,5CV−
7,5CV−8は、市販されている化合物であり、又5
CV−7〜5CV−16等その他の化合物は、英国特許
717.287号、米国特許2,731,472号、同
3.187.004号、特開昭5879248等に記載
の方法で合成することができ、5Cv−19は、Be1
lstein tlandbuch der Orga
nischerChemie )198+  (192
1)、chemische der Berjchte
 51+B、 1802〜1833.2441〜247
7 (1921)、 Bulletionof the
 chemicalsociety of Japan
−39+ 1559〜1567、1734〜1738.
 (1966)などに記載されている方法に従って合成
することができる。又、5CV−28はドイツ国特許1
48108に記載の方法に従って合成することができる
本発明で用いられるホルマリンスカヘンジャーは、2種
以上組み合わせて使用してもよい。
本発明で用いられるホルマリンスカヘンジャーは、ハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料の保護層、ハロゲン化銀乳
剤層、中間層、フィルター層、下塗層、アンチハレーシ
ョン層その他の補助層の少なくとも1層に含有させて使
用することができる。
好ましくは、本発明の2当量マゼンタ色素形成性ポリマ
ーカプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層に或いは、核
層に隣接する」二層及び/又は下層、もしくは核層より
も支持体から遠い層に添加するのが良く、また、現像に
よって色素を形成する層よりも未形成の層の方が良い。
本発明で用いられるホルマリンスカベンジャ−をこれら
の層中に添加するには、塗布溶液中にそのまま、あるい
は、水、アルコール等、ハロゲン化銀カラー写真感光材
料に影響を及ぼさない低沸点有機溶媒にとかして添加す
ることもできる。また、本発明のホルマリンスカベンジ
ャ−を高沸点有機溶媒に溶解し、これを水?8液中に乳
化分散して添加することもでき、また、2当量マゼンタ
ポリマーラテツクスに本発明のホルマリンスカベンジャ
−を含浸させて、添加させることもできる。
本発明で用いられるホルマリンスカベンジャ−の塗布量
は0.1g/m2以上0.7 g /m2以下である。
0、1 g /m2未満の塗布量ではホルムアルデヒド
ガスを十分捕捉できない。逆に塗布量が0.7g/m”
を越えると特に高湿の雰囲気下での保存による性能劣化
が激しくなる。ボルマリンスカヘンジャーのより好まし
い塗布量は0.1 g /m2m2以上0.5川/以下
、更に好ましくは0.1g/m2以上0.3g/m2以
下である。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料で用いられる界面活
性剤には、塗布助剤、帯電防止剤、スヘリ性改良剤、乳
化分散剤、接着防止剤、写真特性改良剤(例えば現像促
進、増感、硬調化)として種々のものがある。例えば塗
布助剤としてはデリャキンら著「フィルム塗布理論J 
(B、M、 DeryaginS、M、 Levi、 
Film Coating Theory、 The 
FocalPress、 1964)P、  159−
P、  164、米国特許第4,242,444号、同
第4.547,459号、特開昭55116799号、
同60−209732などがその代表的なものである。
帯電防止剤としてはスイス特許第506093号、英国
特許第1,417,915号、特開昭57−14624
8号、同58−208743号、特開昭61−1437
50号、リサーチディスクロージャー(RD)第238
15号にその代表的な化合物が記載されているが、これ
らの中には接着防止剤やスヘリ性改良剤としての効果を
あわせ持つものも少くない。乳化分散剤としては、塗布
助剤として用いられる上記界面活性剤が使用できる他に
特公昭48−9979 、特開昭50−66230号、
同51−129229号、同53−138726号、同
54−99416号、同55−153933号に記載さ
れる化合物が代表的である。また、写真性改良剤として
は、江田研−著「界面活性剤研究−2,11写真工業へ
の応用」(幸書房、1963年刊)P−384−P−3
91に記載されているものなどが代表的なものである。
これらはいずれも代表例であり、市販の界面活性剤を種
々の目的に応じて添加することは可能である。市販の界
面活性剤はDetergents & IEmulsi
fiers (McCutcheon’s Publi
cations/Annual)に記載のもの等が使用
できるが、この中で、水に溶かした時、水の表面張力を
38°Cで40mN/m以下に低下せしめる能力を持つ
化合物に限定される。
界面活性剤化合物例を後掲する(A−1〜A−18,B
−1〜B−6,C−1〜C−6,D−1〜D−18,E
−1〜E−2)。
これらの界面活性剤の中で、特に下記−能代〔A〕で示
される界面活性剤は影響が大きく、下記−能代〔A〕の
界面活性剤の総量は0.6 g /m2以下含有するの
が好ましく、特に好ましくは0.1g / m 2以上
0.5 g /rn”以下である。
−能代〔A〕 R−(−L ) llS 03−M” 〔式中、Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、
もしくはアルケニル基を表わし、Rに含まれる全炭素数
は8から36の間にある。Lは二価の連結基を表わし、
nはO又は1から10の整数である。Mは水素又はカチ
オンを表わす〕一般式〔A〕において、Rがアルキル基
を表わす場合、直鎖、環状、および分岐鎖のいずれでも
よく、炭素数8〜36のものであるが、より好ましくは
12〜24である。Rが置換アルキル基を表わす場合の
置換基としては水酸基、カルボキシル基、アミノ基、シ
アノ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、カル
ボンアミド基が挙げられる。また、ここでいうアルキル
基には、炭素鎖中に、−o−、−s−、−co−、−c
o2CONR’−、−3O,、−3o□NR’NR’ 
C○−、−NR’ SO□−を1個以上有するものが包
含される(R’は水素原子、アルキル基またはアリール
基を表わす)。
Rがアリール基を表わす場合、フェニル環またはナフチ
ル環を有するものが好ましく、それらの環上に、Rが置
換アルキル基を表わす場合の置換基として挙げた基を有
していてもよい。より好ましいアリール基としては、炭
素数の合計が12〜24で、置換基を有してしてもよい
アルキルフェニル基、アルキルナフチル基が挙げられる
Rがアラルキル基を表わす時、炭素数の合計が7〜24
が好ましく、例えば、ベンジル基、フェネチル基、■−
フlニルエチル基等が挙げられる。
Rがアルケニル基を表わす場合は、炭素−炭素一重結合
をいずれの位置に有するものでもよく、Rが置換アルキ
ル基を表わす場合の置換基として挙げた基で置換されて
いてもよい。好ましくは炭素数が12〜24で二重結合
の個数が1〜5のものである。
Lは、2価の連結基を表わし、特に好ましくは、0−、
−NH−、−CONH−、−(−OCI−IZG)12
)ll(OCH2CH2) −〇−2(−0CH2CH
±1゜CH。
一+0CH2CH−)、0−である(mは1〜10のC
H。
整数、特に1〜5が好ましい。)。
Mは水素原子またはカチオンを表わずが、好ましいのは
、H” 、に+、Na” 、1部2Mg”1/2Ca”
