JPH0737673Y2 - 自動麻雀卓 - Google Patents

自動麻雀卓

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JPH0737673Y2
JPH0737673Y2 JP40465290U JP40465290U JPH0737673Y2 JP H0737673 Y2 JPH0737673 Y2 JP H0737673Y2 JP 40465290 U JP40465290 U JP 40465290U JP 40465290 U JP40465290 U JP 40465290U JP H0737673 Y2 JPH0737673 Y2 JP H0737673Y2
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JP
Japan
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tiles
mahjong table
mahjong
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stirring
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JP40465290U
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JPH0492288U (ja
Inventor
藤 明 雄 佐
Original Assignee
株式会社協和産業
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動麻雀卓に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来自動麻雀卓として、麻雀牌の攪拌、
姿勢制御、築牌、天板上への配列、サイコロの目出し、
麻雀牌投入用の天窓の開閉等を自動的に行うものが使用
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の自動麻雀卓に
おいては、牌の攪拌から天板上までの配列、サイコロの
目出し、天窓の開閉等の過程において、牌つまり等種々
の支障が生じる場合がある。その支障の発生個所や発生
原因は自己診断手段にて表示手段に表示される。使用者
は簡単な場合には障害の原因を排除して、ゲームを続行
することができる。この麻雀卓は一般的に賃貸業者が麻
雀荘、ホテル、旅館等に賃貸し、麻雀荘等が個々の使用
に賃貸する。この3者の間に麻雀卓の故障をめぐって、
賃借料の支払に関するトラブルが発生しがちである。つ
まり賃借している間に故障が発生して使用できなかった
ので賃借料を払わないということである。
【0004】本考案は自動麻雀卓が正常に働いたゲーム
の回数を計数して記録し、さらには異常発生の回数をも
計数記録して、麻雀卓の使用状態を適確に把握すること
により、貸方と借方の間の支払に関するトラブルの発生
を阻止しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、自動麻雀卓に牌の配列の完了を表示する表示ランプ
の点灯の回数を計数の上表示するカウンターを組込み、
さらに牌の攪拌から配列までの間に異常発生を表示する
表示ランプの点滅の回数を計数の上表示するカウンター
をも組み込んでいる。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例につき図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
【0007】自動麻雀卓は薄い箱形の本体(1)とその
上面の天板(2)を具備し、天板(2)は本体(1)に
蝶番(3)でふたのように開閉自在に連結されている。
天板(2)は4個の長孔(4)を有し、各長孔は右上が
りで横方向に延びている。これらの長孔内には麻雀牌用
の長方形の第1〜4のエレベーター(5)が設けられて
いて、こらのエレベーター(5)は長孔(4)とその下
方の間を上下動する。天板(2)の中央部にはサイコロ
攪拌部(6)とその周辺のゲーム進行制御部(7)が設
けられている。制御部(7)にはゲームスタートスイッ
チ(9)、サイコロ攪拌部と制御部の上下用のスイッチ
(10)、サイコロ攪拌用スイッチ(11)、親ランプ
(12)及び牌の配列の完了状態と配列に支障が生じた
状態を示す表示ランプ(13)が設けられている。
【0008】ゲームスタートスイッチ(9)を押すと、
サイコロ攪拌部(6)とゲーム進行制御部(7)が一体
に上昇して、これらの部分に相当する天板(2)の天窓
(14)が開かれ、この天窓(14)から牌を本体
(1)内に投入する。再びゲームスタートスイッチ
(9)を押すと、サイコロ攪拌部(6)とゲーム進行制
御部(7)が降下されると共に、エレベーター(5)が
降下して予め並べられた牌を支持して上昇し、天板
(2)上に牌が4ケ所に配列される。その間本体(1)
内に投入された牌は攪拌されて待機位置に築牌される。
スイッチ(10)は本体(1)内に入れ忘れた残りの牌
を本体内に入れるためにサイコロ攪拌部(6)と制御部
(7)を上下させるために使用される。
【0009】麻雀牌の攪拌手段として、円錐のターンテ
ーブル(15)が本体(1)内に回転可能に設けられ、
このターンテーブルをその両側のモーター(16)が傘
歯車(17),(18)と軸(19)を介して両方向に
回転される。
【0010】姿勢制御手段は、攪拌された牌を縦方向
に、また裏を上に各々統一するものである。この手段は
エレベーター(5)の交わる角部に設けられていて、傾
斜した牌の案内路(20)がターンテーブル(15)の
隣り合うエレベーター(5)の交わる部分まで延びてい
る。この案内路(20)にはひも状の無端コンベヤー
(21)が設けられ、その上側の部分が案内路の案内面
上に沿って角部方向に移動する。コンベヤー(21)は
ターンテーブル(15)と共通のモーター(16)で駆
動される。案内路(20)の上方には牌の厚みよりやや
大きい間隔をあけて阻止部材(22),(23)が設け
られ、これらの部材(22),(23)は表または裏を
向けた牌のみの通過を許し、横方向や縦方向の牌の通過
を阻止してターンテーブル(15)に戻す。案内路(2
0)の幅は、牌の幅とほぼ同一寸法であり、牌の縦方向
が案内路(20)の向きに一致しているときは、牌は案
内路(20)に沿って移動されるが、牌の縦方向が案内
路に対して横方向や斜め方向に向いているときには、牌
はその重力と案内路上の阻止部材(22)にて案内路か
らターンテーブル(15)上に落下される。案内路(2
