JPH0413026Y2 - - Google Patents

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JPH0413026Y2
JPH0413026Y2 JP15310986U JP15310986U JPH0413026Y2 JP H0413026 Y2 JPH0413026 Y2 JP H0413026Y2 JP 15310986 U JP15310986 U JP 15310986U JP 15310986 U JP15310986 U JP 15310986U JP H0413026 Y2 JPH0413026 Y2 JP H0413026Y2
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machine frame
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、前面枠と機枠とが密接状態にない
ことを確実に検出することができるように、前面
枠の開閉検出器を設けると共に、この開閉検出器
の止着部材により機枠の補強を図つたパチンコ機
に関する。
<従来の技術> 周知のように、パチンコ機における前面枠は、
遊技盤や発射装置などを取付ける重要な部材であ
つて、一側がヒンジ部材により機枠に蝶着されて
開閉可能に支持され、他側には施錠装置などを有
する係止手段が設けてある。
また、機枠は木材等の板材を枠組みした構造材
であつて、この機枠は上記のように前面枠をヒン
ジ部材で開閉可能に支持している。
更に、機枠の下方部分の前面には前飾板を設
け、この前飾板の上縁で閉止状態の前面枠の下縁
を支持している。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の前面枠と機枠との間には、前面
枠が開放状態にあること、あるいは完全に閉止さ
れていることを検出する手段が何ら設けられてい
ないので、前面枠の閉止状態を目で確認している
のが現状である。従つて、前面枠が僅かに開いて
いる状態を見過ごして遊技を行つた場合に、遊技
の途中で前面枠が開いて遊技を中断しなければな
らないことがある。また、前面枠の裏面に臨む球
補給装置や球還元機が作動中に前面枠が開くと、
球が大量に床に落ちることになる。更に、前面枠
の閉め忘れを利用して不正遊技を行う者も出現し
ており、一つの入賞口の価値が高い近時のパチン
コ機にあつては遊技店の被る損害が甚大となる。
一方、特別賞態様が形成されると短時間に多量
の入賞球が発生し、大量の賞球が排出されて、供
給皿及び受皿が満杯となる近年のパチンコ機にあ
つては、前面枠には重量のある裏機構部品を取付
けているので、木材等により形成されている機枠
に従来にない多大な荷重が加わる。従つて、機枠
を強固に枠組みする必要があるので、従来は単に
ヒンジ部材を構成する金属板の側縁を、機枠の隅
部の側縁に延設させたり、隅部に補強金具を取付
けて補強するに留まつている。従つて、従来の機
枠は、前面枠を開放した際にヒンジ部材に過大な
モーメントが加わり、機枠が変形して前面枠が閉
まらなくなつたり、きしんだりする。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記に鑑み提案されたもので、横枠1
4と左右の縦枠15,16と底枠17とにより四
辺を囲んだ機枠4の一側に前面枠3を開閉可能に
蝶着したパチンコ機1において、上記機枠の下方
部分の前面に前飾板13を添設し、該前飾板の後
面には上記した左右の縦枠を架橋する横補強板2
6を設け、上記前面枠の開放端側の前飾板及び横
補強板の上面には、平板状の載置部32と該載置
部から略90度屈曲した縁片33,34とを有する
プレート板31を上記機枠の前飾板の前縁に上記
縁片が係止する状態で固定し、上記プレート板の
載置部には、突出及び後退可能なボタン部30を
有し、このボタン部の運動によつて内部に収設し
た接点の切換を行う開閉検出器29を上記前面枠
の裏面に臨むように設け、前面枠が閉止して機枠
の前面に密接する状態ではボタン部が後退し、前
面枠が開いて機枠の前面との間に隙間が生じてい
る状態では隙間内にボタン部が突出するようにし
たものである。
<作用> 前面枠が開いて機枠の前面との間に隙間が生じ
ている状態ではプレート板に取付けた開閉検出器
のボタン部が上記隙間内に突出し、前面枠が閉じ
て機枠の前面に密接する状態では上記検出器のボ
タン部が後退し、ボタン部の運動により開閉検出
器内の接点が切り換わり、前面枠の開閉状態を電
気的に検出できる。
また、前飾板の後面に左右の縦枠を架橋するよ
うに添設した横補強板を上記プレート板で挟み込
むようにして密着固定することができ、機枠の剛
性を高めることができる。
(実施例) 以下、本考案を図面の実施例について説明す
る。
パチンコ機1の概要は、窓部2を有する額縁状
の前面枠3を、パチンコ機列の止着桟(図示せ
ず)に固定してある機枠4の一側に上ヒンジ部材
5及び下ヒンジ部材6により開閉可能に蝶着し、
該前面枠3の窓部2の開口縁に金属製の保持枠7
をネジなどにより止着し、該保持枠7内の上部に
ガラス収納枠8を、下部に供給皿9を有するパネ