、 1/2Ba”、 NH4”、 Ag+およびN”R
”   (R″は同じでも異なっていてもよいアルキル
基で、総炭素数4〜32であり、好ましくは4〜16で
ある)である。
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の場合、界面活性剤の
含有量が多いのは、層の数が多いことによる塗布上の問
題で塗布助剤としての界面活性剤の使用量が多いと同時
に、カプラーの乳化分散のための乳化分散剤として多量
に使用されているからである。性能を損わずに感光材料
中の界面活性剤の総量を減らすには、同時多層塗布によ
り塗布回数を減らして塗布助剤としての界面活性剤を減
らすことが望ましい。
本発明の実施態様として最も好ましい塗布方法は1回の
多層同時重層塗布によって製品を完成することであり、
それにより経時による性能変化の少い製品が得られる。
しかし2回以上の分離塗布方法によっても、その中の1
回が12層以上の多層同時重層塗布で主要な乳剤層を含
んで完成されるときは目標とする経時安定性の良い製品
が得られる。例えば、最下層のハレイジョン防止層と中
間層の2層、上層の2層すなわち第1および第2保護層
と乳剤層の1部が分離して塗布され、その他の12層以
上を多層同時重層塗布することによっても経時による性
能劣化の少ない製品を完成することは可能である。
本発明において、1回の多層同時重層塗布によって必要
なハロゲン化銀乳剤層等を含むすべての層を塗設するこ
とにより製品を完成する場合が好ましい。このような場
合、あるいは最初の12層以上を多層同時重層塗布する
場合等において、該支持体に隣接する最下層は15cp
〜100cpである塗布液を用いるということが好まし
い。この理由は15cp未満では12層以上の同時塗布
には色ムラが発生し易く、100cpを越えると塗り付
きが不良で、塗布液の幅方向の両端の液切れが発生し易
いためである。好ましくは粘度20〜70cpであり更
に好ましくは20〜60cpである。
本発明の別の態様において、最下層の例えばノ\レイジ
ョン防止層と中間層の2層を分離塗布する場合、この最
下層の塗布液については該支持体に隣接する最下層は1
5cp〜100cpである塗布液を用いることが色ムラ
の発生の防止には上記の場合と同様必要であるが、つぎ
の12層以上の同時塗布にはその第1層にこの注意は必
要ではない。
本発明において、1回の多層同時重層塗布によって製品
を完成する場合、あるいは最初の12層以上を多層同時
重層塗布する場合、該最下層の上に順次隣接して施され
る最上層を除く10層以上の塗布液の粘度をいづれも3
0cp以上で、かつ該10層以上の塗布液の粘度の算術
平均が60〜300cpであるように調整して塗布する
ということは、該最下層の上に順次隣接して施される最
」二層を除く10層以上の塗布液の粘度は30cp未満
では色ムラが発生し易<300cpを越えると脱泡しに
くく送液困難であることによる。好ましくは70〜25
0cpであり、より好ましくは80〜200cpである
。又、特に最下層に隣接する第2層の塗布液の粘度は、
最下層の塗布液粘度よりも大きいことが好ましい。より
好ましくは最下層の1.5倍以上であり、更に好ましく
は最下層の1.8〜5倍である。以上のことから、最下
層と最」二層を除いた10層以上の塗布液の粘度の算術
平均が60〜300cpであるように調整して塗布する
最下層の例えばハレイジョン防止層と中間層の2層を分
離塗布する場合、この最下層の塗布液についての粘度お
よび最下層に隣接する第2層の塗布液の粘度は、それ以
上の塗布液の粘度と特別視する必要はない。
各塗布液の粘度は、所定の値になるように、周知の増粘
剤の水溶液を添加することにより調整出来る。増粘剤と
しては、ポリ(p−スチレンスルホン酸ナトリウム)等
が典型的であり、その他特開昭63−11934号公報
記載の、側鎖にスルホン酸基、硫酸エステル又はカルボ
キシル基またはこれらの塩を有するビニルポリマーも使
用出来る。
粘度の測定はB型粘度計(東京計器社製:形式BL)を
用いて、すり速度29.8 mm /5ec(ローラN
o。
1.30rpm温度40°C)で測定する。
本発明の好ましい実施態様としては、本製造方法におい
ては、各層の塗布量は3cc/m2以上であることが好
ましい。それ以下の塗布量では、スライドホッパーのス
ライド面で既に波状のムラが発生し、支持体上に均一な
多層塗布ができなくなるためである。更に好ましくは、
各層の塗布量は4〜30cc/m2である。いずれかの
塗布量を30cc/m 2以上にして、12層以上を同
時塗布すると、塗布された写真構成層が色ムラを生しや
すくなる傾向がある。
1回の多層同時重層塗布によって製品を完成する場合、
あるいは最初の12層以上を多層同時重層塗布する場合
、該最下層およびこれに隣接して施される1171以上
の全層の塗布量の合計は250cc / m ”以下、
最下層の例えばハレイジョン防止層と中間層の2層を分
離塗布する場合、この最下層を含め12層以上の全層の
塗布量の合計は250cc/m2以下であることが好ま
しい。この上限を越えると、塗布される写真構成層が色
ムラを生しやすくなるためである。さらに乾燥条件を低
減することを勘考すると、より好ましい塗布量の合計は
200cc/m2である。
本発明で使用される多層同時塗布装置としては、その概
要は特公昭33−8977号公報等に記載されている如
きものを用い、例えば第1図に示すようなn層同時塗布
のスライドホッパー型と同様な型で、13層以上同時塗
布出来るようにしたスライドホッパー型塗布装置を用い
、12以上のスリットに所定の塗布液を送液し、スライ
ド面を流下する時に互いに重なり合うようにして塗布す
る。
第1図によって、スライドホッパー型塗布装置について
説明すると、バンクアップローラ1に支えられて走行す
る支持体2の上に、スライドホッパー型汁液器3の先端
4を支持体より間隔を取って近接させ、その部分に塗布
液架橋(ビード部という)5を形成させて、支持体2上
に塗布を行う。
この支持体2と先端4との間隔を「ビード間隔」という
。そしてこの際、ビード部5の安定のためにビードの背
部を減圧するための減圧室6を設け、減圧ポンプ7で減
圧するが、その時の減圧度を「ビード背圧」という。
多層同時塗布装置におけるスライドホッパー型汁液器に
ついて説明すると、n層(多層をn層とする)の各塗布
液は送液ポンプ8 (+−<1によって汁液器3に送り
込まれ、それぞれのスリット9,1〜.、。
で支持体2の中−杯にわたって薄い塗布液膜をそれぞれ
のスライド面10 (1〜。に流出する。流出した薄い
各塗布液膜は上部から順に重畳してビード部においては
n層の重畳した塗布液膜となって支持体上に塗布される
ことになる。
スライドホッパー型とは前記スライド面で重畳されるこ
とによって名付けられた。
本発明は12層以上の多層同時塗布方法に適用できる。
一般にn−12〜20層を同時塗布することが出来るが
、n−13〜18層の多層同時塗布方法が好ましく適用
できる。
本発明のカラー感光材料の製造方法における塗布速度は
、30〜500 m/minの速度で移動する支持体に
適用される。好ましくは60〜300rB/rn]n、
更に好ましくは80〜250 m/minの塗布速度が
採用される。
塗布された写真構成層は、通常の方法により乾燥される
。すなわち、塗布された写真構成層は、塗布後直ちに冷
却して凝固する。
このため通常乾球温度が一10°Cないし20°Cの低
温空気と接触させる。このように塗膜を冷却し凝固した
