JPH04134878U - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

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JPH04134878U
JPH04134878U JP5025491U JP5025491U JPH04134878U JP H04134878 U JPH04134878 U JP H04134878U JP 5025491 U JP5025491 U JP 5025491U JP 5025491 U JP5025491 U JP 5025491U JP H04134878 U JPH04134878 U JP H04134878U
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JP
Japan
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pattern
land
printed wiring
solder
window
Prior art date
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Pending
Application number
JP5025491U
Other languages
English (en)
Inventor
秀道 南浦
充幸 長島
浩二 斉藤
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP5025491U priority Critical patent/JPH04134878U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】プリント配線基板において目視検査の際に半田
ブリツジを容易に目視確認し得るようにする。 【構成】光透過性の絶縁基板2のパターン面3に形成さ
れた多端子部品のランドパターンに対応する位置に、当
該ランドパターンを透視確認できるような窓6を形成す
る。 【効果】半田付作業の際に半田ブリツジが生じたか否か
を簡易に確認し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプリント配線基板に関し、特に両面型プリント配線基板に適用して好 適である。
【0002】
【従来の技術】
従来、集積回路によつて構成されたいわゆるIC部品には、その集積化、高密 度化及び小型化が進んだ結果、IC部品の端子及び端子間の幅は狭くなつて来て おり、これに従つて配線パターンにおける当該端子の接続部間、すなわちランド 間の幅も狭くなりつつある。
【0003】 このため、例えば演算機能等の信号処理機能を有するIC部品の端子を、プリ ント配線基板の配線パターン面上に形成されたランドに半田付けする作業の際に 、半田がランドからはみ出して隣のランド上の半田と接触又は結合して、いわゆ る半田ブリツジを生じる結果になることがある。
【0004】 この半田ブリツジは電気信号的なシヨートを起こす原因の1つであり、シヨー トによつて当該半田ブリツジの生じたIC部品が破損するおそれがあると共に、 他の部品をも破損させるおそれがあるため、半田付け後には半田ブリツジの有無 を確認する必要がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、半田ブリツジを簡易に検査する方法として目視検査があるが、この 目視検査においては、大きな半田ブリツジならばはつきりと目視確認し得るが、 小さな半田ブリツジでは見つけ難く、このため半田ブリツジは表面実装型IC部 品の端子をランドに半田付けした結果を目視検査する際の問題となつている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 かかる課題を解決するため本考案においては、少なくとも一面に配線パターン 面3を形成した光透過性の絶縁基板2を具え、配線パターン面3の一部を形成す る多端子接続用ランドパターン10に対応するパターン部分を除去して窓6を形 成した。
【0007】
【作用】
少なくとも一面に配線パターン面3を形成した光透過性の絶縁基板2の配線パ ターン面3の一部を形成する多端子接続用ランドパターン10に対応するパター ン部分を除去して窓6を形成したことにより、窓6を透過する配線パターン面3 上方から照射した検査光を裏面から目視する際、半田ブリツジが検査光を遮り、 影として現れることにより、半田ブリツジの有無を容易に目視確認し得る。
【0008】
【実施例】
以下図面について、本考案の一実施例を詳述する。
【0009】 図1において、1は全体として両面にパターンを有する、いわゆる両面型のプ リント配線基板を示し、光透過性の紙フエノール基材を用いて作られた絶縁基板 2を有する。
【0010】 絶縁基板2の上面側の配線パターン面には銅箔の配線パターン3が形成され、 また下面側のアースパターン面に銅箔のアースパターン4が形成されている。
【0011】 この場合、アースパターン4はアースパターン面全体を覆うように付着され、 これにより配線パターン3上に実装される電子部品における信号処理動作に、外 部からの高周波ノイズの影響を受けないようなシールド効果をもつようになされ ている。
【0012】 因に、IC部品は外部からの高周波ノイズの影響を受けやすいためこの実施例 においては、配線パターン面及びアースパターン面ともに、図2の破線12で示 すIC部品7本体の実装位置下方に銅箔のパターンが付着している。
【0013】 さらに、プリント配線基板1は回路の保護及び絶縁性の安定化のため、配線パ ターン面及びアースパターン面ともに保護皮膜5で覆われている。
【0014】 IC部品7は、表面搭載用多端子型のフラツトパツケージ型ICであり、側面 壁から突出した多数の端子8が階段状に折り曲げられて先端部8Aが絶縁基板2 の表面と平行になるように配線パターン3のランド3A上に載ると共に、この状 態で半田9によつて先端部8Aとランド3Aとが電気的かつ機械的に一体に接線 されるようになされている。
【0015】 かくしてIC部品7は、端子8が半田9によつてパターン面上に形成されたラ ンド3Aに固着されることによりプリント配線基板1上に実装される。
【0016】 以上の構成に加えて、アースパターン4の上述のランド3Aと対向する位置に は、絶縁基板2の表面を露出させるような半田付結果確認用窓6が形成されてい る。
【0017】 図1のIC部品7の周囲の部分を図2において二点鎖線13によつて囲まれた 範囲として示すように半田付結果確認用窓6は、一連の端子群でなる端子8のう ち、実装的に半田9が付着する範囲を全体として内部に含むような位置、大きさ 及び形状をもつように形成されている。