ル10を各々開閉可能に取付け、前面枠3の表面
下方部分に受皿11と発射操作部12とを並べて
設け、機枠4の下ヒンジ部材6よりも下方の前面
には前飾板13を設けたものである。
機枠4は一般に横枠14、左右の縦枠15,1
6及び底枠17からなる構造材であるが、本考案
における機枠4の各枠の接続部分は段継ぎになつ
ている。即ち、第4図に示す横枠14と右縦枠1
6との接続部分では、横枠14の先端部分に切欠
部18を設けると共に突出部19を形成し、右縦
枠16の上端部分に上記横枠14の切欠部18及
び突出部19に対応する凸部20及び凹部21を
設け、切欠部18と凸部20とを、突出部19と
凹部21とを互いに嵌合させ、相手方の長手方向
に向つて釘22を打ち付ける。また、本考案にお
ける機枠4の接続部分には更に隅補強金具23を
添設する。隅補強金具23は第4図に示すよう
に、ほぼ鉤形の取付部24と、該取付部24の内
縁に屈曲形成した屈曲部25とを有する断面ほぼ
L字状である。そして、取付部24を各枠の裏面
に密着させると共に、屈曲部25を各枠の内縁に
係止させ、取付孔24′を通してネジなどを打ち
込む。尚、第3図に示す実施例では、右縦枠16
の上下の隅と左縦枠15の下隅とに隅補強金具2
3を添設して、左縦枠15の上隅には隅補強金具
23を設けずに、上ヒンジ部材5で横枠14と左
縦枠15の接続部分を覆つて接続部分の補強を兼
用している。
機枠4の下方部分の前面、即ち前面枠3の下方
には前飾板13を添設する。この前飾板13の後
面には左右の縦枠15,15を架橋する横補強板
26を設け、該横補強板26の両端を縦枠15,
16の内面に添設した縦補強板27で支える。
尚、下ヒンジ部材6は前飾板13と横補強板26
とが重合している位置に取付ける。
上記のような構成の本考案における機枠4は、
隅補強金具23及び両補強板26,27によつて
強固に補強されているので、剛性が高く、ねじれ
たり変形することがない。
そして、上面を揃えた重合状の前飾板13と横
補強板26の中程にはすべり金具28を設ける。
このすべり金具28は前面枠3の下面を支え、前
面枠3を上下のヒンジ部材5,6を支点にして開
閉する際の摩擦抵抗を減少させると共に、前面枠
3及び前飾板13の破損を防止するものである。
機枠4の前面枠3の裏面に臨む位置には開閉検
出器29を設ける。この開閉検出器29は、常態
ではケース外部に突出しているが、圧力を加える
とケース内部に後退するボタン部30と、ケース
内部に収設された接点機構とを有する所謂マイク
ロスイツチからなる。この開閉検出器29は図面
の実施例によれば、前面枠3の開放端側の前飾板
13及び横補強板26の上面に設けたプレート板
31に取付けている。プレート板31は、開閉検
出器29を載せる平板状の載置部32と、該載置
部32の前縁に下向きに略90度屈曲して設けた前
縁片33と、該前縁片33と対向状に後縁の中程
まで設けた後縁片34とからなる。また、載置部
32には開閉検出器29の取付孔35を設けると
共に、プレート板31を機枠4の前飾板13また
は横補強板26に固定する固定孔36を設ける。
上記前縁片33と後縁片34とで前飾板13及び
横補強板26を挟み込むようにする。
そして、開閉検出器29を取付けたプレート板
31を機枠4の前飾板13及び横補強板26を挟
み込むようにして固定する。このとき、前面枠3
が開いて機枠4との間に隙間が生じている状態で
は開閉検出器29のボタン部30が上記隙間に突
出するが、前面枠3が確実に閉まつて前面枠3と
機枠4とが密接する状態ではボタン部30が開閉
検出器29内に後退するように配置する。そし
て、例えば前面枠3が閉止状態のときに開閉検出
器29の接点が閉じ、前面枠3が開放状態のとき
接点が開くように配線する。即ち、前面枠3が閉
止状態のときに表示装置などの回路がONし、前
面枠3が開放状態のときに回路がOFFするよう
に配線するのである。
上記のような開閉検出器29の出力を遊技場の
管理室の管理装置に連絡させて、前面枠3の開放
を警告したり、球補給装置や球還元機の作動を停
止させる。また、発射モータや遊技部の各種検出
器を作動不能にして遊技を停止させてもよい。こ
の場合は、前面枠3が開放している状態では遊技
ができないので不正遊技を阻止することができ
る。
尚、開閉検出器29の接点を上記とは逆に前面
枠3が開放している状態でONするようにしても
よく、この場合にはランプやブザーなどの各種表
示装置が作動するようにできる。また、上記実施
例では開閉検出器29をプレート板31を介して
機枠4に取付けているが、すべり金具28を介し
て取付けるようにしてもよい。しかし、開閉検出
器29の取付け位置は前面枠3の回動支点、即ち
ヒンジ部材5,6からなるべく離れた位置の方が
回動角度に対する変位量が大きくなるので確実な
検出を行うのに好適である。
上記のような本考案によれば、前面枠3の開閉
状態を電気的に検出することができるので、前面
枠3の閉め忘れがあつても確実に発見でき、不正
遊技の機会を与えない。また、球補給装置や球還
元機の作動を停止するようにすれば、前面枠3が
不用意に開いた場合であつても機枠4から球が流
出することを未然に防止できる。更に、機枠4を