後、従来から慣用されている気体の吹きつげになる乾燥
を行なった。この風による乾燥は通常乾球温度15〜4
5℃、相対湿度10〜50%RHの空気を10〜40 
m3/rn2・minの風量で吹きつけることによって
なされている。この方法は、乾燥によるかぶりの増加を
防止ができて好ましい。
必要な乾燥時間は湿潤塗布量及び乾燥条件により異なる
が、0.5〜5 minの乾燥時間が通常である。こう
して乾燥された塗膜は更に乾球温度20〜40℃、相対
湿度50〜70%171(の空気により湿潤するのが好
ましい。
本発明の感光材料の支持体としては三酢酸セルロースや
ポリエチレンテレフタレート等の支持体が代表的である
。本発明の製造方法を使用すると、従来の製造方法に比
べて支持体の凹凸の影響を受けにくい。従って最大5μ
mの凹凸があっても本発明の製造方法により面状の良好
なカラー感光材料が高速塗布できる。凹凸を有する支持
体では、その凹凸の山と山の間隔が5〜8mmでないこ
とが好ましい。短いかまたは長い間隔は許容される。
凹凸の山と山の間隔が4mmに満たない場合、又は、8
II1mを越えると凹凸の存在は塗布の均一性に悪影響
を及ぼし難い。
本発明の感光材料は、支持体上の青感色性層、緑感色性
層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層を有する同時に塗
布された少なくとも12層から成多層ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料においては、一般に単位感光性層の配列
が、支持体側から順に赤感色性層、緑感色性層、青感色
性層の順に設置される。しかし、目的に応じて上記設置
順が逆であっても、また同一感色性層中に異なる感光性
層が挾まれたような設置順をもとりえる。
色再現改良の目的で従来の青、緑、赤感色性の3種に加
えて第4あるいはそれ以上の感色性の感光層を用いる層
構成が特開昭61−34541号、同61−20124
5号、同61−198236号、同62−160448
号に記載されており、この場合は第4あるいはそれ以上
の感色層の感光層はいずれの位置に配置しても良い。ま
た第4あるいはそれ以上の感色性の感光層は単独でも複
数の層からなっていても良い。
上記ハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層に
は各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
該中間層には、特開昭61−43748号、同59−1
13438号、同59−113440号、同61−20
037号、同61−20038号明細書に記載されるよ
うなカプラー、DIR化合物等が含まれていてもよく、
通常用いられるように混色防止剤を含んでいてもよい。
各単位感光性層を構成する複数のハロゲン化銀乳剤層は
、西独特許第1,121,470号あるいは英国特許筒
923,045号に記載されるような高感度乳剤層、低
感度乳剤層の2層構成を好ましく用いることができる。
通常は、支持体に向かって順次感光度が低くなる様に配
列するのが好ましく、また各ハロゲン乳剤層の間には非
感光性層が設けられていてもよい。また、特開昭57−
112751号、同62200350号、同62−20
6541号、62−206543号等に記載されている
ように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持体に近
い側に高感度乳剤層を配置してもよい。
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感光
性層(BL) /高感度青感光性層(el+)/高感度
緑感光性層(GH)/低感度緑感光性層(GL)/高感
度赤感光性層(17)1) /低感度赤感光性層(RL
 )の順、またはBll/BL/GL/Gl(/R11
/RLの順、またはB 11 / B L / G H
/ G L / R1,/ RI+の順に設置すること
ができる。
また特公昭55−34932号公報に記載されているよ
うに、支持体から最も遠い側から青感光性層/Gl(/
R11/Gl、/R1、の順に配列することもできる。
また特開昭56−25738号、同62−63936号
明細書に記載されているように、支持体から最も遠い側
から青感光性層/GL/RL/Gll/RHの順に配列
することもできる。
また特公昭49−15495号公報に記載されているよ
うに上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中層
をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層を
中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配置
し、支持体に向かって感光度が順次紙められた感光度の
異なる3層から構成される配列が挙げられる。このよう
な感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開昭
59−202464号明細書に記載されているように、
同一感色性層中において支持体より離れた側から中感度
乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置されて
もよい。
その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/中感度乳剤層、
あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/高感度乳剤層な
どの順に配置されていてもよい。
また、4層以上の場合にも、上記の如く配列を変えても
よい。
上記のように、それぞれの感光材料の目的に応じて種々
の層構成・配列を選択することができる。
本発明の感光材料において好ましい層構成は以下の通り
である。
第1層(最下層)アンチハレーション層第2層    
 中間層 第3層     低感度赤感光性層(RL)第4層  
   高感度赤感光性層(R1+)第5層     中
間層 第6層     低感度緑感光性層(GL)第7層  
   高感度緑感光性層(GH)第8層     中間
層 第9層     低感度青感光性層(BL)第10層 
    高感度青感光性層(Bll)第11層    
 第−保護層 第12層(最上層)第二保護層 本発明の感光材料において以下の層構成も極めて好まし
い。
第1層(最下層)アンチハレーション層第2層    
 中間層 第3層     低感度赤感光性層(RL)第4層  
   中感度赤感光性層(RM )第5層     高
感度赤感光性層(R11)第6層     中間層 第7層     低感度緑感光性層(GL)第8層  
   中感度緑感光性層(GM)第9層     高感
度緑感光性層(GH)第10層     中間層 第11層     低感度青感光性層(BL)第12層
     中感度青感光性層(BM)第13層    
 高感度青感光性層(Bll)第14層     第−
保護層 第15層(最上層)第二保護層 本発明に用いられるハロゲン化銀の量は特に規定されな
いが、銀量換算で8g/m2以下2.5g/m2以上で
あることが好ましく、さらに6g/m2以下2.5 g
 /m2以上であることが好ましい。
また、ゼラチンバインダーに対する銀の密度は特に規定
されないが、高感度乳剤層、低高感度乳剤層、その他目
的に応じて、銀量(重量)/ゼラチン(重量)比で0.
