JPH04135508U - 工具用回転棚装置 - Google Patents

工具用回転棚装置

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JPH04135508U
JPH04135508U JP5104391U JP5104391U JPH04135508U JP H04135508 U JPH04135508 U JP H04135508U JP 5104391 U JP5104391 U JP 5104391U JP 5104391 U JP5104391 U JP 5104391U JP H04135508 U JPH04135508 U JP H04135508U
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JP
Japan
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tool
rack
opening
shutter
loading
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Pending
Application number
JP5104391U
Other languages
English (en)
Inventor
淑照 池畑
晃男 曾我
Original Assignee
株式会社ダイフク
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】循環経路に於いて回動可能な多数の工具収納用
ラック7を備え、前記循環経路中に設定したラック呼び
出し位置10に隣接して、開閉用シャッター11を備え
た工具出し入れ口12を設けた工具用回転棚装置に於い
て、前記開閉用シャッター11に、前記ラック呼び出し
位置10にあるラック7の収納工具15A,15Bを外
から視認するための透明板装着覗き窓18を設けて成る
工具用回転棚装置。 【効果】工具収納用ラック7の循環経路内に工具出し入
れ口12から誤って手先等が入り込むのを前記シャッタ
ー11で防止しながら、マニュアル運転時に外から工具
出し入れ口12の内側に呼び出されたラック7内の工具
15A,15Bの種別等を容易に識別することが出来
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、循環経路に於いて回動可能な多数の工具収納用ラックを備え、前記 循環経路中に設定したラック呼び出し位置に隣接して、開閉用シャッターを備え た工具出し入れ口を設けた工具用回転棚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
この種の回転棚装置に於いて、循環経路を回動する各ラックに、当該ラックが 前記工具呼び出し位置にあるときに工具刃先が前記工具出し入れ口に向かって斜 め上方に傾斜する向きに工具基部を嵌脱自在に保持する工具保持部を設けること により、前記工具出し入れ口からの工具の出し入れが容易に行えるだけでなく、 前記工具出し入れ口の外からラック内の収納工具の種別を刃先の形状等から容易 に識別することが出来るのであるが、特にこのような態様で工具が各ラックに収 納されている場合、前記工具出し入れ口の開閉シャッターが開かれている状態で ラックが回動すると、工具出し入れ口に誤って手先等が入り込んだときに工具刃 先によって大怪我をする恐れがある。
【0003】 従って、ラックを回動させるときには前記開閉シャッターを閉じておくことが 望ましいのであるが、ラックの起動停止をマニュアル操作で行って、目的の工具 が収納されているラックを前記工具出し入れ口に呼び出す場合には、工具出し入 れ口の外から回動するラック内の工具種別を識別するために開閉シャッターを開 いておくことになり、安全性の面で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために、前記のような工具用回 転棚装置に於いて、前記開閉用シャッターに、前記ラック呼び出し位置にあるラ ックの収納工具を外から視認するための透明板装着覗き窓を設けて成る工具用回 転棚装置を提案するものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1及び図2 に於いて、1は前側昇降経路部2と後側昇降経路部3とから成る上下方向の循環 経路であって、駆動歯輪4と遊転歯輪5とで前記循環経路1に沿って掛張された 左右一対の駆動チェン6に、等間隔おきに横長の工具収納用ラック7が前後揺動 可能に吊り下げられ、前記駆動歯輪4がモーター8により駆動されて前記駆動チ ェン6が回動することにより、各ラック7が前記循環経路1に沿って回動するよ うに構成されている。尚、図示省略しているが、各ラック7が正立姿勢を保って 回動するようにラック姿勢保持用ガイドレールが併設されている。