横補強板26ら縦補強板27で強固に補強すると
共に、前飾板3と横補強板26とをプレート板3
1で挟み込むように固定しているので、前飾板1
3と横補強板26とを密着固定することができ、
前面枠3の開閉を繰り返しても前飾板13と横補
強板26とが分離してしまうことがない。従つ
て、機枠4の剛性が高まり、機枠4がねじれたり
変形することがなく、遊技に微妙な影響を与え
ず、安定した遊技を行うことができる。
以上、本考案を図面の実施例について説明した
が、本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更
しない限りどのようにでも実施できる。
<考案の効果> 本考案によれば、機枠に開閉可能に蝶着された
前面枠において、前面枠が完全に閉止していない
ことを電気的に検出することができるので、前面
枠の閉め忘れなどを容易に発見することができ
る。そして、前面枠の閉め忘れなどに起因する不
正遊技や球の流出などのトラブルを未然に防止す
ることができる。
また、本考案における機枠は、前飾板の後面に
左右の縦枠を架橋するように添設した横補強板
を、開閉検出器を取付ける載置部と縁片とを有す
るプレート板で挟み込むように密着固定している
ので、前飾板の経年変化による撓み及び変形を防
止し、前飾板と横補強板とを強固に固定して機枠
の剛性が高まるばかりではなく、前面枠を繰り返
し開閉しても前飾板と横補強板とが分離すること
のない耐久性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はパチン
コ機の概略正面図、第2図は第1図の−線に
おける概略断面図、第3図は機枠を裏面側から見
た斜視図、第4図は機枠の接続部を表わす組立斜
視図、第5図は開閉検出器とプレート板の組立斜
視図である。 1……パチンコ機、3……前面枠、4……機
枠、13……前飾板、14……横枠、15,16
……縦枠、26……横補強板、29……開閉検出
器、30……ボタン部、31……プレート板、3
2……載置部、33,34……縁片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横枠と左右の縦枠と底枠とにより四辺を囲んだ
    機枠の一側に前面枠を開閉可能に蝶着したパチン
    コ機において、上記機枠の下方部分の前面に前飾
    板を添設し、該前飾板の後面には上記した左右の
    縦枠を架橋する横補強板を設け、上記前面枠の開
    放端側の前飾板及び横補強板の上面には、平板状
    の載置部と該載置部から略90度屈曲した縁片とを
    有するプレート板を上記機枠の前飾板の前縁に上
    記縁片が係止する状態で固定し、上記プレート板
    の載置部には、突出及び後退可能なボタン部を有
    し、このボタン部の運動によつて内部に収設した
    接点の切換を行う開閉検出器を上記前面枠の裏面
    に臨むように設け、前面枠が閉止して機枠の前面
    に密接する状態ではボタン部が後退し、前面枠が
    開いて機枠の前面との間に隙間が生じている状態
    では隙間内にボタン部が突出するようにしたこと
    を特徴とするパチンコ機。
JP15310986U 1986-10-07 1986-10-07 Expired JPH0413026Y2 (ja)

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JP15310986U JPH0413026Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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JP15310986U JPH0413026Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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JPS6359684U JPS6359684U (ja) 1988-04-20
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JP15310986U Expired JPH0413026Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006158506A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機の外枠

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JP2006158506A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機の外枠

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JPS6359684U (ja) 1988-04-20

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