01〜5.0の範囲で使用することが好ましい。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層に含有さ
れる好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化
銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭
化銀である。特に好ましいのは約2モル%から約25モ
ル%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭
化銀である。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状
のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結
晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイ
ズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリ
サーチ・ディスクロージャー(RD) N。
17643  (1978年12月)、22〜23頁、
′°■、乳剤製造(Emulsion prepara
tion and types) ”、および同No、
]87]6 (1979年11月)、648頁、グラフ
ィック「写真の物理と化学」、ボールモンテル社刊(P
、GIafkides、 Chemic et Phi
siquePhotographique、 Paul
 Montel、 1967)、ダフイン著「写真乳剤
化学」、フォーカルプレス社刊(G、F。
Duffin、Photographic Emuls
ion Chemistry (FocalPress
、 1966 ))、ゼリクマンら著[写真乳剤の製造
と塗布」、フォーカルプレス社刊(V、L、 Zeli
kman  et  al、、  Making  a
nd  Coating  Photographic
Emulsion、 Focal Press+ 19
64)などに記載された方法を用いて調製することがで
きる。
米国特許第3,574,628号、同3,655,39
4号および英国特許第1,413.74Ei号などに記
載された単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリン
グ(Gutoff、 PhotographicSci
ence and Engineering)、第14
巻248〜257頁(1970年);米国特許第4,4
34,226号、同4,414,310号、同4,43
3,048号、同4,439,520号および英国特許
第2.112.157号などに記載の方法により簡単に
調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい。また、エピタキシャル接合によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい。
また種々の結晶形の粒子の混合物を用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使
用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャーNO,
17643および同No、 18716に記載されてお
り、その該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
添迦月1月    BD 17643   RD 18
7161 化学増感剤    23  頁  648頁
右欄2 感度上昇剤         同   上3 
分光増感剤、   23〜24頁 648頁右欄〜強色
増感剤         649頁右欄4増白剤  2
4頁 5 かふり防止剤   24〜25頁 649頁右欄お
よび安定剤 6 光吸収剤、フ   25〜26頁 649頁右欄〜
イルクー染料、       650頁左欄紫外線吸収
剤 7 スティン防止剤  25頁右欄 650頁左〜右欄
8 色素画像安定剤  26  頁 9硬膜剤  26頁 651頁左欄 】0 バインダー    26  頁  同   上1
1  可塑剤、潤滑剤  27  頁  650頁右欄
12  塗布助剤、    26〜27頁 650頁右
欄表面活性剤 13  スタチック防止  27  頁  650頁右
欄剤 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために、米国特許第4,41L987号や同第4
,435,503号に記載されたホルムアルデヒドと反
応して、固定化できる化合物を感光材料に添加すること
が好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出リサーチ・ディスクロージャ(RD
) No、17643 、■−C〜Gに記載された特許
に記載されている。
イエローカプラーとしては、例えば米国特許第3.93
3,051号、同第4,022,620号、同第4.3
26.024号、同第4,401,752号、同第4,
248,961号、特公昭58−10739号、英国特
許第1,425,020号、同第1、.476.760
号、米国特許筒3,973,968号、同第4,314
.023号、同4.5LL649号、欧州特許筒249
,473八号、等に記載のものが好ましい。
マゼンタ−カプラーとしてば5−ピラゾロン系及びピラ
ゾロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許筒4,3
10,619号、同4.35L897号、欧州特許筒7
3.636号、米国特許筒3,06L432号、同第3
、725.067号、リサーチ・ディスクロージ+ −
N。
24220 (1984年6月)、特開昭60−335
52号、リサーチ・ディスクロージ+−NO,2423
0(1984年6月)、特開昭60〜43659号、同
61−72238号、同60−35730号、同55−
118034号、同60−185951号、米国特許筒
4.500,630号、同第4 、540 、654号
、同第4,556,630号、国際公開WO38104
795号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフトール
系カプラーが挙げられ、米国特許筒4.052,212
号、同第4.146.396号、同第4,228,23
3号、同第4,296,200号、同第2,369,9
29号、同第2.801.171号、同第2.772.
162号、同第2,895,826号、同第3,772
,002号、同第3,758,308号、同第4.33
4,011号、同第4,327.173号、西独特許公
開筒3,329,729号、欧州特許筒121..36
5A号、同第249.453A号、米国特許筒3.44
6.622号、同第4.333,999号、同第4.7
75.616号、同第4.45L559号、同第4,4
27.767号、同第4,690,889号、同第4.