【0006】 前記循環経路1を覆うカバーケース9には、前記前側昇降経路部2の適当高さ 位置に設定されたラック呼び出し位置10に隣接して、昇降可能な開閉シャッタ ー11を備えた横長の工具出し入れ口12と、この工具出し入れ口12の下辺か ら前方へ水平に張り出す作業テーブル13とが設けられている。14は前記工具 出し入れ口12の横側方位置に配設された操作盤である。
【0007】 前記各工具収納用ラック7は、図3に示すように当該ラック7が前記工具呼び 出し位置10にあるときに前記工具出し入れ口12側と上側とが開放する縦断面 L形のものであって、その内側コーナー部には、当該ラック7が前記工具呼び出 し位置10にあるときに工具刃先15aが前記工具出し入れ口12に向かって斜 め上方に傾斜する姿勢で工具基部15bを嵌脱自在に保持する工具保持部16又 は17が設けられている。工具保持部16は、小型の工具15Aを上下複数列状 に支持するものであり、工具保持部17は、大型の工具15Bを横一列状に支持 するものである。
【0008】 前記工具出し入れ口12を開閉する昇降可能なシャッター11は、手動又は電 動により昇降させ得るもので、何れの場合も上昇限位置まで上昇させて工具出し 入れ口12を開放させた状態で自動的に保持させることが出来る。而して当該開 閉シャッター11には、その略全面に及ぶ大きさの、アクリル樹脂板等の透明板 が装着された覗き窓18が設けられている。又、この実施例では、前記工具出し 入れ口12の上側に位置する前記カバーケース9の前面にも、アクリル樹脂板等 の透明板が装着された覗き窓19が設けられている。勿論、カバーケース9の左 右両側面にも同様の覗き窓を設けることも出来る。
【0009】 以上のように構成された工具用回転棚装置に於いて、出庫作業時には、モータ ー8により駆動チェン6を回動させてラック7を循環経路1に於いて回動させ、 出庫対象の工具15A,15Bが収納されている出庫対象ラック7をラック呼び 出し位置10に呼び出して停止させる。この後、開閉シャッター11を上昇限位 置まで上昇させて工具出し入れ口12を開くことにより、出庫対象ラック7の工 具保持部16又は17から工具基部15bを斜め上方手前に引き上げるようにし て、目的の工具15A,15Bを取り出すことが出来る。又、入庫作業時には、 上記のようにラック呼び出し位置10に呼び出した入庫対象ラック7に、開かれ た工具出し入れ口12より工具15A,15Bを収納させる。このとき、ラック 7の工具保持部16又は17に対し工具基部15bを斜め下方奥側へ落とし込む ように嵌合させて、工具15A,15Bを保持させる。
【0010】 上記入出庫作業時に於いて、入出庫対象ラック7を回動させてラック呼び出し 位置10に呼び出す場合、安全のために工具出し入れ口12は開閉シャッター1 1により閉じておくが、工具出し入れ口12の内側に到着する各ラック7の収納 工具15A,15Bは、閉じ限位置にあるシャッター11の覗き窓18を通じて 外部から視認することが出来る。従って、ラック7の起動停止をマニュアル操作 で行う場合でも、入出庫対象ラック7がラック呼び出し位置10に到着したか否 かを閉じ限位置のシャッター11の外側から容易に識別し得るので、マニュアル 運転を能率的に行うことが出来る。
【0011】 換言すれば、工具出し入れ口12の内側に到着する各ラック7の収納工具15 A,15Bを外部から視認しながら行うマニュアル運転時にも、工具出し入れ口 12をシャッター11で閉じておくことが出来るので、工具出し入れ口12がシ ャッター11で閉じられているときのみ、運転が可能なように制御系を構成して 、より一層安全性を高めることが出来る。
【0012】 具体例を説明すると、図4に示すように、前記開閉シャッター11が工具出し 入れ口12を閉じた位置にあることを検出するシャッター閉じ限センサー20を 配設し、シャッター11が閉じ位置にあることを当該センサー20が検出してい るときのみモーター8を稼働させてラック7を回動させることが出来るように構 成する。前記センサー20としては、透過形又は反射形の光電スイッチや、前記 シャッター11の磁性板部分を検出する磁気スイッチ、或いはシャッター11に 接触して検出する機械式リミットスイッチ等が使用出来る。
