JPH04133565U - 丸鋼材端面の面取機 - Google Patents

丸鋼材端面の面取機

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Publication number
JPH04133565U
JPH04133565U JP4885891U JP4885891U JPH04133565U JP H04133565 U JPH04133565 U JP H04133565U JP 4885891 U JP4885891 U JP 4885891U JP 4885891 U JP4885891 U JP 4885891U JP H04133565 U JPH04133565 U JP H04133565U
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JP
Japan
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round steel
steel material
ground
main body
machine
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Pending
Application number
JP4885891U
Other languages
English (en)
Inventor
友重 埴田
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
Priority to JP4885891U priority Critical patent/JPH04133565U/ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留まり良く丸鋼材端面のバリを除去するこ
とを目的とする。 【構成】 機台3上に案内手段2を介して被研削丸鋼材
Aに対して接離移動可能に装置本体1を載設する。装置
本体1には、被研削丸鋼材Aの停止位置決め機構22
と、回転する被丸鋼材Aの押さえローラ機構27と、回
転砥石機構9、並びに揺動機構19を関連配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、丸鋼材先端面周縁の面取機に係り、特に丸鋼材を熱間でソーカット した際に発生するバリを除去する2段面取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
丸鋼材を例えば鋸刃で切断した場合、切断面周縁に切断刃物(鋸刃)で押し出 される部片、即ちバリが発生する。この現象は特に熱間で切断した際に顕著に現 れるものであって、このバリを除去する手段として面取機が使用されている。
【0003】 従来使用されている面取機は、Vローラで送り込まれる丸鋼材の先端位置を決 定する位置決め機構と、駆動ローラ上で回転する丸鋼材を安定させる押さえロー ラ機構と、定位置で回転する前記丸鋼材の先端面周縁を研削しバリを除去する回 転砥石及びその駆動手段並びに操作手段を備えた回転砥石機構とによって構成さ れていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の面取機は、定位置で回転する丸鋼材の先端面周縁に向か って砥石を対位させ、削り込むといういわゆる1段階動作の研削であるため、バ リが先端縁から更に後方へ成長しているいわゆる異バリが存在している場合、こ れを除去するためには、先端部分が径小になりすぎて歩留まりが悪くなるという 問題が残されていた。
【0005】 本考案は、この問題を解決するためになされたもので、必要に応じて回転砥石 の位置を変え、丸鋼材先端縁から軸方向周面の研削へ移行させることができる面 取機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案に係る面取機は、機台上に案内手段を介し て被研削丸鋼材に対して接離摺動可能に装置本体を載設すると共に、装置本体に は、被研削丸鋼材の停止位置決め機構と、回転する被研削丸鋼材の押さえローラ 機構と、被研削丸鋼材の先端面周縁に発生するバリを除去するための回転砥石機 構、並びにこの回転砥石機構の揺動機構を関連配置しているのである。
【0007】
【作用】
本考案においては、被研削丸鋼材の先端面周縁部の第1段面取りと、更に回転 砥石の位置変更による前記先端面周縁に続く周縁部の第2段面取り研削が行なわ れる。
【0008】
【実施例】
以下本考案を、図1〜図3に示す一実施例に基づいて説明する。 図1は本考案装置の正面図、図2は同じく側面図、図3は本考案装置を用いた 場合の面取り状態を示す図である。
【0009】 1は装置本体であり、これは案内手段2を介して機台3上に載設されている。 この案内手段2はバリ取りをせんとする被研削丸鋼材Aに対して前記装置本体1 が接離移動可能な如く機台3上に並設されたレール4と、装置本体1側に取付け られたガイドシュー5から成り、これらによって装置本体1は被研削丸鋼材Aに 対する接離摺動が可能となる。
【0010】 6は前記機台3の後端部に載設された作動装置であり、本実施例ではシリンダ ー7が採用されている。つまりシリンダー7のロッドを連結具8を介して装置本 体1に連結し、前記ロッドの出入動作によって装置本体1を所要量被研削丸鋼材 Aに対して接離移動させるものである。
【0011】 9は回転砥石機構であり、砥石10を回転自在に支持する軸受11は、支杆1 2及び支軸13を介して装置本体1に回動自在に支持され、更に前記支杆12の 後端部には受台14を取付けて、これにモータ15を載設し、このモータ15の 回転を前記砥石10に伝達すべくモータ15の出力軸及び砥石10の回転軸端に それぞれベルト車16・17を設け、両ベルト車16・17をベルト18で連結 している。