254,212号、同第4,296,199号、特開昭
61−42658号等に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するだめのカラード・カプラ
ーは、リサーチ・ディスクロージャーN。
17643の■−G項、米国特許筒4,163,670
号、特公昭57−39413号、米国特許筒4,004
,929号、同第4.138,258号、英国特許第1
,146,368号に記載のものが好ましい。また、米
国特許筒4.774,181号に記載のカップリング時
に放出された螢光色素により発色色素の不要吸収を補正
するカプラーや、米国特許筒4,777、120号に記
載の現像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカー
サー基を離脱基として有するカプラーを用いることも好
ましい。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、米
国特許筒4,366.237号、英国特許第2、125
.570号、欧州特許筒96.570号、西独特許(公
開)第3,234,533号に記載のものが好ましい。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許筒3,451,820号、同第4,080,211号
、同第4,367.282号、同第4,409.320
号、同第4,576.910号、英国特許第2.102
.173号等に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前記のRD17643 
、■−F項に記載された特許、特開昭57−15194
4号、同57−154234号、同60−184248
号、同63−37346号、米国特許筒4.248,9
62刊、同第4.782,012号に記載されたものが
好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、英国特許第2.097.140号、
同第2,13L188号、特開昭59−157638号
、同59−170840号に記載のものが好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラ
ーとしては、米国特許筒4.130,427号に記載の
競争カプラー、米国特許筒4,283,472号、同第
4,338,393号、同第4,310.618号に記
載の多当量カプラー、特開昭60−185950号、特
開昭6224252号等に記載のDIRレドックス化合
物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー、[lI
Rカプラー放出レドックス化合物、もしくはDIRレド
ックス放出レドックス化合物、欧州特許筒173.30
2A号に記載の離脱後後色する色素を放出するカプラー
R,D、No、11449 、同24241 、特開昭
61−201247号等に記載の漂白促進剤放出カプラ
ー、米国特許筒4.553,477号等に記載のりガン
ト放出カプラー特開昭63−75747号に記載のロイ
コ色素を放出するカプラー、米国特許筒4,774.1
81号に記載の螢光色素を放出するカプラー等が挙げら
れる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
筒2.322.027号等に記載されている。
水中油滴分散法に用いられる常圧での沸点が175°C
以上の高沸点打機溶剤の具体例としては、フタル酸エス
テル類(ジブチルツクレート、ジシクロへキシルフタレ
−1−、ジー2−エチルへキシルフタレート、デシルツ
クレート、ビス(24−ジt−アミルフェニル)フタレ
ート、ビス(24ジーL−アミルフェニル)イソフタレ
ート、ビス(I、1−ジエチルプロピル)フクレ−1・
)など、リン酸またはホスホン酸のエステル類(トリフ
ェニルホスフェート、トリクレジルポスフェート、2エ
チルヘキシルジフエニルポスフエート、トリシクロへキ
シルホスフェート、トリー2−エチルへキシルホスフェ
ート、トリデシルホスフェート、トリブトキシエチルホ
スフェート、トリクロロプロピルホスフェート、ジー2
−エチルへキシルフェニルホスホネートなど)、安息香
酸エステル類(2−エチルヘキシルヘンソ゛コニート、
ドデシルヘンゾエート、2−エチルへキシル−p−ヒド
ロキシベンゾエートなど)、アミド類(N、N−ジエチ
ルドデカンアミド、N、N −ジエチルラウリルアミド
、N−テトラデシルピロリドンなど)、アルコール類ま
たはフェノール類(イソステアリルアルコール、2,4
−ジーter t−アミルフェノールなど)、脂肪族カ
ルボン酸エステル@(ビス(2−エチルヘキシル)セパ
ケート、ジオクチルアゼレート、グリセロールトリブチ
レート、イソステアリルラクテート、トリオクチルシト
レートなど)、アニリン誘導体(N、N−ジプチル−2
−ブトキシ−3ter t−オクチルアニリンなど)、
炭化水素類(パラフィン、ドデシルベンゼン、ジイソプ
ロピルナフタレンなど)などが挙げられる。また補助溶
剤としては、沸点が約30°C以上、好ましくは50°
C以上約160°C以下の有機溶剤などが使用でき、典
型例としては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エ
チル、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−エ
トキシエチルアセテート、ジメチルホルムアミドなどが
挙げられる。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許箱4,199,363号、西独
特許出願(OLS )第2,54L274号および同第
2.541,230号などに記載されている。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー
などを代表例として挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、No、17643の28頁、および同No、 18
716の647頁右欄から648頁左欄に記載されてい
る。
本発明の感光材料は、乳剤層を有する側の全親水性コロ
イド層の膜厚の総和が22μm以下であることが好まし
く、18μm以下がより好ましく、16μm以下が更に
好ましい。また膜膨潤速度T1/2は30秒以下が好ま
しく、20秒以下がより好ましい。膜厚は、25°C相
対湿度55%調湿下(2日)で測定した膜厚を意味し、
膜膨潤速度T、72は、当該技術分野において公知の手
法に従って測定することができる。例えば、ニー・グリ
ーン(八、 Green)  らによりフォトグラフィ
・ンク・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Ph
otogr。
Sci、 Eng、)、  19巻、2号、124〜1
29頁に記載の型のスエロメーター(膨潤膜)を使用す
ることにより測定でき、TI/□は発色現像液で30°
C13分15秒処理した時に到達する最大膨潤膜厚の9
0%を飽和膜厚とし、このTI/□の膜厚に到達するま
での時間と定義する。
膜膨潤速度TI/□は、バイングーとしてのゼラチンに
硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
150〜400%が好ましい。
膨潤率とは、さきに述べた条件下での最大膨潤膜厚から
、式: (最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚に従って計算で
きる。
本発明に従ったカラー写真感光材料は、前述のR,D、
No、17643の28〜29頁、および同No、 1
.8716の615左欄〜右欄に記載された通常の方法
によって現像処理することができる。
本発明の感光材料をロール状の形態で使用する場合には
カートリッジに収納した形態を取るのが好ましい。カー
トリッジとして最も一般的なものは、現在の135フオ
ーマツ1〜のパトローネである。その他下記特許で提案
されたカートリッジも使用できる(実開昭58−673
29号、特IIi;1昭58−181035号、特開昭
58482634号、実開昭58−195236号、米
国特許第4.221,479号、特開平1−23104
5号、特願昭63−18334.1 、特開平2−17
01561 号、特願平121862号、特願平1−2
5362号、特願平1−30246労、特願平]−20
222号、特願平1−2+863号、相願平1371.