【0013】 前記センサー20の検出信号は制御装置21に入力される。この制御装置21 は、前記操作盤14からの起動及び停止指令と、ラック呼び出し位置10に到着 するラック7の固有番号に対応する現在番地とに基づいて、インバーター等のモ ーターコントローラー22を介して前記モーター8を制御するもので、マイクロ コンピューター等から構成される。而して当該制御装置21には、図5のフロー チャートで示されるような制御プログラムが設定されており、操作盤14に於い て起動操作が行われたとき、前記シャッター11が閉じ位置にあってセンサー2 0がシャッター閉じ限検出状態にあればモーター8によるラック7の回動が行わ れ、若しシャッター11が開いておれば、モーター8を稼働させないでブザーや ランプ等の警報器を作動させる。警報器が作動したときは、操作者はリセットス イッチを操作して警報器を停止させた後、シャッター11を閉じ限位置まで下降 させてセンサー20をシャッター閉じ限検出状態とし、その後、改めて起動操作 を行う。
【0014】 モーター8によりラック7が回動している状態で誤ってシャッター11を開い たときは、当該シャッター開き状態をセンサー20が検出するので、その時点で 前記のように警報器を作動させると共に、モーター8によるラック7の回動を自 動停止させる。シャッター11が閉じられたままラック7の回動が行われ、目的 のラック7が工具出し入れ口12の内側位置(ラック呼び出し位置10)に到着 したことをシャッター11の覗き窓18から視認出来たならば、操作盤14に於 いて停止操作を行い、モーター8によるラック7の回動を停止させる。
【0015】
【考案の作用及び効果】
以上のように本考案の工具用回転棚装置によれば、工具出し入れ口の開閉用シ ャッターに、ラック呼び出し位置にあるラックの収納工具を外から視認するため の透明板装着覗き窓を設けたので、工具出し入れ口を前記シャッターで閉じた状 態で外から工具出し入れ口の内側に呼び出されたラック内の工具の種別等を容易 に識別することが出来る。
【0016】 従って、ラックの起動停止をマニュアル操作で行って、目的の工具が収納され ているラックを前記工具出し入れ口に呼び出す場合でも、工具出し入れ口を前記 シャッターで閉じておくことが出来るので、工具出し入れ口に誤って手先等が入 り込んで、回動するラック内の工具によって大怪我をする恐れが無くなり、安全 性が向上する。
【0017】 特に、実施例にも示したように、ラック内に収納されている工具の刃先が前記 工具出し入れ口側に向くような工具収納用ラックが使用されている場合、ラック の回動時に工具出し入れ口を開いておかなければならないときは非常に危険であ るが、本考案によれば、マニュアル運転時でもシャッターで前記工具出し入れ口 を閉じておくことが出来るので、危険性は全く無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転棚装置全体の正面図である。
【図2】 同装置の縦断側面図である。
【図3】 同装置の要部の拡大縦断側面図である。
【図4】 同装置の要部の正面図と制御系を説明するブ
ロック線図である。
【図5】 制御手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…循環経路、 6…駆動チェン、 7…工具収納用ラック、 8…モーター、 10…ラック呼び出し位置、 11…昇降自在な開閉シャッター、 12…工具出し入れ口、 15A,15B…工具、 16,17…工具保持部、 18,19…透明板装着覗き窓、 20…シャッター閉じ限センサー、 21…制御装置、 22…モーターコントローラー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環経路に於いて回動可能な多数の工具収
    納用ラックを備え、前記循環経路中に設定したラック呼
    び出し位置に隣接して、開閉用シャッターを備えた工具
    出し入れ口を設けた工具用回転棚装置に於いて、前記開
    閉用シャッターに、前記ラック呼び出し位置にあるラッ
    クの収納工具を外から視認するための透明板装着覗き窓
    を設けて成る工具用回転棚装置。
  2. 【請求項2】前記各ラックには、当該ラックが前記工具
    呼び出し位置にあるときに工具刃先が前記工具出し入れ
    口に向かって斜め上方に傾斜する向きに工具基部を嵌脱
    自在に保持する工具保持部を設けられて成る請求項1に
    記載の工具用回転棚装置。
JP5104391U 1991-06-05 1991-06-05 工具用回転棚装置 Pending JPH04135508U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616318U (ja) * 1992-02-14 1994-03-01 株式会社大日パレット製作所 部品、素材類の取り出し装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960827