【0018】 この実施例の場合IC部品7は、ほぼ正方形の平面形状を有し、各辺から直角 方向に外方にかつほぼ平行に一群の端子群を突出させており、当該端子群の各端 子に整合するように複数のランド3Aがほぼ等間隔に並んで形成されている。
【0019】 ここでランドパターンを含んで配線パターン3の表面には、保護皮膜5で覆わ れているが、実線で示されている枠5A、5B、5C、5Dで囲まれる範囲は端 子8を半田付けする際の妨げとならないように保護皮膜5が塗布されておらず、 かくしてランド3A及び絶縁基板2の表面が露出している。
【0020】 またアースパターン4側には、上述の枠5A、5B、5C、5Dと対向する位 置に、長さ及び幅が共に対向する枠とほぼ等しく又は少し大きくなるように破線 で示す窓6A、6B、6C、6Dが形成されている。
【0021】 以上の構成において、プリント配線基板1の半田付け作業の終了時に、半田付 け結果が良好であるか否かを検査する。
【0022】 すなわち、両面プリント配線基板1の上方から、例えば平行光でなる検査光を 照射し、プリント配線基板1の下方から窓6の透過光を目視する。
【0023】 このとき、銅箔で形成されたランド3Aは検査光を遮光するのに対して、ラン ド3A間の絶縁基板2は検査光を透過することにより、図3に示すようにランド 3Aの影3AXが窓6B、6C、6D内に、きれいなスリツト配列として縞模様 のように読み取り得る。
【0024】 ところが端子8をランド3Aに半田付けする際に半田ブリツジが生じた場合、 図3の窓6Aについて示すように半田ブリツジが検査光を遮光することにより、 半田ブリツジの影9Aがランド3Aの影3AX間に生じる。
【0025】 この影9Aはきれいなスリツト配列を乱すような像になるので検査員が他部か ら簡単に見分けることができ、かくして半田ブリツジの有無を容易に確認し得る 。
【0026】 ここで図3の二点鎖線で囲まれる部分は、図2の二点鎖線で囲まれる配線パタ ーン面上の範囲と対向するアースパターン面上の範囲である。
【0027】 以上の構成によれば、配線パターン面に形成されたIC部品7の端子8と対向 するアースパターン部分に、絶縁基板2が露出する窓6A、6B、6C、6Dを 形成したことにより、絶縁基板2の透過光を利用して半田ブリツジの有無を容易 に確認することができ、かくして不良基板の摘出を容易になし得る。
【0028】 なお、上述の実施例においては、絶縁基板2が紙フエノール基材から作られる 場合について述べたが、本考案はこれに限らず、紙エポキシ等の他の紙基材、さ らにはガラス基材であつても良く、要は光透過性の絶縁基板2を用いれば良い。
【0029】 また上述の実施例においては対向する枠と同じ大きさになるようアースパター ン4を除去することにより窓6を形成するようにしたが、本考案はこれに限らず 、アースパターン面上でランドと対向するアースパターン部分だけを除去するよ うにしても良い。
【0030】 さらに、上述の実施例においては、正方形の平面形状を有し、側面壁四方から 端子8が突出したIC部品7と対応するランドパターン10について半田ブリツ ジの有無を検査する場合に本考案を適用したが、本考案はこれに限らず、要は表 面実装型多端子部品の端子群をランドパターンに半田付けする際の半田ブリツジ の有無を検査する場合に適用するならば、表面実装型多端子部品がいかなる形状 であつても適用し得る。
【0031】 さらに上述の実施例においては、両面にパターンを有するプリント配線基板1 に本考案を適用する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、片面プリン ト配線基板に適用しても良い。
【0032】 さらに上述の実施例においては、パターン基材として銅箔を利用する場合につ いて述べたが、本考案はこれに限らず、要は配線パターン3の上方から検査光を 照射し裏面から透過光を目視する際に、スリツト配列としての縞模様が確認し得 るように遮光又は減光するパターン基材であれば適用し得る。
【0033】
【考案の効果】
上述のように本考案によれば、光透過性の絶縁基板2の配線パターン面に形成 された表面実装型多端子部品のランドパターンについて、アースパターンを除去 した窓を形成するようにしたことにより、半田付結果の検査時において半田ブリ ツジの有無を容易に目視確認でき、かくして不良基板の摘出を容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるプリント配線基板の一実施例を示
す断面図である。
【図2】図1のプリント配線基板の配線パターン面上の
一部に形成されたランドパターンと対向するアースパタ
ーン面に形成された窓を示す透視図である。
【図3】窓内の影像を示す正面図である。
【符号の説明】
1……プリント配線基板、2……絶縁基板、3……配線
パターン、3A……ランド、4……アースパターン、6
……窓、10……ランドパターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一面に配線パターン面を形成し
    た光透過性の絶縁基板を具え、上記配線パターン面の一
    部を形成する多端子接続用ランドパターンに対応するパ
    ターン部分を除去して窓を形成したことを特徴とするプ
    リント配線基板。
JP5025491U 1991-06-04 1991-06-04 プリント配線基板 Pending JPH04134878U (ja)

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JP5025491U JPH04134878U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 プリント配線基板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025491U JPH04134878U (ja) 1991-06-04 1991-06-04 プリント配線基板

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JPH04134878U true JPH04134878U (ja) 1992-12-15

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ID=31927724

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