81号、特願平1−33108号、特願平1−8519
8号、特願平1−172595号、特願平1−1725
94号、特願平1172593号、米国特許第4,84
6..118号、米国特許第4.848,693号、米
国特許第4,832,275号)。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例により詳しく説明するが本発明は
これらに限定されるものではない。
(実施例) 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を同時に重層塗布して多層
カラー感光材料を作成した。
(感光層の組成) 塗布量はハロゲン化銀およびコロイド°゛銀については
銀のg/m2単位で表した量を、またカプラー添加剤お
よびゼラチンについてはg / m 2単位で表した量
を、また増感色素については同一層内のハロゲン化銀1
モル当たりのモル数で示した。なお、使用した各種化合
物の説明は後掲する。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 ゼラチン V−1 V−2 V−3 V−4 oil −1 oil −2 第2層(中間層) ゼラチン 第3層(第1赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag I  7.1モル%、八面体多重
構造粒子、体積相当球面径0.4μm、球相当径の0.
20 1.30 0.050 0、050 0.10 0.10 0.10 0.10 ・・・ 1.00 変動係数15%) 塗布銀量 ・・・ 1.00 ・・・ 2.00 ・・・ 2.8X10−’ ・・・ 2.0X10−’ ・・・ 1.0X10−5 ・・・ 0.40 ・・・ 0.040 ・・・ 0.020 ・・・ 2.0 X 10−3 ・・・ 0.15 ・・・ 0.15 ゼラチン Cρ−1 p−2 p−3 p−4 oil   1 oil −2 第4層(第2赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag I  7.7モル%、八面体多重
構造粒子、体積相当球面径0.8μm、球相当径の変動
係数10%) ゼラチン 塗布銀量 ・・・ 1.20 ・・・ 0.80 ・・・ 2.0X10−’ ・・・ 1.5X10−’ p−1 p−2 p−3 p−4 oil  −1 oll  −2 第5層(第3赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgJ  8.0モル%、構造粒子、体
積相当球面径1.1μm、変動係数13%) 8.0X10−6 ・・・ 0.30 ・・・ 0.030 ・・・ 0.030 2.0X10−3 ・・・ 0.12 ・・・ 0.12 八面体多重 球相当径の ゼラチン −I p−I p−2 oil −1 oil −2 塗布銀量 ・・・ 1.00 ・・・ 1.50 ・・・ 1.5X10−’ ・・・ 1.5X1.0−’ ・・・ 8.0X10−6 ・・・ 0.10 ・・・ 0.10 ・・・ 0.05 ・・・ 0.05 第6層(中間層) ゼラチン             ・・・0.70C
pd −11・・・0.030 oil −1・・・0.050 第7層(第1緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag I  7.0モル%、八面体多重
構造粒子、体積相当球面径0.4μm、球相当径の変動
係数15%) 塗布銀量     ・・・1.10 ゼラチン             ・・・2.5O3
−4・・・2.4 X 10−’ S−5・・・2.4X10−’ S−6・・・1.2XIO−’ S−7・・・5.0X10−5 Cp−5・・・0.15 Cp−6・・・0.10 cp−7・・・0.030 Cp−8・・・0.020 oil −1・・・0.30 oil −2−0,30 第8層(第1緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(4g17.3モル%、八面体多重構造粒
子、体積相当球面径0.7μm、球相当径の変動係数9
%) 塗布銀量     ・・・1.10 ゼラチン             ・・・0.8O3
−4・・・2.0X10−’ S−5・・・1.9X10−’ S−6・・・1.lX10−’ S−7・・・4.0X10−5 cp−!5             ・・・0.10
Cp−6・・・0.070 Cp−7・・・0.030 Cp−8・・・0.025 oil −1・・・0.20 oi1−2              ・・・0.2
0第9層(第3緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag I  7.5モル%、厚板アスペ
クト比2、体積相当球面径1.5μm、球相当径の変動
係数14%) 塗布銀量     ・・・1.20 ゼラチン             ・・・1.8O3
−4・・・1.3X10−’ S−5・・・1.3 X 10−’ S−6・・・9.OX 1O−5 S−7・・・3.0X10−5 Cp−6・・・0.20 Cp−7・・・0.030 oil −1−0,20 oil −2・・・0.05 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド層          ・・・0.080
ゼラチン             ・・・1.20C
pd −12・・・0.l0 oil −1−0,30 第11層(第1青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(Ag I  6.5モル%、八面体多重
構造粒子、体積相当球面径0.4μm、球相当径の変動
係数9%) 塗布銀量     ・・・0.20 沃臭化銀乳剤(Ag I  7.0モル%、八面体多重
構造粒子、体積相当球面径0.8μm、球相当径の変動
係数12%) 塗布銀量     ・・・0.45 ゼラチン             ・・・1.753
−7             ・・・1.0X10−
’S−8・・・2.OX 10−’ Cp−9・・・0.45 Cp −to               ・・・0
.50oil −1・・・0.20 oil −2−0,10 第12層(第2青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(AgI  9.7モル%、厚板アスペク
ト比2、体積相当球面径1.6μm、球相当径の変動係
数12%) 塗布銀量     ・・・1.10 ゼラチン             ・・・1.2O3
−7・・・1.0 X 10−’ S−8・・・1.0 X 10−’ Cp−9・・・0.25 oil  −1−0,060 oil  −2・・・ 0.030 第13層(第1保護層) 微粒子沃臭化銀乳剤(Ag I  2.0モル%、平均