0)の次には運搬部材(24)が設けられ、牌の裏を上
方に向けて案内路(20)に沿って送られると、運搬部
材(24)に磁力で吸着され、この運搬部材(24)で
次の支持部材(25)の位置まで送られる。牌の表が上
を向いた状態で案内路(20)上を移動すると、この牌
は運搬部材(24)に吸着されず、反転手段(図示せ
ず)で反転されて裏を上方に向ける。運搬部材(24)
は回転板(26)を介してモーター(27)で直線的に
往復動される。
【0011】牌の築牌手段は牌の向きと表裏を整えた牌
を、1列2段重ねにするものである。その手段として、
エレベーター(5)と平行にそれとほぼ同一寸法の支持
部材(25)を設け、この部材(25)に牌を押出し部
材(28)で押し出して1列に並べる。並べ終えると、
牌の高さの分だけ下降し、再び1列の牌の上に2段目の
牌を順次押出し部材(28)で押し出して重ねる。押出
し部材(28)は回転板(26)で往復動される。2段
1列に積み重ねられた牌は、他の押出し部材(29)で
エレベータ−(5)上に押し出される。この押出し部材
(29)はターンテーブル(15)と共通のモーター
(16)で往復動される。
【0012】築牌さた牌を天板(2)上に上昇させる手
段として、前記エレベーター(5)が使用される。この
エレベーター(5)も前記ターンテーブル(15)と共
通のモータ−(16)で上下される。
【0013】サイコロ(30)の目出し手段として、前
記攪拌部(6)が使用され、その攪拌部はその下方のモ
ーター(31)で駆動される。
【0014】牌投入用の天窓(14)の開閉手段とし
て、前記サイコロ攪拌部(6)と制御部(7)が使用さ
れ、この部分はモーター(32)で上下される。
【0015】この麻雀卓の使用の概略を説明する。スイ
ッチ(9)を押すとサイコロ攪拌部(6)と制御部
(7)が上昇して天窓(14)を開く。この天窓に牌を
投入して、再びスイッチ(9)を押すと天窓(14)が
閉じる。牌はターンテーブル(15)で攪拌されて、コ
ンベヤー(21)で案内路(20)に沿って押出し位置
まで送られる。その間牌はその高さが阻止部材(22)
で、向きが案内路(20)と阻止部材(23)で、表裏
の向きが運搬部材(24)と反転手段(図示せず)で各
々整えられる。さらに牌は押出し部材(28)で支持部
材(25)上に順次押し出されて1列に並べられると、
この支持部材が下降する。その牌の上に他の牌が同様に
1列並べられる。次いで牌はエレベーター(5)の上に
押出し部材(29)で押し出され、このエレベーターで
上昇される。このようにして2段1列の牌が天板(2)
上に4列配置される。その際表示ランプ(13)が点灯
して牌の配列完了を表示する。同時に電磁カウンター
(33)が計数してゲーム1回に相当する度数を表示す
る。上記表示ランプ(13)の次々の点灯に従って、電
磁カウンター(33)がその点灯回数を累積して表示す
る。スイッチ(11)を押すと、サイコロ(30)が攪
拌されてその目が定められる。これらの一連の動作は制
御部(34)制御される。
【0016】 上記の動作において、種々の異常が発生す
ることがある。例えば、サイコロ攪拌部(6)と制御部
(7)の上昇や下降が設定時間内に完了しなかったり、
または全く上下しなかったり、あるいは途中で停止した
りする場合、またターンテーブル(15)が回転を開始
しなかったり、開始しても途中で停止したりする場合、
あるいはエレベーター(5)が上下動しなかったり、上
下動の途中で停止したり、上下の正しい位置で停止しな
かったりする場合、牌の姿勢制御が設定時間内に完了し
なかったり、途中で停止したりする場合、牌の送りや1
列に並べたり積み重ねたりすることが設定時間内に完了
しなかったり、全く動作しなかったりする場合、牌が多
く築牌されたり少なく築牌される場合等がある。
【0017】 異常の発生を検知する手段として、ターン
テーブル(15)、そのテーブルの駆動モーター(1
6)の軸、姿勢制御用の駆動モーター(27)の軸等に
センサーを設けたり、これらのモーターの回路に流れる
過電流を検知する手段を設けたりして、異常が発生する
と、その発生を検知手段が検知して制御部(39)に送
られ、制御部が異常発生個所と発生原因を直ちに診断し
て、予め定められた記号例えば数字にて発光ダイオード
を利用した表示部材(35)に表示する。この表示手段
として音声等も利用できる。
【0018】 この異常発生の際、表示ランプ(13)が
点滅して直ちに使用者に知らせる。同時にその点滅に関
連して他の電磁カウンター(36)が異常発生を1回毎
に計数し、ゲームの支障回数に相当する度数を累積して
表示する。異常発生の原因が簡単な場合、例えば牌が案
内路(20)、阻止部材(22),(23)、運搬部材
(24)や押出し部材(28)等にてつまったり、エレ
ベーター(5)や支持部材(25)や押出し部材(2
9)で円滑に送られなかった場合には、天板をあけて牌
を取り出すなどして簡単に異常原因を排除して、ゲーム
を続行することができる。
【0019】
【考案の効果】本考案は上記のように、自動麻雀卓にお
いて、攪拌された牌の配列が完了されたことを示す表示
ランプ(13)の点灯回数をカウンター(33)で計数
してその数値を表示するように構成されているので、麻
雀卓の正常なゲーム回数が正確に把握され、貸方と借方
の間で麻雀卓の適正な使用に関するトラブルの発生を阻
止することができる。また牌の攪拌から配列までの間で
支障が発生することを示すパイロットランプ(13)の
点滅をもカウンター(36)で計数してその数値を表示
する構成により、正常に働いたゲームの回数と異常発生
回数を比較して、ゲームが続行できたか否か一見して判
明し、一層貸方と借方との間にトラブルが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動麻雀卓の平面図である。
【図2】内部機構を一部省略した図1のII−II線断
面図である。
【図3】天板を省略して内部構造を示す上記自動麻雀卓
の平面面である。
【符号の説明】
1 麻雀卓の本体 2 天板 4 長孔 5 エ
レベーター 6 サイコロ攪拌部 7 ゲーム進行
制御部 9 ゲームスタートスイッチ 10サイコ
ロ攪拌部と制御部の上下用スイッチ 11 サイコロ
攪拌用スイッチ12 親ランプ 13 パイロットラ
ンプ 14 天窓 15 ターンテーブル 16
モーター 20 案内路 22 阻止部材 2
3阻止部材 24 運搬部材 25 支持部材
26 回転板 27 モーター 28 押出し部材
29 押出し部材 30 サイコロ 31モー
ター 32 モーター 33 電磁カウンター
34 制御部35 表示部材 36 電磁カウンター