【0012】 19は砥石10を上下に揺動させるシリンダーであり、これを作動させること によって前記支杆12が支軸13を支点として回動し、被研削丸鋼材Aの先端面 周縁に対する砥石10の削り込み量つまり面取り量が調整される。前記シリンダ ー19は、腕杆20を介して装置本体1に取付けられており、前記腕杆20は、 ハンドル操作による位置調整手段21によって上下に回動操作される。つまりこ の操作調整によって回転砥石機構9の装置本体1に対する基本姿勢が決定される ものである。
【0013】 22は被研削丸鋼材Aの停止位置決め機構であり、支軸23により装置本体1 に取付けられた回動レバー24と、これを作動させるシリンダー25と、前記回 動レバー24の先端に取付けたストッパー26とから構成されている。つまり前 記シリンダー25を作動させることによって、ストッパー26の位置が決定され 、これによって前記砥石10に対する被研削丸鋼材Aの適正な停止位置が確定さ れるのである。
【0014】 27は被研削丸鋼材Aの押さえローラ機構であり、これは回転する被研削丸鋼 材Aを安定保持させるもので、対を成すアイドルローラ28・28及びこれを支 持するリンク機構29、更には該リンク機構29を動作させ前記アイドルローラ 28・28を上下動させるシリンダー30を備えている。そして、シリンダー3 0を作動させることにより、対を成すアイドルローラ28・28で被研削丸鋼材 Aの先端部を外周から押さえるのである。
【0015】 図3は本考案装置を用いた場合の研削の作用図であり、先ずシリンダー25を 作動させてストッパー26を所定位置に位置せしめ、この状態下で被研削丸鋼材 Aを搬入して停止位置決めをする。次に、シリンダー30を作動させて前記被研 削丸鋼材Aの先端部の外周面をアイドルローラ28・28で押さえて被研削丸鋼 材Aの回転を安定保持させる。
【0016】 その後、シリンダー25を作動させてストッパー26を元の位置に戻した後、 被研削丸鋼材Aを回転せしめ、同図(a)に示すように砥石10を被研削丸鋼材 Aの先端面周縁つまり切断角部イに対位させ、この状態でモータ15を回動させ て砥石10を回動させると共に、シリンダー19を作動して砥石10を被研削丸 鋼材Aに押し当ててその先端面周縁を研削する。これにより、前記先端面周縁イ には同図(b)に示すように所定の斜角研削部ロが形成されるが、この場合には まだバリが残っている。
【0017】 そこで、次にシリンダー19を作動させて砥石10を元の位置に戻した後、シ リンダー7を作動させ、装置本体1を同図(b)に示すように所要量被研削丸鋼 材Aに対して接近させたところで再び前記と同様の研削動作を開始すると、前記 先端面周縁イに続く周面部のバリは同図(C)に示すように完全に研削除去され る。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、機台上に案内手段を介して被研削丸鋼材に対し て接離摺動可能に装置本体を載設すると共に、装置本体には被研削丸鋼材の停止 位置決め機構と、回転する被研削丸鋼材の押さえローラ機構と、被研削丸鋼材の 先端外周面に発生するバリを除去するための回転砥石機構、並びにこの回転砥石 機構の揺動機構を関連配置したので、被研削丸鋼材の先端面周縁を対象とする第 1段研削と、この先端面周縁に続く円周面を対象とする第2段研削を行なうこと ができ、特に熱間切断によって発生する異バリの除去が達成でき、しかも研削量 を最少限にとどめることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】研削作用説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 案内手段 3 機台 6 作動装置 9 回転砥石機構 10 砥石 19 揺動機構 22 停止位置決め機構 27 押さえローラ機構 A 被研削丸鋼材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台上に案内手段を介して被研削丸鋼材
    に対して接離摺動可能に装置本体を載設すると共に、装
    置本体には、被研削丸鋼材の停止位置決め機構と、回転
    する被研削丸鋼材の押さえローラ機構と、被研削丸鋼材
    の先端面周縁に発生するバリを除去するための回転砥石
    機構、並びにこの回転砥石機構の揺動機構を関連配置し
    たことを特徴とする丸鋼材端面の面取機。
JP4885891U 1991-05-30 1991-05-30 丸鋼材端面の面取機 Pending JPH04133565U (ja)

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JP4885891U JPH04133565U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 丸鋼材端面の面取機

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JP4885891U JPH04133565U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 丸鋼材端面の面取機

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JPH04133565U true JPH04133565U (ja) 1992-12-11

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ID=31927136

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JP4885891U Pending JPH04133565U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 丸鋼材端面の面取機

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