粒子径0.08μm) 塗布銀量 ゼラチン V−1 V−2 V−3 V−4 V−5 oil −1 oil −2 第14層(第2保護層) ゼラチン ポリメチルメタクリレート粒子 (直径1.5μm) 各層には上記の成分の他に、硬膜剤110.40 1.30 0.050 0.050 0.10 0.10 0.030 0.10 0.10 ・・・ 0.50 ・・・ 0,20 ・・・ 0.030 11゜ 1ト12、 防腐剤としてCpd−15,Cpd−16の他、安定剤
Cpd−17、かぶり防止剤Cpd−18,Cpd−1
9を添加した。
界面活性剤及びホルマリンスカベンジャ−の量を表1の
ようにかえて、試料101〜106を作成した。
更に試料106で14層を同時に多層塗布せずに、第6
層を塗布、乾燥した後、引き続いてその上に第7層から
第14層までを塗布して、試料107を作成した。
試料101〜107を通常の135カラーネガフイルム
と同様に加工裁断し、l5O−400力ラー名ガ用パト
ローネに装填し、以下のテストを行なった。
保存条件 a)温度40°C相対湿度80% 14日b
)温度20゛C相対湿度60% 14日C)一般家庭の
新規購入タンス内 14日 で各試料を保存した後、フジ写真フィルム(株)製のカ
メラカルデイアバイトを用い、夏の晴天の日の午前11
時に、反射率18%のグレー板をも5■ った人物を撮影した。撮影済の各試料を温度30°C相
対湿度60%で7日間保存後、処理条件〔A〕で現像処
理した。続いて処理済の各試料をフジ写真フィルム(株
)製オートプリンターFAP 3500を用いて、フジ
カラーペーパースーパー11Gにプリント条件た。オー
トプリンターのプリント条件は保存条件(b)の試料の
色バランスが最適になるよう設定した。
表 試料101〜107で得られた各プリントのグレー板の
部分の色濃度をマクヘス濃度計で測定し、各試料の保存
条件による色バランスのずれを評価した。結果は保存条
件(b)に対する保存条件(a)及び(C)の各試料の
プリン1〜濃度のずれで表わし、表2に示した。
表2からも明らかなように、試料102はわずか2週間
の保存期間に家具から発生ずるポルマリンガスの影響と
思われる色バランスのくずれを起していて実用に耐えな
い。また同時重層塗布で界面活性剤の使用量を減らし、
ホルマリンスカヘンジャーの量も少なくした本発明の試
料は高温多湿の保存条件下でも色バランスのくずれが小
さく、保存安定性が高い。
本発明の効果はネガの処理条件を(B)に変えてテスト
しても同様に発現する。
処理方法〔A〕 工程     処理時間 発色現像    3分15秒 漂   白      6分30秒 水   洗     2分10秒 定  着     4分20秒 水洗(1)1分05秒 水洗(2)1分00秒 安   定      1分05秒 乾  燥     4分20秒 次に、処理液の組成を記す。
(発色現像液) ジエチレントリアミン五酢酸 1−ヒドロキシエチリデン 1.1−ジホスホン酸 亜硫酸ナトリウム 炭酸カリウム 臭化カリウム 沃化カリウム ヒドロキシルアミン硫酸塩 処理温度 38°C 38°C 24°C 38°C 24°C 24°C 38°C 55°C (単位g) 1.0 3.0 4.0 30.0 1.4 1.5 mg 2.4 4−〔N−エチル−N−β ヒドロキシエチルアミノ] 2−メチルアニリン硫酸塩 水を加えて n (漂白液) エチレンジアミン四酢酸 第二鉄ナトリウム三水塩 エチレンジアミン四酢酸 ニナトリウム塩 臭化アンモニウム 硝酸アンモニウム アンモニア水(27%) 水を加えて i (定着液) エチレンジアミン四酢酸 二ナトリウム塩 亜硫酸ナトリウム 重亜硫酸ナトリウム 4.5 1.0 ! 10.05 (単位g) 100.0 10.0 140.0 30.0 6.5mj2 1.0! 6.0 (単位g) 0.5 7.0 5.0 チオ硫酸アンモニウム 水溶液(70%) 水を加えて i (安定り ポルマリン(37%) ポリオキシエチレン−p モノノニルフェニルエーテル (平均重合度 10) エチレンジアミン四酢酸 一ナトリウム塩 水を加えて pH 処理方法(B) 工程   処理時間 処理温度 発色現像 漂白 漂白定着(1) 漂白定着(2) 3分15秒  37,8°C 45秒  38  °C 45秒  38  °C 45秒  38  °C 170,0m1L 1、O1 6,7 (単位g) 2.0mf!。
0.3 0.05 1.0  ! 5.0−8.0 1甫充量  タンク 容量 25n+j2 112 5nl  4f!。
30mff1 4p。
水洗(1)   20秒 38°C−2ffi水洗(2
)   20秒 38°C30m42 212安  定
     20秒  38  °C20+nj2  2
1乾  燥   1分     55  °C*補充量
は35mm111m長さ当たりの量漂白定着及び水洗の
各工程はそれぞれ(2)から(1)への向流方式であり
、また漂白液のオーバーフロー液は全て漂白定着(2)
へ導入した。
尚、上記処理における漂白定着液の水洗工程への持込量
は35mm巾の感光材料1m長さ当り2nlであった。
(発色現像液)      母液(g)  補充液(g
)ジエチレントリアミン   5.0   6.0五酢
酸 亜硫酸すl・リウム     4.0   5.0炭酸
カリウム       30.0   37.0臭化カ
リウム       1.3   0.5沃化カリウム
       1.2 mgヒドロキシルアミン   
 2.0   3.6硫酸塩 4−〔N−エチル−N−4,7 β−ヒドロキシエチルアミノ〕 2−メチルアニリン硫酸塩 水を加えて        1.0l pi            10.00(漂白液) 
       母液(g)1.3−ジアミノプロパン 
144.0四酢酸第二鉄アンモニウム−水塩 1.3−ジアミノプロパン  2.8 四酢酸 臭化アンモニウム     84.0 硝酸アンモニウム     17.5 アンモニア水(27%)    10.0酢酸(98%
)        51.1水を加えて       
  1.0 ρpH4,3 (漂白定着液)      母液(g)エチレンジアミ
ン四酢酸 50.0 第二鉄アンモニウム三水塩 エチレンジアミン四酢酸  5.0 6.2 1、OI!。
10.15 補充液(g) 206.0 4.0 120.0 25.0 1.8 73.0 1、OI2゜ 3.4 補充液(g) 25.0 二ナトリウム塩 亜硫酸アンモニウム   12.0   20.0チオ
硫酸アンモニウム  290.Omf 320.0 +
nj!水溶液(700g/ l ) アンモニア水       6.0 mj2 15.0
 mp。
水を加えて        1.0ffi   1.0
ffipH6,88,0 (水洗水)母液、補充液共通 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンドハ