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 麻雀牌の攪拌から配列まで自動的に行う
    自動麻雀卓において、攪拌から配列までの行程の開始
    指令するスタートスイッチと、配列の完了を点灯表示す
    る表示ランプと、この表示ランプの点灯に関連してその
    点灯回数を計数の上表示するカウンターの構成にて、
    雀のゲーム数を記録することを特徴とする自動麻雀卓。
  2. 【請求項2】 記表示ランプは、さらに攪拌から配列
    までの行程にて異常が発生した場合には点滅してその発
    生を表示する機能を有し、前記カウンターは、上記表示
    ランプの異常発生の表示点滅に関連してその回数を計数
    の上表示する機能を有し、これにて麻雀のゲームに対す
    る障害の発生回数を記録することを特徴とする請求項1
    に記載の自動麻雀卓。
JP40465290U 1990-12-26 1990-12-26 自動麻雀卓 Expired - Lifetime JPH0737673Y2 (ja)

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JPH0492288U JPH0492288U (ja) 1992-08-11
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JP40465290U Expired - Lifetime JPH0737673Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 自動麻雀卓

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JP2691856B2 (ja) * 1993-11-24 1997-12-17 エムテックスマツムラ株式会社 自動麻雀卓における電子サイコロ装置を用いるトラブル表示装置

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