ース社製アンバーライト117−120B)と、OH型
強塩基性アニオン交換樹脂(同アンバーライ1−IRA
−400)を充填した混床式カラムに通水してカルシウ
ム及びマグネシウムジオン濃度を3 mg/ρ以下に処
理し、続いて二塩化イソシアヌール酸すl・リウム20
mg//2と硫酸ナトリウム150mg/ffiを添加
した。この液のpHは6.5−7.5の範囲にあった。
(安定液)母液、補充液共通   (単位g)ホルマリ
ン(37%)        1.2+++j2界面活
性剤           0.4〔C 81■2゜ 0−(CIl。G11□0)−コ11〕(SCV−4) (SCV−5) エチレングリコール 水を加えて 1.0 1.0 H,NCNHNH2 (I H,NCNHC2H5 p。
5.0−7.0 (SCV−6) (SCV−7) 〔発明の効果] 以」二説明したように、 本発明の構成によりホル マリンガスによる性能劣化が防止でき、かつ特に 高温多湿条件下での保存性を改善することができる。
(SCV ■) OO H2N CN HCH2CHz N HCN H2(S
CV−8) (SCV−9) (SCV−2) 11]I H2N(、−NHCH2(j(2CH2NHC−NH2
(scV−3) OCH30 II         、I       IIHz 
N CN HCH2CHN HCN H2(SCV (SCV (SCV−14) (SCV (SCV (SCV−15) (SCV−16) (SCV CH,NHC−NHC CH’5 (SCV−18) (SCV−23) (SCV−24)  H (SCV−25) H ■] (SCV−19) (SCV−20) (SCV−21) (SCV−22) (SCV−26) (SCV−27) (SCV−28) a03S CIl・C00(JhCH(Czlls)CJ。
CH2C00CII□C1l (Czlls)C4tL
■ ■ ■ C+zHzsOS 03N a ■ aO3S CHCOO(CH2CH20)C6H,3CH2C00
(CH2CH20)C6HI3CHzCOOCsHII COOCsH+ aO3S H COOC,、H CH3(CH2) 、CH=CHCH2SO3Na C,、H,3CON CH2 CH2 S O,N a CH3 CH2COOCe HI 7 NaO,S H COON(C4HI9)Z CI2COO(C)12CH20) 3CH2CH(C
21(S)C4119a03S HCOOH CH2 C0OC++Hz7(i) a03S CH2CH2C 3Hz7(i) CIl□ococ 511a+(n) (n)C sll:++C00C CH2−0−P cthco□N”(C1h)a CI(20COC 6H3□(n) (n)C+611+zCOOC I Cl1□−OP  OCl1zCIlzN“(CHI)
3CH20GOCIl□Ctl (C2115) CJ
q■ CF 3(CF 2) 7502NC112CIIZO
(C1l zCH20) 3 (Cll 2) 3SO
JaC3117 c F3(CH2)7S O,N CH2CH2S O
3N aC3H。
CH2C00CH2(CF2)8H CHCOOCH2(CFZ)sH 3O3N a CH20COC6HI3(n) (n)CJI+3COOC CH2−0−P OCII2CII□N”(Clh)i CH20COC zl+2−、(n) (n)C+2H25COO ■ CH2−(1−P 0011□N’ (CH3) 3 CH20COCeHI7(n) CF 3(CF 2)7S O□NCH2C00K 3
H7 ■ zHzso−(−CHzCH20−)yrHC+6H3
30+CHzCHzO)TTHCleH:+70+CH
2CHzO+r−rHC2□H4,0−(−CH2CH
2Oうπ HC+zHz50+CHzCHzO→−$H
C+zHzsO1(CI−LCHzOeyrH2H25
0+ CILzCHzOeyi−HC1□H2,0−+
CH2CI(20)rr Hc、、H3COO(CHz
CT(zO)ゎHII−(OCIt z C11z )
To 0CHCOOCII□C11(CzHs)C4H
qCIl□C00CII□C1l (CJs)CJq■ ■ l2H25 C)fcH2cH o+T5−H CH。
U■ V−2 V p p p V V N リン酸トリクレジル i1 フタル酸ジブチル p p CI! p p p pd ■ pd CI CI p p ■ ■ +(CH2 pd 0■ (,0 CH3O2CI+2) 2CCH2SO□(CH2)2
12N (CI(z) ZSO3K pd pd pd (CHz)3503 C1lzCtlzCH3OJa CH3 pd ■ (CH2)3503 (CH2)asOJa
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いるスライドポツパー型塗布装置
の概略側面図である。 図において 1・・・バックアップローラ、2・・・支持体、3・・
・スライドポツパー型注液器、4・・・同上注液器の先
端部、5・・・塗布液架橋(ビート部)、6・・・減圧
室、7・・・残圧ポンプ、8.〜Bn・・・送液ポンプ
、9、〜9..・・・送液スリット、lO・・・スライ
ド面、101〜1011・・・スライド面」二の塗布液
膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に、青感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感
    光性ハロゲン化銀乳剤層、および赤感光性ハロゲン化銀
    乳剤層のそれぞれ少なくとも1層を有するハロゲン化銀
    カラー写真感光材料において、該感光材料が支持体上に
    1回の塗布により同時に塗設された少なくとも12層を
    有し、かつ該感光材料が0.1g/m^2以上0.7g
    /m^2以下の少なくとも一種のホルマリンスカベンジ
    ャーを含有し、かつ0.1g/m^2以上0.7g/m
    ^2以下の界面活性剤を含有することを特徴とするハロ
    ゲン化銀カラー写真感光材料。
  2. (2)該感光材料が下記一般式(A)で表わされる界面
    活性剤を0.1g/m^2以上0.6g/m^2以下含
    有することを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀カ
    ラー写真感光材料。 一般式〔A〕 R■L)_nSO_3−M^+ 〔式中、Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、
    もしくはアルケニル基を表わし、Rに含まれる全炭素数
    は8から36の間にある。Lは二価の連結基を表わし、
    nは0又は1から10の整数である。Mは水素又はカチ
    オンを表わす〕
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